マテリアルズ・ストラトス   作:荒潮提督

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reflectionテンションまだまだ続くぜヒャッハァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!
どうも荒潮提督です。
さて、臨海学校編もあと2〜3話ほど。
ではどうぞ。


復活の闇の書 紫天墜ちる

ミッドチルダ八神邸。

 

 

 

 

 

「ふふんふ〜ん♪」

「はやてちゃん何だかご機嫌ですね?何かあったんですか?」

「ううん、何だか今日は良いことが起きそうな気がしてな。ちょっとご機嫌なんよリイン♪」

「起きると良いですね〜・・・あら?通信ですか?」

「リインごめん、ちょっと出てくれへん?今手が放せんのよ」

「は〜い!もしもし?あ、クロノ執務官、お久しぶりですぅ」

『ああ、久しぶりリイン。だが、今はそれどころじゃ無いんだ。はやてはいるか?』

「いますよ〜はやてちゃーん!クロノ執務官からですぅ」

「待って〜今行くー」

『お取り込み中だったか?』

「お皿洗いしてる途中だったので直ぐ来ると思いますよ、ほら」

「ごめんな〜クロノ君。ちょっとお皿片付けとったんよ。そんで何かあったん?クロノ君の方からかけて来るの珍しいやん」

『休日のところ済まない。緊急事態だ、ヴォルケンリッター達も呼んでくれるかい?それとなのは達も』

「分かった、リイン、皆を直ぐに呼んできて。大至急」

「はいです!」

 

 

 

 

 

 

 

その頃一夏の世界の地球。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「見えました!あそこです!」

「ちっ、もう目覚めたか・・・!完全に復活する前にブレイカーでとっとともう一度寝てもらうぞ!」

「ああ!最初から全力でいいんだろ!?」

「ああ!手を抜くなよ、じゃなきゃこちらがやられる!」

 

 

 

 

 

イチカ達が現場に着くとそこには既に復活を始めた闇の書の防衛プログラム「ナハトヴァールⅡ」がいた。

最早復活まで一刻の猶予が無いと判断したディアーチェは5人全員の全力全開のブレイカークラスの砲撃、もしくは魔法で破壊することにした。

全員がデバイスに切り替えシュテルのみがその場に留まった。

どうやらブレイカーにパイルスマッシャーを使うようだ。

イチカはストライクカノンとストライクバスターを、レヴィはバルフィニカスを、ディアーチェはエルシニアクロイツを、ユーリは魄翼から巨大な結晶を作り出す。

 

 

 

 

 

「疾れ明星!真!ルシフェリオーン・・・」

「轟雷爆滅!雷刃滅殺・・・」

「絶望に足掻け!エクス・・・」

「行きます!エンシェント・・・」

「全てブチ抜け!アブソリュートゼロ・・・」

 

 

 

 

 

 

5人のブレイカークラスの砲撃と魔法が全てナハトヴァールⅡが出て来ようとしている穴に向けられた。

だが、既に奴はリング状の部分とヒトガタの部分を穴から出していた。

奴は防御壁を張ったがもう遅い。

 

 

 

 

 

「「ブレイカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」」

「きょっこーざぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」

「カリバァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!

「マトリクス!」

 

 

 

 

 

5人の攻撃は確かに命中した・・・だが、奴はそれを喰らった。

まるでスナック菓子のように美味そうに。

唯一レヴィの雷刃滅殺極光斬のみが切り裂いたが直ぐに再生してしまった。

そして奴はパイルスマッシャーを構えて動けないシュテルに狙いを定めた。

 

 

 

 

 

「シュテル逃げろ!奴の狙いはお前だ!」

 

刹那、シュテルに向けて奴は砲撃を放った。

その威力はもし地上に向けて撃たれていたら甚大な被害が出ていただろうと見ただけで分かった。

 

「くっ!パイルスマッシャーが・・・!」

「今はそれどころじゃねぇ!あいつ見境なく撃ちまくってやがる!」

「ギャォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

「ちぃっ!これでは近づけん!」

「うわわわ!?この!触手め来るな!」

「うわーん!ディアーチェ〜!」

「ユーリ!このユーリに手を出すではないわ塵芥!」

「どうするんだディアーチェ。このままじゃ・・・!」

「分かっておる!とにかく彼奴らが来るまで時間を稼ぐぞ!」

「「「「了解!」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー ??? ー

 

 

 

 

・・・ここは何処だ・・・?

