[1]ノーゲーム・ノーライフの世界にチート転生者がきたようです   作:型破 優位

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お気に入り400件ありがとうございます!

8月25日に9巻きますね!
佑馬の知識は8巻までですので、
そこからは原作知識無しです!
新鮮な感じが味わいたい方は、もう少しお待ちください!

あと、なんかゲームも出るらしいですね!
もう予約しちゃいましたww

外れましたね。

それでは本編をどうぞ!


開戦、vs獣人種

佑馬side

 

今エルキア城に入ったところ。

 

そこで気になることが出てきた。

 

「なぁ、ジブリール。」

 

「なんでしょうか?」

 

「ちょっと今から写輪眼で試したいことあるからいいか?」

 

「はい、いいですよ。」

 

というわけで発動。

 

「どうだ?変化はわかるか?」

 

「そうでございますねぇ。雰囲気は若干違う感じがしますが、眼の方は黒いままでございます。」

 

「雰囲気だけか?なんか眼から力を感じるとか、嫌な感じがするってのはないのか?」

 

フルフルとジブリール

 

「いえ、眼からはなんも感じませんよ。」

 

「そうか。」

 

ふむ、これはかなり強力なものを貰ったな。

 

「ジブリール、改めて言わせてくれ。こんな素晴らしいプレゼントをありがとう!」

 

本当に感謝だな・・・

 

「こちらこそ、喜んでくれて何よりです!」

 

っと話しているうちに、自分の部屋についた。

 

「ふぅー。とりあえず風呂入りてぇー。」

 

「なら、入りましょうか!」

 

「おう、いいけど、その手にある本は持ち込むなよ?」

 

「はっ!私としたことが、本があまりにも楽しみすぎて、つい・・・」

 

「まぁ出たらゆっくりと読みな。それじゃあ行こう。」

 

ジブリールが本を読んでる間、何してようか。

 

そういえばジブリールに料理をする約束してたな。

 

ステフにこの世界の料理について教えてもらうか。

 

(後、写輪眼がどれくらい持続するのかも確かめないとな。それに、この状態でも幻術とかかけられるかも確かめないといけないし。それに・・・後で良いか。)

 

考えてもきりがない。

 

とりあえず、風呂場に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジブリールと風呂場に行く途中、空達が前に歩いているのを見かけた。

 

「よぉー、おまえらも風呂?」

 

「おう、そうだぞ。おまえらもか?」

 

「うん、そのつもりだったけど、出るまで待っておくわ。」

 

「別に一緒に入ってもいいですよぉ?」

 

と、フィールから声があがる。

 

「え?マジで?」

 

「みんなで入った方が楽しいのですよぉー。」

 

「私たちに拒否権はないのですのね・・・」

 

「どうやらそのようね・・・」

 

ステフとクラミーの諦めたような声がする。

 

ドンマイ。

 

と、またみんなが歩きだす。

 

そこで、後ろの方にいたフィールに小声で声をかける。

 

「本当の目的はなんだ?品定めか?」

 

その質問に、ふふっ、と笑いながら応えるフィール。

 

「やっぱりあなたは油断できませんねぇ。そうです、裸になってくれればぁ、みなさんの体内精霊活動から多少は人格を解析出来るのですよぉ。寝首をかかれる可能性を把握しておけば、対処するのも楽なのですよぉー。」

 

「ほう、で、俺は今のところどうなんだ?」

 

「不自然なほど精霊は感じられません。ただ、前あった時より雰囲気が変わってますねぇ。」

 

その言葉に口を吊り上げながら、

 

「はは、まぁ良いところまで行ってるな。で、評価はどうなんだ?」

 

そこでフィールも笑いながら。

 

正確には目以外でだが。

 

「この中で一番信用出来ない存在ですねぇ。先のゲームの件といい、あなたは一体何者なんですかぁ?」

 

「安心しな。唯の人間だよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

------風呂場--------

 

女子達が先に浴場に行くのを待ってから脱衣をする。

 

