マテリアルズ・ストラトス   作:荒潮提督

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シンフォギアXV7話で無事死亡した適合者は手を挙げなさい。



作者は?もちろん絶唱顔です。




そしてシンフォギアがついに終わりました。
7話のこと書いてあるからどんだけ書いてないんだって話なんですがw
いやぁ、燃え尽きるわあんなん!
キャロルとの共闘だけでも熱いのにまさかまさかの新曲ラッシュ!!
さらには未来さんを取り戻すために言ったあのセリフ。
「私の思い、未来への気持ち!2000年の呪いよりもちっぽけだと誰が決めた!!」
ひびみくの愛は無限大!それを本当に表しているかのようでした。
たかだか2000年の呪い程度に響の未来に対する愛が負けはしない!
さらには未来さんシェンショウジンのファウストローブでついに参戦!
そして流れる虹いr「未来へのフリューゲル」だとぉ!?






てかキャロルちゃん、ようやく参戦だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
オートスコアラーもレイファラ実装!ガリミカ内定!
こんなに嬉しいことはない!


GOD編「背中合わせの二重奏」

ラウラと一夏を取り囲む闇の書のカケラ達。

ISを纏った仲間たちや自分の師匠や平行世界で手を取り合った仲間たち。

その全員が目に光がなく、かついわゆる2Pカラーのような色のバリアジャケットやISのカラーをしている。

 

 

 

 

 

「・・・見慣れない顔があるな」

「響さん・・・なのはさん・・・それに他の皆も・・・(ギリッ)行くぞ、ラウラ!」

「ああ!」

 

 

 

 

 

<戦闘曲 ALL LOVES BLAZING&烈槍・ガングニール>

 

 

 

 

 

一夏とラウラは互いにアームドギアを構えて攻撃してくるカケラ達と戦う。

刀を構えて切り掛かってきた千冬を一夏は脚を振り上げて顎を蹴り飛ばし、ラウラは槍をなぎ払い、ミサイルやシューターを一閃する。

 

 

 

 

「(なんだ?なんかカケラ達がやたら弱いように感じるな・・・) 幾つの闇を 乗り越えたなら・・・」

「(明らかに実力が違うな・・・)この胸に宿った 信念の火は・・・」

 

 

 

 

 

一夏とラウラは違和感を感じつつ迎撃していた。

しかし、数が多い。

一夏はフォーミュラガントレットを展開してぶん殴り、ラウラはマントを巧みに使って攻撃したり防御していた。

だがいくら倒しても数が減る気がしない。

流石に息切れし始めている一夏とラウラ。

 

 

 

 

 

「聴こえてるか?(Burnin'!) 心(Burnin'!) 魂 (Burnin'!)この歌・・・!(流石に数が多いな・・・1体1体は弱いけどこれは保たねぇぞ・・・!)」

「絶対に譲れない 夢が吠え叫ぶよ・・・!(こちらの息切れを狙う作戦か・・・!だが、こんな所で折れる槍ではない!)」

 

 

 

 

 

いくら倒しても途切れることのないカケラ達の猛攻。

身体中が傷だらけになってもその目からは闘志は消えてはいない。

2人は目を合わせ頷く。

 

 

 

 

 

「ラウラ、まだ行けるよな?」

「当然だとも。兄さんこそ、息切れしてるんじゃないか?」

「バカ言え、まだまだ元気だぜ。・・・やるぞ」

「了解」

 

 

 

 

 

<戦闘曲:天羽奏「君ト云ウ音奏デ 尽キルマデ」&立花響「私ト云ウ音響キ ソノ先ニ」>

 

 

 

 

 

「まぼろし? 夢? 優しい手に包まれ 眠りつくようなァ!」

「何故 どうして? 広い世界の中で 運命は この場所にッ!」

 

 

 

 

 

ー 優しい日々も今は ー

 

ー 私を導いたの? ー

 

 

 

 

 

一夏とラウラは共に歌い出す。

本来ならあり得ない筈のユニゾン、だが2人は完璧に合わせていた。

一夏がぶん殴ればラウラが槍を振るい、ラウラが槍を振るえば一夏がぶん殴る。

ともに同じ撃槍、合わせる事など造作もない!

 

 

 

 

 

「曇りなき青い空を 見上げ嘆くよりィ!」

「その場しのぎの笑顔で 傍観してるよりィ!」

 

 

 

 

 

2人の息を合わせカケラに向かって槍を、拳を突き出す。

一夏のフォーミュラガントレットが唸りを上げて回転しながらカケラ達をぶち抜き、ラウラの槍の先端が展開しビームを発射し薙ぎ払う。

 

 

 

 

 

 

「風に逆らってェ!」

「本当の気持ちでェ!」

 

 

 

 

一夏はフォーミュラガントレットを合体させ、ラウラは槍の先端を回転させる。

フォーミュラガントレットの中心部が回転し一夏とラウラは構える。

 

 

 

 

 

「輝いた未来へ帰ろぉぉぉぉぉぉぉ!!」

「向かい合う自分で・・・いたいよッ!」

 

 

 

 

 

 

<我流・†TORNADO ∞ DIVINEDER†>

 

 

 

 

2人の撃槍から放たれた巨大な竜巻がカケラ達を飲み込み撃破する。

それを見たカケラ達は一瞬だが動きが止まる。

 

 

 

 

 

「「きっと どこまでも行ける!見えない、翼に気づけば!(未来へも飛べる!)」」

「・・・!」

 

 

 

 

その隙を一夏達が逃すはずがなく次々と撃破していく。

その拳に、その槍に貫けないものは無い!

