マテリアルズ・ストラトス   作:荒潮提督

46 / 96
ドーモ皆さん荒潮提督デス。



さあ、こちらのコラボももうすぐ最終回。


最初からフルスロットルだぜぇ!


ヒャッハー!


燃える弾丸

<推奨bgm Testament aufwachen form>

 

 

 

 

 

 

一夏は両手に握るハンドガンを強く握りしめ、マリアージュ達を睨む!

マリアージュは彼に攻撃を仕掛けるがその前に一夏は飛び上がり何処からともなく飛んで来た赤と青の空飛ぶスケボーに乗る。

そのまま地上に降り瓦礫を器用に飛び回りながらマリアージュに銃撃を食らわせて行く。

 

 

 

 

 

「・・・なるほど、力はあるようですね。ならばこれならどうです?」

「「「「・・・」」」」←マリアージュ×100

「ちょっ、何これ!?」

「こんな数一体何処に隠してたのよ・・・!?」

「マドカ!」

「いくよ、鈴!」

「多数対一は私のステージですわ。やってやりますわ!」

 

 

 

 

鈴とマドカは2人でマリアージュの一団の一部に突っ込んでいきセシリアはそんな2人の援護に向かう。

リナとアメリアもそれぞれマリアージュに向かい合う。

一夏は2人の前に立つ。

 

 

 

 

「リナ、アメリア。受け取れ、束さんからのプレゼントだ」

「これは?」

「お前らのISだ。束さんが作ってくれてたんだ。それは今からお前らのだ。使ってやれ」

「これが・・・」

「私たちの・・・」

「さて、最適化までの時間は稼いでやる。なるべく早めに頼むぜ」

「あっ、ちょっと待って!まだ聞きたいことが・・・行っちゃった・・・」

 

 

そう言って一夏はリナの声が聞こえなかったのかスケボーに乗りマリアージュの群れに突撃した。

数秒後、辺りに銃声が鳴り響くと同時にマリアージュの腕や足らしきものが吹っ飛んでいた。

リナとアメリアはどうやって使うのか聞きそびれてしまったがとりあえず念じてみることにした。

 

 

 

 

 

 

「(お願い・・・私のIS・・・!)」

「(力を貸して!皆を助ける為に!)」

『・・・良いでしょう、その代わり』

『我らに力を示せ。その思いが嘘では無いのなら』

「「・・・え?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・ちょっ、な、何これ!?」

「一瞬で機械に包まれた・・・。これがIS?」

「凄い・・・!力が溢れてくる!これならやれる!」

「ええ、あいつらにお釣りつきでお礼参りが出来るわ!」

「行くわよリナ!」

「ええ、アメリア!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マドカ&鈴&セシリアサイド

 

<推奨bgm 戦姫絶唱シンフォギアGより 「獄鎌 ・ イガリマ」「鏖鋸 ・ シュルシャガナ」>

 

 

 

 

 

 

「さて、いっちょやりますか!「警告メロディー 死神を呼ぶ 絶望の夢Death13〜♪」」

「ええ!これが私達の初陣よ!「DNAを教育してく エラー混じりのリアリズム〜♪」」

「援護はお任せを、撃ち漏らしはしませんわ」

 

 

 

 

 

鈴とマドカは歌いながら迫り来るマリアージュを鎌で、鋸で切り裂いていく。

セシリアは後ろに下がりマドカと鈴が倒し損ねたマリアージュを撃ち抜いていく。

2人共始めてデバイスを使っているにも関わらず使いこなしていた。

マドカがマリアージュを縦に両断し鈴が間髪いれず鋸で切り裂く。

鈴が大量の丸ノコを両サイドのツインテールに取り付けられているバインダーから発射しマリアージュの頭を、腕を、足を切り裂いていく。

 

 

 

<α式・百輪廻>

 

 

 

 

マドカは鎌から刃を飛ばし左右からマリアージュを切り裂く。

 

 

 

 

 

<切・呪りeッTぉ>

 

 

 

 

 

2人は息ぴったりのコンビネーションで次々とマリアージュを殲滅していく。

 

 

 

 

 

「だからそんな…世界は… 伐り刻んであげましょう〜♪」

「いますぐに just saw now 痛む間もなく 切り刻んであげましょう〜♪」

 

