何故だろう、こうも展開が予想できる回は無い。
ではどぞ。
ps.なのはDetonation2回目観てきました。
泣きました。
王様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
一夏が楯無に宣戦布告してから3日後、アリーナは観客で満員御礼であった。
これでも入り切らなかったので食堂などで中継するという手段を取っている。
ピットでは一夏がISを纏って開始時間まで今か今かと待っていた。
白騎士は平行世界での戦いで強化、改修されており1番の特徴は何と言ってもフォーミュラシステムを搭載しているところである。
このシステムのお陰で一夏は状況に応じて武器を切り替えて戦う事がISでも可能になっている。
火力も以前とは比べ物にならない程に上がっておりその火力はシャルロットの専用機のラファール、セシリアのティアーズに届く程である。
両腕にはストライクカノンの改良武器「CWXFS-フォーミュラバスター」を持っている。
そして両隣には「CWXFS-ディフェンサーⅡ」が展開されている。
実はパイルスマッシャーも拡張領域に閉まっているので超長距離砲撃も可能である。
因みに腰に装備されていたビット6機は小型化し非固定ユニットがスラスター兼ビットラックとなっており片側3機ずつ装着される。
本人曰く微妙に動くのに邪魔だったらしいので内心喜んでいる。
『さあ、皆さんお待たせしました!もうすぐ試合開始です!』
「出番か」
「イチカ、思いっきりやってこい。そしてあの女に格の違いを見せつけてやれ」
「ああ、分かってるよディアーチェ。ちょっと今回は俺もキレてるからな。容赦しねぇあの痴女」
「(これはちょっとどころでは無いな。相当頭に来てるのであろうな)」
因みにこの時平行世界にてとある屑野郎がシュテルやレヴィ、ユーリに酷いことをしていたのを若干思い出していた一夏であった。
(ネタバレになるので言えません。あのシーン物凄い感動シーンからの展開なのでDetonation編の投稿をお待ちくださいby作者)
「んじゃ、行ってくるわ」
「ああ、行ってこい」
「織斑一夏、白騎士、出る!」
カタパルトから出撃した一夏。
久々のISでの試合、やり過ぎないか内心心配なのである。
ディフェンサーⅡも一夏から少し離れた所を飛んでいる。
遅れて楯無も出てきた。
いつも通り余裕な勝気な表情だったが一夏のISの重装備を見て若干顔を引きつらせている。
そりゃそうだ、見えている正面だけでもビーム砲が6門見えているのだから。
「な、何だか私が知っているのとかなり姿が変わっているのだけど・・・」
「色々あったんです。それよりさっさと始めましょう?」
「ええ、そうね(ISスーツも変わってる・・・というか服?)さあ、始めるわよ!」
『試合開始です!!!』
「先手必勝!」
「あら、危ない♪」
一夏はいきなり右手のフォーミュラバスターを撃つ。
楯無はヒラリと躱して槍に仕込まれているガトリングガンを撃ってくる。
ガトリングガンをディフェンサーⅡで防いだ一夏はビットを展開し楯無を全方位から射撃する。
更にリアアーマーに装着している2つのミサイルコンテナからミサイルを発射する。
楯無は冷静にミサイルをガトリングガンで叩き落としビットも自分の機体の機能であるアクア・クリスタルから水のヴェールを全方位に発生させ無効化する。
流石に一夏もこれには驚いたが慌てず全火力を集中させる。
「遠慮はいらねぇ、全部持って行きやがれぇ!」
「ちょ、ちょっとこれはマズイわね・・・!」
背中の「CWXFS-フォーミュラキャノン」2門と腰の「フォーミュラヴェスパー」2門と両腕のフォーミュラバスターの全力砲撃、倒しきれなくてもあの水のヴェールは破壊出来るだろうと判断しオーバーヒートになるのを構わず撃ち続ける。
遂に水のヴェールが剥がれ水が蒸発して辺りに蒸気が漂う。
まだ暑さが続いているので一気に真夏に逆戻りした気分である。
「やってくれるわね・・・見た目と違って随分力押しなのね」
「俺の師匠のお陰ですよ。全力全開、手加減無しってね」
「ふーん、そうなのね・・・ところで、暑くなってきたわね」
「そりゃあんだけ派手に蒸気出せばそうn・・・まさか!」
「よく気づきました。けど、もう遅いわよ!」
「や、ヤバイ・・・!白騎士、防御だ!」
「させないわ!ほんとはもう少し水が欲しいのだけど・・・くらいなさい!
