distant day/dream   作:ナチュルの苗木

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#2  争いと過ちと過ちと

 

 争いの果てに滅びゆく、遠い世界の話。

 

 

   *

 

 侵略者との戦争に終止符が打たれ、大陸には平穏が訪れた。

 

 かつては争いあった原住民たちだが、戦争を通して戦いの苦しみや悲しみ、争うことの無為、協力することの意義を知ったことだろう。

 

 そして、平穏の尊さを。身を持って痛感したことだろう。

 

 しかしその平穏は長くは続かない。運命というべき何かは彼らをまだ戦いから解放してはくれなかった。争いの末に手を取り合い、争いの末に平穏たどり着いた彼らを、また戦場へと引きずり誘う。

 

 大陸を賭けた戦争において、原住部族が“敵”として戦線を交えたのは蟲だけではなかった。

 そう。宇宙より飛来した『ワーム』という化け物以外にも、渦中にて目を覚ました化け物の存在があった。

 

 欲深き邪悪なる神々『魔轟神』。

 

 争いの中、争いが呼び覚ました、あるいは争いのために行われた研究が呼び起こした太古の悪魔。

 自身らの趣向のため、度々戦乱に横槍を入れていた冒涜者は平穏を掻き乱す──いや、打ち砕くように、地上への進行を始めたのだ。

 

 それも、新たな力を引き連れて。

 本来彼らの住む『魔轟神界』から地上に来るためには世界の境界たる『混沌の門』を開く必要がある。これまでは門を開く力を持つ中級以上の神とそれに仕える『魔轟鬼』のみが地上へ気紛れに現れていたものだが、これも戦争の影響か、地上界と魔轟神界の境界は曖昧なものとなり果てには消滅。下級の悪魔さえも地上へ流れ出ることとなる。

 魔轟神界は3つの階層に分かれており、最下級である第一階層『魔界』、中位の第二階層『轟界』、最上級の『神界』となっている。今まで地上に姿に現していたのは門を開く力を持つ中級それ以上の者であったが、魔轟神は下級の『魔轟神獣』も使い魔として使役し地上を襲った。

 

 邪の神が求めるは戦。

 

 弱きを狩りのごとく襲った前例どおり、彼らは愉悦のために戦を興じる。

 

 そして此度、その最終的な目的は──地上の征服であった。

 

 

 地上とは異なる力を用いて各地を脅かす魔轟神たち。打倒するにあたって期待が集まったのは、侵略者との対戦の要となった『A・O・J(アーリー・オブ・ジャスティス)』。

 

 だが、『ワーム・ゼロ』との決戦で最高戦力まで出し切った兵器群では、魔轟神には力不足であった。

 

 そこで再び用いられたのは『ジェネクス』。これまで中枢コア、エネルギー源として利用されてきた機械は更なる軍事転用計画が立てられる。それはA・O・J兵器にレアル・ジェネクスを動力源として搭載し、それをジェネクスで制御する『A・ジェネクス』の開発だった。

 

 A・O・Jに参加していた各部族、『Xセイバー』『フレムベル』『霞の谷(ミスト・バレー)』『氷結界』の技術者たちは、それぞれの部族の特色を組み込んだA・ジェネクスの開発を試みる。

 

 XXセイバーモデル『A・ジェネクス・リバイバー』。

 フレムベルモデル『A・ジェネクスベルフレイム』。

 霞の谷モデル『A・ジェネクス・バードマン』。

 氷結界モデル『A・ジェネクス・ソリッド』。

 

 それぞれの開発は成功を納め、さらにその技術を部族同士で組み合わせるところまでいった。

 XXセイバー、フレムベル共同開発『A・ジェネクス・トライフォース』。

 霞の谷、氷結界共同開発『A・ジェネクス・トライアーム』。

 手を取り合うことを覚えた今の現住部族だからこそ成し得たものだろう。

 

 各地を襲う魔轟神に対抗する各部族たち。新兵器の開発もあり抵抗することができていた彼らだが、しかし魔轟神が戦力を集中させていたのはA・O・Jの技術を持つ表立った4部族でなく、『ジュラック』であった。

 

 

 火を纏いし恐竜、ジュラック。それは魔轟神が戦時中に目覚めた際、一番始めに矛先を向けた種族だ。それはあくまで“狩り”の対象であり、完全に道楽としてのものだった。大陸を巡る戦争の最中での出来事だ、それだけで魔轟神がどれだけ酔狂に生きるかが知れるのだが、加え狩りの対象とした理由までもが『近くにいた』からなのだから事極まる。

 そしてそれを迎撃したのが軽視されていたジュラックであり、それを因縁としてか魔轟神はジュラックへ戦力を増すようであった。

 