 

 

 

<γ式・裂擦刃>

<兜脚・Gぁ厘ィBアa>

 

 

 

 

「信じ合って 繋がる真の強さを「勇気」と信じてく そう紡ぐ手〜♪」

「誰かを守る為にも 真の強さを「勇気」と信じてく そう夢紡ぐTales〜♪」

 

 

 

 

 

マドカが斬りこめば鈴がそれをカバーする、逆に鈴が斬りこめばそれをマドカがカバーする。

その様子はまるでダンスの様、戦場で舞い踊る天使の様。

そしてその歌は誰かを、大切なものを守るために手を紡ぎ夢を紡ぎ、勇気が真の強さとして戦い続け、あらゆる障害を切り刻み、刈り刻む。

今の2人は無敵だ。

 

 

 

 

 

 

「輝いた絆だよ さあ空に」

「輝く絆抱きしめ」

「「調べ歌おう〜♪」」

 

 

 

 

鈴は環状展開した巨大な丸ノコで突っ込み、マドカは両肩のアーマーにブレードを展開して鈴と共に突っ込みマリアージュを2人で斬り刻む。

 

 

 

 

 

<非常Σ式・禁月輪>

<封伐・PィNo奇ぉ>

 

 

 

 

マドカと鈴が歌い終わったその後ろでは何体ものマリアージュがいろんな箇所を斬り飛ばされた状態で機能を停止していた。

 

 

 

 

「これが!」

「私達の力よ!」

 

 

 

 

 

 

そんな2人の後ろを狙い撃つかの様にビームを集中砲火させるセシリア。

どうやら後ろから不意打ちしようしたマリアージュがいたみたいだが全身を撃ち抜かれ倒れた。

 

 

 

 

「油断大敵ですわよお2人共」

「ご、ごめん・・・」

「ありがとセシリア、助かったわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一夏サイド

<推奨bgm UNLIMITED BEAT>

 

 

 

 

 

 

一夏は撃ちまくっていた。

両手に握るハンドガンの銃身が焼け付くかの様に連射しまくっていた。

ハンドガンの筈なのにマシンガン並みの連射速度で弾幕を形成していた。

右に握るtypeDEは威力は高いが連射速度は少し遅く、左に握るtypeM9は威力は並みだが連射速度は速い。

一夏は両手に握るそれらを前に、後ろに、左右に、上空に、全方位に撃ちまくる。

時には格闘でマリアージュを地面に叩きつけて頭を撃ち抜いたり、マリアージュ1体を盾にして他のマリアージュに銃撃を加えていた。

 

 

 

 

 

 

カチッカチッ

 

 

 

 

「ちっ、弾切れか・・・!だが、この程度じゃ俺は止まらねぇ!」

 

 

 

 

 

 

一夏は両手に握るハンドガンから空になったマガジンを外し空中へと放り投げ両手の装甲からマガジンを1セット射出、それらは近くにいたマリアージュ2体の顔面に直撃し視界を奪う。

さらにマガジンをもう1セット取り出し空中に放り投げたハンドガンへとセット、撃ちまくる。

また弾切れしたら空マガジンを外しさっき顔面へとシュートしたマガジンをマリアージュの顔面ごと押し付けセットして撃つ。

所謂ガン=カタで応戦し続けていた一夏を突然空中からマリアージュが強襲してきた。

だが一夏は瞬時に接近戦特化のスラッシャーモードに切り替えマリアージュを吹き飛ばす。

ふと一夏は視界の隅に戦域から離脱しようとしてる一体のマリアージュを見つける。

 

 

 

 

「(アイツ一体何処に・・・まさか!?)行かせるか・・・!?邪魔するなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

マリアージュが向かおうとしている場所に検討が付いたのか急いで追いかけようとする一夏を他のマリアージュが妨害する。

一夏は右手に握るブレードを構え直してマリアージュの集団に突撃し左手のシールドに搭載されているショートスピアで一体貫き鈍器にして振り回す。

一夏は何とか前に進もうとするが倒しても倒してもまた新たなマリアージュが道を塞ぐ。

その間にもあのマリアージュは見えなくなっていく。

一夏が思わず舌打ちをしたその時、ナニカが飛んできてマリアージュをぶっ飛ばした。

さらにミサイルが大量に飛んできて辺りを焼き尽くす。

 

