「んっ・・・朝か・・・?ふぁぁ・・・」
「すぅ・・・すぅ・・・」
「ぐがー・・・」
「むにゃむにゃ・・・もう食べられない・・・ぐへへ・・・」
「・・・確かリンネが一緒に寝たいって言ってそれでフーカが「リンネが一緒に寝るなら儂も一緒に寝る!」と言って聞かなかったんだっけ・・・。さて、朝飯つくるか」
朝5時半、一夏はベッドから起きまだ寝ているレヴィ達を起こさない様にベッドから抜け出し朝ごはんを作る準備をする。
今日のメニューはベーコンエッグとトーストと紅茶、そしてコンソメスープだ。
本当は和食にしようと思ったんだがリンネはともかくフーカは食べ慣れてないと思い洋食にした。
コンソメスープ用のベーコンは一口サイズに切りキャベツや人参と一緒に煮込む。
ベーコンエッグ用のベーコンをフライパンで焼き少しカリッとした感じになったら卵を割ってベーコンの上に落とし半熟になるまで焼き、出来たら皿に盛り付けて置く。
食パンをトースターにセットして置く。
コンソメスープが出来たら塩と胡椒で味を整える。
紅茶はティーバッグをセットしたポットにセットしておいたT-○aLの中のお湯を注いでおく。
トーストが出来たら皿に盛り付けてテーブルの上に。
他の料理もテーブルに出していたらちょうどレヴィが起きた。
「ん〜・・・ふぁれ?イチカもう起きてるの〜?」
「おはようレヴィ。朝ごはん並べるの手伝ってくれ。っと、その前に顔洗って来な」
「ふぁ〜い・・・」
「さてと・・・おーい起きろーリンネ、フーカ」
「ふぁぁぁ・・・おはようございます兄さん・・・」
「ふぁぁぁ・・・あふっ・・・おはようさんですイチカさん」
「ああ、おはよう2人共。朝ごはん出来るから顔洗っておいで」
「「はーい」」
ー次のニュースです。今朝未明全身青タイツの男が車の爆発に巻き込まれ死亡しました。なお被害者は彼以外おらず目撃者の証言では「車がなんの脈絡もなく爆発した。まるで彼が通るのを待っていたかのように」との事です。警察は原因を捜査していますー
「なんか物騒だな(サクサク)」
「ですね。あ、このスープ美味しい」
「全身青タイツとか変態じゃろそいつ・・・(ズズッ)」
「朝ごはんヽ(゚∀゚)ノウマー」
「レヴィはいつも通りだな・・・さてと学年別トーナメントどうするかな・・・」
「ボクはシュテルんと、王様はユーリと、ラウラはホーキと、リンはセシリアと組むみたいだよー。マドカは決められなかったらしくて抽選待ちだって」
「何やってんだよマドカ・・・」
「なんか束さんから送られて来た新装備の調整してたら期限過ぎてたんだって」
「マジか」
「ワシらはどうなるんでしょうか?」
「千冬姉が何とかしてくれると思う(ズズッ)」
「千冬義姉さん今度何か差し入れしようかな・・・」
その頃の千冬
「な、なんとか学園長からリンネとフーカの滞在許可は貰ったが・・・秋羅の奴が起こした問題行動の後処理とデュノア・・・改めテスタロッサの手続きも残っている・・・れ、レッドブルは何処だ・・・」
「た、大変ね・・・手伝いましょうか?」
「お、お願いしますプレシア先生・・・今夜は徹夜確定だなこれは・・・」
「そういえば麻耶はどうしたのよ?普段ならそこの机で何か見てるのに」
「逃げられた・・・」
「Oh・・・」
「戻って来たら書類仕事全部押し付けてくれる」
「(ヒィィィィ・・・!は、入らなくて良かったぁ・・・)」
「なあ、麻耶ァ!(ヒュン!)」
「ヒィィィィィィィィィィ!?ご、ごめんなさーい!」
「逃すかァ!待てコラァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
「せめて仕事終わらせてから行きなさいよ・・・ハァッ・・・」
その後駆け付けた一夏達により沈められた千冬であった。
(因みに麻耶が呼んでいた本→「遅かったじゃないか・・・私の尻にハメてくれ♂」※BLゲイヴン本非売品)
そして学年別トーナメント開催日・・・の前日の出来事
「あれ?シャルどうした?」
「さっきあったら後から来るから先に行っててくれと言っておったぞ。」
「そうなのか?ディアーチェ」
「私とユーリも聞いておりますので間違いありません」