(ふむ、目を閉じても写輪眼と気配でなんとか空間把握は出来るな。)

 

ははー、人間やめてるな俺。

 

いや、死んでたわ。

 

これ以上は悲しくなるので、考えるのをやめてタオルを巻き、風呂場に入る。

 

「あっつ!」

 

むわん、とした感覚が襲う。

 

常人よりも五感が鋭いから、一層暑く感じる。

 

「ん、空は着衣か。」

 

「そうだ。正直振り向きたいが・・・って、お前はおもいっきし入るつもりなんだな。妹の体を見たらどうなるかわかってんだろうな。」

 

「安心しろ、目を閉じても空間把握はできる。」

 

「お前もお前で大概だよな・・・。」

 

そんなことわかってるよ。さっき悲しくなったところだからな。

 

「佑馬さーん。」

 

「なんだ?」

 

フィールから声があがる。

 

「さっきあなたはなんて言ったか覚えていますかー?」

 

さっき?なんか言ったっけ?

 

「さっきって?」

 

「私があなたは何者かぁって聞いたときですよぉ。」

 

あっ・・・(察し

 

「・・・唯の人間だよ?」

 

「「「「「「嘘つき!」」」」」」

 

その場全員から声があがる・・・って!

 

「おいジブリール!お前まで言うか!?」

 

「佑馬が人類種やめてるのは周知の事実でございます

。」

 

え、俺そんなに常識離れたことやったっけ。

 

空間転移使えて、写輪眼使えて、一方通行使えて、現在感覚だけで空間把握をしている。

 

結論、人間じゃない、

 

「ごめん、俺も人間やめてるような気がしてきた。」

 

「「「「「「今ごろ!?」」」」」」

 

なんでそんなに意気があってんの?

 

打ち合わせでもしてたの?

 

とりあえず、湯船に浸かる。

 

「ふぅー、疲れたぁー。」

 

そう脱力してると、空から声があがる。

 

「フィー・・・あ、いや、フィール様?」

 

「あらぁ?どうしたのですかーかしこまってぇ。」

 

「クラミーのおっぱい偽装してる魔法、あれは幻惑?それとも変質させてる?」

 

「変質させてるのですよぉ、それより・・・」

 

確かに、クラミーの胸あたりに変な違和感は感じるけど・・・

 

「クラミー、バレてるし、やっぱり裸の付き合いで偽装は失礼だと思うのですよぉ。」

 

瓶のコルクが抜けるような音がなった。

 

クラミーの胸から違和感がとれる。

 

一応合掌しておこう。

 

「さらっと認めないでよフィーッ!これなら何もしないほうがマシだったじゃないッ!それと佑馬!貴方何手を合わせてるのよッ!」

 

あれぇー、なんか標的にされてる。

 

「いや、なんかステフみたいだなぁーって。」

 

「そういうこと思うまえに、行動で示して欲しいですわ・・・」

 

「そんな酷いことやってないぞ?」

 

「もういいですわ・・・」

 

なんか諦められた。なんでだろうか。

 

「それで、どのような魔法をご所望なのですかぁ?」

 

「うむ、話が早くて助かる。」

 

空が大きく頷き、言った。

 

「俺を"女性化"出来ないですかねっ!?」

 

おい、なんか湯気が揺れてるんだけど。

 

「そーすりゃ俺は背後に広がる楽園を見ることが出来るのです!同性なら誰がどう見ても完璧な健全!それが十八禁なら銭湯も温泉と十八禁!完璧に無敵に健全なのですっ!」

 

「内心に渦巻く欲望が変わらなければぁ、本質は変わらないと思うのですよー?」

 

「内心を立証できる物理的根拠はないッ!」

 

ここまで来ると尊敬に値するな・・・

 

「素晴らしいですマスターッ!暴論を躊躇なく言い切られるとは感激でございますッ!!」

 

やばい、ちょっと頭痛がしてきたかも。

 

「出来るのですよぉ?」

 

「マジですかッ!」

 

