マテリアルズ・ストラトス   作:荒潮提督

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最近シンフォギアネタ多いって?
作者がハマってるから仕方ないね♂
フィーネ、ウェルも来た・・・キャロルはまだかポ○ラボさん。
ではどぞ。


後ちょっと今回駆け足気味です。








PS.クリスマス2017にエレちゃん来る(知ってた)のが確定して無事死亡したマスターはこちらです。


暴走、喪失までのカウントダウン

「グゥゥ・・・ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

 

 

 

暴走一夏は喰われた左腕を掲げるとそこから魔力が溢れ自身の腕とバンカーを形成した。

 

 

 

「一夏・・・一体何が起きたんだ・・・!」

「トリガーとなったのは左腕が喰われたのが原因ね。だけど暴走の直接の原因は分からないわ」

「どうすんだよ!アレもまだ健在だってのによ!」

「とにかく一夏を止めないとマズイよ!ティア!ディエチ!あっちは任せた!あたしとノーヴェで一夏君を「いえ、私がやります」箒ちゃん!?」

「私の暴走を一夏は止めてくれた。なら今度は私が助ける番だ!だから行ってください、ここは私で充分です」

「・・・なら任せたよ箒ちゃん。一夏の事、頼んだよ。王様!聞こえる?緊急事態!」

「任せてください。千冬さん、貴方もスバルさん達の援護に行ってください」

「・・・すまない、頼む」

「はい、任されました。・・・行くぞ、アガートラーム・・・イグナイトモジュール!抜剣!」

 

 

 

 

 

< Dáinsleif >

 

 

 

 

機械的な音声が鳴り響いたと同時に空に掲げた胸のコンバーターが浮かび上がり変形し長い針のような物が出てきた。

それは少しその場に留まり、そして一気に箒のコンバーターがあった部分に突き刺さる。

 

 

 

「グッ・・・!グァァァァァァァァァァァァァ!グゥッ・・・!?アイツが苦しんでいるんだ・・・!こんな衝動に・・・こんな物に・・・!呑まれて・・・!なる・・・!ものかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

 

 

 

一瞬だけ一夏と同じ状態になる箒、だが黒いノイズはすぐに収まった。

その身に纏うは黒く染まりし銀椀、呪われし戦慄を歌う魔剣の力。

その名はアガートラーム・IGNITED、弱くてもいい、それが私の強さだと決意した彼女の、箒の新たな力だ。

 

 

 

 

 

 

<戦闘曲 銀椀・アガートラームignited arrangement>

 

 

 

 

 

「カウントスタート・・・リミットは999.9秒か・・・十分だ! 真の強さとは何か?探し彷徨う 誇ること?契ること?まだ見えず!」

「ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

 

 

 

箒は自身の得物を構え突撃、それに合わせて一夏も突っ込んできた。

箒は右腕に握る剣を振るう・・・のではなく左腕で思いっきり一夏の顔面をぶん殴った。

一夏は殴られた事に驚いたが直ぐに意識を切り替え無理やり箒に近づこうとしたが箒は殴った籠手にブースターを展開してそのままブースターの出力に任せて吹っ飛ばした。

 

 

 

 

 

「惑い迷い苦しむことで!罪を抉り隠しきれずに!あるがままの自分の声で!勇気を問え!決意を撃て!」

 

 

 

 

 

 

 

箒は右手に持つ短剣を左腕にセット、セットされた短剣は刀身が伸び片刃の剣となる。

腰部後方についているブースターが展開し左腕に展開されたブースターと合わせて一気に加速し吹っ飛ばした一夏に向かって突撃する。

そのまま箒は突っ込む。

 

 

 

 

「それが私の聖剣! 翳せぇぇぇぇぇぇ!」

「ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

「(なんだ!?一夏から炎が出ている!?)うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

 

 

 

 

 

 

箒はそのまま一夏を左腕の刃で斬り裂く。

 

 

 

<SERE†NADE>

 

 

 

 

《over ignition》

 

 