「そうなのかー」
「そうなんですー」
「兄さん兄さん、周りの視線が気になるのですが・・・」
「ワシもじゃ・・・気になってしょうがない・・・」
「ほっとけ。俺の時もそうだったから、慣れだ慣れ」
「(誰?あの子達)」
「(片方は一夏君の事兄さんって呼んでたけど・・・似てないよね?)」
「「「「(気になる・・・)」」」」
「(ところで秋羅君居なくない?)」
「(ああ、そういえば・・・誰か知らない?)」
「(なんか噂じゃ問題行動起こして生徒指導室にぶち込まれたって聞いたよ?)」
「(私もそれ聞いたよ。他にも・・・)」
「席につけ、授業を始めるぞ」
「「「「はい!」」」」
「そ、その前にみなさんに連絡があります・・・転校生・・・なのかな・・・?あはは・・・で、ではどうぞ・・・」
「シャルロット・テスタロッサ・デュノアです。皆さん、改めてよろしくお願いします」
「「「「ゑ?」」」」
「デュノア君はデュノアさんでした・・・あはは・・・部屋替えしなきゃ・・・ううっ・・・胃が痛い・・・」
「「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」」」」
「ああ、それと織斑弟の周りにいる2人は、私達の妹であるリンネ・ベルリネッタとプレシア先生の娘さんでテスタロッサの妹であるフーカ・テスタロッサ・デュノアだ。しばらく学園に滞在するから皆、仲良くするように」
「「「「はーい!」」」」
「では、授業を始める」
授業風景は<HYPER CAST OFF>!
イイヤ、ゲンカイダ!オスネ!バイツァダスト!
そして・・・学年別トーナメント開催日・・・
『さあ、ついに始まりました!IS学園学年別トーナメント!実況は私、黛薫子と!』
『解説は私、スコール・ミューゼルと』
『プレシア・テスタロッサ・デュノアがお送りするわ。さて、1回戦第1試合の組み合わせは・・・あらあら、これはいきなり白熱しそうね〜』
『さあ、発表しましょう!1回戦、最初に戦うのはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!このペア達だ!』
<1回戦第1試合 ディアーチェ・K・クローディア&ユーリ・エーベルヴァインvsレヴィ・ラッセル&シュテル・スタークス>
「いきなり我らか・・・気合いを入れろよユーリ。彼奴らの実力は我らが一番わかっておろう?」
「はい!ディアーチェと一緒ならどこまでも行けちゃいます!」
「いきなり王と当たるとは・・・ですが、私達も負ける訳には行きませんね」
「だね〜。だいじょーぶだいじょーぶ!ボクはサイキョーだし!王さま相手でも手加減なしの全力勝負だ!」
「良い心掛けです。では、参りましょうか」
「1回戦第1試合からとんでもない組み合わせだな」
「ああ、紫天一家全員の全力勝負だ。こんなん滅多に見られねーぞ?」
「そんなに凄いのか?」
「下手すりゃ地形変わるレベルだからな、特にシュテルとディアーチェは・・・。ま、魔法使った場合の話だがな。一応千冬姉に頼み込んでシールドバリアの上からさらに結界張ったし大丈夫だろ・・・多分」
「「「「多分!?」」」」
「闇統べる王!ロード・ディアーチェ!」
「紫天の盟主!ユーリ・エーベルヴァイン!」
「星光の殲滅者!シュテル・ザ・デストラクター!」
「雷刃の襲撃者!レヴィ・ザ・スラッシャー!」
「さあ、我にひれ伏せ!全てを飲み込む闇を見せてやろう!」
「頑張っちゃいます!」
「全てを焼き尽くさせて貰います・・・覚悟はよろしいですね?」
「最強無敵のボクは誰も倒せないよ!覚悟しといてね!」
『試合ィィィィィィィィィィィィ開始ィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!』
次回マテリアルズ・ストラトス
「紫天」
こんな恥ずかしいの言える訳ないでしょ!!プラズマスマッシャー!
byプレシア
ギャァァァァァァァァァァァ!?
遅くなってしまい大変申し訳ありませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!