裏サイバー流に目覚めました作者です。
今回ちょっとしたある日の友人とのデュエルの模様を載せたいと思います。
(許可は取ってます)
状況
1ターン目
相手のデッキ
魔王閃刀姫
闇黒の魔王 ディアボロス
シャドウトークン
フィールド魔法<闇黒世界-シャドウ・ディストピア->
伏せカード(闇のデッキ破壊ウィルス)
俺
デッキ
リンク採用型ジャンド(ハリファイバー無し)
手札
全 部 魔 法 カ ー ド (二重召喚、スクラップ・フィスト、イージーチューニング、調律、おろかな埋葬)
「(いかん事故った・・・これあかんやつや。このドローに全てを賭けるしか・・・)俺のターン、ドロー!」
ドローカード ラッシュウォリアー
「これなら何とかなるかも・・・」
調律発動→ジャンクシンクロン手札に、ジェットシンクロン墓地に
おろかな埋葬発動→ボルトヘッジホッグ墓地に
ジャンクシンクロン召喚、ボルトヘッジホッグ蘇生
シンクロ召喚、ジャンクウォリアー
イージーチューニングでジャンクシンクロン除外してジャンクウォリアーの攻撃力3600に
シャドウトークンにアタック、瞬間スクラップ・フィスト発動。
更にラッシュウォリアーを捨ててパワーが倍の7200に
スクラップ・フィストの効果で貫通ダメージ、さらにダメージ倍で12400のオーバーキルダメージで勝利。
まさか勝てるとは思わなかった手札からの大逆転勝利なデュエルでした。
ワンターンキルゥ・・・。
友人曰く「あの時闇のデッキ破壊ウィルスを発動しなくてもいいかと思っていたらまさかあんなのが飛んで来るとは思わず発動タイミングも完全に逃した」との事。
では本編どぞ。
「足が痛いです・・・」
「自業自得だ。少しは抑えろよシュテル」
「善処します・・・」
「まだ痛いわ・・・ヒリヒリする・・・」
「冷やしましょうか?氷の塊なら作れますよ?」
「いえ、大丈夫よ。ちょっとシャワー浴びて来るわ」
「良い剣の腕だな。また手合わせ願おうか」
「ええ、望むところです」
「アーッハッハッハッ!見たか!ボクの強さ!強いでしょ?凄いでしょ?カッコイイでしょ!?」
「ダァーッ!うっせぇ! あのバカのが万倍マシだ!」
「クリスちゃん、何気に酷くない?」
模擬戦終了後全員が感想などを言いながら廊下を歩いていた。
やはりマリアは先程のブレイカーが応えておりシャワーで体を冷やしにいった。
因みに一夏はイグニッションの反動でまた性別が戻らなくなったので性転換したままだ。
マリアがシャワーに行くと同時に入れ替わりできりしらコンビと未来が来た。
「響、皆さん、お疲れ様です」
「あれ?マリアは何処に行ったデス?」
「マリアなら今シャワーに行ったぞ暁」
「うー、ボクもシャワー浴びたいー!」
「ちょっと用事を思い出しt「「逃すか(逃がしません)」」うげっ!?バインド!?」
「今度は逃さん」
「一緒に行きますよイチカ。レヴィが突撃するのを防ぐの結構大変なんですよ?」
「はーなーせー!」
「離しません」
「やったー!イチカといっしょー!」
「むっー!(レヴィ!胸を押し付けるな!息が出来ねぇ!)」
「レヴィナイスです。そのまま抱きついていてください」
「わかったー」
「むぐぐぐ・・・きゅぅ・・・」
「あれ?動かなくなっちゃった」
「さて、シャワーに行きますよレヴィ。イチカはそのまま引きずって来てください」
「はーい」
「「「「・・・ぽかーん」」」」
「(良いなぁ、あんな風に想いを直接ストレートに表現出来るの)」
そうして一夏を引きずって汗を流しに行こうとした時、翼の持つ携帯が鳴った。
直ぐに出て何度か頷き分かりましたと言い携帯を切った。
「立花、雪音、暁、月読。ノイズだ。どうやらカルマノイズもいるらしい」
「分かりました!行きましょう!」
「憂さ晴らしだ。ノイズ共で鬱憤を晴らしてやる」
「やってやるデス!」
「マリア呼んでくる」
「皆、頑張ってね」
「私達も行くぞ!レヴィ、一夏を叩き起こしておけ」
「あいあいさー。とぉーぅ!」
「グホォッ!?い、いってぇ・・・腹の中のもん全部でるかと思った・・・。もう少し手加減して起こせよレヴィ!」
「ごめんごめ〜ん」
「夫婦漫才してないで行きますよ2人とも」
現場に着いた装者と一夏達。
そこは人通りが多い市街地であり人々がノイズから逃げていた。
マリアと翼はアイドルでありこのままでは自身がシンフォギア装者である事がバレてしまう恐れがあるので響達が先に降りていった。
一夏達も後に続く。
「イチカ、ここまでで大丈夫です。下ろしてください」
「チフユー!ボクもー!」
「了解!離すぞ!」
「そら行ってこい!」
ISを使って2人を運んで来た一夏と千冬は手を離し自分達もISを解除して降りて行く。
デバイスをセットアップし降りた先では既に響達が避難誘導を開始して降り人々でごった返していた。
4人がそれに加わろうとした時逃げ遅れた人にノイズが向かって行っていて響達も気づいたがとても間に合う距離じゃない。
間に合わない、誰もがそう思った次の瞬間。
「オラァ!」
ノイズが吹き飛び炭素化して消え去った。
一夏が割って入り回し蹴りで吹き飛ばしたのだ。
そのままバーニングモードとなり両手のハンドガンで他のノイズを撃ち抜いて行く。
「一夏君、ありがとう!」