斬り裂かれた一夏は炎に包まれる。

だがその炎の中からまるでイグナイトモジュールのような機械音声が響く。

一夏を包んでいた炎が渦を巻き一夏に吸収されるかのように中心部に収束していく。

炎の中から紅い翼のような物が飛び出しナニカが飛び上がった。

飛び上がったのは髪が緋色に染まり全身のバリアジャケットが炎の様に染まり紅い翼を羽ばたかせた一夏だった。

一夏の周囲には炎が舞い、火の粉が降っていた。

 

 

 

 

 

 

「ありがとな箒、お前のお陰で俺が俺で無くなる前に戻ってこれた」

「気にするな、前助けて貰ったからな。そのお礼だ。だが、お前がお前で無くなるとはどういう事だ?」

「全部後で話す、だが今はアイツをブッ飛ばす!セイバーハート!」

『いけますよマスター!私達の新たな力、オーバーイグニッションの力を見せてやりましょう!』

「ああ、いくぜ・・・ブースト!」

「『イグニッション!』」

 

 

 

 

 

 

 

 

一夏のバリアジャケットの両腕のバンカー、膝、脛がリロードをするかのように開閉し、開閉した部分と頭部の角から炎が吹き出す。

そのまま加速して一気に敵に肉薄し腹部にブースターの推進力を上乗せしたアッパーを叩き込んだ。

 

 

 

 

 

 

<推奨bgm スーパーロボット大戦OGムーンデュエラーズよりShining Storm〜烈火の如く〜>

 

 

 

 

 

 

 

「燃え上がれ・・・!俺の魂!烈火の如く!」

 

 

 

 

 

一夏はアッパーでかち上げた相手に向かって右膝で膝蹴りを繰り出し更に左足の脚部バンカーを叩きつける。

衝撃が体内にまで届き激しく吐血する謎の敵、だが一夏は攻撃の手を緩めない。

拳が複数に分裂してるかの様に見えるほどの凄まじいラッシュを繰り出し相手に反撃の隙すら与えない一夏。

だが敵は左腕をまた巨大な口にして一夏の腕を喰らおうとして来た。

しかし、そう何度も同じ物をくらう一夏では無い。

一夏は右腕のバンカーを変形させビーム砲にした。

そのままゼロ距離で魔力砲を発射した。

 

 

 

 

 

 

「持ってけ!「ヒートブレイザー!」」

「!??!!?!??!」

 

 

 

 

ゼロ距離から放たれたヒートブレイザーで左腕の口の中を焼かれ悶える敵。

堪らず逃げようとするが突如地上から魔力弾が飛んで来て標的に当たり拘束される。

 

 

 

 

 

 

「ここまで良いとこなしじゃアイツに笑われるのよ!落ちなさい!」

「リナか!サンキューな!こいつで決める!ブースト!」

 

 

 

 

一夏は一気に上空へと上昇していく。

そして上には宇宙が見えるぐらいまで上昇すると両腕を下に向けバンカーと腰のブースターを全開にし、脚部を槍のような物(G以降のXDモード響が使っているアレ)に変形させ標的に向かって一気に突っ込んだ。

一夏が突っ込んで来ている間に敵は身体を大きく変貌させていた。

その姿はまるで小型の闇の書の闇である。

小型闇の書の闇はその口を開き突っ込んで来る一夏を喰らおうとする。

だが一夏はそんな事を御構い無しに口の中に突っ込んで行った。

そのまま食べられたかと思われた・・・次の瞬間けたたましいドリル音を鳴り響かせながら一夏が尻尾の上の付け根辺りから炎の竜巻と共に出てきた。

その足先で心臓のような物を貫きながら。

 

 

 

 

 

 

<我流・炎戒流星脚>

 

 

 

 

 

 

コアを破壊された小型闇の書の闇は苦しみ出し、膨れ上がり、爆散した。

目の前の脅威を排除した一夏達。

だが、その頃別の場所では更なる脅威が現れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、マテリアルズ・ストラトス

 

 

 

 

 

 

 

「敗北」

 

 

 

 

 

 

 

遂にエレシュキガルが・・・!エレちゃんが来るぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!by作者

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




アーキタイプ・ブレイカー始めました。



ではまた次回。


次はもうちょい早めに出したいな。

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