IS学園の異端児   作:生存者

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第13話

約2年前の12月、上条家が久しぶり家族全員で夕食を食べられる日だった。父はISの武装の売り込む営業マンとして世界中を回っており年に3回ほどしか帰ってこれない。

 

「母さん、父さんが帰ってくるのって今日の夜だっけ?」

 

「そうですよ、なかなか会えないのが恋しいですか当麻さん」

 

「ち、違うよ。ただ、元気かなって思っただけだよ」

 

「あらあら、ふふっまだ時間はありますからゆっくりしてて下さい」

いつも通りの日だった、学校では嫌がらせを受けて帰ってきてから、体を鍛える。そんな毎日を過ごしているが家族で食卓を囲めるのはその日常で唯一の楽しみだった。

 

「あら、少し調味料が足りませんね」

 

「少しくらい足りなくても問題無いと思うけど」

 

「久しぶりに帰ってくる当夜さんに手料理で抜きなんてしたくないんですよ当麻さん。じゃあ近くのスーパーまで行ってくるので待ってて下さい、その間に刀夜さんが帰ってきたらお風呂に先に入ってもらうよう言ってくださいね」

母の詩菜はささっと着替え、外に出ていった。上条は暇なので残っている課題をテレビを見ながらこなしていたがしばらくしても帰ってこない事に嫌な予感がした。スーパーまで往復で歩いて遅くとも30分程度だったが家を大体午後6時に出て行ったが今は8時10分前になっている。

 

「また、安くなってるのを余分に買ってるのか?せめて、通りまでは見に行くか」

上条は途中までやった課題を片付け、防寒着をきて外に出て通りまでは見に行ったが戻ってくる様子もなく家に引き返すと、扉に手紙のような物が貼り付けられ中を確認すると両親は預かったここまで来いと書かれ、丁寧にプリントされた地図が一緒に畳んで入っていた。

 

「俺は本当に不幸だな、こんな日まで来るとは見境がないな」

上条は地図通りに歩いて行き着いたのは町外れにある古い工場だった。上条は暗く妙に冷えていたが早く家族で夕飯を食べたいのか、どんどん奥に進んでいき一番奥にある広い部屋に入ると急に備え付けられた映写機が動き出しその画面には監禁された詩菜と当夜が映っていた。すると奥から冬場だが軽く厚着をしたドレス姿で出てきたスコールが出てきた。

 

「君が上条当麻君ね、あなたの両親はこっちで預かってるわ。2人に死んで欲しくなかったら、今からやるゲームに勝ってちょうだい、そうすれば両親は解放するから」

 

「強制参加のゲームか、いいぜ乗るよ。で内容はなんだ?」

 

「簡単よ、今からその部屋に数十人の兵士が入るから全員倒してちょうだい。じゃあゲーム開始」

そう言うと映像が途切れ、中に武装した男がなだれ込んできた。上条は5mものメイスを取り出し敵を目で捉えた。まだ完全に使いこなせた訳ではなく、顔には苦痛の色が出たが目付きは一切変わらなかった。ものの数分で装備を破壊されメイスで横薙ぎの攻撃を続け倒した。反撃する暇すら与えず、連撃を与え続けた。すると今度は天井が崩れISでとに乗った女が銃を向けてきた。

 

「今度はISが相手かよ聞いてないぞ。ったく本気でやらないと勝てそうにないな」

上条はメイスを捨て新たに日本刀を出し、構えながら相手の武装を見ていた。持っているのはライフルだけだが武装の出し入れが自由に出来るのであといくつ持っているかは不明だった。

 

「良くなるなガキ、こいつらを1人で片付けるなんてな」

 

「毎日、暴力を受けてればこのくらいの数ならどうにでもなる。とりあえず俺の親はどこに居るんだ?」

 

「教えるかよ、厄病神。テメェここでくたばってろ」

 

「そうか、なら倒してから聞くしかないな……七閃」

上条が刀を抜刀した瞬間ヒュンッ!と何か風を切るような音が聞こえISの腕の装甲を切り裂いた。

 

「遅えよ、それでも兵器か。ただの鉄くずにしか見えねえぞ」

 

「ふざけるな!」

バシュン!と連続で銃弾が放たれ上条は慌てて横に走り初弾を避け次に来た銃弾を身を屈め横に走りながら避け続け、避けきれないものだけを切りそのまま部屋の端まで行った。

 

「終わりだ、くそガキ蜂の巣にしてやるよ」

さらに撃ち続け壁際に追い詰めたが今度は壁を走り始めそのままずっと走り抜けていた。そして途中急に走るのを止め真っ直ぐに地面に降りると一気に速度を上げ走り接近した。

 

「少しくらいは効いてくれよ」

上条はライフルの砲身を切り落とし空いた右手でISの絶対防御を貫通して右手で本気で振り抜き顔を殴り、仰け反らせた後、顔を両手で持ち左膝をぶつけたが威力がそこまで入らなかったのか手を捕まれた。

