色々なイベントを通して八幡と親しくなった設定です名前の由来は一色いろはに引っ掻けてつけました
生徒会長三河香保里ルート編
あたしは三河香保里、なんの因果か一年の時に選ばれて生徒会長をしてしていますがこんなはずじゃなかったんですけどね
なんでこうなったかについては未だに疑問だらけですが副会長の本牧先輩を始め他の役員達との連携もバッチリでなんの問題もなく運営できてると思います
比企谷八幡と言う先輩の存在を認識したのは海浜との合同企画によるクリスマスイベントの打ち合わせの会議だった
訳のわからないことを言ってばかりで一向に進まない会議に苛ついたあたしは前任の城廻先輩に相談したら比企谷先輩のいる奉仕部に案内してくれた
そしてその比企谷先輩はその日の会議から出席してもらったんだけど呆れた海浜の生徒会執行部の人達は女子にしか目を向けず挨拶もなにもしないし求めもしない
庶務の女子らしき人は気付いたけど比企谷先輩がナゼか口止めしたけど…
翌日の会議では
同じ奉仕部部の川崎先輩の妹さんによる日本語喋れないの発言をきっかけに議長交代劇で一気に会議は進みあたし達のイベントは大成功を納め
その後バレンタイン、ホワイトデー、母の日に父の日に七夕とイベントをこなしてきて二校による合同イベントはら早くも定番化してきているし比企谷先輩のところにはいろんな勧誘が来ているそうです
イベント企画会社とか芸能プロダクションとかからも真剣に引き抜きしようとしているとか聞きましたからもしかしたら比企谷プロデューと言う未来があるのかもしれないですが
そう考えると不思議でしかたありませんがとにかく不思議な魅力を持つ先輩であるのは間違いありませんね
そしてもうすぐその先輩の誕生日が来ますプレゼントをなんにしようか思案中です
六月のあたし誕生日には先輩がデザインした可愛い先輩の手作りエプロンと先輩特製のマカロンをいただきましたから私もなにか特別感のある物を贈りたいと思ってます
しかし、あまり手先が器用とは言い難いあたしには手作りはかなりハードルが高いので検討の余地なく却下ですけど…
正直難しいですよ、この問題は
そう思いながら溜め息を吐き空を見上げてましたが家でボーッとしててもいい考えが浮かぶはずもないのでららぽに行ってみることにしました
夏のレジャー用品もそろそろ処分セールが始まる頃ですかね?
まぁ、インドア派の比企谷先輩はあまり縁は無さそう…
「あ、これなら…」
そう呟いて手に取ったのはクーラーバッグて比企谷先輩がお弁当入れに使ってるクーラーバッグが結構くたびれている事を思い出したんですよね
「うん、これなら大きすぎないし猫のプリント柄も可愛いよね、定価はそこそこするけど引き下げ価格ならそんなに高くないし…」
そう言ってレジに持っていき支払を済ませたら比企谷先輩とばったり出会しまじで…
何かよくわからないうちにフードコートで一緒に食事をすることなりまして先輩は暑さに負けずにラーメンを、あたしは盛岡冷麺を食べましたけど…良いのかな?
先輩に奢ってもらっちゃても?
そう思いながらちゃっかり奢ってもらいましたけど何かデートっぽくてラッキーでしたね
いつか比企谷先輩とデートがしたい
そう思いながら別れを告げ夏の午後の事でした
これでひとまずは八幡の誕生日編全編終了となりますm(__)m