今回は千冬全力全開無双タイム。
どぞー。
「セカンドシフト・・・」
「へっ、ようやく本気を出したって訳か」
「待たせたな2人とも、さあ、始めようか」
千冬は脚部に新たに装備されたランドスピナーを起動させ地上を駆け巡る。
オータムはマシンガンを収納し新たに全ての腕にブレードを装備させて迎え討つ。
<戦闘曲 疾風迅雷>
「すっと目を閉じて 呼吸を深く落とし込む」
「オラァッ!」
一瞬で千冬の姿が消え、オータムの後ろに現れた時にはアラクネの副腕が全て斬られていた。
「一刹那より 更に高みの「縮地」の域へ」
「んなっ!?あ、アラクネの腕が・・・!?」
「オータム!」
「あんにゃろ・・・!吹っ切れたと思えばコレかよ!相変わらずチートしてやがる!」
「同時に仕掛けるわよオータム。私達2人なら行けるわ!」
「おうよスコール!」
「来い、二人とも。今の私について来れるか?」
「やってやるよ!」
「私とオータムのコンビは無敵よ!」
千冬は両手に持つアームドギアを合体させ一振りの大剣にする。
脚部のランドスピナーでスバルのウィングロードとノーヴェのエアライナーに似た空間に道を作り出す魔法を使い空を駆け抜ける。
「一歩は遅く、悟りは遠く「我」に囚われる日々」
「な、何で大剣持ってんのにあんなに早く振れるんだよ!?」
「しかも早い・・・!見た目通りスピード特化という事ね・・・!ならこれでどう?プロミネンス!」
「遅い!ハァッ!」
<蒼ノ一閃>
千冬は大剣を振るい衝撃波で炎の鞭を切り裂く。
「プロミネンスが!?」
「まだまだぁ! ついてこれるか私の速さに!」
「ま、まだ速くなるのかよ!?」
大剣を分離し元の双剣に戻し一気に加速する。
まるで風の如く空を駆け抜ける。
オータムとスコールはその速さについてこれず、何とか捌いているが少しずつ追い詰められていく。
千冬は両手に握る剣を次々に大剣、ショートブレード、ロングソード、刀に持ち替えながらレッグブレードを交えつつ攻め込む。
何処ぞのセブンソード使いのガンダムを思い起こさせる戦い方である。
「ふと空を見る 光が地を創っている」
「負けて・・・たまるかぁぁぁぁぁぁぁ!」
「独りではない 足りないものは!」
「カルナ!」
『問題ない、行ってこい』
「リミットオフ、オーバードライブ!「プロミネンス・エンペラー」・・・まさかこれを使う時がまた来るなんてね!」
「本気で来い、私を倒したくばな! ほんの一つもないことを知った」
ー …見えた気がする ー
この時、千冬の全身が蒼く仄かに光っていた。
一夏とマドカは気づいていたが他の生徒は気づいていなかった。
ー 何時 ー いつ ー になく心は晴れやかに 風を感じる ー
「(不思議な感覚だ、迷いも無く翔ぶというのはこんなにも晴れ晴れした気分だったのか)」
ー どんなものにも「命」の不離一体が在ると ー
「(ふふっ、ラッセルと一夏の2人揃えばどこまでも飛んでいけるというのも強ち間違いでは無いな・・・)」
ー 目には目を刃には刃を構えた 己の弱さ ー
「(ならばこそ、もっと高く、もっと速く!疾風となって翔ぶぞ!天羽々斬!)」
<OK My Master>
「「速さの向こう側」を信じぃ!」
千冬が加速すると同時に全身から分離されるアーマーと刀剣類。
その時、千冬は自分の周りの景色が止まって感じた。
まるで自分が時を超えたかのような感覚だった。
そのまま千冬はオータムとスコールを斬る、と同時に周りの景色が動き出した。
「疾風迅雷・・・」
「なっ!?いつの間に!?」
「けど、千冬は今止まってる、これで終わrな、何?」
「友と往かん!」
「うそ・・・でしょ・・・いつの間に・・・斬って・・・!?」
「マジかよ・・・クソッ・・・タレが・・・」
「ありがとう、オータム、スコール。私は迷いを断ち斬れたよ」
オマケ
マテストの未来のお話
「ユウ〜?まだ終わらないのー?」
「早くして・・・遅刻するから」
「ごめんごめん、お待たせ!アイ、カナ!行こっか!」
「全く・・・何でこういう時に寝坊するのかしら」
「あはは・・・ゲームしてたらつい・・・」
「もう、夜更かしはダメだって父さんから言われてるでしょ?」
続かない
次回、マテリアルズ・ストラトス
「銀腕の正義」
「弱くても良い!私はそれでも強くなる!」
遅くなり申し訳ありません。
シンフォギアが2イベント連続で星5シンフォギアキャラを報酬にしやがりまして・・・周回してましたごめんなさい。
次回は箒ちゃん回デース