 

「何時までも調子に乗ってるんじゃねえぞ!」

一気に力が入り、右腕の骨を折られてしまった。上条は左手の指を伸ばして力をいれでまだ掴んでる指に向かって振り抜き切断した。すぐに後ろに下がったがそこに新しく出したライフルの銃弾が命中し右手が吹き飛んでいた。

 

「はは!どうだ、片手を失った気分は随分と人間離れした力を持ってるみたいだけどこれじゃ本気なんか出せないだろう」

 

「ふっ・・はは!あははははははッ!おいおい、勘弁してくれよ。俺はこんな所で死ぬつもりはないぞ、まだまだやる事が残ってるんだからな」

上条は片手を失った状態だが急に笑い出しこの状況を楽しむように笑い始めている状態に目の前の女は寒気がしもう一度射撃したがその銃弾は上条の前に行くと消え、左手にはその銃弾が握られていた。

 

「痛いな、さすがに素手でこのデカイのを掴むのは。さてと、やっぱ手を抜くのはダメだ。お前に用は道案内でもしてもらうか」×お前に用は道案内でもしてもらうか→〇お前には道案内でもしてもらうか

右手から竜の頭が現れ目の前の女を睨め付けていた。上条は竜の方に目線がずれた刹那、女の目の前まで走り普通の蹴りを放ったがそれはさっきまでの物とは威力が格段に上がり鉄塊であるISが壁まで吹き飛び、さらに普通の拳を振り抜いただけで壁にめり込んでいたものがさらに壁をぶち抜き奥に飛んで行った。

 

「仕方ない、記憶から抜き取るか」

上条は倒れている女の頭に触れると場所だけを抜き出すとまだ逃げようとする女の首を引きずりその場所まで連れて行った。

 

その頃、連れ去られた当夜は家からかなり離れた海沿いの倉庫に妻の詩菜も一緒に監禁されていた

「ん、ここは。倉庫?」

 

「あら、刀夜さん」

 

「おお、母さんなんでここに」

 

「いえ、気がついたらここに。それにしてもここはどこでしょう」

 

「やっと起きたか、もう少し寝てても良かったんじゃないかそうすれば子供の死にざまを見なくて済んだのにな」

奥から3人の女が出てきた、その中の1人は刀夜に近づき言い放った。

 

「何!当麻に一体何をするつもりだ!」

 

「何って殺すに決まってるだろ。もちろん私じゃないけどな。そろそろ報告が来てもいい頃なんだけどな」

 

「焦り過ぎだ新人、そんな慌てるな簡単にバレるような場所じゃない。それにただの中坊だ気付くわけない」

 

「何故当麻を狙う、あの子は関係ないだろ」

 

「関係ない?バカ言うな周りの人間を散々に不幸にしたガキに生きる価値なんてないんだよ」

 

「生きる価値がないだと!この世界に生まれる時点でその子供は生まれながらに生きる価値はあるだ、それを否定するのか」

 

「厄病神なんかに何の価値がある、ただの憂さ晴らしの相手にしかならないんだよ。生きる価値のない人間を殺して何が悪い。私は依頼された身だけどな、こいつは私が殺したかったよ」

 

「どんな理由があってもそれが人を殺していい理由なんてある訳がない!それでもあなたは人間か!」

 

「うるさいな、こんな馬鹿な夫でよくここまでやって来れたな、別れて他の男と結婚したらどうだ?」

 

「確かに刀夜さんは馬鹿で不甲斐ない人です。けどどんな事があっても家族を捨てようとしたり責任を押し付け、簡単に人を殺すなんて言うような貴方が馬鹿に出来るような人じゃありません!家族を愛し、どんな理不尽からでも守ろうとする当夜さんと別れるつもりだ微塵もありません!」

 

「知るかよそんな事!」

女の平手打ちが詩菜の頬に当たり横に倒れた。

 

「母さんに手を出すな!やるなら私だけでいい!関係のない人に手を出すな」

 

「そうか、ならやらせてもらおうか!」

今度は当夜に向かって蹴り入れ、痛みに耐えきれないのか地面に倒れながら苦しんでいた。

 

「お前らも不幸だなあんな子供を産むなんて、本当に不幸だよな。救いようがない、さっさと捨てちまえばいいものを、あんた達の考えてる事が分かんないよ」

 

「それは分かんないだろう。私が言える事じゃないがあんたは子供を育てた事がないからな。親は生まれてきた子供に自信を持って生きて欲しいと願っているんだ!それをあなたが否定する権利なんてないんだ!」

 