 戦いが続くにつれ、ジュラックの数は減っていった。以前に迎撃ができていたのもあくまで抵抗ができていたに過ぎず、そして今回の魔轟神は戯れ以上に征服という目的もある。軽視も薄れ、加えて魔轟神獣もいるのだから、以前と同じようにいくわけがないのだ。

 

 火を纏う恐竜という、おおよそ生物の食物連鎖では最上位に相当しそうな彼らもついには全体数の半数にまで数を減らした。そして絶滅の危機に陥った彼らは──最後の反撃へと転じる。

 

 生き残っていたジュラックが集結したのは火山。『ジュラック・タイタン』は噴火口に降り立ち怒りのまま持てる限りの力を解放し、噴火の如く噴き上げられた溶岩はジュラックたちを天へと押し上げた。

 天高く打ち上がったジュラックは、やがて、地上へと降り注ぐ。

 溶岩を纏い、魔轟神の割拠する元住処であった土地を目掛け隕石の如く大地に穴を開ける。そして砕かれた地面からは彼らの炎が包むのだ。

 

『ジュラック・メテオ』なる最大規模・体積のジュラックの存在もあり巣にいた魔轟神の部隊のおおよそは壊滅を迎える。

 

 生態系の最上位たる彼らが身と引き替えにまで敵を葬ったのは、ただではやられないという意地──否、誇りを護るためのものか。

 自らを賭して敵の殲滅に臨んだその光景は後に『ジュラック・インパクト』として語られる。

 

 しかしその最後の抵抗を持ってしても、各地の魔轟神は残っている。おろか、命を降り注いだ彼らの奮闘も虚しく、最大火力も魔轟神を完全に焼け尽くすに及ばずにいた。燃え盛る巣には未だ生存する悪しき神の姿があったのだ。

 

 恐竜の意志が無駄だったのかと言えば、しかしそうではない。

 

 ジュラック・インパクトによって火の海と化した土地は、あらゆる生命を灰へと返そうかというもの。そんなところに──新たな生命が芽生える。

 名を、『ネオフレムベル』。ジュラックたちの意志は放たれた炎へと宿り、新たな形へと誕生する。

 

 そして火の民へと形を変え集ったその想いは、火の民としての本能に導かれ、神話に名を残す古の焔神を呼び覚ます。

 

『エンシェント・ゴッド・フレムベル』。古来に培われたその焔の力は巣に残っていた魔轟神を焼き飛ばした。ジュラックの無念と執念ゆえか、焔の神の意向か、その跡には灰さえも残らなかった。

 

 

   *

 

『ジュラック・インパクト』を経て『魔轟神』の一部は消滅した。しかしながらあくまで一部に過ぎず。大陸中の戦争は激しさを増していった。

 

 侵略者『ワーム』と違えぬ勢いに現住部族たちは疲弊しきっていた。

 

 強大な敵、終わりの見えぬ戦い、以前と何も変わっていない戦いの日々。ようやく訪れた平和を打ち砕き現れたそれに地上の者は絶望さえ憶える。

 

 そして()()()()は、その戦況に終止符を打つ可能性を持つ最終手段を議題に上げた。

 

 ──『氷結界の龍 トリシューラ』。

 

 ワームの軍勢に対したった1対で圧倒した『氷結界の龍 ブリューナク』、一度魔轟神に対してワーム諸共打倒した『氷結界の龍 グングニール』。その2体と並ぶ3体目の『氷結界の三龍』である。

 

 しかし戦争を終わらせる可能性を持つとはいえ、それだけの力を持つ龍を解き放つのは危険だ。おそらトリシューラは三龍の中でも抜きん出た力を持つことだろう。

 従っては当然、龍を祀り封印を継承する『氷結界』の中には反対の声が上がる。だが同時に、同じくらい解放を望む声もあった。

 戦争の集結と、その後の危険を天秤に掛け。どちらが正しいかなんて、答えは出せないだろう。

 

 最終的に龍は解放されることとなる。氷結界でも特に封印術に長けたものを集め、一月の時間を掛け慎重に解かれた。

 

 そして──

 

 氷結界の龍 トリシューラは、全世界の魔轟神を滅ぼした。

 

 第三の氷龍の力は人智で図れるものではなかった。たった1体で、戦争を集結させてしまったのだ。

 

 しかし大きすぎる力は、人の手には収まりきらない。

 氷結界の龍 トリシューラは魔轟神を殲滅して尚止まることはなかった。むしろ勢いを増し、やがて氷結界の制御の範疇を越える。

 

 暴走の一途を辿る氷龍、そしてそれに呼応するようにして他の2体の氷龍も暴走を始めた。

 

 魔轟神さえも滅ぼした龍だ。いずれ世界中を滅ぼすのは目に見えていた。実際、戦争の幕を引いたその龍は大陸を襲い、死者を次々と産み出している。

 戦争を終わらせるため、死者を出さないために解放された龍が、暴走し、犠牲を出すのだ。

 

