マテリアルズ・ストラトス   作:荒潮提督

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連れて帰ると決めた この愛を舐めないで…!



未来さん愛が重いです。
(※永愛プロミスの歌詞の一部)




今回逆光のリゾルヴの歌詞のネタバレがあります。
まだ聞いていない方はネタバレ注意です。
あ、永愛もだった。


「2人の唄 響き、奏で 繋ぎ合う」 第6話 「ユニゾンギア」

「レヴィちゃん達大丈夫かな・・・」

「なんだ?柄にも無く心配してんのか?らしくねぇなぁ」

 

 

 

 

レヴィ達の応援に駆けつけようとしたがノイズが行かせまいとするように現れた為そちらに応戦している装者達。

一体一体は大したことは無いのだが数が多く倒しても倒してもキリがない。

クリスがミサイルパーティで一気にぶっ飛ばし追撃のきりしらユニゾンアタック。

トドメの響と翼のコンビネーションアーツ。

どうにかノイズの群れを殲滅しレヴィ達の元に向かう装者達。

そこには満身創痍のシュテルとレヴィと千冬が片膝をついていた。

レヴィに至っては立つのもやっとだ。

直ぐに駆け寄り3人に肩を貸す装者達。

 

 

 

 

 

「大丈夫か!」

「何とか・・・というところですね・・・」

「ちょっと・・・厳しいかな・・・」

「何だありゃ、アレがアイツだってのか?」

「まるで怪物ね・・・何度かああいうのとは戦った事はあるけど人を取り込んだカルマノイズを相手にするのは初めてね・・・」

「あるちゃあるがな・・・ホラ、平行世界のバカがいた世界」

「私達はそのあと直ぐゴライアスと戦闘してたから戦ったのはほとんどあの子よ」

「そうだったな・・・!くるぞ!」

 

 

 

クリスが叫ぶと同時に無差別に爆撃が始まりレヴィ達を担いでいた翼達は回避が遅れ爆撃に巻き込まれそうになったが、レヴィ達が防いでくれたので無事だった。

 

 

 

 

 

「すまない、助かった」

「これくらいなら・・・大丈夫だよ・・・でもこれ以上は無理そう」

「無理はするな。後は私達に任せろ」

「いえ、ダメです・・・アレは貴方達だけの力では無理です・・・」

「どういう事?」

「アイツはイチカの魔法も使っています。先程の爆撃も恐らくそうでしょう。逆に返り討ちに遭うでしょう」

「じゃあ、どうするの?」

「一か八かではありますが私達とユニゾンをしましょう。貴方達にはリンカーコアがありませんから成功するか分かりませんが・・・」

「危険な賭け・・・というわけね・・・」

「でも、やるしかない」

「やってやるデス」

「部の悪ぃ賭けは嫌いじゃねぇ」

「やろうよシュテルちゃん!私達ならへいき、へっちゃらだよ!」

「ならば・・・立花響、風鳴翼、私達の手を」

「1番ボクらと波長が合うのは君たちなんだ。だから成功する確率も高い」

「「私達(ボク達)の力、貴方達(君達)に託します(託すよ)」」

 

 

 

 

響と翼はお互いに向き合い頷く。

覚悟を決めたようだ。

響はシュテルの、翼はレヴィの手を取る。

 

 

 

 

「「ユニゾン、イン!」」

「「うぅ・・・アアアアアアアアアアアアアアアア!!」」

「翼!」

「センパイ!」

「「響さん!」」

 

 

 

 

2人の身体にノイズが走り目が暴走したみたいに赤く染まったり元に戻ったりを繰り返している。

シュテルとレヴィも同じくノイズが走っている。

だが、4人の目からは諦めの色は見えていない。

すると成功したのかシュテルとレヴィの身体が光に包まれ響と翼の身体に取り込まれる。

響の周りには炎が舞い、翼の身体から雷が帯電しはじめる。

2人の足元にはベルカ式の魔法陣が展開された。

光が2人を包みギアが解除され再構築されていく。

光が晴れたそこには新たなギアを纏った2人がいた。

シュテルとユニゾンした響はシュテルのバリアジャケットをモチーフにした衣装になっており髪の色は濃いブラウンに両腕の手甲は大型化し指は鉤爪のようになっていた。

(なのはreflectionのシュテルの左腕の奴)

一方翼は全体的に黒くなり腰にはベルトが巻かれ一部が蒼くなっている。

脚部のブレードはバルフィニカスに似たものになり髪の色は水色で先端が青みがかかった黒に染まっている。

2人の目もシュテルとレヴィの目の色となっている。

なお余談ではあるがS.O.N.G本部では何処ぞのグラビティヤンデレズが「あんな響も良い・・・///」と興奮していたとか。

 