 

・・・私は消滅した筈・・・?

 

・・・何故私は生き返ってしまったんだ・・・

 

・・・誰か私を止めてくれ・・・

 

・・・私はもう・・・何も失いたくない・・・

 

・・・主はやて・・・助けて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ブラスターヒート!」

「フレイムバスター!」

「光翼斬!」

「効いてないです!」

「ちぃっ!イチカ、シュテル、レヴィ!とにかく撃ち続けろ!我がブレイカーで吹き飛ばす!」

「任せろ!」

「それくらいならお安い御用です!」

「ボク頑張る!」

「あの、私は?」

「ユーリは我のそばにいろ。お前に何かあっては困るからな」

「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

ー ディアーチェサイド ー

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、我もやるとするか。

あの子鴉の魔法を借りるのは癪だが四の五を言ってられん。

お前の魔法、借りるぞハヤテ。

さあ、刮目せよナハトヴァールよ。

響くは終焉の笛。

その笛の音を聞きながら消え去れ!

貴様がいる限りあの融合機が安心して眠れぬのだ!

我は彼奴らが嫌いだ。

だが、彼奴らがいたから我らは生まれたのだ!

だから、我は貴様を消す。

彼奴が愛した祝福の風の為に!

 

 

 

 

 

 

「行くぞエルシニアクロイツ、全力だ」

「・・・ディアーチェ?」

「む?バリアジャケットが・・・ふっ、あの子鴉と同じか。少々気に食わんがこれもまた良し!」

 

 

 

 

 

ディアーチェのバリアジャケットが紫から白になり頭には帽子が追加された。

このバリアジャケットはかつてのはやてのバリアジャケットと同じだった。

それを見たディアーチェは苦笑しつつも更に気合いが入った。

そして彼女はある魔法を発動させる。

彼女のベルカ式魔法陣は紫だったが今は何故か白になっている。

発動させた魔法ははやての使う集束砲。

終焉を意味するはやての最強魔法。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「イチカ、シュテル、レヴィ!避けよ!響け終焉の笛!」

「了解だ!レヴィ!シュテル!巻き込まれるぞ!」

 

 

ディアーチェが発動させた集束砲。

ここで少し集束砲について解説しよう。

集束砲とは周りに漂っている魔力を集めて放つ魔力砲である。

その集める魔力に敵味方の魔力は関係ない。

早い話周りの魔力濃度が濃ければ濃いほど威力が上がるのだ。

そして今は開幕のブレイカークラスの魔法5発とイチカ達の魔力砲などで濃度は十分。

その証拠にディアーチェの前にあるベルカ式魔法陣に集まっている3つの魔力の塊には紅、水色など様々な色が混じっている。

 

 

 

 

 

「行くぞナハトヴァール!ラグナロク・・・ブレイカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

 

 

 

