魔法はお前の魂だ(魔法先生ネギま✖天元突破グレンラガン)   作:アニッキーブラッザー

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第14話 俺のドリルは負けては駄目なんだ!

見渡す限りの絶景、ここは京都の清水寺。

定番といえば定番の観光地、しかし今この場にいる生徒たちにとっては……

 

「よ~し、誰かここから飛び降りろ~」

「では拙者が」

「おやめなさい貴方たち!ネギ先生を困らせるようなことは許しませんよ!」

「え~、委員長ノリが悪い~」

「そうだ!そうだ!」

「ふう、アホばかりです」

 

まるで小学生のように騒ぐ生徒たち。その様子にシモンも任務を忘れ楽しんでいた。

 

「みんな楽しんでるみたいだな。それに、たしかにすごい風景だ、空からも見てみたいな~」

「うむ、うむ、貴様も古き文化が理解できるかシモン!」

「マスターもうれしそうですね」

 

日本文化の好きなエヴァもこの日ばかりは堪能した。

10年以上の歳月を学園に閉じ込められていたエヴァにとっては久々の外出だからである。

 

「シモンよ、次はアッチに行ってみるぞ!」

「ああ分かったって、引っ張るなよ」

 

エヴァはシモンの手を引っ張り別の場所に行こうとすると、それがクラスメートに見つかり、

 

「ちょっとエヴァちゃ~ん、一人だけシモンさん連れまわすのずるいよ~」

「そうだよね~、せっかく年齢が近い男子が来たのに独り占めはずるいよ~」

 

チアリーディング部のクラス唯一の彼氏もちの柿崎の言葉とともに他の生徒たちもシモンたちのもとへ寄ってきた。

 

「えっ、俺そんなに皆と歳近く無いよ?」

「え~でもウチラ女子だけだから出会いもないし、シモンさん22歳なら他の先生より歳近いじゃ~ん」

「ふん、キサマらは担任のぼーやがいるだろう、それにぼーやのほうが年齢近いだろ」

「でも年上ってのもいいじゃん!さっきの電車の中でもシモンさんかっこよかったし」

「そうだよね~頼れるアニキってカンジでさ~」

 

シモンを取り囲み柿崎、桜子、などのクラスメートはシモンに興味を持ったらしく、話しかけてきた。

一方邪魔されたエヴァは少し不機嫌そうだった。

 

(あちゃ~シモンさんか囲まれちゃってるよ~、でもこれなら私が気を使うまでもないか~)

 

シモンの様子を離れたところで見ている美空。彼女は自分がシモンと知り合いであることは皆には内緒にしている。

また、シモンの様子をネギとアスナも見ていた。

 

「シモンさん、けっこー馴染んでるわね」

「はい、でもわかります。シモンさんすごいカッコイイですもん」

「えっ!?・・・・まあカッコ悪くはないけど・・・・すごいカッコイイかな?」

 

シモンの容姿を冷静に判断するなら普通である。

特に背が高いわけでも、飛びぬけた美形でもない。それは年上が好みのアスナから見てもそう思う。

 

「シモンさんはカッコイイですよアスナさん!」

 

だが、それでもネギは断言した。

自分が壁にぶち当たったとき、自分の魂に再び息を吹き込んでくれた男。

でっかい背中で自分のことを最後まで信じてくれた男。それがネギにとってのシモンである。

だからネギにとってのシモンは男のカッコよさを示す男なのである。

 

「そんな、ネギ先生のほうがかっこいいですわ!」

 

ネギの言葉に委員長のあやかが口を挟む。

 

「そ・・・・・そうです・・・・・ね・・ネギ先生も・・・・かっ・・・・・かっこ・・・・かっこ」

「がんばるです、のどか」

「く~いいね~シモンさんの登場からクラス中にラブ臭が!」

「でもネギ君の言うとおり、シモンさんもかっこええよ」

「なっ!」

「おっ!」

「ちょっと木乃香!?アンタどうしたのよ?」

 

