マテリアルズ・ストラトス   作:荒潮提督

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いやーどうもめでたくまた1つ歳をとった荒潮提督です。
次の剛敵イベでウェル博士実装と聞いてマジかよおいと心の中で叫びましたw
FIS組の胃がマッハでやばい。
ではどうぞ。






うちの嫁最高でしょう・・・!山城ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!お前と一緒に戦えないこの悲しみ!
絶対に今イベント攻略中の他の提督達と共に自分の運命にケリをつけて来い!
進め・・・!進むんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
(※ボイス聞いた時の作者泣きかけてました)



え?山城って不幸艦なんだろって?・・・うちの嫁は不幸艦じゃない!最強で、最高の戦艦だ!
それにあんなボイス聞かされたら改めて惚れてまうやろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
早くiPhoneで艦これがやりてぇよぉぉぉぉぉぉぉぉ!
早く林檎の審査通れ!


闇の残滓

俺たちは今とある場所に向かっている。

その場所は最近とあるロストロギアを運搬していた部隊が行方不明になった場所だ。

運搬されていたロストロギアは2つ。

1つは名前が分からなかったがもう1つのロストロギアの名前はネフィリムの心臓。

ある遺跡から発掘されたらしいのだが発掘直後からまるで生きているかの如く胎動しており研究所で調べる為に移送していた途中にこの事件が起きた。

行方不明になった原因は不明、行方不明になる数分前の通信を最後に信号途絶、捜索隊が出動したがあったのは移送していた荷台が破壊され横転したトラックだけだった。

それが分かったのは昨日(ちょうど箒がイグナイトモジュールを追加した頃)だった。

本来なら管理局の部隊が担当するのだが別件で出払っており仕方なく一夏達が出動する事になった(クロノは本当に申し訳無さそうだった)

(リナとアメリアも来ている)

千冬達は本来なら管理局所属では無いので出動しなくても良いのだが手伝わさせてくれと懇願されてしまった為無茶をしないのならという約束で同行を許可した。

(シャルロットはプレシアと一緒に管理局に行っているため不在。リンネはフーカと一緒に留守番中)

 

 

 

 

 

 

「もうすぐ現場だ。皆、気を抜くなよ」

「何があるか分からんからな。それに今回はロストロギアだ、何が起こるか予想がつかん」

「何か問題が起きた時は直ぐに報告を、直ぐに向かいます」

「「「「了解」」」」

「私たちはどうすれば良いの?」

「手伝える事があるなら何でもするわよ」

「貴様らは他の奴らのフォローに回ってくれ。・・・我の予想だが嫌な予感がするんでな」

「分かったわ」

「任せといて」

「・・・それは鑑識に回してください。あら?一夏じゃない?応援って貴方達だったの?」

「ティア姉!」

「やっほー久しぶり一夏!元気してた?」

「久しぶりっすね!」

「一夏達が来てくれて助かったよ」

「スバル師匠!ノーヴェ!ウェンディ!ディエチも!」

「私もいるぞ一夏よ」

「チンク姉、いたんだ」

「爆破するぞ貴様」

「心の底からごめんなさい」

「一夏、この女性達は?」

「俺の魔法や格闘の師匠のスバル・ナカジマさんと妹達のノーヴェ・ナカジマ、ウェンディ・ナカジマ、ディエチ・ナカジマさん、そしてスバル師匠達の姉のチンク・ナカジマさんだよ」

「・・・スバル・ナカジマ?・・・まさか一夏、あのキックを教えたのはこの人か?」

「ゲシュペンストキックの事?そうだけど」

「ゲシュペンスト・・・キック・・・?・・・ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ」

「マズイ!セシリアのトラウマが再発した!」

「正気に戻せ!」

「・・・ねぇ一夏、もしかしてアレあの子にやった?」

「はい、そうですけど」

「・・・やっぱりかー」

「(ノーヴェ・ナカジマ?・・・あの子と同じ名前だけど・・・似てるわね)」

「どしたのリナ?」

「ううん、何でもない(やっぱり他人の空似よね?)」

※セシリアがこうなっている原因は当作品の「クラス代表」をお読みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえずどうにかセシリアを正気に戻し辺りに何か残っていないか見るために探索チームを作りメンバーを割り振った。

 

 

 

 

 

 

地上探索組

一夏&白雪

千冬

リナ

スバル

ティアナ

ノーヴェ

チンク

ディエチ

 

 

 

 

 

空からの捜索組

セシリア

ラウラ

マドカ

アメリア

紫天一家

ウェンディ

 

 

 

 

このメンバーで探索を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん?これ足跡か?それに何か引き摺った後もある・・・この先何かあるな」

「この足跡明らかにクマとかの動物じゃないわね。でもイノシシとも違うし・・・何かしらこの足跡」

「引き摺ってる物もかなり大きいよ。でもこの引き摺り方は動物じゃないよ」

「これは・・・爪か何かか?木が抉れてる」

「とにかく行ってみましょう・・・全員いつでも戦闘態勢に入れる様にスタンバイ!」

「「「「了解」」」」

『こちらディアーチェ。聞こえるか?』

「王様?どうしたの?」

『貴様らから北に1kmの地点に熱源反応を感知した。それにその辺りの草木が不自然なほどに枯れている。気をつけろよ』

「分かった。王様達は引き続き空から捜索よろしく、通信終了」

「ディアーチェからですか師匠?」

「うん、この先に何かいるから気をつけろって。皆、行くよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一夏達がディアーチェから言われたポイントに着くとそこにあったのはおびただしい量の血と原型が無くなるまで喰われた管理局の部隊の死体、そして枯れ果て朽ちている草木であった。

