本編どぞ。
「(いよいよか・・・私は以前の様な私では無い・・・私は私の戦いをするまでだ)ボーデヴィッヒ、今回はよろしく頼む」
「うむ、任せておけ。マドカの相手は私がしよう。布仏の相手は頼むぞ」
『さぁて第1アリーナから第2アリーナへと場所を変え続いては!兄への思いなら世界一ィィィィィィィィ!織斑マドカと1組のマスコットキャラ!布仏本音ペアァァァァァァァァァ!対するは!同じく1組のマスコットキャラ!ラウラ・ボーデヴィッヒと!剣道少女!篠ノ之箒ペアだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!』
「ああ、分かった。時間だ、行くぞ!」
「了解した。舞うぞ、ローゼンブルク!」
「篠ノ之箒、打鉄出るぞ!」
アリーナではマドカがゲシュペンストtypeSAナハトカスタムを展開しのほほんさんと共に待っていた。
のほほんさんはラファールを使っている。
ラウラは右手にレールライフル、左手にバスターソードを構え、箒は打鉄に搭載されている刀を両手で構え何時もの剣道スタイルを取る。
マドカは右腕のリボルビングブレイカーの撃鉄を起こし弾倉を回転させいつでも発射可能にする。
のほほんさんはいつもののほほんとした表情を崩さずに両手にマシンガンを展開している。
「覚悟出来てるんでしょうねこのドロボウ猫!」
「ふふっそんな事を言って簡単にやられてくれるなよ?お前とは本気でやりあいたいからなぁ!」
「それはこっちのセリフだァ!」
「「ガルルルルルル・・・!」」
「おぉ〜マドマドすっごいヤる気なのだぁ〜」
「ははは・・・」
『さて、両者既にヤル気満々のようです!またアリーナが崩壊しないか心配であります先生方!』
『それは流石に自重して欲しいわね・・・アリーナ何個破壊し尽くす気よ・・・』
『あはは・・・それよりマドカちゃんの方は何か腰に付けてるわね・・・アレは・・・刀かしら?』
『新武器ですかね?まあ、何はともあれ試合開始ィィィィィィィィィィィィィィィィ!!』
「ブチ抜け!ブレイカー!」
「受け止めろ!AIC!」
マドカはゲシュペンストナハトのブースター全開で突っ込みリボルビングブレイカーをラウラに叩きつけるがラウラは冷静にAICで受け止める。
だがマドカはニヤリとした顔になる。
ラウラは左腕がいつの間にか顔を庇うように前に出されていたのに気づきハッとした。
「ゼロ距離!いけ!シールドクレイモア!」
「しまった!?この距離では!?ぐわっ!?」
「まだまだぁ!リボルビングブレイカー!全弾持ってけぇ!」
「しまっ!グハァ!?」
「もういっちょ!レイヤードクレイモアァ!」
「グワァァァァァァァァァァ!?」
「ボーデヴィッヒ!?くっ!」
「おっと、行かせないよしののん〜」
「邪魔をするなら斬りふせる!覚悟!」
「マドマドに頼まれたからね〜。しののんを足止めしてくれって。だから行かせないよ!とりゃ〜」
「押し通る!」
マドカはゼロ距離で左腕のシールドクレイモアを発射しAICを解除しつつラウラを怯ませその瞬間にリボルビングブレイカーを全弾腹部にお見舞いする。
リボルビングブレイカーを全弾食らったラウラはアリーナの外壁まで吹き飛ばされる。
追撃とばかりにマドカは両肩に搭載されたレイヤードクレイモアを全弾発射する。
それを見た箒は急いでラウラの救援に向かおうとするがのほほんさんがそれを邪魔をする。
マドカはそれを見ながら撃ち終えたリボルビングブレイカーをリロードしていた。
ラウラはそれを聴きながらこの状況をどうやって打開するか考えだした。
「(さてどうするかな・・・今のでレールキャノンの片方が破損、ミサイルコンテナは・・・いけるな。だがAICは無理そうだな。さっきのクレイモアとかいう武装が何処かに当たったのかAICが起動すらせん。だが、SEさえ残っていればまだ戦える!)ローゼン!アレをやるぞ!」
『了解しましたマイマスター。
「十分だ!」
「さてダメ押しでチェーンガンを撃って「ピピピピッ!」ミサイルのロックオン警告!?アレだけ撃ったのにまだ動くの!?くっ!」
「さて・・・ペイバックタイムだ!姉さんよ!」
「・・・はっ?」
「「「「・・・え?」」」」
「ん?」
「「「「どちら様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」」
「何を驚いているんだこいつらは?」
『マスター鏡です、どうぞ』
ローゼンブルクがだした鏡を見るとそこには銀髪長身爆乳の美人がいた。
(東方旧作の幽香(おっ○いのついたイケメンの方)の髪を銀にした感じですby作者)
「む?誰だこの美人は」
『貴方が大人になってるんですよ。多分ワンオフが原因ですねこれ』