普段は恋愛に関してまったく噂のない木乃香の発言にアスナたちは驚いた。

 

「でもシモンさん、顔とかそうゆんやなくて、なんやろ、その言葉や在り方がカッコええと思うんよ」

「はい!!そのとおりです僕もシモンさんの言葉に助けられました!!」

 

ネギがまさにその通りだと、言った。それに皆興味を持ち、

 

「ネギ先生はシモンさんになんと言われたのですか?」

 

代表してあやかが聞く、

 

「お前を信じる、俺を信じろ!そう言われました!」

 

ネギが自信満々に答える。

 

「・・・・・意味がわかりませんわね」

「わたしもわからないです」

 

委員長と夕映は、いまいちの反応だったが、

 

「いいじゃん!いいじゃん!なるほどね~シモンさんはああ見えて熱いキャラなのね~」

「なっ!なっ!かっこええやろ~」

「う~ん私もその場にいたけど・・・・・う~ん」

 

ハルナと木乃香には好評だった。

もっともその言葉でネギは無茶してしまったので、アスナとしては少し複雑であった。

一方ネギとシモンの様子を離れた場所から見ていた刹那は憤りを感じていた。

 

(さっき刺客の妨害があったばかりだというのに、もうその事を忘れて遊んでいる。ネギ先生も、もう少し頼りになると思ったのだが・・・これから妨害はもっと激しくなるかもしれない・・・・)

 

そんな刹那の予感は的中した。

この後、何度も嫌がらせとして取れるようなわながいくつか仕掛けられていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「なっ!?落とし穴~~~~!?」

 

 

落とし穴を仕掛けられたり、

 

 

 

 

 

音羽の滝では・・・

 

「なっ!?滝の上にお酒が~~」

 

生徒の半数以上が酔っ払うなどの異常事態に陥った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・はあ~~~」

 

刹那は静かにため息をついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えーー!?変な関西の魔法団体に狙われてるーー!?」

 

旅館にて、これまでの異常事態を不審に思ったアスナはネギに問い詰めた。

 

「はい、関西呪術協会っていう」

「俺もその補佐を学園長に頼まれたんだ」

「シモンさんが来るから、なんとなくそんな予感はしてたんだけどねー、また魔法の厄介ごとかー」

「すいませんアスナさん」

 

アスナはため息をついたが、すぐに元通りに戻った。

 

「どーせまた助けて欲しいんでしょ?いいよ。ちょっとなら力貸したげる」

 

その言葉に感動して瞳を潤ませるネギ。

そしてそのネギの頭を「よかったな!」となでるシモン。

そしてここでカモが容疑者である人物の名を上げる

 

「姐さん、桜咲刹那ってのが怪しんだ、何か知らねーか?」

「えっ桜咲さん?う~ん木乃香の幼馴染ってのは聞いたことあるけど・・・・私も話したことないし・・・・」

「あっそれ俺も聞いた」

「まってくだせえ、木乃香の姉さんの幼馴染ってことは・・・・・京都出身!間違いね~奴はスパイだ!」

「え~そんな~!?」

 

自信満々に言うカモ、しかしネギと違ってアスナとシモンの反応は微妙だった。

 

「ん~そうは思えないけど~」

「俺もあの子はそういうんじゃないと思う」

「シモンの旦那どういうことですかい?」

 

シモンは電車の中での刹那との会話を思い出す。

 

「ん~あの子はあれで友達が大切で・・・真剣で・・・それをうまく表現できない子で・・・・少なくとも学園長の依頼も受けていたぞ」

「なーに言ってるんですかい!スパイってのは味方を欺くもんすよー!」

「・・・・そうなのかな? ごめん、俺にはちょっとわからないや」

 

刹那がスパイという線が濃厚になっていく中、教員のしずながやって来た。

 

「ネギ先生、教員は早めにお風呂に入ってください、シモンさんもどうぞ」

「あっ、わかりました、シモンさんも行きましょう」

「俺はまだいいや、少し散歩してから行くから、先にネギだけ行っといて」

「わかりました、それじゃあまたあとで」

 