「何時までもぎゃあぎゃあうるさいな、黙ってろ。どうせお前のガキは助からないんだからな」

女はもう一度当夜に蹴りを入れると離れた椅子に座った。すると急に天井から何かが落下してきた。すぐに落下してきた場所を見てみると上条を始末しに行っていた女だった。ISを着た状態だが装甲は裂けほとんど機能が使えていなかった。

 

「あ、あ・・・ああ、た助けてくれ・・」

 

「おい、大丈夫かどうしたんだこんなにボロボロになって!」

 

「早く、・・ここから逃げた方がいい。……本当に殺される」

それだけ言うと血まみれになった女は意識が途切れた。ISのエネルギーは0になり腕の足の装甲は全て壊され。浮くためのスラスターも壊されていた。

 

「一体だれがこんな事を」

 

「スコール、やばい気がするのは気のせいか?」

 

「いえ、オータム私も同じ事を思ったわ。けど逃げる事も出来ない気がする」

その時閉じている倉庫の扉にズバァッン!!と爆音が響き急に厚さ10cmもある鉄の扉が凹み中にいた3人は全員ISを展開、攻撃態勢に入っていた。その数秒後高さ10m横8mの2枚の扉が吹き飛び3人を襲った。刀夜達は運良く端にいたため何もダメージは無かった。

 

「やっとついた。迎えに来たよ父さん、母さん」

倉庫の入り口には血で汚れた右手を構えた上条がたっているが冬場にもかかわらず服はほとんどなく上半身は裸に近かった。上条は声をかけたがさっきの衝撃でまだ起きあがれていなかった。

 

「テメェがこいつをやったのか!」

 

「ああ、そうだよ。全く痛かったよ、右手をあのバカデカイ銃弾で撃ち抜かれて。まあ、遊びはいいあとはお前らを片付ければ終わりだ」

その瞬間上条の体が消え、女の腹に飛び蹴りが入り壁まで吹き飛ばされて、その間に上条は奥にいた2人にも蹴り加え吹き飛ばしていた。その衝撃でスラスターは壊れ装甲もひしゃげていた。

 

「くそっふざけるな、このガキ」

 

「そんなにムキにならないで、あの子の思う壺よ、落ち着いて確実に仕留めましょう」

 

「ああ、くそ!こっちもスラスターが壊れてやがる、どんな力で蹴ったんだよ」

 

「ただの蹴りですよ。いちいち余分に力を入れる必要はないですから、それに大切な家族に手を出されて黙って見てるわけないだろ」

それから一方的な戦いだった。ISに乗った3人から来た、ビットの偏光制御射撃、ブレードの斬撃、ライフルの一斉射撃き全てを避け、隙が出来た人間から一人一人ダメージを与え気が付けば上条以外の全員が地面へバッいたが急に上条の体が急に石像のように固まり動かなくなった。

 

「はぁやっと効いたわ、一体いつまで動けるのか気になってしょうがなかったわ」

 

「感覚がないな、まさか神経を麻痺ささせたのか」

 

「こいつなんですぐに分かるんだよ。本当の化物じゃねえか」

 

「ありがとうスコール、こいつをやっと始末できる」

 

「はっ!動かない的しか殺せないのかよ。それでも 人殺しか」

 

「黙れガキ」

女の持っていたブレードが上条に襲いかかり、上半身を切り裂くかと思われたが振りかぶったブレードには血は一滴もついておらず上条はその女の後ろに立っていた。

 

「全く体が動かないと困るもんだな。ふう、よしこれで動いた」

 

「テメェどうやって逃げた」

 

「神経が反応してくれないけど体が勝手に動くんだよ。よし、今は自分意思で動かせるな。ふん!」

上条は一回で体にある全ての空気を吐き出し自由に動けるようになり、すぐに女の首を片手で掴みあげ力を込めて行った。女は手から逃げるために蹴りを入れたり、ブレードを振ったりしたがもう片方の腕で止められ、耐えられなくなったのか手足はだらりと下がり抵抗しなくなった。上条は横に投げ捨て。残る2人の始末にかかったが手は出さず話しかけた。

 

「お前らは俺の親に手を出したか?」

 

「いえ、ただ傍観してただけよ。あなたの両親が叩かれたり、蹴られたりしたのを」

 

「私も同じだ、怪我をしてるのを見てただけだよ」

 

「そうか、ならすまなかった。手を出して」

上条はすぐに背を向け両親を元に歩いて行った。もちろん連れてか帰るためだろうと2人は感じいた、しかしそう平和には終わらなかった。新たに部隊が突入して上条に躊躇なく銃弾を撃ち込んで来た。それに対して上条は右手を軽く横に振るその瞬間急に衝撃波が上条を中心に襲撃者に向け放たれ、全員が吹き飛び動かなくなった。そこで更にISに乗った部隊と見られる人間が3人も降りてきた。

 

