転生したけど出会いを求めるよりダンジョン攻略の方が楽しい(白目)   作:ジャック・ザ・リッパー

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これがラストのプロローグです。更新する。

やっとタイトル詐欺にならなくなる。



プロローグ5

∞月◎日

 

今日もまた、金髪の女の子が買いに来てくれた。

いやぁ、毎日ジャガ丸くんセットを買ってくれるお得意様になってくれてうれしいよ。最近では、お客さんの少ない時間帯なら世間話をしたりする仲だ。

 

今日は、少し格好つけてみた。金髪の女の子と話をしていると、小さなお客さんが友達のプレゼントにポテチ様を買いに来たのだが、少しお金が足りなかったのだ。なので足りない分を金髪の女の子が出そうとしたので、代わりに僕が商品を撒けてあげた。

商人としては失格かもしれないが、人としてはいいことをした気分になった。小さなお客さんや金髪の女の子も笑ってくれたので良しとしよう。

 

後、イクスとリリルカさん?何でそんなに頬袋パンパンなんですか?そんなことしても可愛いだけですよ?

膨らんだ頬を指で押すと、口からぷすーっと空気が抜けて面白かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆月★日

 

定休日。

今日は、リリルカさんに買い物に誘われた。なので三人で一緒に買い物に出掛けた。リリルカさんは、少し不満そうにしていたが時間がたつと納得したようだ。

それにしても、服などを買ったのだが地味なものが多い。もう少し可愛い服はないのだろうか?

......もう、作ってみようかな?裁縫とかも前世で得意だったし、製作スキルで元がタダだし。売ってみるのもいいかもしれない。

 

服を買った後は、個人的に気になったバベルに行った。イクスがどの店に行くのかと聞いてきたので、『武具や防具の店を見に行く』と言ったら、僕にしがみついて泣きながらダメダメと首を横に振っていた。

どうやら、自分よりいい武器を見つけたりしたら、捨てられるのではと思ったようで必死に止めようとしていたようだ。

 

嫌、イクスは贋作でもエクスカリバーだからね。性能は最高クラスの武器だし、家族なんだから捨てないからね。それに、僕が見たいのは防具だから大丈夫だよ。

 

夕食は、豊穣の女主人で食べた。

どれを頼めばいいのかわからないので、先に金を出してこの金で買えるおすすめの料理を注文した。料理は美味しかったし、美人の店員が多いから毎日来たくなる。

その中でも、シルさんという店員さんと仲良くしてもらった。初めは冒険者と間違えられたが、何故か僕が自己紹介をすると『あのベルさん!?』と驚かれた。何故驚くのだろう?

 

今日も楽しい一日だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆月○日

 

今日は、仕事を早く切り上げてバベルに行った。

一人でバベルに行っているわけではない。常連の金髪の女の子と二人で行ってきたのだ。つまりデートと言うものである。

 

実は、金髪の女の子と話していると、話題が僕が冒険者になったらどんな防具をバベルで買おうかなという話になったのだが、一緒に選んでくれるらしい。意外にも彼女は冒険者らしい。僕の想像では、女の冒険者は大体某アマゾネスみたいに筋肉モリモリマッチョウーマンなイメージがあったのだが意外だ。

 

防具はヘファイストスファミリアで買うことになった。そこで意外な収穫があった。黒髪ツインテールにロリ巨乳の少女、ヘスティア様を発見できた。長かった、やっと神様を発見できた。

 

神様は明日ファミリアに入れて貰うことにするとして、僕はもう少しデートを楽しむことにした。服を買ったり、ちょっとした小物を見たり、ジャガ丸くんを買って食べたり(よく見たら、僕がレシピを渡した店)、日向ぼっこしながらお昼寝したり(何故か僕が膝枕)、迷子の子供の親を探したりした。本当に濃い一日だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△月◇日

 

やった!今日僕は、ヘスティア様から恩恵を貰い、ヘスティアファミリアの冒険者となった!

 

ヘスティア様は、いままでヘファイストス様のファミリアでニート暮らしをしていたらしく、ヘファイストス様は呆れて丁度出ていけと言いたかったそうだ。心中お察しします。

 

ヘスティア様は、あっさりと僕をファミリアに入れてくれた。僕が自己紹介をすると、『君って、あのベル・クラネル!?』と驚かれ、ヘスティア様は『やったー!僕は勝ち組だー!』と叫んで小躍りしていた。だから、僕は回りからどういう風に見られているのだろう?

 

家に帰って僕が冒険者になった事を二人に教えると、イクスはおめでとうと言ってくれたが、リリルカさんは、不安そうな顔をしていた。何故か聞いてみると、僕がソーマファミリアの団員のようになるのではないか、僕が死んでしまったらどうしようと心配してくれていた。

僕は、リリルカさんを不安にさせてしまったと落ち込んでいると、リリルカさんは『仕方がないですね、リリがベル様のサポーターとしてお側で支えます!』と言って、ヘスティア様に改宗させていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲月○日

 

今日からダンジョンに向かう。

僕のはじめての冒険だ。口の中がカラカラになり、体が強張る。そんな僕の手をリリルカさんとイクスが握ってくれた。二人の手の暖かさが僕を落ち着かせてくれた。

 

今からダンジョンに入り、冒険をしながら強くなり、女の子を助けてモテモテになってハーレムを作る!

じいちゃん、僕は行くよ。多分、僕は物語の英雄のようにはなれないと思う。でも、僕は諦めずに進み続けるよ!

僕はダンジョンに向かって歩き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダンジョンに入ろうとしたが、入り口でギルドに冒険者登録をしていなかった事で止められ、ギルドに連れていかれた。

し、しまらないな。




次から日記形式を止めて書く。
多分つまらない、文才ないから。

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