こうして一旦、会議は打ち切られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあー、スパイねー、俺にはよくわかんないや」

 

スパイなどの行為が自分のこれまでの人生の中で出会ったことがなかったため、シモンは考え込んだ。

 

(あの桜咲って子は真剣な目で俺に話してたな・・・・近衛の護衛ってことで・・・・・神楽坂の話しによると近衛の友達だって・・・カモは、犯人って言ってるけど俺には・・・・・そう思えないや・・・・・)

 

友達、仲間の裏切り、そんなことは経験がなかった。そんな行為が考えられない、

 

「あ~も~魔法とか呪術とか、考えるのは苦手だ!」

 

元々考えるより行動の男のシモンは空に向かって愚痴を言った、

しかし声に出したのがまずかった・・・・

 

「報告にはなかったけど・・・・君は関係者なのかい?」

 

声がした、

シモンはあわてて声の方向に振り向くとそこには、冷たい目をした、白髪の少年が立っていた。

ただただ無表情にシモンの前に立っていた。

シモンには一目でわかった、目の前の少年が只者でないことを、

 

「誰だ、おまえは!?」

「こんにちは。でも、身構えないでくれ。今日は僕も見学に来ただけだからね」

 

白髪の少年はまったく表情を変えずに言った。

しかし、それでもシモンには分かる。

この、目の前に居る少年。それがただ者ではないということを。

 

「・・・・・おまえは魔法使いか?」

「そうだよ、君は違うみたいだけどね。だったら関わらないで貰おう」

「昼間のやつはおまえたちの仕業か?」

「あれは僕ではないけど、今の状況では僕たちの仕業になるだろう。でも言えるのはこれまでだ、君も死にたくはないだろう?」

 

口調はそのまま。しかし身にまとう雰囲気は確かに変わった、

シモンは背中に汗をかいた。この少年は強い!シモンを殺すのをためらいもしないかもしれない、

でも、「死」という言葉が少年の口から出た瞬間、シモンの体は、口は、勝手に動いていた。

 

「ああ、俺も死にたくないよ。死にたくないさ。でも、死にたくないけど、死んでも引けないこともある」

「・・・・なんのつもりだい?」

「お前たちは、どういうつもりなんだ? 俺やネギ・・・・それにあの子たちも・・・・・お前たちに関われば、命にもかかわることになっちまうのか?」

「・・・・・それは君たち次第かな?」

「それは、俺が・・・・『見過ごしてもいい』って思えるようなことしか、お前らはやらないってことか?」

「・・・・さあ、微妙なところだね・・・・例えば・・・・ある女の子を攫って、利用させてもらうとか・・・・」

 

シモンの手にはどこから出したのか、いつのまにかドリルが握られていた。

別に魔法の類やアーティファクトを使ったわけでもないが、ここでは気合で出したといっておこう。

 

「それのどこが、命が惜しいからって、俺が見過ごしていいってことになるんだよ」

「なら、僕とやる気かい?素人ならやめたほうがいい」

「魔法は秘密なんだろ?場所を変えるぞ」

 

一方、白髪の少年はどこら出したのかはスルーして

 

「・・・・・この近くに人払いした場所がある、本当はお姫様たちのために用意したんだが・・・・・まあいい」

 

少年はシモンにそう言って、ついて来いという態度で歩き出した。シモンもその後についていった。

 

 

 

 

 

 

 

「そうだ、君の名前は?」

 

決戦の地で少年は報告になかったといわれている男に聞いた。

 

「シモンだ、おまえは?」

「・・・・・知る必要はない・・・」

「男のクセに死んだような目をしやがって!いくぞ白髪!大グレン団のシモンがおまえの相手だ!

