マテリアルズ・ストラトス   作:荒潮提督

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どうも荒潮提督です。




今回でコラボ編も終わり!




リリすれでは続いていますのでそちらもぜひ。




では、どうぞ!














後今回後半レヴィが凄まじいキャラ崩壊(中の人ネタ)起こしてますが気にしない方向でお願いします。


エピローグ、別れ

マリアージュR事件を片付け帰還した一夏達。

そこで待っていたのは紫天一家と織斑家一同による説教大会であった。

特に千冬とレヴィが本気でキレてて自分達の知らないところで危ない真似はするなと怒られた一夏であった。

その時の一夏はデバイス纏った状態で見た目も相まって怒られて(´・ω・`)ショボンとしている姿は叱られている子犬みたいだったとはリナ談である。

そんな一夏を見て乾いた笑い声をあげたリナ達とセシリア達であった。

後イクスが一夏の胸の中でいつのまにか寝ておりシャワーを浴びにいった一夏がバリアジャケットを解除した時転がり落ちそうになってそれに驚いた一夏が慌ててキャッチしたのはここだけの話。

 

 

 

 

 

 

〜一夏&イクスシャワー中、しばらくお待ちください 〜

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ・・・さっぱりしたぁ・・・。どうだ、イクス?気持ちよかったか?」

「・・・!(こくこく)」←一夏の頭の上に乗ってる

「えーっとコーヒー牛乳・・・コーヒー牛乳・・・おっ、あったあった。シャワー上がった後はこれがないとな」

「・・・?」←コーヒー牛乳を初めて見たので気になってる

「ん?イクス、お前も飲みたいのか?」

「・・・?」←いいのか?と首を傾げてる

「ちょっと待ってな。小さめのコップ貰ってくる」

 

 

 

 

この時一夏は忘れていた。

自分がタオル一枚だけだったのを。

 

 

 

 

「おーい、イクス用の小さめのコップないかー?」

「んぅ?イチカどうしtぶふぅ!?」

「ちょっ、ちょっと一夏!?アンタなんつー格好で出てきてんのよ!?」

「せめてバスローブに着替えてから来い!一応ここ、男性職員いるんだぞ!」

「え?・・・(自分の格好を見る)・・・っ!し、失礼しましたー!」

「・・・(ハァッ・・・)」←やれやれといった顔

 

 

 

 

次の日

 

 

 

 

 

 

 

「昨日は色々と大変だったぜ・・・」

「あはは・・・アレはイチカのじごーじとくな気がするけど」

「やめてくれ・・・今でも恥ずかしいんだから・・・」

「さて、ここに一枚の写真があります。これ、なーんだ?」

「ま、まさか・・・!?り、リナ!それ渡せ!」

「やーよ♪もうちょっといるつもりだし暫くはからかうネタに使わせてもらうわ〜♪」

「待ちやがれー!」

「・・・(ぽかーん)」

「あはは・・・・リナがごめんね?レヴィ」

 

 

 

 

 

とまぁ、こんな感じで一夏がタオル一枚でシャワールームから出て来た写真をいつのまにか撮っていたリナに一夏がからかわれたり・・・。

 

 

 

 

 

 

 

「響け響け(ハートよ) 熱く歌う(ハートよ) へいき(へっちゃら) 覚悟したから〜♪」←一夏

「振り向けば君はそこにいて 受け止めてくれた 今度は誰かにこの気持ちかえそう〜♪」←リナ

「終わりは始まり 始まれば終わる 彷徨い流離う 手招くは夢 溢れし想いを 掲げてまた〜♪」←アメリア

「I've got your back だから戦うんだ (unlimited beat) 僕達は上を向いて (unlimited beat) 轟け風よ運べ 光と愛の丘で 絆と音の海で〜♪」←レヴィ

 

 

 

 

 

 

皆でカラオケにいったり・・・。(レヴィと一夏、リナはともかくアメリアの歌ってるの何か分かるかな?)

