マテリアルズ・ストラトス   作:荒潮提督

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唐突なGOD編でございます。


因みに現在FGOで採集決戦がはじまっており作者は狩りに行っております。


ではどぞー。


GOD編
GOD編 「呼ばれし天の剣と銀の腕」


箒の専用機兼デバイス「アガートラーム」が「アガートラーム・セレナーデ」となりロランの暴走を止めた数日後、箒は千冬と共にミッドチルダに来ていた。

千冬のデバイスもヴァイサーガから「天羽々斬・疾風(暮桜・疾風)」となった為マリエルに見せに来たのだ。

 

 

 

 

「んー・・・これは」

「どうですか?」

「うん、特に問題は無いね。・・・コア人格が少しうるさいくらいで」

「すみません。こら、検査くらい大人しく受けろ」

『むず痒いのですが』

『くすぐったいです』

「我慢してくれとしか言えないんだ。セカンドシフトした影響が何かしら出るかも知れないしそれにお前達はISとも融合しているからな。キチンと受けてくれ」

『『はい・・・』』

 

 

 

 

検査の結果は特に異常は無くマリエル達がいる陸士隊の基地を後にした箒と千冬。

箒はアガートラームの待機形態である首元のネックレスを手で転がしながら歩いていた。

 

 

 

 

「特に異常無くて良かったですね」

「まあな、IS側の方は今度束に診てもらうとするか」

「そうですね、ISに関しては姉さんが1番ですからね。ISに関しては」

「・・・色々逞しくなったなお前も」

「そりゃ成長しますよ私も。人間ですし」

 

 

 

そんなことを言いながら歩いていると箒達の目の前に突然スパークが走り出した。

箒と千冬は警戒し後ろに退がるがそんな2人を嘲笑うかのように黒い渦が出現し2人を飲み込もうとした。

2人はデバイスを展開して踏ん張ろうとしたが余りにも強い吸引力に抗えず吸い込まれてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

???

 

 

 

 

 

「ふふふ・・・ははは・・・はーーーっはっはっはっ!!黒天に座す闇統べる王!!復ッ!活ッッッ!!みなぎるぞパワァー!あふれるぞ魔力ッ!ふるえるほど暗黒ゥゥッッ!!」

「うわぁ・・・また面倒な子が、面倒なタイミングで・・・」

 

 

 

 

とある世界のある場所では白い髪の先端が薄い黒に染まった傲慢な口調が特徴の紫天の王が復活していた。

ピンクの髪の違法次元渡航者を捕まえようと戦っていた八神はやてとリィンフォースは面倒い相手が出てきたと思っていた。

だが、そこに新たな面倒ごとが来てしまった。

 

 

 

 

「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」

「な、なんや!?」

「主、上空から新たな転移反応が2つ確認!」

「な、なんやって!?」

 

 

 

 

闇統べる王、ロード・ディアーチェが復活しただけでも面倒なのにさらに新たな転移反応。

はやてはどちらを最優先にすれば良いのかパンク状態だ。

もちろんこの転位反応は箒と千冬である。

 

 

 

 

「んなっ!?海上!?」

「さっきまでミッドチルダにいたはずだぞ私たちは!?・・・!?あ、あれはディアーチェに八神とリィンフォース!?」

「あのピンクの髪の人は一体・・・それにはやてさんとディアーチェは何故か幼いような・・・」

「そこの人達!事情は後で聞きます!そこで大人しくしといて下さい!」

「そ、それは構わんが・・・」

「(だ、誰あの人達!?こ、これは予想外だわ。キリエちょっとピンチ?)」

「ふん、誰だかは知らんが我の邪魔をするなら誰であろうと沈めてくれる!」

「ちっ、奴はやる気みたいだぞ箒」

「やるしかないでしょう千冬さん、そちらは任せます。私は恐らくいるであろうあの2人を警戒しています」

「ああ、任せろ」

 

 

 

千冬は右腕に装備されているトンファーブレードを展開し左手にアームドギアの長剣の鞘を掴んでディアーチェの前に立ちはだかる。

箒もアームドギアを両腕のガントレットから取り出し警戒する。

はやては目の前に来た千冬を警戒するが千冬ははやての方を向き優しく微笑んだ。

 

 

 

 

「そう睨むな八神、私は味方だ・・・と、言っても信じてはくれなさそうだな」

「な、何でうちの名前を・・・何者です、貴方は」

「主、私の後ろに」

「何、敵じゃないさ。まあ、その前にアイツをどうにかせねばな」

「喰らえ!レギオン・オブ・ドゥームブリンガー!」

「んな!?な、何やあの短剣の数!?幾ら何でも多すぎやろ!?」

「主!」

「天羽々斬、落とせるか?」

『やれます』

「なら、やるぞ。カートリッジ」

『ドライブリリース』

 

 

 

<戦闘曲Beyond the BLADE>

 

 

 

 

「罪…滅…狂…獄…絶…刀」

「な、何を呑気に歌っている!早く防御しろ!」

 

 

 

千冬は目を閉じて左手に持つ鞘を腰に持っていき、右手で剣を握り居合の構えを取る。

既に短剣は迫って来ているが千冬は落ち着いてタイミングを待っていた。

 

 

 

 

「くはははははは!塵芥と化すがいい!!」

「悪…行…即…瞬…殺ッ!」

 

 

 

<零落一閃>

 

 

 

短剣が千冬に当たる1〜2秒の刹那、千冬は目を開き抜刀した。

その一閃で大多数の短剣は撃墜された。

あまりもの光景にはやて、リィンフォース、ディアーチェは呆気に取られていた。

 

 

 

 

「な、な、なんだその常識外れな迎撃方法は!?貴様、阿呆か!?」

「ふっ、この身は剣であり翼、出来ぬ道理はない!行くぞディアーチェ!授業の時間だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、マテリアルズ・ストラトス

 

 

 

 

 

 

 

「雷光、星光、銀腕」

 

 

 

 

 

 

「疾れ明星」

「ひっさーつ!」

「これが私の全力だ!」




カードショップの相場の半分以下の以下でアストラムとヌトスがショーケースじゃなくバラ売りされてて驚愕した最近の出来事。



次回、彼女たちと箒が激突!

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