辺りの水蒸気となった水のヴェールが爆発を起こす。
クリアパッション、ミステリアス・レイディの持つ水のクリスタルから発生する水のヴェールを水蒸気状にして水蒸気爆発を起こす技である。
『決まったぁぁぁぁぁぁぁ!ミステリアス・レイディのクリアパッション!流石の織斑君もこれにはノックアウトかぁ!?』
『それはどうかしら?』
『どういう事でしょう?プレシア先生』
『この程度の爆発、一夏君には火花程度よ。あれ以上の物を一夏君はその身で受けて来たんだから』
『いやいや・・・そんなのありえませんって。会長はIS学園最強、大抵アレが決まったら終わっt嘘でしょ・・・』
『ね?言ったでしょ?火花程度だって』
一夏は爆発を食らう直前に自分の周りにプロテクションを展開して爆発から身を守っていた。
防がれるとは思っていなかった楯無は驚愕の表情である。
「う、嘘・・・アレを防ぐの・・・?」
「やっと表情が崩れたな。余裕な笑みも此処までだぜ、会長」
「っ!ま、まだよ!パッケージ展開!ワンオフ発動!」
「な、なんだ!?地面が!?」
突然一夏の足元と周りの空間が沈み始めた。
突然の事態に一夏は対応が遅れる。
「う、動けねぇ・・・!」
「どう?これがミステリアス・レイディの単一能力、
「・・・だけど、この程度なのはさんのバインドに比べれば!」
「う、嘘・・・何で動けるの!?空間ごと沈ませているのよ!?動かすなんて無理なはずなのよ!?」
「だから言ったろ生徒会長。全力全開、手加減無しが俺の師匠の教えだってな!白騎士!セイバーハート!モードチェンジ!エストレアイクス!」
両腕のフォーミュラバスターが変形しセイバーハート・エストレアイクスとなる。
そのまま機体の出力に物を言わせて無理やりミステリアス・レイディの単一能力から抜け出した一夏は楯無より遥か上空まで飛ぶ。
楯無も追いかけようとしたが身体が動かないことに気づいた。
身体の至る所に光る紐のような物が空間から現れて自分をISごと拘束していた。
自分の単一能力以上の拘束力に驚く。
ふと楯無は上から凄まじい光を感じたので顔を上げると上では巨大な太陽みたいな光の玉が見えた。
「・・・アハハ、な、何アレ・・・」
「『お前ら、結界頼むぞ』全力全開!」
『『『『こなくそー!』』』』
「だ、ダレカタスケテー!」
「エクシード・・・」
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ブレイカァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
なお、この後魔導師組が疲労困憊で倒れ一夏は千冬に説教を食らったという。
※アリーナは地面以外は無事でした。
「うつほちゃーん、あはははー。すいせーがみえるー」
「会長が戻らないのですが」
「斜め45度の角度で頭叩けば治るんじゃないですか?」
次回、
マテリアルズ・ストラトス
「更識簪」
「私も、貴方みたいに強くなりたい」
「俺は強くないさ・・・この手で守れなくて零れ落ちた物もある・・・」
みーんなー!あっつまれー!プリズマコーズ復刻じゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!行くぞオラァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?
復刻プリズマコーズにて美優実装&イリヤモーション改修。
テラリンクにて成長したロリテラ有料DLCにて実装。
ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?!?
ア"ッ!(チーン)
作者、死亡確認