当たんねーよ!
エミヤ「堪忍してつかーさい」
あ、本編どぞ
どうも皆さんシャルル・デュノア改めシャルロット・デュノアです。
今ちょっとピンチです。
その理由は・・・。
「一夏君!」
「デュノア君!」
「「「「私と組んでください!!」」」」
「「あははは・・・」」
「(どうするの一夏!?)」
「(任せろ)すまんな俺はシャルと組むことにしたんだ。ごめんな」
「そ、そうなんだ。ご、ごめんね?」
「「「「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」」
「(ありがとね一夏)」
「気にすんなよ。お互い様だ)」
その頃カフェテラスでは
「(ビビッ)イチカが浮気みたいな感じになってる予感」
「エスパーにでも目覚めたかレヴィ?」
「勘」
「女の勘は恐ろしいですぅ」
「ですね」
「この抹茶ケーキ美味いな。もう一つ買ってくる」
「お前は呑気だなボーデヴィッヒ」
「ケーキが美味いのが悪い(モキュモキュ)」
「「「「(何この可愛い生き物)」」」」
「はいアインハルトさん、あーん」
「は、はい・・・あー・・・ん・・・モグモグ・・・美味しいですヴィヴィオさん」
「えへへへ・・・今度はアインハルトさんがやってください」
「え?え?・・・ふええええええええ!?(カァッー)」
「「「「(甘い・・・)」」」」
レヴィが変な電波を受信してたがわりかし呑気に過ごしていた紫天一家と箒とラウラとヴィヴィオとアインハルトだった。(セシリアと鈴は模擬戦中)
その頃独房にぶち込まれている転生者は・・・。
「クソが!何でこうなるんだよ!俺はオリ主だぞ!?俺が、俺こそが主人公なんだ!あんな出来損ないなんぞが主人公なんかじゃないんだ!この世界は俺だけの世界なんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
荒れていた。
自業自得なのだから当然といったら当然なのだがこのバカは全く学習していなかった。
その身勝手な思いが自らを滅ぼすと知らずに。
そしてそいつに忍び寄る悪魔の手があった。
「やあ、君が織斑秋羅君かい?」
「だ、誰だテメェ!?」
「ふむ、実に良い目をしている。人を憎み復讐したいと思っている者の目だ。気に入った」
「何を言ってやがるテメェ!」
「君に力を与えよう。そして時期が来たら我らの仲間に・・・ファントムタスクに迎える事を約束しよう」
「ほ、ほんとか!?」
「ああ、本当だとも。君の専用機も取り返しておいた。ちょっとしたチューンナップもしておいたがね」
「は、ハハハハハハハハハハ!!これであいつらを殺れる!ところであんた、名前は?」
「私かい?私の事はドクターと呼びたまえ」
「ああ、ありがとなドクター。待ってろよ織斑一夏ァァァァァァ!!」
彼は知らない。
その行動により自らの首を締めている事に。
※スカさんではありません。あくまで別キャラです。
「行くぜシャル!」
「いつでもどうぞ一夏!」
「んじゃ遠慮なく!」
「えええええ!?ちょっと待って!いきなり飛ばしすぎだよ!」
放課後イチカとシャルは特訓をしていた。
近接よりの戦闘をするイチカと中〜遠距離よりの戦闘をするシャル。
二人の相性はかなり良く近距離でイチカが敵を抑え、シャルが後ろから援護する。
まさに理想的な戦い方なのだ。
まあ、イチカは例え相方がレヴィでも箒でもディアーチェでも問題なく戦えるだろうが。
と、そこに・・・。
「我々も混ぜてくれないか一夏?」
「少し暇でな。付き合ってくれないか?」
「ラウラと箒か。いいぜやろうか」
「僕も大歓迎だよ」
「しかしイチカよ。その背中と腰に付いてる鈍器はなんだ?」
「メインウェポンだが?」
「末恐ろしいな・・・。以前ノリノリで振り回していたとか聞いたがほんとか?」
「あ〜・・・武器確認でアリーナでぶん回していたことあったな〜」
「何をやっているんだイチカ・・・」
ラウラと箒がやって来た。
どうやら2人はタッグを組んだらしく一緒にしようと言ってきた。
イチカとシャルは断るどころか歓迎し一緒に特訓をしようとしたら招かれざる客がやって来た。
「ヒィャハハハハハハハハ!見つけたぞ織斑一夏ァ!」
「あいつなんで!?」
