飛ばさないように気を付けてください
●快翔変身体
快翔が音叉で変身した姿。外見は響鬼とほぼ同様だが、体色は金色。属性は『光』という鬼の中でもレアな属性で、快翔の親が鬼であった時の属性でもある。絶対数が少ないため、猛士の組織の中でも詳細がわかっておらず、解明されていない特性があるのではと言われている。メインの武器は太鼓であるものの、修行中の身ゆえ笛、弦も基本は習得している。笛は威吹鬼が過去に使用していた烈風を、弦はトドロキが使っていた烈雷を譲り受けているが、音撃棒の『烈光』は鬼になると決めたとき、ヒビキから渡されたものである
●トドロキ
引き続き現場の鬼として活躍。イブキと関東のツートップを張っている。後輩から慕われやすいが、厳しさがないので師匠には向かない。肉体的なピークは下り坂に入っているが、まだまだ現役。快翔の師匠に自ら立候補したが、当時たちばなにいた全員(ヒビキ、イブキ、勢知郎、日菜佳、香須実、京介、あきら)から反対され、しぶしぶ引き下がった。その代り、何かあったらすぐに呼ぶようにと言っており、快翔もまたトドロキを慕っている。ほかの鬼が代替わりしていく中、彼はベテランの戦力として必要不可欠となっている。戦闘では、自身の師匠が使っていた烈斬を振るう
●イブキ
31歳。キャリアは長いが鬼になったのが早かったため、肉体的にはピークを迎えている。最近は自分より先輩が減り、逆に自分が後進を指導する立場になりつつあることに戸惑いもあるが、過去の経験を活かしながら慕われる存在になっている。快翔の両親が魔化魍に殺された際に最初に駆け付けたのも彼であり、そのことからも快翔は困ったらイブキに相談することが多い。自身が強化された音撃管『烈嵐』を使うようになったため、トドロキとともに「いつでも見守っている」というメッセージを込めて烈風を快翔に送った。現在の悩みは愛車の竜巻がそろそろガタが来そうなこと
●安達明日夢
27歳。5年前に医大を卒業し、国立病院に勤めていたが、ある日上司に推薦され、気が付いたら二課に転属になっていた。明日夢の評判がよかったことと、直属の上司が風鳴家と縁があったことが原因だが、本人はそのあたりはよく知らない。年齢層が同じ藤尭や友里とは飲み仲間であり愚痴の聞き役。最近忙しいせいでたちばなに以前ほど通えなくなっていることが悩み。ヒビキが新しい弟子をとったことは知っていたが、あまり詳しくは聞いていない。彼のデスクの引き出しには、10年前にヒビキからもらったコンパスが大切にしまってある
今回は人物紹介だけでしたが、前回のように用語解説も一緒に行うこともあるので用語解説で通していきます