 

 

 

 

 

 

 

「いっけー!ヴィヴィオー!」

「がんばんなさい!負けたら許さないからねー!」

「いけいけー!リンネー!」

「ヴィヴィオー!頑張ってー!」

「ヴィヴィオ、頑張れ!」

「フーカも負けるなー!」

「ヴィヴィオ、頑張ってくださーい」

 

 

 

 

 

 

ヴィヴィオ達が出場するストライクアーツの試合を見に行ったり(いつのまにかなのはとフェイトとイクス(マリアージュR事件の後目が覚めた)がいた)

色々と楽しんでいたがリナとアメリアは次元漂流者、いつかは帰らなければいけない。

そして、その日が来た。

リナ達が帰る2日前の夕方、一夏とリナは陸士隊の倉庫近くの塔に登っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ついにこの日が来ちゃったか・・・」

「そうだな・・・」

「思えばアンタと最初にあったのはあの変な空間でだったわねぇ」

「そういやそうだっけ?アイツにトドメさした時にだったか?」

「そうそう、あの後コッチに来ちゃったのよねぇ」

「そうだったのか・・・」

「けど、そのおかげで良いお土産話が出来たし、退屈もしなかったしね。来て良かったと思ってるわ」

「ああそりゃ良かった・・・なあ、リナ。少し良いか?」

「ん?なに?なんか面白い事でも思いついたの?」

「まぁな。こんな事を思いついたんだが・・・(ゴニョゴニョ)」

「・・・!(にやり)良いわね、やっちゃいましょうか!」

「ああ、はやてさんに許可は貰ってる。最高のステージにしようか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

その日のお昼頃・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

「おまたせー。まだ大丈夫?」

「あ、なのは。まだ大丈夫みたいだよ」

「しっかし急に旧六課の特設ステージに集まってくれって何をやるつもりだよ一夏。なんかはやてがノリノリだったけど」

「む?貴様らも来たのか」

「あ、ディアーチェ。それにシュテルとユーリも」

「貴方達もイチカに呼ばれたのですか?」

「うん、そうだけど・・・そういえばレヴィは?」

「・・・そういえば今朝から姿を見ていませんね・・・どこに行ったのでしょう」

「箒も見てないな。こうもタイミングよくいなくなるとは考えづらいな・・・何かあったのか?」

「(ディアーチェ、これは・・・)」

「(ああ、シュテル貴様の思っている通りであろう。十中八九アレだな)」

「(全く、私たちには隠さなくても良いですのに・・・)」

「(あやつなりに隠しているのであろう。言ってやるな)」

「?・・・クローディア、ラッセル、貴様らなにをコソコソ話している?」

「秘密だ。それに言わなくともすぐに分かる。もうすぐ開演だからな」

「???」

「王様、もしかして・・・」

「アレ?」

「うぬらも気づいたか」

 

 

 

 

 

 

 

 

千冬達が頭の上にハテナマークを浮かべつつも開演時間まで刻々と時間は過ぎていく。

会場はかなり大きく海の上に作られていた。

なのは達が会場に入ると既に沢山の観客が集まっていた。

全員が席に座ると何か思い出したのかディアーチェがシュテルに耳打ちをしシュテルは持って来ていたカバンから棒みたいな物を取り出し渡していた。

 

 

 

 

 

 

「シュテルさんこれは何ですの?何か棒みたいですけど・・・」

「それはサイリウムというものですよセシリア。始まったら真ん中を折るようにして曲げて周りに合わせて振ってください」

「これ全員分用意したの?」

「ええ、我々はいつも見てますので。灯りが消えたら言ってください。まだまだ予備はありますので」

「一体誰のコンサートが始まるんだ?」

「ふふっ、見ていればわかりますよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場の灯りが消え流れ始めるある曲の前奏。

