マテリアルズ・ストラトス   作:荒潮提督

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お待たせしました。



シンフォギアXV2話で敵がブチコロ案件しやがったんですけど。
しかも1期の翼さんのトラウマを・・・。


ツヴァイウィングの悲劇再びじゃねぇか・・・。



因みに前半はきりしらタイムでした。
お腹いっぱいだったのに久々にモブに厳しいシンフォギア・・・。
しかも1期の時以上にグロい・・・。
とりあえず、一夏頼んだ。


一夏「あいよー」
ミラ「ちょ、ちょっと待てー!」
一夏「うるせぇ!翼さんのライブぶち壊しやがって!オラァ!」
ミラ「ぐほぁ!?」
一夏「翼さんのトラウマを増やすな!うちの作者がレヴィのトラウマにしかねんからよ!」

ちょい待てやコラ。


GOD編 「紅と白vs天と白銀」

海鳴の町の上空で交差する紅と白銀の流星。

アガートラームを纏う箒と紅いISを纏う闇の書の欠片である箒だ。

箒は連結刃とビットを織り交ぜながら戦っているのだが闇の書の欠片の箒はただがむしゃらに刀を振るい時折思い出したかのように両手の刀からビームを飛ばし、巨大なボウガンを展開して撃ってきている。

 

 

 

 

「(何だこの違和感は・・・この私はまるで力を与えられただけで、IS関しては私より素人だ・・・。昔の自分を見ているみたいだな・・・)」

「ハァァァァァァァァァァァァァ!!」

「それに、動きが単調で・・・分かりやすい!」

「まだだ・・・!私はこの紅椿と共に一夏の隣に立つんだ!」

「・・・やっぱりか。お前は、一夏と隣に居たいだけで専用機を受け取った力に溺れた私か・・・」

「絢爛舞踏!これで私はまだ戦えるんだ!一夏と一緒にいるのは私だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「作ったのは姉さんだなこのIS・・・!全く、作るのは良いがオーバースペックなモノを素人に渡すなよ・・・!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃千冬は白いISと戦っていた。

自分と太刀筋が似ており攻めあぐねていた。

千冬は相手の白いISパイロットの正体に気づいていた。

いや、千冬だからこそ気づけたのであろう。

その正体は・・・。

 

 

 

 

 

「やはり、私だな。・・・しかも力に溺れかけている頃の」

「私は強さを手に入れたんだ。この力があれば守れるんだ」

「・・・馬鹿野郎が、力だけでは何も守れはしないというのに。昔の私は愚かだな・・・」

「邪魔をするな。まだミサイルを全て落とせていないんだ、そこを退け」

「退けるものか。もう眠れ、私よ」

 

 

 

 

 

原初のISと第2世代最強のIS、その2機が激突する。

白騎士はエネルギーが無尽蔵なのか荷電粒子砲を連射している。

しかし、千冬には当たらない。

当然だ、周りに千冬専用魔法である「グラインドロード」が展開され、それを千冬はランドスピナーで駆け巡っているのだから。

千冬は両手に持つ刀を連結し炎を纏わせて白騎士を斬り付ける。

白騎士も受け止めるが炎の熱さに顔を歪める。

千冬は左腕で連結した刀を持ち、空いた右腕のアームブレードを展開して白騎士に向かって突き刺す。

油断していた白騎士は避けきれず頭部の仮面が砕け、素顔が露わになる。

その顔は千冬とそっくり・・・いや、千冬本人だった。

 

 

 

 

 

「仮面が・・・!貴様・・・!」

「悪いが、終わらせる。バインド!」

「う、動けん・・・」

「夢の終わりだ、私よ。もう眠れ。カートリッジ、リロード」

『ソニックドライブ』

「夢業両断、見果てぬ夢に終止符を」

「グゥ・・・アアアアアアアアアアアアアアアア!!」

「疾風、迅雷」

 

 

 

 

千冬は一瞬で、たった一太刀で自らの過去を斬り捨てた。

カケラの千冬は灰色となり、崩壊していった。

千冬は未だ戦い続けている箒の方を見る。

 

 

 

 

「(乗り越えろよ箒。自らの過去を)さて、ヴィヴィオ達の所に向かうとするか、無事でいろよ。・・・私がなのはとフェイトに殺されるからな」

 

 

 

 

 

箒はSEを無限に回復し続けている自分相手に苦戦していた。

どれだけ削っても直ぐに回復してしまう。

しかも搭乗している自分はがむしゃらに攻撃するせいで全く攻撃が読めない。

今ばかりは自分の実力不足が歯痒かった。

しかし、自分には有って、向こうの自分には無いものがこちらにはある。

 

 

 

 

 

「一か八か・・・ロケットパンチ!」

「な、何・・・!?グハッ!?」

「(今だ!)セレナ、やるぞ!」

『はいはい、まっかせなさい!』

「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

「け、絢爛舞踏!」

「もう遅い!ハァッ!」

「グホッ!?」

 

 

 

 

箒はカケラの自分をアッパーで吹っ飛ばす。

そのまま飛び上がり左腕に剣をセット、だが今回は右腕にも剣をセットした。

右腕にセットした剣も左腕と同様に伸びる。

一気にブースターでカケラの自分に接近し右腕の剣で一閃、そのまま通り過ぎ・・・たかと思いきやその場で急速転換して左腕を叩き込む。

 

 

 

 

 

「わ、私は一夏の隣に・・・!」

「・・・さようなら、過去に縛られた私」

 

 

 

 

そのまま左腕の剣で胴体を両断して過去の自分を撃破する。

 

 

 

 

「(私はもう振り返らない。いつだって皆と共に乗り越えていくんだ)」

 

 

 

 

 

 

 

次回、マテリアルズ・ストラトス

 

 

 

 

 

「休息」

 

 

 

 

「ママ・・・」

「・・・今は眠っていろヴィヴィオ」




すみません、遅くなりました。


PSO2で資金稼ぎやら周回してたら遅くなってしまいました。


(あとDetonationも書いてたので)

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