サードライフ=インフィニット・ストラトス   作:神倉棐

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少女の残した1年越し約束

〈37〉

 

 

時雨が2時限目に教室に戻って以降、その左耳に揺れるイアリングについてクラスメイト(その中に山田先生が紛れていたのはご愛嬌)に質問攻めを受け続けた2時間が過ぎて遂には昼休み。

女子生徒達からの長〜い質問の嵐からやっと抜け出して来れた時雨はヘトヘトになりながらも学食へと向かっていた。

 

「はぁ……結構長生きしてるけど人生初だよ……あんなに質問攻めに遭った事なんて」

「ん、お、時雨じゃないか。漸くアレから脱出できたみたいだな」

「なんとかね………ところで一夏君が助けてくれたら助かったし嬉しかったんだけどねぇ……クラス委員として」

「うっ……済まん。でもアレは無理。絶対変なトバッチリ食らって俺まで巻き込まれる未来が鮮明に見えた」

 

そこで時雨は学食の入り口手前で誰かを待っているようであった一夏と出会った。ぼやいていた事は聞こえていなかった様であるがつい先程まで自分が遭っていた質問攻めを助けてくれなかった件についてクラス委員として、そして僅か2人しかいない男子生徒の片割れとしてちょっと位助けてくれても良かったのではないかと少し嫌味言を言ってみるが一夏の言い分(言い訳)もまた間違ってはいないのでなんとも言えなくなる時雨だった。

 

「まあ分かってたけどね……。ってところで俺よりも早く教室を出た筈の一夏が此処にいるって事は誰を待ってるんだ?」

「朝うちのクラスに戦線布告っぽい事して来た2組の転校生が居ただろ。アイツ実は俺達の幼馴染で(3・4時限目の間)の10分休憩の時に『一緒にお昼ご飯を食べよう』って誘われたんだよ」

「へー、確か中国国家代表候補生の子だったよね?名前は……」

(ファン) 鈴音(・リンイン)よ。こうやって向き合って話すのは今回が初だから初めましてね、もう1人の男性搭乗者(謎のダークホース)さん?」

「……」

 

時雨が朝その彼女が名乗っていた名を頭に思い浮かべて口にしようとしたその瞬間、その背後から別の誰かがその答えを口にする。振り返った先に居たのは時雨が思い浮かべていた名の彼女、鳳 鈴音その人であった。

 

「ちょっともう!初対面(?)なんだからもっと丁寧に……そう第一印象を大切にしないと駄目だよ鈴」

「いや栞…………もう既に駄目な方向よりなのでは?朝の一件からして」

 

そしてそんな彼女に付き添って一緒に来たらしい栞と箒は彼女の斜め後ろに立ってそんな事を口にしており、思わず時雨もそれには苦笑を零す他になかった。

 

「あははは……まあ確かに取り敢えず初めてましてかな?俺は天羽 時雨、1年1組出席番号も1番だったりするけど……今は関係ないかな?宜しく鳳さん」

「んー……、なんでかアンタにそう呼ばれるのがムズ痒いからセシリアにも言ったけど鈴で良いわ。なんでかしら?」

「さあ?」

「それに何処かで見た事がある様な気もするんだけど……何処だっけ?」

 

鈴は時雨の顔をマジマジと見ながら少し首を傾げる。時雨もつい最近まで地下の秘密ラボで眠っていた上に7年前に何処かで会った覚えもないので何故かは全く分からなかった。

 

「それはそうと早く学食に入らないと午後の授業に間に合わなくなるぞ2人共」

「え、ああ、そうね!まあその内思い出すでしょ。さ、行くわよ!」

「ん?了解、今日の昼はどうしようかな?……まあ取り敢えず直前に考えればいいか」

 

互いに首を傾げる2人だったが一夏の「早く行こう」と言う言葉にそれ以上は特に考える事もなく5人の大所帯で学食前の券売機に並ぶ。尚この大所帯周りの人にはかなり邪魔じゃないかなと少し心配した時雨だったが特に問題はなかった。

 

「よし俺は今日は朝ご飯抜いて死にそうだからちょっと奮発してこのがっつり定食にしよう」

「えっ嘘‼︎あれ程病的なまでも健康志向でザ・健康男児ベストアワードで1位になれる位のアンタが朝食抜いたの⁉︎」

「なんでそんな驚くんだよ、てか病的って全然健康的じゃないじゃねぇか。色々あって飯食う時間が無かったんだよ」

「へ、へぇ〜。な、何してたのよそんな朝っぱらから」

「学校の敷地内を走ってたらいつの間にか朝のSHR10分前だった」

「…………相変わらずアンタがストイックな生活を続けてるのは分かったわ。そうね私は……無難にラーメンを頼んどこっと」

「じゃ次は私だけど箒は何にする?」

「レディースランチとやらにチャレンジしてみようと思っている。昨日布仏が食べていて美味しそうだったんでな」

「なら私もそうしよっかな、はい」

「む、ありがとう」

 