その砲撃は確実にナハトヴァールを飲み込んだ。

ディアーチェは撃ち終わると同時に片膝をついた。

どうやら魔力を使い過ぎたらしい。

ユーリが何とか支えている。

皆はこれで終わったと思った、だが。

突如ナハトヴァールがいた地点から集束砲クラスの砲撃が一同に襲い掛かった。

狙いはディアーチェ、ユーリは咄嗟に前に出て魄翼で巨大な盾を作り自らも防御用の魔法陣を展開する。

突然の出来事であった為イチカ達は反応が遅れてしまい遅れて発射されてきた魔力砲の直撃を受けてしまった。

イチカとシュテルは何とか無事だったが元々装甲が薄いレヴィは一撃で墜ちてしまった。

ユーリの方も決して軽くない傷を負っていた。

魄翼が砕かれ恐らく防御用の魔法陣も突破されたのだろう。

ディアーチェが必死に回復魔法を使っているがそれでもユーリは既に戦いに復帰できる傷ではない。

トリプルブレイカークラスの爆発の直撃すら耐えきるユーリの防御力を突破する程の威力の集束砲を一体誰が撃ったのか。

その答えは直ぐに分かった。

奴が、ナハトヴァールがまだ生きている。

直ぐさまイチカがレヴィの元に救助に向かいシュテルは自らにターゲットを向けるようにブラスターヒートを先ほどの集束砲を撃って来た地点に向けて撃つ。

直ぐにシュテルに向けて大量のビームが放たれるがシュテルは最低限避け他は防御していた。

イチカはレヴィの元にたどり着いたがレヴィはぐったりとしており意識がなかった。

幸い呼吸はしていたので命に別状は無いようでイチカはホッと胸を撫で下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

「シュテル!レヴィは大丈夫だ!それより一旦撤退するぞ!」

「分かりました。ディアーチェ!よろしいですね!」

「ああ、ユーリもこんな状態だ。一時撤退だ・・・!?イチカ!避けろ!」

「え・・・?」

「ヒィヤッハァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!永久にこの本の中で寝てやがれ!」

「くっ!シュテル!レヴィを頼m・・・!」

「イチカ!?貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

「おっと効かねえぜ!すげぇな闇の書ってのは!これなら世界でも何でも支配出来そうだぜ!」

「貴様!その本の管制人格はどうした!その本があるという事はアイツがいた筈だ!答えよ!」

「アアッ?ああ、あの口うるせぇ姉ちゃんか。アイツなら今頃この本の中でお寝んねしてるだろうよ」

「・・・1つ聞いてもよろしいでしょうか織斑秋羅。何故貴方が此処に?バスの臨時牢獄に閉じ込められていたはずですが」

「ああ、ドクターと名乗る奴に出して貰ったんだよ!そしてこの力をくれた!この力で俺をコケにした奴を全員ぶっ殺してやるんだよ!」

「そんな事、我らがさせるとでも?」

「シュテル、今あいつらが現着した。もう少しだけ持ちこたえてくれ。今戦えるのはお前だけだ」

「ええ、承りました我が王よ。星光の殲滅者の名にかけて必ず持ちこたえてみせます!」

「まずはテメェからだスタークスゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃砂浜。

 

 

 

 

 

 

