カタクチイワシは虎と踊る   作:ターキーX

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第三十四話 アリスの弓

 遊園地跡地北東部・釣り堀近郊。

 

「……む?」

 

 赤いテケ車から身を出す鶴姫しずかは、ゆっくりと後退してゆくT-28に眉根を寄せた。

 鈍重な車体だけに一目散とはいかないが、テケ車の方の様子を伺いつつも旋回し、東部の通用門側へと向かってゆく。

「撤退してる……のかな?」

 操縦席で汗を拭いつつ鈴が尋ねる。

 しずかは顎に指をあて、少しの間考えていたがやがて通信機を手にした。

「こちらテケ車の百足組。足止めを仕掛けていた敵、T-28が撤退を始めておる。単に逃げるという訳でも無さそうだが意図は読めず。留意されたし」

 

 

 同時刻・遊園地西側アトラクション「ニュルンベルクの城砦」内。 

 

「……?」

 

 しずかの報告を聞き、ブラックプリンス車内で紅茶を嗜んでいたダージリンはカップを傍らに置いた。

「アッサム、T-28重戦車のデータを確認できるかしら?」

「お待ちください、ダージリン」

 砲手席のアッサムが素早くパームトップPCを広げ、慣れた手つきでキーボードを叩く。やがて、3D描画された横に広い重戦車の画像が表示された。それを受け取り、ダージリンはT-28の性能について眼を通してゆく。

 現在の状況で、T-28はこちらの攻撃の大半を弾き返せる貴重な盾役だ。それをあえて下げる理由は何か。

「……もしかすると」

 ダージリンは小さく呟いた。ある馬鹿げた発想が浮かぶ。

 周囲からは大胆な発想力を持つと評されるダージリンをして尚、普通ならば非現実的と切り捨てるような発想。

 

 しかし──あの天才・島田愛里寿ならばやってのけるのではないか。

 

「レオポンさん、そちらは準備出来てまして?」

『警戒ありがとう、ダージリンさん! 急ごしらえだけど形にはできたよ。まあ、二度は使えないから発動はぶっつけ本番になるけどね』

 ポルシェティーガーの車長であるナカジマの穏やかな声が返ってくる。ダージリンは表情を引き締めると言った。

「先程の鶴姫さんの報告のT-28の動き、憶測の範疇を出ませんが読めてきましたわ。裏門から遊園地を出る形になりますけど、協力してくださる?」

 

 

 

 劇場版カタクチイワシは虎と踊る  第三十四話 アリスの弓

 

 

 

 遊園地南東部・戦国エリア近郊。

 瓦葺きの古風な建物が並ぶ街並みを走るセモヴェンテ。その砲塔からカルパッチョが頭だけ出し、後方を伺う。

「タカちゃん、こちらセモヴェンテ。後方からパーシング一両が追撃中」

『了解! こっちも後ろから追われてる。ヒナちゃん、さっきと同じタイミングで!』

「任せて!」

 風にセミロングの金髪をなびかせつつⅢ突のカエサルとの通信を終えると、カルパッチョは車内に戻り砲弾を手にした。拳で叩き込むように装填を行う。

「この先で追撃を受けているⅢ突と交差します。その直後に発砲を」

 

 先ほど偶然生まれたⅢ突との連携だったが、彼女らはそれを再びやろうとしていた。カエサルとの呼吸は合っている。互いの姿を相手に認識させないように逃げつつ、両車は交錯に適した路地にそれぞれを追う相手引き付けている。距離は近い。

 

「ポイントYD、過ぎました!」

『こちらもポイント通過! ヒナちゃん、呼吸合わせて!』

 

 目印にしていた宿屋の看板が出ていた建物を過ぎ、カルパッチョはカエサルに通信を送った。砲塔から身を出し、改めて後方を見る。変わらずパーシングは追いかけてきている。青いマーキングのパーシング、確か三人の部隊長の一人だったか。

「いきます! 三!」

『二!』

「一!」

 角を曲がる。向こうに見えるⅢ突の姿。その背後にセモヴェンテが狙うべき標的がある。

 

「『撃……』」

 