 氷結界は封印術に特に長けた3人の『虎将』による封印や、三龍封印の安全装置の役を担っていた『氷結界の虎王 ドゥローレン』を持って三龍の封印に臨むのだが、しかし氷龍を止めることはできなかった。

 

 

 大陸中を襲う氷龍だ、龍はやがて太古の神の元へ至る。

 

『エンシェント・ゴッド・フレムベル』。同じ戦争で同じく多くの魔轟神を葬った1体。また氷の力に対し、焔の神。龍に対抗できる可能性があるとすれば、これしかなかった。

 

 火の民が願ったか、平和のために戦った『ジュラック』の意志がそうさせたのか、焔の神は氷龍と相対する。

 

 

 それでも──龍は、止まらない。

 

 氷龍は焔の神さえも打ち倒し、有り余る力を衝動のままに振るった。

 

 自ら招いた災厄。戦争集結のためとはいえ、あまりにも皮肉な凄惨な清算に氷結界も、それを頼った部族も後悔を憶える。しかし、どちらがよかったかは、天秤には賭けられないものなのは変わりないのだ。

 

 

 

 世界の終末さえも思わせる状況、そこへ姿を現したのは、ある思念体。

 

 それは氷結界を、現在(いま)に至るまで見守り続けてきた()()()()の思念体。

『氷結界の神精霊』。それは圧倒的な()()を持っていて。その身と引き替えにし、そして地形や罠を利用した末にようやく──

 

 ──三龍を、封印したのだった。

 

 氷結界の神精霊。氷結界を案ずるように()()()()()()彼は、かつて『氷結界の伝道師』と呼ばれた者だった。

 

 

 蟲との戦争以前、氷山で暴れる三龍を封印し、氷龍の封印を守護する一族、氷結界を立ち上げるに至った彼の魂であった。

 

 

 数々の意志や想いが積み重なって、この戦争の幕は下りる。

 平和を願った者については勿論、魔轟神との戦いに文字通り命を賭けた恐竜に、そして戦争の終わりに向けて氷龍を解き放った一族とそれを見守り続けた者と。

 

 訪れる平和へ至るまでの代償は決して小さくなく、むしろ大きすぎるものだが、だからこそ彼らは平和を噛みしめることができるのだろう。

 

 

 

 

 

 次の争いまでの、平和を。

 

 ──平穏の裏でも物語は、少しずつ、争う運命を辿っている。

 

 

   *

 

 

 

 これは戦時中。『魔轟神』の進軍に現住部族が対抗し、疲弊を見せていたときのお話。

 

 終幕へと至る、一月ほど前の話。

 

 ──舞台の裏で行われた、たった2人の、平和を望む意志の話。

 

 

 戦争集結のため、『氷結界の龍 トリシューラ』の解放が議論されるようになって『氷結界』の内部はこれまでにないほど荒れていた。

 荒れていたなどという表現では生易しい。それは同じ一族でありながら、抗争状態であったと表現できた。

 

『解放派』と『反対派』。『ワーム』との戦争時から──いや、それよりずっと前から、『氷結界の三龍』に関しての思想には別れがあった。

 皆一様に三龍を信仰する彼ら一族だが、氷龍の脅威を一番伝えられてきた者たちでもあり、その印象には差違がある。

 

 1つは圧倒的な力に対する信頼。どんなに強大な敵を前にしようとも、どんな危機が降りかかろうとも、それを迎え撃ち取り去ってくれるという安心感。

 そして──その力に対する恐怖。信仰する対象といえど、大きすぎる力に抱くのは畏怖。その力がこちらに向いたとき、果たして結果は。

 

 そんな三龍だ、解放を巡り対立が起こるのは当然であり必然。内部分裂は起こるべくして起こったと言わざるを得ない。それこそ、氷結界の創始者が魂を現世に遺してまで危惧するような。

 

 ブリューナク、グングニール。これまで2体の解放に及んでいる現状だが、今回ばかりは一層議論は激しいものとなっていた。無理もないだろう、今回のトリシューラは三龍の中でも最も巨大な力を持った龍だ。今までで一番解放に、制御に高い技術を要することとなる。

 

 今までで一番の戦力であり──一番の脅威だ。

 

 どちらも譲らない姿勢のまま、同士討ちの計画まで立てられていた中。2人の術師が異なった意見を抱き始めていた。

 

 それは本来相容れないはずである、解放派と反対派、それぞれの派閥に違える者。

 

 解放派所属、ナタリア。反対派所属、ノエリア。

 2人は生まれた家系に従いそれらの派閥に族していたのだが、あるときからどちらでもない第3の意見を有するようになっていた。

 

 ──トリシューラ以外にも、現状を打破する力があるのではないか。

 