「すまねぇ、助かった!」
「ここは任せろ!早くその人達を安全な場所に!ソニックシューター、ヴァニシング・シフト!ファイヤ!」
他の逃げる人達に向かおうとしているノイズの一団を一夏が見逃すはずもなくまとめて撃ち抜く。
彼の後ろではシュテルの収束砲とレヴィの元気な声が響いているので大丈夫だろう。
「んじゃ、いっちょ行きますか!」
<戦闘曲 限界突破 G beat>
「一点突破の決意の右手 私という音響く中でっ!」
一夏はセイバーハートを長鎌に変形させ薙ぎ払っていく。
レヴィのように見よう見まねで振っているが意外に使いやすい。
形も何処と無くバルフィニカスやバルディッシュのハーケンフォームに似ている。
「正義(信じ) 握り(締めて) 自分色に咲き立つ花になれ! (HEROじゃなく)」
「凄いわね彼、あんな大鎌を切歌みたいに軽々扱ってる」
「我々も加勢するぞマリア。1人であの数は少々手に余るだろう」
「ええ、翼。それに、シュテルが言ってた様に彼にイグナイトを使わせない様にしないとね」
実は加勢する前にシュテルから一夏にイグナイトを使わせない様にと言われている2人。
それぞれの得物を構え駆け出し、一夏の後ろから今にも飛びかかりそうなノイズを斬り裂く。
一夏は後ろから突然現れた2人に困惑したが顔を後ろに向けた時に炭素化したノイズが舞っているのを見て納得した。
「助太刀に来たぞ」
「前衛は任せなさい。後ろ、頼んだわよ」
「お任せあれ、魔王仕込みの砲戦技術をお見せしますよ」
そう言った一夏は右手に握るデバイスをノイズに向け砲撃する。
それを合図に駆け出す片翼とアイドル大統領。
さらに援護するため背後に大量のシューターを展開し一斉射、上空から降って来ていたノイズはそれに飲まれて消えた。
「貫け(G-beat) 信念を 燃えろ(G-beat) 激しく!」
「良い腕だ、あれだけの数を撃っているのに当たらない様に調整しているとは」
「流石ね、あの子を鍛えた人はそれだけ凄いのでしょうね」
※砲戦技術の師匠某管理局の白い悪魔
後ろでは新たに出現したノイズを相手にしている響達とレヴィ達が戦闘中であり先ほどから爆撃音やらが轟いている。
一夏は前で戦う翼とマリアを援護し続けている・・・だが、それ故に接近してくる脅威に気づかなかった。
『・・・!マスター、後ろ!』
「っ!いつの間nグハッ!?」
「織斑!」
「イチカ!」
「な、何だよこいつ・・・他のノイズとは違う・・・」
「カルマノイズ・・・!」
「イチカ下がって!コイツは只のノイズじゃない!」
「ま、まだやれます・・・!」
「その怪我じゃ無理だ!一時退避していろ!行くぞ、マリア!」
「分かったわ翼!」
カルマノイズの強襲により負傷した一夏に退がる様に指示しカルマノイズへと向かう翼とマリア。
反論したかった一夏だったが動こうとすると脇腹が激しく痛み戦うどころでは無い。
どうやら骨の数本ヤラれたらしい。
悔しそうな顔しながら一夏は退避していった。
「ハッ!」
「セイヤッ!」
「・・・」ヒラリッ
「このカルマノイズ、いつもと違うぞ」
「ええ、明らかにこちらの動きを探ってる。今までとはパターンが違うわ」
「ならば、同時に仕掛けるぞ」
「タイミングは任せるわ」
翼が駆け出すと同時にマリアも動く。
左右から挟み撃ちの形をとり向かって行く2人。
同時攻撃が当たると思われたその瞬間、カルマノイズが突如形を変え腕のような形になった触手で2人の攻撃を受け止めている。
突然の出来事に反応が僅かに遅れる2人。
それを見逃すはずも無くカルマノイズは2人を吹き飛ばした。
さらにカルマノイズは撤退しようとしていた一夏に狙いを定め突撃した。
一夏はそれに気づき回避が間に合わない事が分かると防御した。
そのまま吹き飛ばされるかと思われた矢先、なんとカルマノイズはプロテクションを貼った一夏を覆いかぶさるような形を取り一夏を飲み込んだのだ。
「織斑ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「嘘でしょ・・・!?ノイズが人を取り込むなんて!?」
「とにかく早く助けるぞマリア!」
「分かってるわよ!早くしないと!」
2人が近づくとカルマノイズは溶け出し中から取り込まれたはずの一夏が現れた。
安堵した2人、しかし一夏が右手を胸のコンバーターをクリックした時顔色を変える。
一夏が顔を上げるとその顔には表情が無く、目がノイズ特有の赤く光っている部位に似た物になっていた。
止めようとしたが間に合わずイグナイトが起動した。
どす黒い暴風が吹き荒れ一夏を覆い尽くす。
異変に気付いた響達が到着したと同時にその暴風が霧散し中からいつかのように暴走状態となった一夏が現れた。
思わず後ずさりする一同。
一夏は空を見上げ、吠えた。
「ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」
次回マテリアルズ・ストラトス
「2人の唄 響き、奏で 繋ぎ合う」 第5話
「翳る白」
「イチカは、ボクが助けるんだ!」
遅くなり申し訳ありませんm(_ _)m
FGO夏イベやらアズレンやらシンフォギアXDの双翼のシリウスやらで忙しくて忙しくて
次回はもう少し早めにあげたいな。