 

空気が変化した。

シモンがドリルを構えて叫んだ後、シモンの体から緑色のオーラが湧き上がってきた。

 

(この感じ・・・茶々丸と戦ったときと同じだ・・・・ドリルが俺の体内の螺旋力に反応している)

 

螺旋力

二重螺旋の遺伝子を持つものの、人間が進化しようとする力、ようするに気合だ!

シモンの変化に少年も気づいた

 

「それは・・・気でも・・・魔力でもないね、どうやら一般人ではないようだね」

 

しかし、大して驚いた顔もせずに、魔力を上げた。

 

「いくぞ!シモンインパクト!」

 

螺旋力を身に包んだ高速で回転するドリル、茶々丸の時はその衝撃波だけで勝ったが今回は違う、シモンは少年に直接ぶつけに行った。

しかし・・・・

 

「なっ、なに!?」

 

ドリルの刃先は少年に当たることなく何かに遮られた。

驚愕のシモン。

当然だ。茶々丸とエヴァンジェリンを吹き飛ばした力だ。

しかも目の前の少年は一歩も動かずにシモンのドリルを防いだ。

 

「なかなかの威力だけど僕の障壁はその程度では破れない」

 

そう言うと少年はシモンに向かって右ストレートを放った。

シモンもとっさに反応して後ろに飛んで避けた。

しかしシモンの動揺は大きい。すると少年は追撃する様子をも見せずに余裕の態度だった。

 

「変な武器を使うね、君は」

「変だと?これは俺の魂だ!そんな障壁など突き破る!」

 

少年にとってはただの強がりにしか聞こえない。

すると少年は一瞬でシモンの背後に回りこみ拳を打ち込んだ。

 

(速い!?)

 

しかし、シモンも身を屈め少年の拳をかろうじてかわし、距離をとろうとバックステップをして身構えた瞬間、また少年の姿が消えた。

 

「なっ!?」

「遅いよ・・・・石の槍(ドリュ・ぺトラス)」

 

地面が槍のようにシモンの体を突き刺した。

 

「ぐわーーーーー!?」

 

シモンも一瞬でかわそうとしたが間に合わず、直撃しないまでも、わき腹を掠め、血が噴出してきた。

しかしシモンは激痛をこらえ、倒れず少年に向かっていった。

 

「くそっ、もう一度だ!くらえーーーーーー!!!!」

「よくかわしたね、でも無駄だよ」

 

だが、シモンの叫びもむなしく、ドリルは少年まで決して届くことはなかった。

 

「未知の力だと思ったが、期待ハズレだったようだね」

「はあ、はあ、はあ」

 

シモンは膝をついて肩で息をした。

わき腹からは血がどんどん滲み出している。

攻撃を仕掛けたが、少年の前にある見えない壁に阻まれて、少年は未だに無傷である。

 

「君には興味ない、悪いけど舞台から退場してもらうよ」

 

するとシモンは歯を噛み締めながら、立ち上がった。

 

 

「舐めんじゃねえ!一度舞台に立ったからには、逃げない!降りない!投げ出さない!意地と気合で演じきる!」

 

「・・・くだらない」

 

「ぐっ!?」

 

 

シモンの強がりを打ち払うかのごとく、一瞬でシモンとの間合いを詰め高速のパンチを繰り出した。

シモンはそのたった一発で再び地面に倒れる。

 

「僕に攻撃も当てられないのにかい?君の力ではぼくの魔法障壁は突き破れない」

 

少年はまったく表情を変えずに言った。もう完全にシモンへの興味を失っているようだった。

しかし少年は自分の失言に気づいていなかった。

 

―――突き破れない

 

そう少年は言った。

その言葉がシモンにとって何を意味するのかを、わかっていなかった。

 

「ぐっ・・・・突き破れないだと・・・?」

 

シモンが少年の言葉を聞いて体を起こす

 

「そうだ、今の君に何が出来るんだい」

「・・・・その障壁を突き破り、おまえを倒す」

「無理だ」

「おまえは・・・・・俺を・・・・俺を誰だと思っている!!!!」

 

シモンは立ち上がりドリルを天に向かって掲げた。

 