あ、でも確かさ・・・

 

「ただし、元には戻せませんがぁ、いいですかー?」

 

「え?」

 

「性別を決めるのは二つの魔力要素ですぅ。同じ要素が二つなr」

 

なんかxy染色体の説明が行われている。

 

「おい、頼むぜファンタジー・・・」

 

よし、助け舟でも出してやろう。

 

「なあ、空、もう一つ方法が有るぞ。」

 

「うん、なんかわかった気がするけど、一応きいておく。」

 

「感覚でわかるようになれば「予想通りだわ!出来るか!」いや、出来るだろ。俺が出来てるんだから。」

 

「目を閉じてたら意味がねーだろうが!」

 

「それなら安心しろ。空間把握してるってことはちゃんとスタイルもわかるということだ。」

 

「それは・・・つまり・・・!」

 

「ああ、目を閉じても開けた時と同じようにわk「「変態ッ!」」おい、桶投げんな!」

 

「黙りなさい!それって結局見えてるのと変わらないじゃないですの!!」

 

「いや、形がわかるだけだから問題ない。服の上からみてるような感覚だから大丈夫だ。さすがにそこまで正確にはわかるほど感覚は鋭くないからな。」

 

その時この場にいる全員が思った。

 

((((((十分鋭いわ!))))))

 

なんか心外なこと言われた気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

------エルキア城調理場------

 

風呂から上がり、ステフの部屋に向かった。

 

「おーい、ステフ。ちょっといいかー?」

 

「はい、なんですの?」

 

「ちょっと料理教えて貰いたいんだけど。」

 

「ああ、そういえばジブリールが言ってましたわね。いいですけど、ここの調理場は図書館のより劣りますわよ?」

 

「いや、図書館に行く。」

 

「今からですの!?こんな時間から図書館まで歩くなんてさすがに嫌ですわよ!?」

 

「安心しろ。空間転移でいく。」

 

「はぁ、もういいですわよ・・・」

 

なんか諦められた。

 

ちなみにジブリールは本に没頭している。

 

「それじゃあ行こうか。俺に触れてくれ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-------エルキア図書館調理場------

 

「こうして見るとやっぱり思いますわずには居られませんわね・・・貴方本当に何者ですの・・・」

 

「まぁ、最近俺も人間やめてんじゃないかってことぐらいは自覚し始めたよ。」

 

本当に人間じゃねぇよな。

 

「と、それはいいとして、とりあえず器材の使い方から教えてくれ。元の世界と同じなら大丈夫だが、そうとも限らないしな。」

 

「はい、わかましたわ。まずあのオーブn」

 

結局、器材は20世紀のものに魔力が宿っているようなもので、材料に大差はなかった。

 

 

 

 

「よし、出来た。とりあえずこれ食べてみてくれ。」

 

作ったのは魚の煮付けだ。

 

「美味しそうですわね。頂きますわ。」

 

上品に箸を使って食べ始めるステフ。

 

やっぱりお嬢様なんだな・・・。

 

「・・・ッ!美味しい!これ私のより美味しいんじゃないですの!?」

 

「ほう、そこまでいってもらえるとは嬉しいねぇ。」

 

ふむ、器材の使い勝手はこっちの方がいいな。

 

「本当に美味しいですわ!美味しいんですけど・・・なんか悔しいですわ・・・」

 

なんか自信をなくしていってるな。

 

一応フォローはしておくか。

 

「それはたまたまステフの好みにあってたってだけで、客観的に見ればステフの方が上手いと思うぞ。」

 

「そういう気遣いできるんですのね。」

 

「気遣いじゃないんだけどな。」

 

「まぁいいですわ。とても美味しかったし。御馳走様。」

 

「お粗末様。それじゃあ、ジブリールの分作って帰りますか。」

 

ちなみに、ジブリールも美味しいと言ってくれた。

 

嘘でも泣きそうなくらい嬉しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(喜んでもらえてよかったなぁー)

 

ベッドに寝転がりながら、ジブリールの言葉を思い出す。

 