「一夏・・・無事でいてくれ・・・」

「織斑先生・・・」

「ちーちゃん・・・これ」

「束、何だこれは?」

「ちーちゃんの暮桜今少し改良中で持って来てないの。だから代わりの機体」

「・・・ありがとう束、感謝する」

「どーいたしまして、行っておいでちーちゃん」

「ああ、行ってくる!」

「ちょっーーと待ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

「な、何だ一体!誰だ!」

「お久しぶりです千冬さん。八神はやてです」

「八神、クローディアが言っていた増援はお前だったか。して後ろの者たちは?」

「ああ、紹介します。わたしと同じ管理局所属魔導師の・・・」

「高町なのはです。一夏君から貴方のことはいつも聞いてましたよ」

「同じくフェイト・テスタロッサ・ハラオウンです。お久しぶりです、あの時は通信越しでしたがお会いできて嬉しいです」

「ヴォルケンリッターが1人鉄槌の騎士ヴィータだ」

「同じくヴォルケンリッター、烈火の将シグナム」

「湖の騎士シャマルです。よろしくね」

「鉄壁の守護獣ザフィーラだ」

「リインフォース・Ⅱです!はやてちゃん共々よろしくお願いしますです!」

「お前たちが・・・感謝する」

「そんな、頭を上げてください」

「いや、下げさせてくれ。一夏の恩人なら私の恩人でもあるんだ、だから」

「・・・頭を上げてください千冬さん」

「なのは・・・?」

「だが・・・!」

「貴方の気持ち、私にも分かります。私にも兄と姉がいますから」

「えっ・・・?」

「たった一人の弟が突然いなくなったんです。悲しみに暮れてたのは分かります。ですが、それは一夏君も一緒です。突然見知らぬ土地に来て誰も知っている人がいない、それでも一夏君は前を向き続けて来たんです。どんなに辛くても、どんなに悲しくても、どんなに痛くても一夏君は前を向き続けて来ました。だから、貴方も前を向いてください。貴方は一夏君のお姉さんなんでしょう?」

「っ!ああ、そうだな。ありがとう高町さん「なのはで良いです」・・・なのは」

「あのー・・・」

「むっ?どうしたテスタロッサ」

「え?もしかしてシャルロット?」

「フェイト・・・お姉ちゃん?で良いんだよね?」

「うん・・・おいで、シャルロット」

「・・・!お姉ちゃん!」

「こうして会うのは初めてだね。改めまして初めましてシャルロット、私がフェイトだよ」

「初めましてお姉ちゃん・・・シャルロット・テスタロッサ・デュノアです!」

「フェイト〜・・・お母さんには何もないの・・・?」

「うん、久しぶり・・・母さん、本当に・・・久しぶりだね」

「ええ、ほんとなら色々と積もる話もあるけど・・・今はそれどころじゃないわね」

「うん、今はイチカ達の所に行かなくちゃ」

「いってらっしゃいフェイト・・・お母さん、待ってるからね」

「うん・・・いってきます母さん」

「それじゃぁ、皆行こか!」

「「「「了解!」」」」

「レイジングハート!」

『All Ready master』

「バルディッシュ!」

『Yes.Sir』

「行くでリイン!」

「はいです!」

「アイゼン!」

『Einverstanden!』

「レヴァンティン!」

『Jawohl!』

「クラールヴィント!」

『Ja.』

 

 

 

 

 

全員がデバイスを起動させて辺りを光が覆う。

その光が収まった時、そこにはバリアジャケットを纏ったなのは達がいた。

 

 

エース・オブ・エース 高町なのは

 

 

金の閃光 フェイト・テスタロッサ・ハラオウン

 

 

夜天の主 八神はやて

 

 

鉄槌の騎士 ヴィータ

 

 

烈火の将 シグナム

 

 

湖の騎士 シャマル

 

 

鉄壁の守護獣 ザフィーラ

 

 

っとそこにユーノとアルフとクロノが到着した。

 

 

 

 

「遅れてすまない。こちらも今現着だ」

「お待たせ皆」

「待たせたな!フェイト!」

「ユーノ君!」

「アルフ!」

「よーやく来たなクロノ君」

「ああ、今アースラも軌道上に待機している。さて、役者は揃った。行こう!」

「「「「了解!」」」」

 

 

 

 

「さて、私も行こうか、束、こいつの名前は?」

「その子の名前は「ヴァイサーガ」、壊さないでよ?」

「善処する。さて、行くぞヴァイサーガ!」

 

 

 

 

 

 

千冬も臨時の専用機を纏い飛翔する。

ただ、少しの不安を抱えながら。

弟が無事であってほしいという不安を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くっ・・・!ここまでですか・・・!」

「くっくっくっ・・・貴様もこの本の中で眠れ!」

「(すみませんディアーチェ・・・私はここまでみたいです・・・)」

 

 

 

諦めた顔で目を閉じただ、闇の書に吸収されるのを待つだけのシュテルだが、希望は舞い降りた。

 

 

 

 

 

 