「まあ、戦えるなら問題はない。さて、続けるとしようか」
「隙ありぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」
「甘い!」
マドカは左手の5連チェーンガンを撃つがラウラはバスターソードを盾にして防ぐ。
ラウラはバスターソードを盾にしたまま残っているレールキャノンを連続で撃ちまくる。
連射する分威力は落ちゲシュペンストナハトの装甲で弾かれるが多少目くらましになればそれでいいとラウラは考えていた。
ついでとばかりに残っていたミサイルを全弾発射する。
マドカはミサイルをチェーンガンで弾幕を張り撃破し腰の刀、シシオウブレードを抜く。
ラウラもレールライフルを格納しバスターソードを両手で構える。
2人は一気に接近しぶつかり合う。
そのまま高速で飛びながら斬り結ぶ。
一方その頃箒とのほほんさんは。
「ハァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!斬り捨てごめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!」
「あ〜れ〜や〜ら〜れ〜た〜」
「ハァハァ・・・意外と手こずったな・・・くそっ刀もボロボロだしSEも心もとないな・・・さて、どうするか・・・そう言えば以前一夏が貸してくれたゲームに使えそうなのがあったな・・・やってみるか」
そう言うと箒は刀身がボロボロになった片方を放り捨てアリーナの壁に向かって突撃していき右腕を思いっきり振り上げた。
『おや?篠ノ之さんは一体どうしたのでしょうか?急に武器を投げ捨てて壁に突進し始めましたよ?』
『あら?どうしたのかしらね本当に』
『ちょっと待って確かオータムがこないだやってたゲームに似たようなのがあった気が・・・あの娘まさか!?』
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
振り上げる右腕を思いっきりアリーナの外壁にめり込ませ引き抜く。
引き抜いたその腕にはアリーナの鉄骨の柱のうちの1本がぶっ刺さっていた。
何かが砕かれた音を聞いたマドカとラウラは振り向くと口を半開きにして驚いていた。
それもそうだ。
振り向いた瞬間箒の打鉄の右腕が爆炎に包まれて腕の先の鉄骨の先端が燃え盛り更に機体にヒビが入りその隙間から炎が溢れ出したのだから。
「やはり、やるもんじゃないなこんな事は・・・私のキャラじゃないしな・・・ハァ・・・ハァ・・・」
「嘘・・・あんな状態で、動けるはずが・・・」
「箒・・・お前・・・」
「これだから面白いんだ・・・人生という物は・・・さあ、マドカ決着をつけよう。見せてみろ・・・お前の力を!」
箒は右腕の鉄骨を構えて突撃する。
爆炎を燃え盛らせ文字通り炎となって敵を討ち亡ぼすために。
マドカはそれを避けようとするがラウラがレールライフルとレールキャノンを撃って牽制しマドカはそれを避けるので手一杯だ。
そしてマドカの目の前に鉄骨が迫る。
「喰らえマドカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!私の全力を受け取れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「箒ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
マドカはリボルビングブレイカーで砕こうとしたが逆にリボルビングブレイカーが砕かれ壁まで吹き飛ばされた。
鉄骨を振り抜いた箒は糸が切れた様に落ちていった。
その後右腕の鉄骨をどうにかして砕いたが右腕は黒く焼かれて肉が焼けた様な匂いを放っており直ぐにでも切断しなければ命が危ないというとんでもない事になっていた。
幸い一命を取り留めたが右腕は切断され義手をつける事になった。
なお、義手は束作の為様々な機能が付いている模様。
そして千冬と束に無茶をするなと怒られた。
ちなみに束は泣いていた。
なお、ラウラはこの時棄権を申し出ていた。
箒をこれ以上戦わせるとまた無茶な事をしでかすだろうと判断したためだ。
この棄権は受理されラウラと箒はリタイアとなった。
後打鉄はぶっ壊れた。
次回マテリアルズ・ストラトス
「雷光と夏の激突」
本家モンハンに穿龍棍実装まだですか?by作者
「「「「テメェの願望じゃねーか!」」」」
マスブレード出しちまったが後悔はしていない。
箒「私の腕潰す必要あったのか?」
ぶっちゃけISあるとはいえあんなんやったら腕の1本壊れるでしょ。
箒「それもそうか」
ではまた次回。