ティアナとスバル、一夏とノーヴェ達は慣れていたが他のメンバーは吐き気を催し口を押さえた。

当然の反応だ、死体を見てこんな反応をするのは。

ティアナとスバルが調べようとしたその時奥の草陰から何かが飛び出してきた。

その生物はまさしく異形だった。

全身の肌が黒く所々に赤いスリットがあり左腕が異様な程肥大化して爪の様な物が生えている。

背中には所々骨が剥き出しで溶けているかの様に表面が爛れている。

胸の部分には赤黒いコアがまるで心臓のように動き身体には太い血管のような物でケーブルの様に接続されていた。

左腕と翼、肌色を除けば13〜4歳の女の子に見える。

その少女は咆哮を上げると一夏達に襲い掛かった。

 

 

 

 

 

 

「なっ!?しまっ・・・!グハッ!?」

「チンク姉!」

「ノーヴェ!行くよ!ティアとディエチは援護!」

「言われなくても!」

「任された!」

「箒、千冬姉はチンク姉をお願い!白雪!ユニゾンだ!」

「分かりました!」

「ナックルモード起動!リナ!行くぞ!」

「任せときなさい!炎の矢(フレア・アロー)!」

 

<戦闘曲 rainbow flower>

 

「幾億の歴史を超えて この胸の(GO!) 問いかけに(GO!)応えよshine 」

 

 

 

<我流・空槌脚>

 

 

 

一夏はユニゾンしナックルモードで突貫、リナは後ろから援護する。

箒と千冬は敵の左腕に吹き飛ばされたチンクの救出に行き、スバル達は異形の敵に攻撃を開始する。

スバル、ノーヴェ、一夏は同時に攻撃をするが、だが相手はまるで羽虫を払うかの如く左腕を振るいスバル達を吹き飛ばす。

スバルとノーヴェはあらかじめ展開しておいたウイングロードとエアライナーに着地、一夏は脚部のバンカーで空中で軌道を変更、スバルのウイングロードに着地する。

 

 

 

 

 

「クソッ!あの左腕明らかに重そうなのに意外と動くなアイツ!」

「スバル師匠!ノーヴェ!大丈夫!?」

「私は大丈夫!ノーヴェもそこまでダメージ無いみたい」

「この!当たりなさい!」

「こいつ・・・!当たる直前に回避してる・・・!」

「任せなさい!獣王操牙縛(ゼラス・バインド)!」

「グルゥ?」

「今よ!やりなさい!」

「ノーヴェ!」

「合わせろよスバル!」

「バンカー展開!フルドライブ!」

『ブーストイグニッション!』

「『リミット、リリース!カウントスタート!』」

《クロックアップ!》

「行くわよクロスミラージュ!照射範囲調整・・・!ちゃんと避けなさいよ!ファントムブレイザー!」

「くらえ・・・バスターカノン!」

「くらいなさい!爆裂陣(メガ・ブランド)!」

 

 

 

 

 

 

 

リナがゼラス・バインドで動きを止めた所に一夏、スバル、ノーヴェ、ティアナ、ディエチが攻撃をしかける。

スバルはディバインバスターで、ノーヴェはリボルバー・スパイクで、一夏はクロックアップによる超々高速移動によるラッシュで仕掛け、ティアナとディエチが砲撃で攻撃しリナは黒魔法で吹き飛ばす。

バインドで動けなくなっていた敵は避けられず悲鳴をあげる。

そして一夏がクロックアップのタイムアウト直前に最後のラッシュを仕掛けようとした時奴は左腕をまるで巨大な口の様に変化させ、既に突き出していた一夏の左腕を喰らった。

 

 

 

 

 

 

 

「・・・え?」

 

 

 

 

 

ブチィッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し離れた所でチンクを介抱していた千冬と箒は見た、見てしまった。

自分の弟とかつての想い人の左腕が喰われたのを。

 

 

 

 

 

 

 

 

「「一夏ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」

「あっ・・・あぁ・・・」

『マスター!気をしっかり!』

「(ドックン)グッ・・・!?ユニ・・・ゾン・・・かい・・・じょ・・・!み・・・んな・・・!はな・・・れろ・・・!」

「ど、どうしたの一夏?」

「サわ・・・ルナァァァァァァァァァァァァ!」

「キャッ!」

「グッ・・・!グガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

 

 

 

 

 

一夏が突然叫んだと同時に一夏の全身がノイズ状の物に覆われ始めた。

全身が黒く染まり目が紅く染まり周りにいるスバルやリナを睨みつけた。

その姿はまるで暴走、眼に映る全てを壊し尽くすまで止まらない破壊の暴走機関。

 

 

 

 

 

 

「グゥゥ・・・ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回 マテリアルズ・ストラトス

 

 

 

 

 

 

 

 

「暴走、喪失までのカウントダウン」

 

 

 

 

 

 

 

少女よ歌え、呪われし歌で大切なものを護れ。




白騎士「最近出番無い・・・クスン」




えー白騎士がいじけてますがそれは放っておいて、待て!次回!

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