「どうやって独房から抜け出した!?それより何故取り上げられているはずの白式が!?」
「箒!急いで先生呼んできて!こいつは僕たちが抑えるから!」
「わかった!なるべく急いで呼んでくる!」
「シィィィィィィィネェぇぇぇぇぇぇ!!」
「おっと!ガキィッ)叩き潰してやるよ!」
「援護する!」
「すまねぇ!」
「邪魔するなァァァァァァァ!」
独房に入れられていたはずの秋羅が何故か取り上げられていた筈の白式を纏って襲ってきた。
イチカ達は専用機を持っていない箒に先生を呼びに行かせ秋羅を止めることにしたのだが明らかに憎悪の眼差しをイチカに向けている秋羅はイチカ以外目に入っていないのかイチカにばかり攻撃を仕掛けている。
イチカも取り回しの悪いソードメイスから使い勝手の良いツインメイスに切り替え雪片弐型を受け止めている。
だが秋羅は力任せにツインメイスを弾き飛ばし更に斬りかかる。
だがそれはラウラとシャルの援護により叶わず一旦下がる。
イチカもツインメイスが弾き飛ばされた事に驚いたが直ぐに頭を切り替え拡張領域から2振りの刀、「雪桜」と「空蓮華」を構える。
「あいつの白式、明らかに機体性能が上がってやがるぞ!?」
「バカな!?あいつは碌に整備してなかったと整備課の連中が言っていたぞ!?ニ次移行もしていないあいつのISがお前の白騎士を上回る事があり得るのか!?」
「考えたくないけど外部の人間があいつを檻から出してなおかつ性能を上げたんじゃないかな・・・!なんかあいつの背後に禍々しいオーラが見えるし」
「Arrrrrrrrrrrrrrr・・・力ガ溢れてクル!コレなラ勝テる!アイツをコロせる!」
「もはや正常な思考すら持っていないようだな・・・」
「だね・・・」
「切っていい・・・んだよな?」
「当たり前だ」
「Arrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr!!」
「うわぁ!?」
「シャル!?」
「シャルロット!?」
「コロスぅぅぅぅぅぅ・・・!」
「ぐ・・・あ・・・」
「Arrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr!!」
突然シャルの首を掴み空中まで飛んで行った秋羅はシャルの専用機「ラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡ」を壊し始めた。
背中のブースター、左腕のシールドとパイルバンカー、胸部の装甲などを引きちぎり地面に叩きつけるようにぶん投げた。
間一髪イチカがキャッチしシャルは地面に降ろされた。
ラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡはもはや一部原型を留めていないほどひしゃげており戦闘不能だった。
ラウラはシャルを介抱しているイチカの元に秋羅を行かせないよう囮役を引き受けており離れた所で戦闘中だ。
シャルはもはや満身創痍でもう戦えない。
そんな時ラウラに異変が起こった。
「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ヒィャハハハハハハハハハハハハハ!!こレデ原作ト同ジだ!俺が主人公ナンダ!」
「何わけわかんないこと言ってやがんだあいつ!」
「な、何あれ・・・」
『VTシステム・・・!ドイツめ、まだあんな物を開発していたか!』
「白騎士!?あれを知ってるのか!?」
『私の元マスターの千冬の現役時代の動きを再現するシステムです!ですがあれはかなり体に負担がかかるはずです・・・早く助けなければ命に関わります・・・!』
「その前にあのクズが邪魔だな・・・!」
「あいつの相手は僕がやるよ・・・!あいつには色々と借りがあるからね・・・!」
「大丈夫かシャル?ラファールはもう・・・」
「大丈夫だよ一夏。やってやるさ」
「んじゃ任せるぞ。無茶はするなよ」
「了解」
次回マテリアルズ・ストラトス
「繋げ、運命の拳」
り、リリカルマジカルが、頑張るぞ・・・は、恥ずかしい!byラウラ
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