 

 

「おまたせ一夏!後はまかせて!」

「アメリアか!その機体は・・・!」

「そっ、私の専用機。「ブレイクZERO・セイルーン」よ!」

「私もいるわよ」

「リナもか!助かる!」

「ここは任せて先に行きなさい!私とアメリアでなんとかする!」

「すまん、任せた!待ちやがれ!」

 

 

 

 

リナとアメリアが蹴散らし開けた穴に向かって一夏はスケボーを呼び出しそれに乗り駆け抜ける。

その道は直ぐに他のマリアージュが塞ぐが既に一夏はマリアージュの集団を突破しており遥か先にいた。

追いかけようとしたのもいたがそいつらはリナとアメリアのコンビが叩き潰した。

 

 

 

 

 

 

「ここから先は通行止めよ」

「あんたらを1体たりともこの先に行かせるもんですか」

 

 

 

 

 

 

 

リナは右足の装甲につけている剣を抜き構え、アメリアは両手につけているブースターバンカーを構える。

そのままリナはラグナブレードを放ち、アメリアは列閃槍(エルメキア・ランス)を放つ。

2人の砲撃でも未だマリアージュは残っている。

だが2人はやる気満々だ。

 

 

 

 

 

「ぶん殴られたい奴から前に出なさい!」

「安心しなさい、あんたら全員の地獄行きの片道切符ぐらいならくれてやるわ!」

 

 

 

 

 

 

リナはバスターライフルを呼び出し飛び上がる。

アメリアは両手のバンカー、「ZEROチャージバンカー」を構え突撃体制に入る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「さあ、地獄を楽しみなさい!!」」

 

 

 

 

 

アメリアは超高速で移動し一瞬で全ての敵を殴り飛ばしリナは上空からバスターライフルを2丁合体させツインバスターライフルにしてミサイルと脚部の装甲に搭載されているスプリットレーザー砲を照射、ツインバスターライフルをフルチャージで発射した。

派手な爆発が起き半径500mにクレーターが出来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃一夏。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くそッ・・・!どこに行きやがった・・・!」

『マスター!奴はこの先2km辺りにいます!凄いスピード・・・!』

「なんとか追いつくぞ!スピード上げろ!」

『もう限界ギリギリまで上げてまsマスター!前!前!』

「んぁ・・・!?あぶねぇ!?」

 

 

 

 

 

 

時速80kmで駆け抜けるスケボーに乗り夜の高速道路を進む一夏。

だが突如目の間にトラックが現れ引かれそうになり咄嗟に避けたがバランスを崩し転倒、数メートル転がっていってしまう。

スケボーもどこかにいってしまった。

一夏は大した傷は負わなかったがこのままでは距離をどんどん離されてしまう。

どうにかしなければ・・・と考えていた一夏は胸が何だかくすぐったいと感じた。

虫でも入り込んだかと思い取り出そうとした時いつの間に潜り込んだのかイクスが顔を出した。

 

 

 

 

 

「イクス!?お前いつのまに!?てか何処に入ってんだよ!?」

「・・・!《一夏さん、私も力になります!》」

「イクス・・・お前何を・・・?これは・・・!力が溢れてくる・・・!」

「・・・!《リミッター一部解除!エクスドライブモード簡易起動!》」

 

 

 

 

 

 

イクスの身体が光ったと思ったら一夏のセイバーハートが強制的にナックルモードになった。

だが背中のパーツの形が変わっていた。

そのパーツが変形しそこから光り輝く翼が現れた。

製作者であるマリーでさえも想定していなかった形態、何故それをイクスが知っているのかはさて置き一夏は全身から力が溢れてくるのを感じた。

 

 

 

 

 

 

 

「・・・!《今の私にできるのはここまでです。あとは・・・頼みます・・・》」

「ありがとうイクス・・・お前の力、受け取った!」

 

 

 

 

 

 

<推奨bgm 艦これオリジナルソング 烈花の翠緑>

 

 

 

 

 

 

 

