[1]ノーゲーム・ノーライフの世界にチート転生者がきたようです 作:型破 優位
「ここ何処だ?」
俺は気がついたら辺りが真っ白な空間となっていた。
「なんだ、夢か?」
そう思って辺りを見回してみる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そこには、土下座している爺さんがいた...
「本っ当に申し訳ない!!!!」
はぁ...?
「まず、わしは神じゃ。そなたはわしの手違いにより、死んでしまったのじゃ。」
いや、ちょっとまて、
この爺さんは今なんて言った?
俺が死んだだと?
今現在こうやって生きてるではないか。
あー、変な夢見てしまった。
早くさめn「夢じゃないぞ」いかなぁ。
「何ナチュラルに人の心読んでるのさ。」
「そりゃ、神じゃからのぉ。」
ふむ。一回冷静になってみるか。
「爺さんは神(笑)なんだよな?」
「自称ではなく、間違いなく神じゃ。」
「どうでもいい。いくつか質問させて貰うぞ。」
「う、うむ。」
「俺は死んだのか?」
「こちらの手違いでな。」
「ここは何処だ?」
「所謂、転生の間じゃな。」
転生の間...?
つまりこれは2次小説とかで出てくる例のあれかな?
「その通りじゃ。」
「んじゃあ、なんで俺は死んだんだ?」
「実は・・・・・」
-------------神説明中-----------
「つまり、爺さんが本を読んでたら寝落ちして、その本が頭に落ちてきてペッシャンコ、ということか?」
「本当に申し訳ない!!!」
「少し時間をください。」
さて、頭の中を確認しよう。
ここは、転生の間
目の前には土下座している自称 神
俺は死んだ
死因 本による圧死
いくらなんでも死因がネタじゃね???
「いや、その、本当に・・・」
「もういいから、頭上げてください。転生の間ということは、転生ができるんですよね?」
そう、冷静に考えたら、ここは転生の間。
つまり、転生できるということになる!
あ、やべ、楽しくなってきたかも
「すまぬ。そうじゃ、そなたには悪いことをしたからの。転生させようという結論に至ったのじゃ。」
おぉ!キタコレェ!
「転生先とかは決まっていますか?」
「そなたが決めて良いぞ、特典も特別に3つまで付けよう。」
おお、これは面白いことになってきたぞ!
「そう思ってくれているならこちらも少しは楽になるのぉ。」
「じゃあ、転生先は[ノーゲーム・ノーライフ]の世界で」
「ゲームで全てが決まるあのアニメじゃな?」
「そうです。爺さんも知っているんですね。」
「そうじゃが、爺さんはやめぃ。わしは少なくとも神じゃぞ。」
「俺、殺されたんですけどね。」
「痛いところついてくるのぉ...」
「冗談です。特典言ってもいいですか?」
「よし、ドンとくるがよい」
「1つ目 身体能力を限界まで強化してください。」
「限界どころか、限界突破させるぞい。」
「ありがとうございます。2つ目に、とあるシリーズの一方通行(アクセラレータ)をください。レベルは妹達編の一方通行で。」
「了解じゃ、あと1つはなにかの?」
「最後に、NARUTOの写輪眼をください。」
「ふむ、中々のチートになったのぉ。」
チート上等、楽しいじゃねぇか!
「まぁ、よいか、今すぐ転生するかの?」
「そうだな、すぐ転生させて貰うよ。」
やばい、楽しみだ!
死んで良かったのかもしれない!
あれ、そういえば、この爺さん何の神なんだろ。
「ところで、爺さんは何の神なんだ?」
「ん?わしか?わしは全知全能神[ゼウス]じゃ。」
な・・・ん・・・だ・・・と・・・
「ビックリしたかの?」
ああ、声も出ねぇよ。
こんなに楽しいのは初めてだ。
「楽しんでいるとこ悪いが、そろそろ転生しようかの。」
「OK。」
「時間は[ ]が異世界に呼ばれた約3時間後じゃからな。唯一神にマークされるかもしれんが、そのときにゲームで勝ったれ。」
「おう!いろいろありがとな![ゼウス]様!」
「こちらのせいでもあるしな、存分に楽しんでこい。一応わしとは念話ができるようにしといたからの。何かききたいことがあったらいつでも聞くが良い。」
「分かった。それでは転生させてくれ!」
「了解じゃ、それではいくぞい。」
ん、なんか嫌な予感。
あれ、そういえばこういうのって・・・
キュウイン
足元に大きな穴が現れた。
「やっぱりこれかあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・!」
こうして、一人の少年が転生した。
このとき、叫びながらも佑馬の口は吊り上がっていた。
最初はこんなもんでしょうか?
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『テスト?知らない子ですね』
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『拝啓、この手紙。読んでしまった僕は異世界で魔王を倒しにいきます』
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