それを聞いた周りの観客全員が一斉にオレンジと青のサイリウムで会場を照らす。

紫天一家は両手にオレンジと青のサイリウムを持ちスタンバイ完了だ。

なおシュテルとユーリは両手に挟める限りのサイリウムを持っているがディアーチェは恥ずかしいのか両手に1本ずつだ。

千冬達もサイリウムを持ち準備完了。

観客の熱気が最高潮に達しつつある中、中央のステージにリフトに乗ってせり上がってきた人影が2人分。

それを見て千冬達は開いた口が塞がらなかった。

何故ならその人影は・・・オレンジの羽のような髪をなびかせ、羽のような装飾がついた衣装を着た一夏と青い髪の一部をサイドテールで止め一夏と同じようだが羽の装飾が逆についた衣装を着たレヴィだったのだ。

 

 

 

 

舞い落ちる羽、そう、彼女たちは・・・ツヴァイウィング!

 

 

 

<逆光のフリューゲル>

 

 

 

 

 

 

 

「さあ、行くぞお前らぁ!興奮しすぎてぶっ倒れんなよ!」

「私たちツヴァイウィングの歌をその胸に響かせて!」

「「聞け!逆光のフリューゲル!!」」

「「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」」

「「「「何だこれ」」」」

 

 

 

 

 

 

 

舞い散る羽の中、2人の歌姫が舞い踊る。

2人の背中で舞い踊る翼。

例え片翼でも2人でならば飛べる。

どこまでも飛んでいける。

故にツヴァイウィング、2人揃った両翼は無敵だ。

 

 

 

 

 

 

「奏ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

「翼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「ツヴァイウィング!ツヴァイウィング!」

「す、凄い人気だなこれは・・・」

「それはそうだ。彼奴らかなりの売れっ子だぞ?」

「そ、そうなの!?」

「一夏の奴・・・何やってんのよ・・・」

「元はハヤテの悪ふざけで生まれたんですがね」

 

 

 

 

 

 

 

余談だが一夏のツヴァイウィングとしての名前は天羽奏、レヴィは風鳴翼だったりする。

(金○さん、シンフォギアXDUのオリジナル楽曲まだですかね?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さあ、まだまだ行くぞぉ!お前ら!いきなりバテてないよなぁ!?」

「次は私のソロ曲!UNLIMITED BEAT、行くよ!」

「「「「イェェェェェェェェェェイ!!」」」」

 

 

 

 

< UNLIMITED BEAT>

 

 

 

 

 

例え一人だとしてもその背中を押す声がする、勇気になる暖かい声が聞こえる。

それを束ねて今を生きていく。

ふと思ったがこの曲はシンフォギア本編の翼さんにある意味ピッタリだと思う。

 

 

 

 

 

 

「立て続けていくよ!奏!お願い!」

「任せろ翼!次は私だ!逆光のリゾルヴ!」

 

 

 

 

 

あの日暴虐によって失いかけた家族との縁。

そんな時に出会ったレヴィという自分の片翼、そしてセイバーハートという戦う力。

だけどその胸に残る家族との思い出、会いたいと手を伸ばしても届かないこの想い。

遂に家族と再会し二度と離すものかと誓う。

そして守ってみせる、自分が無双の撃槍である限り。

自分の目の前で泣いている、助けてほしいと手を伸ばす人がいるならば必ず助ける、自分の全てを掛けてでも。

最速で、最短で、真っ直ぐに、一直線に。

この曲は一夏のそんな心境を歌っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、皆聞いてくれ。今回は特別ゲストがいるんだ」

「そろそろ待ちくたびれて不貞腐れてるだろうし呼ぼうか奏」

「ああ、そうだな翼。さあ、準備出来てるよな!リナァ!?」

「こっちの熱気は最高潮!舞台は整ってるよ!アメリア!」

 

 

 

 

 

 

一夏(奏)とレヴィ(翼)の2人が叫び2人を呼ぶ。

2人の後ろのステージからスモークが上がる。

そこには2つの人影があった。

勢いよく駆け出すその人影の正体はもちろんリナとアメリアである。

(2人の衣装はリナはスレイヤーズ15巻デモンスレイヤーズの表紙のもの、アメリアは中の人繋がりで戦国無双の甲斐姫の衣装)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全く、2人で盛り上がっちゃって・・・私達忘れられたかと思ったわよ?」