「むっ!?」

「俺はシモンだ、俺のドリルは・・・・・天を突くドリルだああああああああ!!!!」

 

シモンの体に再び緑色のオーラ螺旋力が覆っていく。

その光は先程までとは比べ物にならないほど巨大な光。

 

 

「なっ!?・・・・なんだこの光は、君は何者だ?」

 

「覚えておけ白髪頭!!俺のドリルは天も地も魔法すらも突き破る!!」

 

 

再びドリルが高速で回転していく。

 

 

「気合のねえ目をしたお前の魔法なんざ、風穴開けて突き進む!!!くらええええええーーーーーーーー!!!」

 

「こ・・・・これは・・・・くらったら不味い!」

 

 

少年は迫り来るシモンから後ろに飛んで距離を離し、魔法で迎撃する。

 

「もう一度くらうといい、石の槍(ドリュ・ぺトラス)」

 

再び地の槍がシモンに襲い掛かる、しかしその槍はシモンのドリルに阻まれる。

 

「そんな魔法根元から削り取る!!」

「なに!?」

 

シモンのドリルが襲い掛かる槍を全て削っていく

 

「・・・・何者だい・・・・君は」

 

決して表情は崩さず、しかし少年はシモンの力に驚きを感じた。

 

「覚えておけ!!大グレン団のドリルはかつて銀河にも風穴を開けた!そしてそのドリルに明日を託し散っていった多くの仲間がいた!!おまえごときの魔法なんかで止めることなど出来るものかーーーー!!」

 

徐々にドリルが少年の魔法を削りながら進んでいく。

そして、

 

 

「・・・・・・・・しまった!障壁が・・・・」

 

「いっっっっけええええええええええええ!!!!!」

 

 

ものすごい衝撃音と閃光とともにシモンのドリルが少年の魔法を吹き飛ばした。

一帯が光と土煙で覆われた。

勝ったのか?シモンの頭にその言葉がよぎると、先ほどとまったく変わらない少年の声がした

 

「ふう、随分とすごい切り札だったね、油断したよ」

 

シモンが起こした激しい土煙の中、少年が口を開いた。

しかしその姿はシモンには見えない。

 

「今日はこちらから引き上げるよ、そしてさっきの言葉は訂正する、君に少し興味が出たよ」

「待て!一体おまえらは何がしたいんだ!?」

 

姿見えぬ埃の中、シモンが叫んだ。

 

「・・・・今回の争いごとにおそらく君は関係ない・・・だが最後まで舞台に残るなら、また会おう」

 

その言葉とともに少年の気配が消えた。

それと同時に土煙が収まって、シモンは周りの景色を見る。

どうやら本当に少年は帰ったようだ。

 

「はあ、はあ、はあ、・・・・・・強かった・・・・・」

 

シモンは地面を叩いた。

少年は引いたが、全ての螺旋力を引き出して、今のシモンはボロボロになっている。

もしあのままやっていたら、どうなっていたか分らない。

だが、それでもシモンは立ち上がり、誰もいないその場所でドリルを天に掲げ叫んだ。

 

 

「何度来ても同じだ!!そのたび俺はおまえの魔法を突き破る!!どんな壁があろうと決して屈すると思うな!!何度だって突き進んでみせる!!!」

 

 

そうだ、相手が強かった。だが、それがどうした?

 

(そうだ、俺は・・・俺のドリルは負けては駄目なんだ!その螺旋の力に賭けていった者達のためにも!)

 

相手が強かろうと、そんなもが負けてもいい理由にはならない。

強敵との出会い、それがシモンの決意を更に強めた。

ドリルの敗北は大グレン団の敗北に繋がる!だから自分は決して負けないと誓った。

 




あまりにも酷い文章で修正しようにもめんどくさくて頭抱えました・・・・
その結果、あまり直しませんでした。にしても、よくこんな文章を投稿してたな・・・・いや、今もそんなにすごくはないけど・・・・

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