 

 

 

 

「「今を生き抜く為に!私たちは、出会ったのかもしれない!」」

 

 

 

 

一夏はフォーミュラガントレットを各ISパーツをへと戻し白騎士を纏う。

ラウラも改良されたローゼンブルク、ローゼンブルク・ガングニールを纏う。

 

 

 

 

 

 

「君ト云ウ音奏デ、尽キルマデ・・・」

「私ト云ウ音響キ、ソノ先ニ・・・」

 

 

 

 

 

一夏は全砲門をカケラの集団へと向ける。

ラウラはレールキャノンとミサイルコンテナを全てロックオンする。

 

 

 

 

「止まらずに・・・Sing out with us!!」

「微笑みを・・・Sing out with us!!」

 

 

 

 

一斉砲撃により大多数のカケラを撃破する2人。

だが、まだ闇の書のカケラは残っている。

しかもここにきて一夏がガス欠を起こしてしまった。

ラウラも疲れてきている。

流石にヤバいと思ったその瞬間、周りのカケラ達が上空から降ってきた短剣に貫かれて消滅した。

さらにビームが一夏とラウラの周りを薙ぎ払っていく。

一夏とラウラが上を向くとそこには剣と白銀がいた。

 

 

 

 

 

 

「待たせたな一夏、ラウラ」

「助けに来たぞ」

「・・・ったく、こっちが助けに来たのに逆になったな」

「すまない、後は任せても良いだろうか?」

「「任せろ」」

 

 

 

 

 

<戦闘曲 白銀の炎 - keep the faith ->

 

 

 

 

 

 

箒は両手に剣を、千冬は刀身の中心部から分割され、片刃となった剣を持つ。

前には幾多の闇のカケラ、後ろには傷つき倒れた仲間がいる。

引けぬ戦いがここにある。

 

 

 

 

 

「手の届く場所だけを・・・守れればいい・・・」

 

 

 

 

 

駆け出す箒とそれを援護する千冬。

箒はカケラ達を次々と斬り裂いていく。

 

 

 

 

「それしか、わたしには出来ないッ!」

 

 

 

 

<EMPRESS†REVELLION>

 

 

 

 

箒は一気に連結刃で前方のカケラを薙ぎ払う。

そのまま返す刃で後ろから飛びかかってきたカケラを薙ぎ払う。

 

 

 

 

「弱い自分だからこそ目に見える分のォ!」

 

 

 

左腕のガントレットに短剣をセット、砲身を展開して薙ぎ払う。

 

 

 

 

< HORIZON†CANNON>

 

 

 

 

「幸せが掴めればそれでよかった・・・」

 

 

 

 

千冬も両手に握る剣でカケラ達を斬り伏せていく。

剣を受け止められれば右手の剣を手放し、右腕に装備されてるショートブレードで弾き飛ばし素早く右手に剣を掴みなおして剣を持つ腕を斬り裂く。

そして、剣を連結し回転させ炎を纏わせカケラをぶった斬る。

 

 

 

 

「私を、舐めるなァ!」

 

 

 

 

<風林火斬>

 

 

 

 

 

「世界ってのがァ!」

 

 

 

 

箒は自分の中で何かが目覚めそうな感覚を感じていた。

XDとは違う、だがイグナイトにも似ているコレが何なのか。

戦いながら考えていた。

 

 

 

 

「(コレが何なのかはまだ分からない。だけど今は目の前の敵を倒すのみ!) 「可能性は∞-無限-だ」と!」

『箒!前、前!』

「しまっ・・・!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

「「「箒!?」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・ぅん?ここは・・・」

「箒!?目が覚めた?良かった・・・!」

「セレナ?・・・そうか、ここはISコアの中か」

「はい、それと・・・」

「あら?目が覚めたのねその子」

「彼女は・・・?」

「・・・マリア・カデンツァヴナ・イヴ、私の姉さんです」

「よろしくね、ホウキ」

「あ、ああ。よろしく・・・」

 

 

 

 

 

箒は状況が飲み込めず困惑していた。

あの時、自分は前から来るミサイルに気付くのが遅れてしまい回避出来ずに直撃してしまったはずだ。

しかもいつの間にかコア人格が増えていて更にそれが元いたコア人格の姉というもはや頭が追いつかないのであった。

そんな混乱する箒を他所にセレナは久しぶりの姉との再会を喜んでいた。

 

 

 

 

 

 