とまあ一夏、鈴、栞、箒の並び順に彼らが次々に今日の昼食のメニューを決める中、その最後に並んでいた時雨は偶然真後ろに並んでいたセシリアと話していた。

 

「時雨さん」

「セシリアさん、セシリアさんも今から?」

「はい、少し日直の仕事として山田先生のお手伝いをしていましたら今の時間に」

「お疲れ様、なんだか山田先生って書類の山を持たせたらズッコケてばら撒きそうでちょっと不安だからね……」

「先日実際におやりになってしまいましたので今日は私が持ちました……」

「まあ……うん、期待を裏切らないね……」

「絶対にあの方があれ程不運に遭われるのは何かに呪われているのかそれともそう言う宿命なのかどちらかですわ」

「否定できないのが辛い」

 

と何気に笑えない談笑を交わしつつ時雨は焼肉定食ご飯大盛りを、セシリアは日替わり定食の食券を購入した。

 

「あ、オルコットさん。オルコットさんも今からだったんだね」

「ええ、日直の仕事が色々ありまして。栞さん方は鈴さんと?」

「うん、約束しててね。取り敢えず私は食券を箒達に任せて先に席取りに行きたいんだけどオルコットさんも一緒について来てくれないかな?…………(来てくれたら)(時雨君の隣か前に座れるよう)(さり気なくフォローしてあげるよ?)

「‼︎も、勿論ですわ!あの、その……時雨さん食券を、お願いしても……よろしいでしょうか?」

「?良いよ、席お願いね」

「ええ!このセシリア・オルコット、全力を尽くしますわ!」

「おお……なんか張り切ってるね」

 

「栞もなかなか遣り手……なのか?」

「まあ、そうなのかもな。だが……」

「ええ……あんな分かりやすいのになんで時雨は気付かないのかしら……まるで一夏にソックリね。自分に向けられる好意に関して鈍感の所が特に」

「⁇なんか言ったか?」

「ほらみそこれだから……」

 

そして上手い事言葉巧みに誘ってセシリアと共に栞は席探しの旅に出たが、その分かりやすいまでものセシリアの反応を全く気に留めてもいない時雨の鈍感さに頭を抱えそうになった3人だったが自分に向けられる好意に関してはおんなじ位鈍感な約1名の所為もあって更に頭の痛くなる箒と鈴だった。

 

 

◆◇◆

 

 

「ところでさ、鈴はいつ日本に戻って来たんだ?」もしゃもしゃ

「昨日よ、色々あって連絡してあったとは言え到着したのが夜中で千冬さんに『御苦労だな、ゆっくり休め』って言われたのが23:00(午後11時)頃だったわ」ズルズル

「へー、大変だったんだね。でも僅か1年で国家代表候補生のしかも専用機持ちなんて凄いじゃん」はむはむ

「まぁ……ね、色々あったけど何とかなったわ」ズルズル

「ふむ……、良くやったな。鈴」ぱくぱく

「ありがと、箒」ズルズルつるんっ

 

そして栞とセシリアの尽力(大半はセシリアの熱意)によって何とか確保出来た6人掛けのテーブルに座る事が出来た6人は主に一夏、鈴、栞、箒の4人は別れていた1年分の思い出話に盛り上がっていたが、特に関わり合いの無い時雨とセシリアは向かい合わせで座りながら黙々と料理を食していた。

 

「うん、今日の学食もいつも通り美味しいかったね」

「ええ、そうですわね。願わくば我がオルコット家専属のシェフに雇いたい程ではありますが校則で禁止されていますし」

「え、そんな校則もあるの?」

「はい、様々な複数の国家からあらゆる人種・民族・家柄そして要人から一般人の方まで方々が沢山この学園には在籍していますから必然的に校則も大抵は解釈の幅を広げる為に多少緩い部分もありますがそれでも部分によっては細かく沢山の事項を持つものも多いのです」

「そうだったんだ……」

「ただそんなにも沢山の校則を覚えられる訳もありませんし最低限覚えておくべき校則は学園生徒手帳に書いてある分だけなのでそれだけでも十分だと思いますわ」

 

で黙々と食べていたからか話しながら食べていた一夏達より大分早く食べ終えた時雨とセシリアはセシリアオススメの紅茶をご馳走になりながら談笑と食後のティータイムを楽しんでいた。

 

「と、それよりも時雨さんは今朝専用機が受け渡されたのでしたわね?差し支えありませんでしたらどんな機体なのかお教え頂けませんか?」

 

と、その時ふと時雨の左耳に揺れるイヤリングを見て今日届いたばかりの彼の専用機について気になったセシリアはそう尋ねる。尋ねてから政治的に聞いたらまずいのではと一瞬考え後悔しそうになった彼女だったがそれに時雨は答えた。

 

「んー……、特徴と要点だけまとめてざっくり言えば零戦みたいな機体って事かな。あ、零戦が何か分かる?」

「旧日本海軍にて採用されていた零式艦上戦闘機の略称である事程度でしたら、ですが詳しくは知りませんわ」

「零戦の特徴は3つ、機体が軽量かつ紙装甲な事、長大な航続距離を持つ事、そしてこれらを生かした遠距離地での巴戦(ドッグファイト)が得意な事だ。詳しくは興味が沸いてくれたなら自分で調べてくれた方が分かりやすいだろうし嬉しいかな?