「シュテル避けて!ディバイーン・・・バスター!」

「ちぃっ!誰だ!」

「ナノハ・・・?」

「お待たせシュテル。援軍到着だよ!」

「ナノハ・・・待ってましたよ。ですがイチカが!」

「一夏君が・・・?何があったのシュテル?」

「多分私と同じ様に闇の書に囚われたんだと思う。アレは囚われた人に夢を見せるの。その人にとって一番幸せな夢を」

「とにかく今はナハトヴァールを止めないと!」

「うん、なのはちょっとお願い。私はシュテルとレヴィをシャマルの所に連れて行く」

「うん、そっちはお願い。こっちは私が何とかする!」

「ジャマスルナァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

「それはこちらのセリフだ秋羅!」

「千冬さん!」

「近距離は任せろ!このバカは今度こそ許せん!」

「アアアアアアアアアアアアアアアア!!」

 

 

 

 

 

 

「いやーこっ酷くやられたなぁ王様」

「煩いぞ子鴉。さっさと我とユーリを治療せい」

「はいはい、シャマル」

「分かったわはやてちゃん。クラールヴィント、行くわよ」

『Ja.』

「ふん、一応は感謝しておく。先に行くぞ」

「相変わらず素直やないなぁ王様は」

「う、煩い!焼き尽くすぞ子鴉!」

「シャマル!」

「フェイトちゃん、分かってるわ。シュテルちゃんとレヴィちゃんの治療ね?任せて、クラールヴィント!」

「う〜ん・・・アレ?ここ何処?」

「気がつきましたかレヴィ」

「シュテルん!ってすっごいボロボロじゃん!?」

「気にしないでください、シャマル、お願いします」

「はいはーい。お任せあれってね」

「さて、行きますよレヴィ。あのバカを殴りに」

「オッケー!やってやる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー ??? ー

 

 

 

 

 

 

「ここは・・・?」

「目が覚めましたか?」

「え?・・・うわぁ!?ご、ごめんなさい!」

「ああ、謝らないでください。私が勝手にやっていたことなので」

「は、はぁっ・・・ところで貴方は?」

「自己紹介がまだでしたね。私はリインフォース。夜天の書の初代管制人格だ」

「貴方が・・・はやてさんから話は聞いてます。世界で一番幸せな魔道書だって」

「主・・・では貴方は我が主はやてのご友人ということですか?」

「はい、リインさんやはやてさんから良く聞かされました。初代祝福の風である貴方の事を」

「そうか・・・私は本当に幸せだな。消滅した後もこうして祝福されているなんて」

「でもどうしてここに?貴方は消滅したんじゃ・・・」

「分からない。気づいたらここにいた。私は既に闇の書の管制人格ではない。奴が全て取り込んだ。ナハトヴァールも闇の書も」

「じゃぁ、あいつは・・・」

「ナハトヴァールそのものだ。あいつの望みはこの世界を自分にとって都合の良いものにすること。それにあいつは元々この世界にいる様な奴じゃない」

「この世界にいる様な奴じゃないって・・・それってどういう・・・」

 

 

 

 

 

リインフォースは語る。

偶然知ったあの男の秘密を。

リインフォースは管制人格であると同時に融合機だ。

だから仮にでも繋がった人物の心の内は読める。

それに魔道書でもある為その手の魔法は知っている。

闇の書に封じ込められる直前、リインフォースはその魔法を使い秋羅の心を読み取り知ったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あいつは所謂転生者という存在だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回 マテリアルズ・ストラトス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「蘇る祝福の風 集うエース・オブ・エース達」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はもう迷わない!主と共に飛び続ける!祝福の風の名は伊達ではない!byリインフォース




ま〜だまだ続く〜よreflectionテンション!


ここで転生者の設定を。







織斑秋羅



前世の記憶はあまり思い出せないがインフィニット・ストラトスの原作知識や前世では天才であった為それを持って転生した。
前世ではリリカルなのはは知っていたが神がその記憶を意図的に気づかれない様に消した為思い出せない。
前世では強姦、万引き、虐めなどは当たり前にやっていた。
ぶっちゃけ屑である。





こんな感じ。
ではまた次回。

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