ねこです。
暑いのはサウナだけで結構です。
『私は唯の一人の必要悪也』リメイクしました。
そちらもよろしくおねがいします。
夏。
それは熱気と活気の季節。
身体を動かすことの多い時期。
だが、
その熱にやられて動けなくなるものもいる。
「あ、あ、あぁつぃいいいよょぉぉぉおお」
喰ヶ崎刄食もそのうちの一人。
彼は暑いのが苦手で捕食数も月5人から3人に下がるほどだ。
しかも彼は全国に幾つかの隠れ家を持っているがその大半が空調設備がないのである。
「さ、さんぽど、どこぉにしょよ…」
暑いと言いつつ日課の散歩はする様子。
「そ、だち、ちかくにうみがぁあったぁはずぅ、そぉ、こいこぉぉぉぉぉ」
「ゆぅうがぁたでもあつぃぃいいいいい」
午後4時
まだ暗くはないが 人の活気もおさまってくる頃。
喰ヶ崎は近くの多古場海浜公園に足を運んでいた。
「だらしないですよ刄食くん!」
「でぇもぉぉ」
トガヒミコを連れて。
「ここきたぁないぃねぇえ」
「そうですか?前来たことあるんですけどその時より綺麗です!」
「へぇぇ」
多古場海浜公園は漂着物が多くそこに不法投棄が合わさりゴミ溜めになっていたのだが
オールマイトと緑谷少年のボランティア活動兼修行によって着々とその成果を出していた。
「およぎぃたぁいねぇ」
「けど水着ありません!」
……この二人には関係ない話だったが。
「どぉする、み、みずぅでもかけあうぅぅ?」
「水着ないけどそれならいいですね!」
「うんん、すずぅめるるだろうしぃねぇ」
と言うと2人は仲良く水をかけ合い始めた。
「やー!」
「そぉぉれ」
「んー、それー!」
とても仲睦まじい光景だ。
「ビチョビチョです!」
「まあぁ、あんだぁけぇやれぇばねぇえ」
1時間ほど水をかけ合った2人は頭から足の先まで濡れていた。
「困りました。これでは電車に乗れません!」
「んんー」
ヒミコが困った風に言うと刄食は顔に手を当て思案する。
そして閃く
「じ、じゃあちかぁくに、ぼぉくのかくぅれがぁがあるぅからよってくぅ?」
「え、いいんですか⁉︎」
…周りから見れば『お持ち帰り』をしてるように見えるのだが幸い周りに人がいないのであらぬ疑いはかけられない。
まぁ、どちらも「その気」はないのだが。
「ゆうしょくうはつくるぅかぁなぁぁ。なぁにをぉヒミコはたぁべたぁぁい?」
「何が作れます?」
「いえにぃあるものぉだぁとひやしちゅぅうか、かなぁ」
「冷やし中華!じや、それで!」
「わかぁったぁよ」
2人仲良く夕食のことを話しながら歩く。
どちらも危険人物だということを忘れてしまいそうだ。
「まず、いいえにぃつぃいたらさきにぃシャワァあぁびなよ」
「え、刄食は浴びなくて大丈夫ですか?ご飯作るんですよね?」
「シャワァはふたぁつあるぅんだぁ」
「なら一緒に入る心配はないですね!」
「ふふふ、ふくもきてなぁいやつがぁあるぅからぁ、かゎわくまぁでそぉれきてぇて」
「はーい!」
ねこです。
トガちゃん回2回目です。
本編始めたら思った以上にオリ主を絡ませづらいです。
よろしくおねがいします。
あとデスウーズと刄食くんのイラストを描きました。
↓
【挿絵表示】
上がデスウーズで下が刄食くんです。
喰ヶ崎刄食の身体スペック
身長:189cm
体重:78kg
100m走:9.54秒
握力:72k
長座体前屈:52.4cm
反復横跳び:74回
20mシャトルラン:カンスト
持久走:7分43秒
立ち幅跳び:5.89m
こんな感じ。
よろしくおねがいします。