一夏はその背中の翼で羽ばたき突撃する。

目指すはマリアージュ、奴の行き先はイクスの本体がある聖王教会。

自分とスバル、ヴィヴィオの大切な親友を守る為、今、一夏は飛翔する。

だが、彼を行かせまいと道中でまた作り出したであろう他のマリアージュが一夏の邪魔をする。

一夏は右手のバンカーを変形させ巨大な槍を作り出しそれを構え突撃する。

 

 

 

 

 

「テメェらに構ってる時間はねぇんだ!そこをどけぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 

 

 

 

 

一夏は蹴散らしながら前に進む。

彼女を、イクスを守る為に。

泣いている彼女を、哀しそうな顔をする彼女を見たくないから。

最速で、最短で、まっすぐに、一直線に、泣いている子がいるなら手を伸ばし必ず助ける。

それが自分の師匠であるスバル・ナカジマから教えてもらった言葉だ。

自分の手の届く場所にいる大切な人を助ける為にこの手を伸ばす。

一夏は誓ったのだ、あの日、レヴィに告白した日に。

だからこそ一夏は進む。

その胸に響き、鳴り渡る歌と共に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聖王教会では既にマリアージュとの戦闘が始まっていた。

シスターシャッハとセイン、オットーとディードが応戦していたが既に全員満身創痍。そもそもオットーは後衛型で前線に出る事は滅多にない為他よりダメージが大きくディードが肩を貸して何とか立っている状態だった。

 

 

 

 

 

 

 

「諦めなさい、そして我らが王を渡しなさい」

「誰が渡すもんですか・・・!」

「あんたには絶対渡さない!イクスの元にも行かせない!」

「オットー、大丈夫?」

「何とかね・・・ディードは?」

「私はまだ行ける、でもアイツ、強い・・・!」

「ああ、悔しいけど僕らじゃ歯が立たない」

「・・・渡さないと言うなら仕方ありません。貴方方を殺してでも連れて行きます」

 

 

 

 

 

 

マリアージュが彼女達にトドメをさそうとした時、何かを感じ取ったのかマリアージュがその場から飛び上がった瞬間そこに大出力の砲撃が着弾した。

マリアージュは着地して砲撃を放った方向を見た。

そこにはこちらに高速で向かってくる光が見えた。

向かって来ているのは一夏だ。

 

 

 

 

 

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

「クッ・・・」

 

 

 

 

 

 

一夏は右手の槍をマリアージュに叩きつける。

ブースターも稼働させ思いっきり押し込んでいる。

マリアージュは何とか受け止めているが足元の地面が砕け体勢が崩れかけているのを踏ん張って耐えている。

マリアージュは一夏を弾き飛ばすが一夏は難なく体勢を整え再び突撃。

今度は槍を構えて正面からマリアージュに突っ込みそのまま聖王教会の壁にめり込ませる。

 

 

 

 

 

 

「グッ・・・その力は・・・一体・・・」

「イクスがくれた力だ。テメェはもう、二度と蘇るな・・・!」

「まだです・・・我らが冥王を連れて行くまではまだ・・・」

「もういい・・・喋んな・・・!消えろ!」

 

 

 

 

 

一夏は左手でマリアージュの胸倉を掴むと空中に放り投げた。

右手の槍をマリアージュに向けた一夏。

その槍は真ん中から上下に分かれ魔力が集束していく。

 

 

 

 

 

 

「終わりだ・・・マリアージュ!セイクリッド・・・ブラスタァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

「・・・!」

 

 

 

 

 

 

 

 

発射された集束砲はマリアージュを一片のカケラも残さず焼き払った。

同時にリナやアメリア、鈴達と戦っていた他のマリアージュも機能を停止しドロドロに溶けて消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この事件はマリアージュR事件と呼ばれ現在、管理局がマリアージュが復活した原因を調査中である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「チッ、せっかく俺の力で復活させてやったのに使えねぇ奴だ。だが、まぁいい。次は俺が直々にやってやる。覚悟しておけよ一夏、そして逢魔リナ!ギャハハハハハハ!」

 

 

 

 

.

 

 

 

 

 

 

次回、マテリアルズ・ストラトス

 

 

 

 

 

 

 

エピローグ、別れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またいつか会いましょ一夏byリナ

ああ、今度会った時は決着をつけてやるよby一夏

 

 




・・・すんませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!



復刻やらアズレンやら色々ありまして・・・ほんとに申し訳ない。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。