ぐるめにいこぉう   作:猫座頭 (旧名ねこです。)

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ねこです。


原作開始です。


原作開始という名のトガちゃんとのデート回です。


ちょっとトガちゃんらしくないかもしれないです。


よろしくおねがいします。





はじまぁり

 

 

 

 

「刄食くん!これ、かあいくないですか⁉︎」

 

 

「……ん、いんじゃなぁい」

 

 

 

 

 

 

喰ヶ崎刄食がヴィランになって約1年がたった。

 

 

 

 

5ヶ月前にオールマイトと出会ったがその後特に変わったこともなく過ごしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「こっちとそっち!どっちが似合います?」

 

 

「ん〜……それぇ」

 

 

 

「これですね!」

 

 

 

 

 

 

ただまぁ変わったことといえば

 

 

 

ヴィラン活動以外でも

 

 

 

トガヒミコに合うようになったことである。

 

 

 

 

 

 

 

 

それは些細なきっかけだった。

 

 

 

 

たまたま夕食を食べようと店に入ったらトガヒミコも同じ店で食べていたのだ。

 

 

最初は「カニバルくん」と呼んでいたトガヒミコだが改めて考えると本名の方がヒーローたちにはわからないとのことでお互い自己紹介をして今では「刄食くん」「ヒミコ」と呼ぶようになった。

 

 

 

 

 

 

「このクマさんかあいいですねぇ」

 

 

「かってあげぇるぅょよぉ」

 

 

「ほんとですか?ありがとうございますです!」

 

 

 

 

 

今ではこうしてよく買い物をする仲である。

 

 

 

はたから見れば仲睦まじい元気な彼女と静かな彼氏に見え周りの人たちも微笑ましく思っているが

 

方や連続失血事件の容疑者、もう一方は猟奇食人鬼。知ってしまったら笑っていられなくなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こちぃらのテディベアいくらぁですかぁ?」

 

 

 

「税込みで1048円になります」

 

 

 

 

……まぁファンシーショップてテディベアを買っているのが猟奇食人鬼だとは誰も思うまい。

 

 

 

 

 

「このあとどうします刄食くん?」

 

 

 

「なにぃかたべぇたぁいぃぃ、ヒミコ?」

 

 

 

「人以外で!」

 

 

 

「それぇはよるにぃたべるよぉぉお」

 

 

 

 

 

 

このあと何を食べようかと話す2人。

 

 

 

 

「じゃステーk((Booooom‼︎‼︎」

 

 

 

 

突如の爆発音。

 

 

 

 

 

 

「なんです?」

 

 

 

「あっちぃだね、み、みにぃいってみょようか」

 

 

 

 

2人はその爆発音のした方へ歩いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこではヘドロのようなヴィランが1人の少年に纏わりついて

 

少年は手から爆発させる個性のようでそれで抗っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

が野次馬が邪魔で背が高めの喰ヶ崎刄食には見えてるがトガヒミコにはそれが見えない。

 

 

 

 

「すごぉおぃこせぇいだぁ、たべてみたぁいねぇえ」

 

 

 

「見えないです。刄食くん!」

 

 

 

「なぁにぃ?」

 

 

 

 

「背中貸してください!」

 

 

 

 

そう言うと背中をよじ登り勝手におぶさるトガヒミコ。

 

 

 

「あ、よく見えます!」

 

 

 

「そりゃぁねぇ」

 

 

 

 

 

本人たちは気にしていないが

何処からか「あのヘドロに巻き込まれて一緒に爆発しろ」と怨念のこもった声がする。

 

 

 

 

「刄食くん背が高くていいですね!」

 

 

 

「いちぃおう22さいだぁからぁ」

 

 

 

 

 

その後1人の少年がヒーローの制止を聞かず助けようとして攻撃されそうになったところNo.1ヒーローオールマイトが出てきて腕一本でヴィランを倒した。

 

 

 

 

 

「すごぉいなぁオォルマァイト。でもまぁえよょりよゎわくなってぇるかぁなぁあ」

 

 

 

「ね、このままおんぶされてもいいですか?」

 

 

 

「いいぃよぅ、えぇ、とステェキだっけぇ?たべたぁいのぉ」

 

 

 

「はい!」

 

 

 

「じゃぁあお、おいしぃいおみぃせあっちぃにあるかぁらいこぉおかぁ」

 

 

 

「やったぁ!」

 

 

 

 

そのような会話をしたあと2人はその場を去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの青年……まさか」

 

 

 

 

 

 






ねこです。


まだ緑谷くんは血だらけのボロボロではないのでトガちゃんには惚れられてません。


そこまで私は許しません。


これからもよろしくおねがいします。

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