ねこです。
ほんとなんかお気に入りが増えてます。
こんな駄作を214人もお気に入りしてくれています。
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国立雄英高等学校。
ヒーロー科最難関。
そんな所をどうやって襲撃するのか。
とても簡単。
まず雄英に潜入。
そして授業のカリキュラムを調べる。
外部に出る授業を見つける。
あとはそこを襲撃するだけ。
な?簡単だろう。
もう既に潜入とカリキュラムは調べ終わった。
調べによれば近々、USJなる場所で救助訓練を行う模様。さらにそこには様々な災害を再現したゾーンがあるとの事。これを使わない手はない。
協力者を募集して集まったチンピラ共に個性と得意な場所を聞きそこに配備する。雄英の生徒共は個性が未確定なためチンピラ共を配備したところにバラけさせる。
これの殆どを1人で出来るのヴィラン連合の強みだ。
生徒をバラけさせたら本命であるオールマイトをリンチする。先生によれば弱っているらしいがそれでもno.1ヒーロー。衰えを感じさせない。そこで先生はとある奴をくれた。
脳無。
こいつはすごい。なんとオールマイト並みのパワーが個性なしで使えさらにショック吸収、超再生がついてる。
これならあの平和の象徴も殺せる。
だけど不安要素がある。
雄英潜入前に勧誘したカニバルというキチガイ。
正直こいつは理解不能だ。
食人鬼らしいが詳しいことは知らない。
先生もなんでこんな奴を勧誘しろと言ったのか……
まあ聞いた話によるとだいぶ戦力にはなるがそれでもこちらに敵対しないとも言い切れない。
ま、俺はオールマイトを殺せたらそれでいい。
多古場市。
とある倉庫。
そこにはなんと200人以上のヴィラン、チンピラ達が集まっていた。
皆何かを待つようにそわそわしている。
「おい、あいつらはまだなのか!」
1人の男がイラつきヤジを飛ばし始める。
「落ち着けよ、お前。あの人達にそんな反抗的な態度知られたらどうなることやら」
別の男がイラついてる男を宥めるが……
「うるせぇ!あいつらむこうから集合かけたのにぜんぜんきやしねぇ‼︎」
さらにヒートアップしてしまった。
だがそれ以上の言葉は
「カニバル。あいつ食べていいぞ」
「いぃいの?やぁったぁぁ」
その声とともに消え去ってしまった。
「えっ」
「いただきます」
がぶり
先ほどまで罵声を上げていた男は頭の上半分の消失とともに息絶えた。
「うわっ」「ひぃい!」
血を撒き散らしながら倒れる男の死体。周りのヴィラン達もそれに対して悲鳴をあげる。
そして死んだ男のそばに4人のヴィランが立っていた。
1人は全身に『手』をつけた細い男、死柄木。
1人はスーツを見に纏う黒靄の男、黒霧。
1人は筋骨隆々で脳が丸見えの男、脳無。
そしてもう1人はー…
「おい、あいつカニバルじゃねぇか!」
鮮血の如き赤を着こなす黒髪の男、カニバル。
彼の口からは先ほどの男の血と白く輝く牙が見えている。
「おいおい、まだ5分しか遅れてないのに酷いいいようだなぁ」
「おぉくれぇたのきみがあねぼぉおしたかぁらだぁけぇどねぇぇえ」
「うるさいだまれ!」
死柄木とカニバルは男を殺したにもかかわらずへらへらと話している。
「チッまぁ今の俺は上機嫌だからこれだけで許してやる」
死柄木は男の死体に近寄り踏みつける。
「お前ら、いいか。これから俺たちは雄英を襲撃する。あの雄英だぞ!それなのに浮かれててどーする?そんなんじゃオールマイトを殺せない!」
死柄木の演説。
大半のヴィランは(お前さっき寝坊したって言われてただろ!)と心の中でツッコミを入れていた。
「黒霧、ゲートを開けろ。さっさとゲームを始めよう」
「えぇ。もう開いています」
死柄木が語りかける前に黒霧は黒靄を広げていた。
「この向こうはあの雄英だ。たとえ生徒とはいえ気を抜くなよ」
ヴィラン連合、襲撃開始。
ねこです。
早速1名胃袋行き。
よろしくおねがいします。