「わりぃわりぃ。それじゃぁ、頼んだぜ!」

「任せてください!私とリナを舐めないでよね!」

「それじゃ、少し離れるわね。貴方達の唄、聞かせてもらうわ」

「先ずは私から!歌う曲は「魂のルフラン」!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー 私に還りなさい 生まれる前に ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これはまた予想以上に上手いな」

「だねー。これは負けられないね」

「レヴィ、戻ってる戻ってる」

「あ、いけないいけない」

「お、次はアメリアの番か」

 

 

 

 

 

 

<スレイヤーズより「Stand up」>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わぁお、こちらも予想外」

「とーぜんよ。どちらも中の人g「「それ以上はストップ」」・・・むー。それよりレヴィ、アンタどうしたのよ。キャラ崩壊凄いわよ?」

「あはは・・・よく言われる」

「因みにこれ旧六課メンバー以外には意外とバレてないんだよな」

「マジでか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライブ終了後舞台裏にて一夏達が質問責めにあったのは言うまでもない。

因みにこのライブ映像はのちにDVD、BDで発売されると瞬く間に売り切れ今ではプレミアがついているとか。

そして・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お別れね・・・」

「ああ、そうだな・・・」

「アメリア、元気でな。家族がもう1人増えたみたいで楽しかったで」

「はい、はやてさん。私も楽しかったです!向こうに帰っても忘れません!」

「リナちゃん、アメリアちゃん。向こうの私たちにもよろしくね?」

「それと分かってると思うけどヴィヴィオ達のことは・・・」

「分かってます、秘密にしますよ」

「うぬらがこのゲートをくぐったら自動的に記憶封鎖がかかるようにしておる。一応我らの事は覚えておくようにしてはいるがヴィヴィオ達未来の事は封鎖させてもらう」

「・・・何故かしら?その記憶封鎖が上手くいかない気がするのは・・・」

「・・・気のせいであろう」

「(ディアーチェの奴ミッドに来る時に失敗したの引きずってるのか?)」

「(それは無いとは思いますが・・・ディアーチェは慢心することがありますし・・・)」

「・・・何か言ったか?貴様ら」

「「いえ、何も」」

「・・・さて、あんまり長い事いても余計分かれるのが辛いだけだし!そろそろいきますか!」

「そうね・・・それでは、皆さん!お世話になりました!」

「この思い出は絶対に忘れないわ!それじゃ、またね?」

「ばいばーい!」

「またいつかお会いしましょう」

「身体を壊すでないぞ」

「さよならです〜」

 

 

 

 

皆が手を振りリナとアメリアを送り出す中一夏は叫んだ。

 

 

 

 

 

「リナ!次はぜってぇ勝つ!それまで負けんなよ!」

「ええ!次は絶対決着つけましょ!んじゃ、またいつか会いましょ!」

「ああ、望むところだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、異世界から来訪した2人の魔道士は帰っていった。

だが、一夏達は知らない。

これはある事件の始まりに過ぎないと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏休みも終わり、2学期が始まろうとしていたある日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そろそろ夏休みも終わりだな」

「だねー。ボクはまだ遊び足りないけどー」

「お前はいつも遊んでいただろうに」

「いつもの事ですね」

「・・・ほぇ?アレなんです?」

「どしたユーリ?」

「あれ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ユーリが指差した先には明らかにやばそうなスパークと黒いスモークが漂っていた。

 

 

 

 

 

 

 

「な、なんかヤバ気なよかーん・・・」

「・・・全員逃げるぞ、アレはヤバイ!」

「クッ・・・引きずられていく・・・!」

「あっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから先はリリすれにて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、マテリアルズ・ストラトス

 

 

 

 

 

 

 

特別編:コラボ後書き

 

 

 

 




現在粛正回参加者を活動報告にて募集中デース。



皆さまふるってご参加ください。

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