バカとテストと召喚獣~もうバカとはいわせない~   作:青猫ハマト

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第2話

明久はなんやかんやで自己紹介も終わり休みを堪能していた......筈だった。

何故筈なのか?と聞かれると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在、吉井明久は殺されかけていた。そう、比喩にあらず。

何故、殺されかけているのか?と相手に問えば恐らく明久が悪いと答えるだろう。

だが、問題は、犯人だ。何故この人が自分を殺そうとしているのか明久は分からないだろう。

何せ心辺りがないからだ。

明久は、さりげなく聞いてみた。

 

「ねえ?何でこんなことしてるの?」

 

「明久君があの時見捨てたからです!」

 

恐らくこの会話で犯人は分かるだろう。

そう、姫路だ。

 

「見捨てたっていつのこと?て言うか何の話なの?」

 

「試験中倒れたのに何で明久君が運んでくれないんですか?」

 

「いや、監督の先生が運ぶって言うから」

 

「そ、れ、で、も、吉井君じゃなかったからオシオキです!」

 

?何故だろう?彼女は言葉のキャッチボールというものを知らないのだろうか?

まるで話が噛み合っていない。

それに何故自分に構って来るのか想像出来ないようだ。

 

「あ、明久君が悪いんですからね!私の気持ちを分かってくれないから!」

 

確かに、姫路は明久に好意を持っている。

だが、明久が気づくわけがない。

それどころか釘バットを持った彼女を見た明久はこう、思っているだろう。

彼女は自分の事が嫌いなのだ。

と。

とりあえず明久は再度聞いてみた。

 

「ねえ、姫路さん僕の事が嫌いなの?」

 

「な!まだ気づかないんですか?許しません!」

 

いや、気づく者がいたら素直に誉めよう。

賞金100万円ものだ。

 

「えいっ!」

 

いきなり釘バットを振り回して来た。

彼女の行動は本当に分からない。

彼女は明久を殺す気なのかと思う程の殺気をこめていた。

だが、明久に勝てるわけがない。

明久が見事カウンターを決めて、

 

「きゃあ!」

 

相手を沈めた。

明久は対人格闘では敵はいない。

あの鉄人ですら勝てるほどの強さだ。←あの鉄人すら勝てないほどの強さだ。

え?原作見てないから強さ分かんないって?

趣味がトライアスロンの仕事を

間違えてる化けもんだy「何が化けもんだ!」

地の文に突っ込まないでよ。

ってかいたんだ。

 

「読者が見ているんだからさっさと進めろ!」

 

その前にメタ発言やめろよ。

 

「ところでお前らは何をしているんだ?」

 

「先生!明久君が私に暴力をふるったんです!」

 

「何?それは本当か?」

 

「いえ、釘バットでやられそうだったので防いだだけです」

 

「おい、姫路。どういうことだ?」

 

「明久君が悪いんです!私はオシオキをしたいだけです!」

 

「吉井、何かしたのか?」

 

「さあ?何か試験の時助けなかったからだそうです。」

 

さあ?となるのは当たり前だ。何故ならさっきも言ったが本当に心辺りがないからだ。

 

「はぁ~、姫路ついてこい」

 

姫路は反抗していたが鉄人に敵う筈もなく連れて行かれた。

 

「何だったんだろう?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

補習室では、

 

「姫路、お前は吉井の事が好きなんだろう?何故、殺そうとした?」

 

「明久君が気づいてくれないからです!」

 

「暴力では逆効果だ!」

 

「先生は黙って下さい!」

 

なんて事があったとか。




今日も短めです。そろそろ長編を書いていきますので宜しくお願いします。

活動報告にてヒロインリクエスト投票をしております。

ではまた今度、感想 もろもろも宜しくお願いします♪

さようなら!

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