「いちいち、出てくるな。こいつらは家にも帰らせてくれないのかよ。またISで乗り込んでくるか、そんなに殺したいなら俺だけ狙え。父さんと母さんは関係ないんだ」

 

「そいつらは私達の顔を見たんだ、元から死ぬ運命なんだよ。まさか私まで駆り出されるなんてな」

 

「大したことがないからか数で決めたいのか、さっさと潰したいのから戦力の高いやつでもつれて来たのかどっちかだな。まあ、ここで死ぬつもりはない・・・優先するISを下位に、空気を上位にそして自分を更に上位に」

音は無かった予備動作もなかった、瞬間移動したかのように上条の姿は消え1人の女の腹に杭のように飛び蹴り体が入り、くの字が体は曲がり何もないはずの空中で空気の壁にあたり気を失った。上条は更に体を捻り体を元の体勢に戻すと動けない右側にいたもう1人に近づき膝蹴りで頭を下げさせ右手でアッパー気味に振り上げるように殴り、反対側にいた最後の標的を向いた。相手も持っていたライフルを向けようとするがここまでたったの1秒でやり、あまりの速さに対応できなかった。銃弾を放たれる前に上条は左手で張り手を感覚で顔を叩き、空いている鳩尾に右手を決め前屈みになった瞬間に首と腰の部分を掴み、一回転させ殴り飛ばした女に向け投げとばした。

 

「はぁとりあえず全部潰しておくか」

上条は振り返ると当夜と詩菜を抱えスコール達の前で降ろした。

 

「あら、一体何のつもりかしら?」

 

「両親を家に送ってくれ、そのISなら出来るだろう」

 

「私がすんなり了承するとでも思うのかしら?言っておくけどそんなに人は良くないわよ、それにあなたの両親を監禁した犯人によくそんな事を頼めるわね」

 

「なら、背を向けてた俺をなんで始末しなかった。まだ動けるのに。依頼は俺を殺す事だろうならなんで殺さない、機会ならたくさんあったはずだ」

 

「別に私が殺さなくてもオータムがやる事だってあるかも知れないし、隙が出来た時にやるかも知れないわよ」

 

「けど、それなら今もそうだ俺はただの学生だこんな鉄の塊に体なんか切られたらすぐに真っ二つになるんだぞ。お前は殺さなかったんじゃない、殺せなかったんじゃないか?」

 

「あんたは俺が最初にここに来てから銃弾を打ってきたけど全部わざと外しただろ、しかもあの距離で。わざわざスコープなんて覗いて狙い撃ちした割には下手だったぞ。それに他のやつはあの距離で照準を合わせない、先読みして乱射してくるはずだ、隣に座ってる人みたいにな」

 

「だからってそれが本当だとしても、どうして信頼するまで繋がるのかおかしいとは思わないの?」

 

「信頼して何が悪い、あんたが人を殺した事のある悪人だとしても俺はあんたを信用してる。住所はもう調べてあるだろ、じゃあ後は頼んだ。・・こんなくだらない組織は俺が潰して粉々にしてやる」

上条は歩き出し倒れていたISに近づき何かを取ると何処からか出した服を着てそのまま暗闇に消えていった。スコールとオータムは仕方なしにまだ寝ている当夜と詩菜を家まで連れて行った。上条は次の日の早朝に帰ってきていたらしく死んだように寝はじめ次の日まで起きる事はなかった。スコール達も仕事に出る為にアジトに待機しているが何時もきている時間に依頼が来ない事に違和感を感じ、本部へと向かうとそこは荒地となり全ての建物が破壊されていた。中にいたと思われる人間は全て外に避難していた。最初は何が起こっているのか分からなくなっていたがた上条が最後にはっしていた事を思い出し、メンバーの何人かに聞くとやはり上条がここに来ていた事が分かった。ここで1つわかる事はあの日の夜、たった1人少年によって潰されたのだ。コンピュータの中にあった情報や、ISの整備場、武器の製造場。そして、そこで働いていた技術者達の成果の全てを破壊されていた。もうこの組織は立ち直る事は出来ないと考えたスコールとオータムはすぐに組織を脱退し日常世界へと入った。

 

 

 

「懐かしいな、まさかあいつがあそこまでやるとは想像してなかったよ。結局、亡国機業はほぼ壊滅しほとんどの働いていた連中は無職か。まさかこんな生活を送る事になるとは考えなかったな」

 

「でもこっちの生活も悪くないわね。毎日、不規則な生活だったしのんびりとした生活もいいわね。これまでに稼いだお金もあるし、切羽詰まるようなことにはならないわね」

 

「あ、またあいつから料理教えてもらわないと」

 

「そう言えばそうね、でも少しくらいは自分でやってみたらどう?」

 

「仕方ないだろ、あいつの方が上手いんだから」

 

 

 

 

 




普通の中学生がisを生身で相手に出来るってもはや怪物もうぜんになっているような。

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