マテリアルズ・ストラトス   作:荒潮提督

68 / 96
皆さんFGOの交換は誰にしましたか?


作者はカーミラ様にしました。


さて、今年のクリスマスは誰かな?


「繋いだ手、離さないために」第5話 「激戦、開始」

「ふわぁ〜あ・・・よく寝ました・・・あれぇ?ディアーチェ?シャルロットさん?何でベッドの外で寝てるんです?」

「き、気にするでないユーリ・・・それより前を隠せ。見えておるぞ」

「ふぇ・・・?ひゃわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?み、見ないでくださいー!」

「ぐほぁ!?」

「・・・えーっと、大丈夫?ディアーチェ」

「きゅう・・・」

「ダメみたいだね」

「ディアーチェ〜!」

「んぅ・・・朝から騒がしいぞ・・・」

 

 

 

 

ユーリ男の娘か女の子かどちらで行こうかしらby作者

どっちであろうと俺は一向に構わんッ!

 

 

 

 

「っ!」

「むっ!」

「ん?」

「んあ?」

「今の感じ何・・・?なんか嫌な物を感じたよ・・・」

「我らも感じた。何か嫌な予感がする、警戒を怠るなよ」

 

 

 

その時、アリーナから爆発音が聞こえた。

それを聞いたディアーチェ達は窓を開けて最短距離をデバイスで飛んでいく。

胸騒ぎがする、ディアーチェはそう感じながら飛ぶ。

その数分前、IS学園の1組の教室では。

 

 

 

 

「何だ?織斑は遅刻か?」

「え?朝私が起こしに行きましたが既に居ませんでしたよ?」

「何?一体何処に行っているんだあの愚弟は・・・」

「アレなんだろう・・・」

「どうした鷹月、窓の外に何かあるのか?」

「アリーナの方に何か黒い煙みたいなのが・・・」

「煙だと?どれどれ・・・なんだ今のは」

「何かが飛んでいきましたね・・・」

 

 

 

 

 

アリーナへと到着したディアーチェ達、そこには黒い霧に覆われた何かがいた。

ソイツは獣のような唸り声をあげながら彼女たちの方を向いた。

紅い目を輝かせ右手には刀を握っている。

左腕は巨大な爪がついている。

かなりの変貌を遂げていたが間違いなくこの世界の織斑一夏だ。

彼が左腕を振るうとノイズが出現した。

 

 

 

 

 

「此奴め・・・!悪魔に魂を売りおったか!」

「でもいつあの人はあんな力を手に入れたんでしょう?」

「今はそれは後だユーリ、来るぞ!」

「任せなっ!纏めて撃ち抜いてやらぁ!」

 

 

 

 

クリスは両腕のパーツをクロスボウに変形させ大量の矢を放ちノイズを薙ぎ払う。

しかしノイズは黒化した織斑一夏から発生する黒い霧から次々と現れる為いくら倒しても直ぐに復活する。

ディアーチェ達もノイズを撃破していくが全く減らない。

 

 

 

 

「そういえばセシリアはどうした!?」

「そーいや朝から姿みねぇな」

「彼奴は何処をほっつき歩いているんだ全く・・・!」

 

 

 

 

 

その頃セシリア。

 

 

 

 

「朝一番は紅茶に限りますわね・・・コーヒーも良いのですけど自分で淹れると何故か変な味がするのですよねぇ・・・。あら?通信?はい、どちら様d『くぉらセシリア!』で、ディアーチェさんどうしたんですの?」

『貴様、一体何処に行っておる!早くこっちに来んか!』

「・・・どうやら戦闘中のようですね、すぐにいきますわ。すみません!ちょっと急ぎの用事が出来ましたのですみませんが片付けてくださいませんか?」

「かしこまりました」

「申し訳ありませんわ、では!Rei shen shou jing rei zizzl」

 

 

 

 

 

駆け出しながら聖詠を詠いスライディングしながら装着完了したセシリア。

非固定ユニットも展開しアリーナへと飛んでいく。

飛びながらビットを展開し攻撃準備を整える。

しかし彼女の行く手を阻むかの様にフライトノイズの軍団が出現する。

 

 

 

 

「仲間が待ってますの・・・!邪魔しないでくださいまし!」

 

 

 

 

 

アリーナではノイズと魔導士達による激戦が繰り広げられていた。

クリスが固定砲台となりミサイルとガトリングとビーム砲を乱射しまくり、ディアーチェも固定砲台となっているクリスを守る為に砲撃している。

ユーリとラウラは共に前線で戦いノイズがクリス達の所に行かない様にしている。

 