 

 

「凄い・・・力がみなぎってくる!これならいけるかも!」

「行くぞ立花!さあ、覚悟しろカルマノイズ。防人の歌を聴け!」

 

 

 

 

<戦闘曲 BRIGHT STREAM>

 

 

 

 

 

 

2人はカルマノイズに向かって飛ぶ。

響の足には飛行魔法である炎の羽根がついておりカルマノイズが撃ち出す光弾を避けている。

一方の翼も自身も飛びながら降りかかる光弾を斬り捨てながら進む。

手に握る武器はレヴィのバルフィニカスであり扱ったことのない武器であるにも関わらずハーケンモードを簡単に扱っている。

響は両手に炎を纏わせ殴っている。

 

 

 

 

「どおりゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「アッチィナァ!」

「立花!」

 

 

 

響をその豪腕で殴ろうしたカルマノイズだったが翼がその腕を素早く脚部のブレードで切り落とした。

 

 

 

 

<羅刹 極光>

 

 

 

「ギャァァァァァァァァァァァ!?」

「一夏君を・・・返せぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

『立花響!行きますよ!』

「うん!シュテルちゃん!」

「『集え明星!ルシフェリオン・ブレイカー!』」

 

 

響が両手の手のひらに付いている砲口から巨大な火球を精製し、それを発射。

ガングニール版ルシフェリオン・ブレイカーがカルマノイズを炎に包む。

さらに響は燃えているカルマノイズに恐れる事なく突っ込む。

 

 

 

 

「一夏君!起きて!」

『いつまで寝ているつもりですか!』

『イチカ!ボクを守ってくれるんでしょ?だから戻って来てよ!寂しいよ・・・イチカがとなりにいないと寂しいんだよ!大好きだよ、イチカァ!届かないなら何度だって叫ぶ!ボクは!イチカが!大好きだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・レヴィ?」

 

 

 

 

暗闇の中一夏は目を覚ます。

レヴィの声が聞こえたのだ。

さっきまで何も聞こえなかったが今なら聞こえる。

一夏は歌う、自分だけの心の唄を。

 

 

 

 

 

「君ト云ウ音、紡ぐ為・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー 二人で歩んだ番う足跡は ー

 

 

 

 

「今のは・・・歌?」

「この曲、奏の・・・?」

 

 

 

 

ー 暴虐から 生まれ出た 残酷が飲み込む ー

 

 

 

 

 

『涙でハネが濡れた日』

「し、シュテルちゃん?」

『重くて飛べないなら』

「ラッセル?」

『『その右手に添えようと』』

 

 

 

ー 『『差し伸ばした片手が風を切る』』 ー

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、カルマノイズにヒビが入った。

ありえないという顔をしているカルマノイズ。

 

 

 

 

「マ、マサカ!?メザメタトイウノカ!?アリエン!」

『とっとと俺の身体を返せ!カルマノイズ!セイバーハート!セットアップ!』

< standby redy >

 

 

 

 

光が溢れ出し砕け散る。

そこには一夏がいた。

新たなバリアジャケットを身に纏いその背中の羽根を広げる。

 

 

 

 

「聞こえたぜレヴィ。お前の声!」

『イチカ、お帰り!』

「ああ、ただいま」

「キ、キサマァ・・・!」

「さて、いい加減お前の顔も見飽きたぜカルマノイズ。テメェをぶっ飛ばす!イグナイトモジュール!抜剣!」

 

 

 

 

再びイグナイトモジュールを起動した一夏。

黒く身体が染まるが一夏は自分が守ると約束した最愛の彼女を守る為イグナイトの制御に成功。

身体に纏うバリアジャケットが黒と紫に染まり背中の羽根は2対4枚に増え禍々しくも力強い意志を感じる。

 

 

 

 

「さあ、第2ラウンドと行こうか!両翼揃った (あの丘の) 黄昏は 」

「ナメルナァァァァァァァァァァ!」

「今も焼きつくように 胸を焦がす 」

 

 

ー 貫こう (明日へと) 決意の槍で ー

 

 

 

ー 悲しみ 止まらず 鼓動が尽キルマデ ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、マテリアルズ・ストラトス

 

 

 

 

 

「2人の唄 響き、奏で 繋ぎ合う」 第7話

 

 

 

 

 

 

 

「GEARS OF DESTINY」

 

 

 

 

 

 

「これが皆と掴んだ俺の未来だぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

 




今回は早め。


実習始まるんでまたペース落ちそうなんで早めにね。













シンフォギアXDUのアルバムジャケ絵のガングニール3人娘カッコよく無いですかね?

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