でだ俺の機体……雪風はそんな零戦の特徴をそのままそっくり再現したみたいな性能なんだ」

「それは……また、随分と個性的(ピーキー)な機体性能ですわね……」

「うん、超玄人向けの(難易度ルナティックな)機体。尚計算上シールドエネルギーが下手したらセシリアさんのスターライトmk.Ⅲのエネルギー弾を打鉄改で受けた時の倍くらい1撃で持ってかれるかもしれないくらい紙装甲だったりする」

 

「「…………」」

 

「あア、良い紅茶ですなァー……」

「そうですわね……」

 

説明していた時雨が若干目が死んで軽く現実逃避に走る姿に地雷を踏んでしまった気まずさを感じたセシリアはそっと目を逸らし家から送って貰った紅茶を口に含む。チラリと横を見ると「自分も放課後の自主練を手伝う」と言った候補生としての後輩()が栞と箒に正論で言葉巧みに「クラス対抗戦前だから」と丸め込まれてワイワイしているのを見て少し癒されたりした。

とまあそんなこんなで賑やか(?)なお昼の休み時間は終わった。

 

 

◆◇◆

 

 

放課後、こんなに早く雪風が届くとは思ってもみていなかった故にアリーナの貸出許可申請を出していなかった時雨はちゃんと出してあった一夏一行(栞、箒、セシリア含む)と別れ毎度お馴染みのIS整備室にて雪風を実体化させた後ISSのアップデート進行状況を確認。序でに以前会ったあの制服の違う水色少女に名前を聞き忘れていた上ちゃんとしたお礼まだしていなかった為に少し会えないかなと待ってみたものの、結局彼女は今日の所は現れず諦めてそこを後にした時雨はちょっとした運動がてらに朝一夏が通ったであろう外周ルートを何周か走り込んで何処かスッキリした様子で1年生寮へと戻って来ていた。

 

「あれ?2人共、部屋の前で何やってるの?栞は自分の部屋なのになんでそんなの所に?」

 

丁度自室への通り道で一夏と栞の部屋(1025号室)を通ろうとした時、その部屋の前で僅かに開いた扉の隙間から漏れ聞こえる話し声を少しも聞き漏らさない様に壁と扉に張り付いて室内を窺う箒とその部屋の主の1人、栞の2人がいた。

 

「しっ!今大切なトコなの。静かにしてて」

「ああ、今ちょっと1年越しの乙女の一大勝負の決着なんだ。気になるなら場所は作るから静かにしておいてやってくれないか?」

「?事情はイマイチ飲み込めないけど一応雰囲気的には理解した。でも盗み聞きしてて大丈夫なのそれ?」

「問題ない、あれだけ私達が手を貸したり回したりしたんだ。寧ろその結果を知る権利と義務がある」

「うんうん」

 

2人の説明と理屈に少々納得も理解もいまいちできていないが言わんとしていることは分かったので時雨は突っ込む事を辞めた。(諦めたとも言う)

で、その後特に望んでもいなかったが話の流れ的に参加せざるを得ない感じに誘導された時雨もその仲間に加わり扉や壁に張り付くようにして耳を澄ませると中からは2人の男女の声、おそらく部屋の主の1人である一夏と中国国家代表候補生の鈴の声が聞こえてきた。

 

「……ねえ、一夏……。約束覚えてる?」

 

どうやら早速クライマックスかららしい。

 

「ああ、朧気だけど確か『毎日酢豚を……奢ってくれる』だったよな?」

 

「「「えっ?」」」

 

「済まん、まだ朧げな所為で間違ってるかも知れんが多分こんなんだったと思うんだが……」

 

と一夏は済まなさそうに言うがそれにそれを直接真ん前で聞いていた鈴と扉越しに聞いていた時雨や栞、箒の驚愕の声が重なる。

『毎日酢豚を作ってあげる』、つまるところ日本で言う『毎日味噌汁を作ってあげる』の告白を中国人の自分に合わせて『味噌汁』を『酢豚』にアレンジした告白をした訳で……

 

「バカっ!」

 

バシィン

 

