転生したけど出会いを求めるよりダンジョン攻略の方が楽しい(白目)   作:ジャック・ザ・リッパー

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可笑しい、まだ1話しか出してないのに評価がついてる......。

投稿頑張る


プロローグ2

△月△日

 

村の村長の孫娘の七歳の誕生日会にお呼ばれした。

プレゼント持参のもと来なければならないようだ。女の子の誕生日会に呼ばれたことはなかったので、楽しみでもある。だが、プレゼントはどうしよう?村長は孫娘に甘くて何でもほしいものは買ってあげているし、何かいいものはないだろうか?

 

あった、製作スキルで作ればいいじゃん。

でも、何を作ろうか?人形?ありきたりかな?服?女の子の服なんて同じようにしか見えなかったからちゃんと見てない。適当にビー玉でもあげればいいかな?無難だし、土丸めれば簡単に量産できるし。後は、箱にでも積めてリボンで縛れば完成。

 

ビー玉程度なら、回りより目立つことはないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※月×日

 

懐かれた、村長の孫娘にめっちゃ懐かれた。

 

誕生日会は、良かったと思う。美味しいものやゲーム等をして遊んだ。中盤でプレゼントを渡したのだが、周りは人形や食べ物等ばかりだった。

 

ヤバイ、ビー玉僕だけじゃん。周りから『うわぁ』って言われながら見られていじめの標的になりそうで怖い。孫娘にプレゼントを渡すと、箱を縛っているリボンから喜んでくれた。孫娘ちゃん、めっちゃいいこや。思わず関西弁になってしまったが、問題の中身を見ると孫娘ちゃんは目をキラキラさせていた。

 

あれ?これ普通のビー玉だよ?何故か大人たちの目もビー玉に釘付けになってるし、僕何かしたかな?

 

今さらだが思い出した。この村、窓ガラスどころかガラス自体ないじゃん。ヤバイ、そこまで良いものでもないのに皆から凄い目で見られてる。この村の文明力の低さが怖くなってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

×月※日

 

孫娘に懐かれた日から多くの友達ができた。

走り回って遊ぶのもいいが、頭を使うゲームもしたい。なのでオセロを自作してみた。ルールを説明してゲームスタート!

 

結果は、当たり前だが僕が一番、孫娘ちゃんが二番だった。この子、僕より3つ下なのに頭いいのね。孫娘ちゃんは、オセロを持って帰っていいかと聞いてきたので、プレゼントした。まぁ、量産可能だし問題ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△月※日

 

村長と孫娘ちゃんに嵌められた。

オセロを持って帰った孫娘ちゃんは、村長に見せたらしい。村長はオセロを商人に見せ、商人はオセロを二千万ヴァリスで売ってほしいと言われたらしい。村長は孫娘ちゃんのものだから売れないが、僕が作ったと言ったらしい。

 

商人はオセロのアイデアを二千万ヴァリスで買い取るそうだ。別に僕が考えた訳じゃないんだけどなぁと考え事をしていたら、交渉金額は五千万ヴァリスになっていた。まぁいいだろうとオセロのアイデアを売った。

 

余談だが、オセロは多くの人達に大ヒット、五千ヴァリスで売られ、総売り上げ金額は5億ヴァリスを軽く越えたらしい。

 

商人は、お礼として僕に一億ヴァリスを渡してきた。

そこまでしなくてもいいのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△月×日

 

暑くなってきたので、今日は川遊びをした。

したといっているが、僕はみんなと離れてじいちゃんが持っている英雄の物語を近くの木の影で読んでいただけだ。それにしてもこの村、子供が多いと思っていたが、孤児院まであるとは。村長が結構お金を持っていて支援しているらしい。普通そんなことしないと思うのだが、孤児院の先生が美人なのを見て納得した。

 

二時間程が過ぎると事件が起こった。川に足をとられて溺れる子がいた。孤児院の子で狼人の子だ。溺れているとわかると、孫娘ちゃんは川に飛び込んで助けようとしていた。結果、一緒に溺れていた。ミイラ取りがミイラになるとはこの事だ。僕は、紐で括った空のペットボトルを作って二人に投げ、引っ張りあげた。二人とも無事で良かった。

 

村長にお礼を言われた。

何か困ったことがあったら言ってくれと言われた。僕は、救出したこの二人を冷たいから引き剥がしてくれと頼んだが、笑顔で無視された。言ってくれと言った傍から無視かよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

×月△日

 

もうすぐ僕も15歳になる。

付与魔法もちゃんと練習して十秒持たなかったが十五秒持つようになった。じいちゃんが英雄の物語を読ませてからハーレムハーレムと言っているが、奥さんだけじゃ満足出来なかったのだろうか?

 

倉庫を整理していると、埃を被ったエクスカリバーを発見した。ごめんね聖剣ちゃん、素で君の存在を忘れていたよ。ナイフと刀にしか気を取られてたわけじゃないからね。僕は、エクスカリバーを磨いてあげた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※月△日

 

じいちゃんが死んだ。

死体は見つかってはいないが、モンスターに食われたのだろうと言われた。やっぱり、家族が突然いなくなると辛い。もう日記を書く気が出ない。

 

もう寝る。

 

 

 

 

 

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次回も頑張って書く。

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