 

 

 

 

 

「やぁぁぁぁぁ!」

「いま例えこの身を焼き尽くそうとぉ!」

「グルルルル・・・」

「ユーリ、私がアイツの相手をする。お前はコイツらを任せた!」

「はい!」

「さあ、来いよ獣。私が相手をしてやる」

「ガァァァァァァァ!!」

 

 

 

 

ラウラは槍を構えて突撃、黒化一夏も刀を構えて突っ込む。

槍と刀がぶつかり合い火花を散らす。

ラウラは体格こそ小柄だが元は軍人、例え相手がISだとしてもデバイスのアシストと身に付いている技術を使えば互角に戦える。

しかも向こうはまだISに乗って日が浅い素人、ラウラの相手では無い。

 

 

 

 

「闇に惑う夜には歌を灯そうか!」

「グルゥッ!?」

「聖光のセレナーデ・・・力よ宿れ!」

 

 

<HORIZON†SPEAR>

 

 

 

 

「流石にゼロ距離だ、多少なりともダメージは入っただろう」

「Aaaaaaaaa・・・」

「チッ・・・ピンピンしてる。なら、もう一撃・・・」

「・・・コセ」

「・・・ん?」

「ヨコセ・・・オマエノチカラァァァァァァァァァァァァ!!」

「不味いな・・・IGNITE使うか?コレは・・・」

「ウガァァァァァァァァァァァァァ!!」

「チィッ!こうなったら・・・!ローゼンブルク!」

『リンク開始、行けますマスター』

「エクストラモード、起動!」

 

 

 

 

ラウラはエクストラモードを使い身体を成長させさらにISを展開、左手にバスターソードを持ち黒化一夏の刀を受け止める。

 

 

 

「絶対に譲れない、夢を吠え叫ぶよ!」

「ラァッ!」

「正義の為に!悪を貫けぇ!」

 

 

 

ラウラはバスターソードと槍を振るいながら考えていた。

もし自分の世界の一夏と本質が同じなら守る為に力を欲しがる筈。

だが今目の前の一夏は只々得た力を振るうだけで暴力と一緒。

まるであの転生者みたいだ。

 

 

 

 

「お前はこのままで良いのか!こんな力がお前の欲していたものか!?これはただ周りを傷つけるだけの暴力だぞ!」

「オマエモ・・・」

「何?」

「オ前モ俺ヲ否定スルノカ!力を求メテ何ガ悪イ!」

「この分からず屋がぁ!涙などいらない 無双の一振りよ!」

「オオオオオオオオオオ!!」

「覚悟を今構えたら!誇りと千切れぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

 

 

 

<DEADLY†PILAR>

 

 

 

ラウラはバスターソードを投げ捨て両手で槍を構えて上に掲げる。

すると槍の先端が開き巨大なビームソードが発生する。

それをラウラは思いっきり黒化一夏へと叩き付ける。

だが一夏はそれを零落白夜で消し去った。

ラウラは渾身の一撃を防がれてしまった事に驚愕した。

その隙を逃さず一夏はラウラを零落白夜で斬り捨て槍を奪う。

ラウラは斬られて吐血したが急所を逃れたのか生きている。

だが限界が来たのかそのまま倒れこんでしまった。

そんな彼女にトドメを刺す気なのか近づいていく一夏。

突然彼の目の前の地面が砕けた。

漸くノイズ達を全滅させたセシリアが左手にレールガンを持ち撃ったのだ。

ラウラの前へと降り立ったセシリアはレールガンを仕舞い、鉄扇へと持ち変える。

閉じていたバイザーが開き現れた目は怒っていた。

 

 

 

 

 

「戦う意味を考えた末で堕ちる所まで堕ちましたか貴方は・・・今この瞬間から貴方は私達の敵ですわ」

「邪魔スルナァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

「ぶっ飛ばしてでも正気に戻しますわ!やりますわよティアーズ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、マテリアルズ・ストラトス

 

 

 

 

 

「繋いだ手、離さないために」 第6話

 

 

 

 

「胸に響くは永遠の愛」

 

 

 

 

「助けますわ、絶対に」

 

 




一夏「さて、1ヶ月近く遅れた言い訳を聞かせてもらおうか?」



すんませんでした




一夏「ゆ"る"ざん"」<パイルスマッシャー


ギャァァァァァァァァァァァァァ!?

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。