「うわぁーん!一夏が酷いよー!箒……」

 

まさかの一夏の勘違い発言に涙した鈴はショックからか一夏に1発会心のビンタを喰らわせた後、部屋を飛び出し廊下で見守って居た友人の箒の胸元に飛び込もうとするがその瞬間鈴の目線は今自身が飛び込まんとしている箒の胸元に、たわわに実った自らよりも遥かに大きい果実……もとい胸部装甲に向けられる。

 

「チッ……」

 

それに思わずイラっときた彼女は舌打ち1つするとその隣にいるもう1人の友人、栞に目を向ける。悔しい事に自分よりは大きいものの日本人標準平均である中くらいの為妥協した彼女は今度は立ち止まる事なく栞の胸元に飛び込んだ。

 

「えーん」

「よしよし、最初から分かってたじゃないか。一夏ってそんな感じだって」

「ちょっと待て、なんで私は舌打ちされたんだ⁈」

 

結局鈴を迎え入れる事のなく飛び込んでくる動作を見て予想して両手を軽く広げて待っていた腕だけが残った箒の心からの声が響くがスルーされた。まぁ残当である。乙女のコンプレックスは成層圏より高く海溝よりも深くそして世界七不思議よりも複雑怪奇なのだ。

 

「えっと……あー……大丈夫か?」

「えっぐ、えっぐ」

「取り敢えず一夏は女の子の心を傷付けた罰として馬に蹴られ(時雨君と死ぬ気で掛かり稽古落ちるまです)れば良いと思うよ?」

「うむ、うむ」

「え、俺が相手なの⁉︎……ゴメン。ノーコメントで」

 

そしてビンタ直後は一瞬機能停止してしまっていた一夏だったがすぐに再起動を果たし飛び出した鈴を追って部屋から顔を出す。が帰って来たのは泣いている鈴に代わって慰めていた栞の辛辣な言葉でありそれに箒も同意なのか今度は彼女がうんうんと頷いている。が、完全に罰に関しては時雨がとばっちりを喰らった形だった。

 

「うぐっ」

「ま、一夏はそのまま部屋に居て。私と箒は鈴を部屋まで送ってくるから。時雨君も巻き込んでごめんね」

「うん、いや……うん、大丈夫です。ハイ」

「じゃ、行こ?鈴」

「うん、グスッ……」

 

栞と箒に護送されていく鈴の後ろ姿を見送る。あの調子では多分2人が付きっきりで慰めても暫く元気一杯とはいけそうには見えそうにはない、だがあの2人なら親友とも言える大切な友達をあのままにしておくなんて許さないし何としても彼女らしく笑えるよう努力を尽くすだろう。

 

「なあ、時雨。教えてくれ、俺はどうすればいいんだ……?」

「取り敢えずよく思い出して全力で謝れば良いと思うよ?心の底から」

「……分かった」

「寧ろそれでも分からなかったら俺も流石に馬に蹴られて異世界転生とかしてみればいいと思う」

「……なんで異世界転生なんだ」

「……良い子はそんな簡単に暴言吐いちゃ駄目なんだよ」

 

が、結局シメはシリアスなのかシリアルなのか分からないぐだぐだな感じで終わってしまった。

 

 







鈴を部屋まで送り届け相部屋の娘にも手伝って貰ってとにかく慰め愚痴らせたりして吐き出させた後、漸く平常運転まで回復出来た鈴と別れた栞と箒の2人はゆっくりとだが就寝時間には間に合う程度に寄り道しながら部屋への帰途へと着いていた。

「鈴はもう大丈夫かな?」
「ああ、もう大丈夫だアイツなら。それに同室の娘も良い奴みたいだしな」

2人は横に並びながら照明は灯るものの珍しく人気の無い寮の廊下を歩く。

「でも良いのか?栞、鈴の事を応援ばかりしているがお前一夏の事が……」
「……うん、これで良いの。それを決めるのは私じゃなく一夏。それに私臆病だから、今の兄妹の家族としての関係を壊したくない……壊したくないよ」

立ち止まった箒はそう栞に問い掛けるが栞は少し箒よりも先で立ち止まり少し俯きつつ、そして何処か諦めたような寂しいような顔をしながら首を横に振る。それを見た箒もまた何処か悲しげな、悔しげな表情を浮かべあくまでこれは栞1人の問題であり他人がどうこうと言えない問題な為に毎回の様に引き下がるしかない。

「…………そうか、ならば……今は何も言うまい」
「ありがとう」

箒の言葉に栞は礼を言い今度は栞が箒の先を歩いて行く。だがだからこそ最後に箒が呟いた言葉に気付く事が出来なかった。




「そう…………今はな」

箒のお節介かもしれない、望まれてはいない事なのかもしれない、だが彼女の大切なもう1人の姉の想いを知るが故に、その覚悟は決まっていた。


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