(んー、やばい。そろそろ眼が限界だな。)

 

そう、さっきから上手く使えなくなってきてる。

 

そして、解除した瞬間。

 

一気に疲れが押し寄せてきた。

 

(・・・なるほど・・・空間転移に空間把握のときに使って、さらに5時間使ったからな・・・一応実戦だと3時間ってとこか・・・せめて一日は使えるようにならないとな・・・ふわぁ。)

 

そうして、意識が落ちていった。

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから三日後。

 

三人称side

 

 

「ソラ!東部連合から手紙が届きましたわ!」

 

そう言いながらステフが走る。

 

「おう、やっときたか・・・ふむ、明後日だな。」

 

原作ならさらに二日後、つまり明後日に届いてドタバタするのだが、ちゃんとその芽は摘んである。

 

「ま、それまでゆっくりしてますかぁ。」

 

「ゆっくりしてる場合じゃないですのよ!!しっかりと準備をして欲しいですわよ!」

 

「俺らいつでも準備万端だから。」

 

ステフは胃痛がするのを感じた。

 

 

 

 

 

さらに二日後の朝

 

 

「よし、じゃあそろそろいきますかぁ。」

 

そう空が言う。

 

「わかりしました。ではマスター方、佑馬、ドラちゃん、私に掴まってくださいませ。大使館まd」

 

「あ、ジブリールそれ却下」

 

ジブリールの最速の移動手段を断って、ステフに向き直る空。

 

「ステフ、城の正面に馬車を用意させろ。ド正門から、堂々と出る。」

 

その言葉にジブリールは意図を把握しかね、ステフは絶句するが、佑馬はしっかりと意図を把握する。

 

「なっ・・・暴動の最中ですわよっ!?」

 

「だからこそだよ。な?空。」

 

「ああ、なんのために暴動を起こさせたと思ってんだ。」

 

 

 

--------エルキア城前-------

 

 

罵詈雑言が飛び交う、デモ隊で埋め尽くされたエルキア城前大広場。

 

その正面の巨大かエルキア城正門が、轟音を立ててゆっくりと開いていく。

 

誰が姿を現そうが罵倒の限りをぶつけるつもりでいたデモ隊が。

 

歩み出てきた五つの人影に、水を打ったように静まり返る。

 

五人の歩みに、静寂に包まれた広場の人だかりが割れて、道を作っていく。

 

中央を歩くのは、夜のように深く冷たい黒髪黒瞳の『王』、空。

 

その右に、かつてないほどに妖しく赤い紅玉の瞳の『女王』、白。

 

その後ろを一歩引いて歩くのは、静かに輝く琥珀の瞳の『従者』、ジブリールと口を吊り上げながら嗤う『王』と『女王』の親友、佑馬。

 

その四人の光る目が湛える、ただならぬ覚悟。

 

そして、絶対的なまでの"自信"が。

 

民衆に、言葉を紡ぐのを許さなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・というわけもなく。

 

主にジブリールの眼差しと穏やかな微笑、そして佑馬の嘲笑うかのような笑顔とその迫力が、ただ一言を語っていた。

 

『我が耳が届くところで、主や佑馬(空や白やジブリール)に罵声を浴びせるなら、命と引き換えにどうぞ』と。

 

その呼吸すら止めさせる威圧的な空気が、全ての言葉を大衆から奪い、そのずっと後ろをアクアマリンの瞳のステフがおどおどと小走りで追いかける。

 

結局、空達の歩みは、ただ一つの罵倒すら許さなかった。

 

 

 

 

それからステフが暴動を起こした理由とか聞いていたが、そこは割愛しよう。

 

side out

 

 

 

佑馬side

 

---------在エルキア東部連合大使館-------

 

馬車から降りたところを、袴のような服を着た初老の、白い毛並みの獣人種が出迎えた。

 

東部連合、在エルキア次席大使、初瀬いの。

 

「お待ちしておりました。」

 

「待たされたのはこっちだっての。さぁ、はじめようぜ?」

 