「久しぶり、姉さん」

「ええ、久しぶりねセレナ・・・会いたかったわ・・・!」

「私もだよ姉さん・・・!やっと、また会えた・・・!でも、何で姉さんがここに・・・?」

「私は結婚してアイドルを引退して子供を産んで主婦して幸せに暮らしてから天寿を全うしたのよ。それで気づいたらここに居たわ」

「そうだったんだ・・・」

「それよりも彼女、大丈夫?頭がこんがらかっているみたいだけど」

「ふぇ?・・・あっ」

「うーん・・・」

「ほ、箒ー!?」

 

 

 

 

数分後・・・

 

 

 

 

「大丈夫箒?落ち着いた?」

「あ、ああ・・・なんとかな・・・」

「ごめんなさいね。突然現れちゃって、混乱するのも訳ないわね」

「も、もう大丈夫だ・・・。それより、何で私のISに貴女が・・・」

「それは私もアガートラームの装者だからじゃないかしら?ほら、コレ」

「なるほど・・・」

「さて、時間もないし本題に入るわ。ホウキ、貴女には覚悟はあるかしら?」

「?何の覚悟だ?」

「弱くても、自分にだけは絶対に負けない。貴女にはそれがあるかしら?」

「・・・弱くても自分にだけは負けない覚悟・・・」

「そうよ」

 

 

 

 

 

箒は目を閉じ左手を握りしめ、胸元に持ってくる。

最初から答えは決まってる。

もう折れないと誓ったのだ。

諦めない意志、弱い自分に負けない心。

全て、一夏から、皆から貰ってきた。

だから、今度は自分が皆に返す番だ!

 

 

 

 

 

「そんなもの、ずっと覚悟してきたさ。一夏と共に翔ぶ翼を手にしたあの時から、平行世界でいつか目覚めるのを待つ大事な人の為に戦うもう1人の一夏と戦ったあの時から!」

「・・・そう、聞くだけ野暮だったわね。行きなさいホウキ!私たち2人のアガートラームと貴女のアガートラームが奏でる三重奏、聴かせて頂戴!」

「ああ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「箒・・・!」

「無事で居てくれ・・・!」

「ん?この声は・・・」

 

 

 

 

ミサイルの爆炎の中から聞こえる声、間違いなく箒の声だ。

 

 

 

 

 

「イグナイトモジュール、イグニッション!」

『『INOSENT drive!!』』

 

 

 

 

 

 

箒が叫ぶと同時に炎が箒自身を包み込む。

バリアジャケットがマリアのアマルガムの似た様な物に変わる。

さらに右肩にも左肩のアーマーと同じ物が装着される。

そのアーマーが両腕のガントレットまでスライド、合体しまるで鳥のくちばしの様な形になる(マリアさんのシンフォギアXV4話の技みたいな状態)

更に腰のサイドアーマーが肩に移動、純白のマントが現れ装備される。

これが箒が2人のアガートラーム装者と奏でる三重奏。

3つのアガートラームが合わさった奇跡である。

 

 

 

 

 

「「可能性は∞-無限-だ」と背を押してくれた!!」

 

 

 

 

箒は右腕から砲身を、左腕から剣を展開。

カケラ達が放ったミサイルや魔力弾を左腕の剣で薙ぎ払い、右腕の砲身から集束砲を発射、カケラ達を撃破する。

 

 

 

 

「チクショウ・・・!とまた吠える空がっ!わたしにはある限り!」

「す、すげぇ・・・」

「たった一撃で一気に撃破したぞ・・・」

「ふっ、心配させおって」

「どんな敵に踏み躪られ例え腕が折れてもっ!」

 

 

 

 

ー Go hard・・・Go hard! ー

 

 

 

 

「折られた腕ごと殴ってやろう・・・」

 

 

 

 

右腕にも剣を展開し駆け出す箒。

 

 

 

 

ー Go hard・・・Go hard! ー

 

 

 

 

「敵に負けたっていい・・・自分に負けぬことが」

 

 

 

 

 

両腕の剣に炎が纏わり付く。

その炎は白く、何処か美しい。

 

 

 

 

 

「わたしの炎なんだ・・・わたしの全てなんだっ!」

 

 

 

 

両腕の剣を連結刃にして残っているカケラ達を薙ぎ払う。

 

 

 

 

< keep † the † faith >

 

 

 

 

「さあ、わたしよ・・・穿てッ!」

 

 

 

 

斬り裂かれたカケラ達が消滅し、その場には箒だけが残る。

その圧倒的な力に箒は驚き、そしてこの力に溺れない様にと再び覚悟した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、マテリアルズ・ストラトス

 

 

 

 

 

 

「特訓、なのは達vs一夏達」

 

 

 

 

 

「スターライト・・・」

「アブソリュート・ゼロ・・・」




遅くなってしまい大変申し訳ありませんでしたぁ!



最近モンハンにどハマりしてまして・・・現在ベリオを倒して古代樹の森探索前です。


あとFGO、シンフォギア、メガミラのイベント走ってました。



次回はもう少し早く更新できる様に頑張ります。

使用楽曲コード:50075781,70443033,72915544,72959924


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