 同じ一族内でさえ対立し争うような力に、その状況に疑問を抱いた末のものだ。2人は幼なじみであり、互いが争いあうのを好ましく思わなかった、だからトリシューラに変わる力を求めたのだ。

 争いを終わらせるために立てられた氷龍解放案。そして2人の意見もまた、解放案によって引き起こった争いを止めるためのものだった。

 

 力を求めるその研究はそう簡単に答えにたどり着けるものでなく。いつしか一触即発ととれるにまで状況は悪化し、2人に余裕はなくなっていた。一族の争いに加え、魔轟神の進行もそれに拍車をかける。

 

 そして。

 

 2人がたどり着いたのは──

 

 

 ──たどり着いてしまったのは、『悪』の存在であった。

 

 遙か昔、太古にあった『光』と『闇』の対立。

 邪悪。絶対悪。光があるならば、『正義』があるならば絶対的に存在する『悪』。

 

 星の騎士団との戦いの末に破れ封印された、邪悪を宿す悪魔。

 

『インヴェルズ』。

 

 ノエリアとナタリアは藁にも縋る思いでようやく見つけた力に手を伸ばす。氷結界に受け継がれてきた技術を転用し、古の悪魔の召喚を試みたのだ。

 

 

 その選択が正しいものであったかと言えば──争いが呼んだ争いを鎮めるためのものであったとしても──到底、過ちであったとしか言いようがないだろう。

 

 当然ながら実行したとき、それが過ちそのものであると彼らは知らないのだ。

 

 御伽話のように語り継がれてきた、光と闇の戦いが。言葉に薄れてきた争いが秘める力など、知る術はないのだから。

 

 悪魔の召喚に組まれた術式は幸か不幸か悪魔を呼び寄せるに至り──そして術者を、飲み込んだ。

 

 術式が間違っていたのか、技量が足りなかったのか。その2択に答えはない。そもそもインヴェルズの持つ力こそ規格外のものであり、強いていうならば、召喚を試みたこと自体が間違いなのだから。

 

 悪魔の力は2人の想定を遙かに越えており、彼らでは制御できず儀式は失敗してしまう。

 

 儀式の失敗はナタリアの命を奪い、呼び寄せられたインヴェルズの思念はノエリアに取り憑いた。

 

 

 ──たった2人の、争いを止めるための革命はこれで幕を閉じる。

 

 

 

 そして平和のために動いた彼らの行いが──次の争いを呼ぶことを、世界は知ることもなく。

 

 

   *

 

 暴走した『氷結界の三龍』が封印されることによって『魔轟神』との戦争は完全なる集結を迎えた。

 

 やっとの思いで迎える平和に歓喜する大陸であるが、素直に笑顔を浮かべることのできない者もいる。そこに至るまでに多くを失い過ぎた者も、少なからず──いや、それは数え切れないほどいるのだ。

 

 親友を失った()もまたその例に漏れず。

 

 彼、ノエリアは戦争終結後、何を思ったか、戦争で親を失った『氷結界』の子供を引き取った。また戦争で領地を離れていた子供の保護にも及んでいた。保護されたのは緑色の髪が特徴的な一族『ガスタ』の者だ。

 集まった子供たちの中には亡きナタリアの息子アバンスもいた。それはノエリアの罪悪感からくる罪滅ぼしだったのか、ナタリアを想う故のものだったのかは、彼しか知れないものだ。彼自身エミリアという歳の近い娘もおり、それが影響してのものかもしれない。

 

 ガスタの子供たちを一族の村へ返した後、彼は引き取った氷結界の子供に術を教えるなどして時間を過ごす。そして過ぎる時間の中で、彼に宿った『インヴェルズ』の思念は彼を浸食し徐々に変貌させていった。

 やがてノエリアは一族の中でも禁忌とされてきた術式に手を出した。

 

 禁忌と言うからには一族の思想に反する行為である。禁断の儀式術の完成を目標とした彼は自身が引き取り教育を行ってきた子供たちを引き連れ氷結界を離反。氷結界に伝わる宝具『氷結界の鏡』までも持ち出す暴挙に出た。

 

 氷結界の宝具に加え、自らが教育を施した人材。

 禁術の研究をするには最低限の環境が彼の手にはあった。その計画のどこまでが彼の計画であったかは定かではない。

 

 戦争で身寄りを無くした者、親元を離れた者を保護するに至ったのは彼の意志か──引き取った子供に英才的に術を教え込んだのは()()()()()()()()()()()()()()()()か──その線引きは彼でも曖昧なものだろう。

 

 そして研究の末に禁術を形にした彼が名乗ったのは禁術集団『リチュア』。

 

『氷結界の鏡』は『リチュアの儀水鏡』と相成り──

 

 

 ──世界は次の戦争の、準備を進める。

 

 

 

 

 

 少しずつ、確実に。世界の終わりへと向かって。

 

 


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