全くだ。すごい待ったわ。

 

「では、こちらへ」

 

先導されて、大使館の中を歩くなか、佑馬はずっと考え事をしていた。

 

(今現時点で、写輪眼は約半日は実戦で使えるようになったとは思う。だが、身体能力がどこまでなのかわからない。軽く木は越えられる高さだが、それが血壊を使った獣人種に通用するかどうか。さらに一方通行の能力が適用されるかどうか。ここがやっぱり気になるな。それと、一方通行の能力。これもあまり使ってないからどのくらいまでいけるのかわからない。もしかしたら黒い翼を出せるかもしれないし、あるいは反射とこの脳のスペックだけかもしれない。不確定要素が多いが、それはゲームの中でどうにかするしかないな。)

 

そう考えているうちに、先日と同じ広間についた。

 

「では、ゲーム開始時刻まで今しばらく、ここでお待ちを。」

 

「あいよ。観客もちゃんと通しといてくれよ?」

 

いのが無言のまま一礼して立ち去る。

 

とりあえずソファーに寝転がる。

 

「俺は寝る。時間になったら起こしてくれ。」

 

「わかりました。おやすみなさい、佑馬。」

 

その後空たちがなんか話していたが、あまり覚えていない。

 

 

 

 

 

 

 

ゲーム開始数分前

 

「佑馬、そろそろ起きろ。もう移動だぞ。」

 

「・・・ん、ふわぁ...んーーー、もう移動か。」

 

そう言いながら伸びをする。

 

体調はよさそうだ。

 

その後すぐ来たいのに案内され、一同が通されたのは大使館の中のワンフロア。

 

巨大なビルの一階を丸ごと使ったのでは、と思わせるほど広大な四角い広間。

 

壁を埋めるような巨大なスクリーン一枚、それが四面に張られたフロアだ。

 

そこには、人類の命運を決めるゲームを観戦にきた観客、千人はいるだろうそれは、疑惑の眼差しで舞台に向けている。

 

正面スクリーン前の舞台には、黒い箱、そして六つの椅子が据えられていた。

 

「・・・・」

 

無言で、その椅子の一つに正座して待つのは、対戦相手の少女、初瀬いづな。

 

「皆様、こちらにお座りください。」

 

いのに促され、いづなの隣に座る空。

 

その隣に右へ白、ジブリール、佑馬、ステフと続く。

 

そこで佑馬は精神統一と現段階の状況を考える。

 

(さっき寝たが、写輪眼は普通に使える。身体の倦怠感はない、むしろ良好。)

 

「では、これより、"盟約内容のかk」

 

いのがなにか言っているが聞こえない。

 

(血壊。ジブリールですら歯が立たないほどの身体能力を生み出す力。あの爺さんは限界を突破するほどと言っていたが、どれくらいかはわからない。一応最初は力を隠していくが、まずはNPCで馴れながらってとこかな。)

 

作戦が決まったとき、いのの声が響く。

 

「では、同意したとみなし、盟約の宣言を願います。」

 

同意?まぁ空がなんとかしてくれただろう。

 

「「「「「"盟約に誓って"」」」」」

 

「"盟約に誓って"、です。」

 

そこで、ジブリールの方をみる。

 

ジブリールはその視線に気づいたようで、こちらを見返してきた。

 

「どうかしましたか?」

 

「いや、なんだ、その・・・」

 

どうしよう。手を繋ぎたいなんて恥ずかしくて言えない。

 

その時、ジブリールが顔を若干赤くしながら言った。

 

「あの、手を・・・繋いでいただけませんか?//」

 

なんか、へたれでごめんね。

 

そしてその顔は反則だね。

 

「ああ、こちらこそ頼む。」

 

「では、始めます。」

 

いのの声が聞こえた瞬間、意識が無くなった。




次回、佑馬が無双を始めます。

それと、誤字報告についてですが
直接感想の方でお願いします。

誤字報告爆をやられてしまったので...

お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。

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