 二人が同時に車線を逸らし、撃とうとした瞬間。

 

「ッ!?」

 

 カルパッチョの瞳が見開かれる。

 Ⅲ突の背後にいた黄色いマーキングのパーシングが、半呼吸早く砲撃を放った。カルパッチョの背後のパーシングも、全く同じタイミングで。

 

『うわぁっ!?』

 

 通信機の向こうからカエサルの悲鳴。直後、セモヴェンテにも強い衝撃。煙を吹き、二両の突撃砲はほぼ同時に白旗を上げた。

「(こちらの狙いを読んで、発砲の瞬間を先読みしてきた!?)」

 眼前の白旗を前に、カルパッチョは悔しさと共に敵の部隊長の技量に驚きを隠せないでいた。

 

 

 

『これでようやく二両……』

「この程度の連携に惑わされるとは、アイツら油断したか?」

『油断や驕りがあったのは否定できないわ。私たちも含めてね』

 

 苛つきを隠せないルミの言葉に、アズミがおっとりと返す。

「……確かにな」

 そう言われ、ルミは否定できなかった。

 

 

 もともと圧倒的大差で勝って当然の戦いの筈であった。戦力的にも、技量的にも、指揮官の戦術眼においても大学側に負ける要素は無かった筈であった。

 実際、緒戦では大洗の策を愛里寿は完全に読み切り、それを逆手に取った戦法でIS-2やエレファント、T-44などの戦力を大きく削る事に成功した。

 大学側に向いていた流れが変わってきたのは遊園地に戦場を移してからだ。定石通りの防衛線に徹するかと思われていた大洗側は、観覧車を破壊して暴走させるという奇策でオイ車を撃破した後、早々に散開すると各個でのゲリラ戦を仕掛けてきた。

 これは大学側の思わぬ弱さを露呈する事になった。すなわち、メンバーの個々の現場での判断力の予想以上の低さである。

 例え役職を持たない一般メンバーだろうと、彼女らはそれぞれの大学戦車道から選ばれてきたエリートだ。しかし、島田愛里寿という規格外の指揮官の許で戦い続けたことで次第に『自ら考えて動く』という事を彼女らは忘れてしまっていたらしい。組織的な戦闘を離れた途端、大学側は大洗のメンバーの様々な仕掛けに面白いようにかかってしまった。

 無論、一般的な“戦車道”の発想に縛られない大洗側の奔放な作戦の数々がこちらの発想を上回っていた事も否定できないだろう。彼女らは自分たちの弱さを知る。欠点を知る。それを知りつつ、なおこちらを上回る策を即興で組み上げる。その柔軟さは大学側には無かったものだ。

 

 そして現在の戦力差は、今撃破したⅢ突とセモヴェンテを引いても大洗側16両に対して大学側11両。

 大洗側の残りはCV38・Ⅳ号戦車・ティーガー三両・M3Lee・パンターG型・ブラックプリンス・ポルシェティーガー・ヤークトパンター・ヘッツァー・九五式軽戦車・テケ車・P40・T-34二両。

 対して大学側はチャーフィーが全滅し愛里寿のセンチュリオン・メグミ&アズミ&ルミのパーシング三両・トウコのT-34・T-28重戦車。そして一般メンバーのパーシング五両。既に組織的戦闘を行えるギリギリの数であった。

 

 

『西住姉妹を発見、メインストリートを北上中。私の部隊から三両を足止めに回したわ、迎撃を』

 遊園地北東部でⅣ号戦車を包囲から逃したメグミからの声。三人の中で最も冷静沈着な彼女だが、それでも僅かばかりの焦りが声に滲んでいる。

「西住姉妹か……!」

 ルミは考える。ボガージュ迷路で逃がしたアンチョビは今も逃走中。何とか西住姉妹だけでも仕留め、この悪い流れを止めなくては。

「どうする? 隊長に動いていただくか?」

『好き勝手にやられて、今更隊長に泣きつくの?』

 難しい表情で提案するルミに、アズミが否定的な反応を返す。その気持ちは分かる。現場を任されておきながら、ここで隊長に頼るのは恥もいいところだ。だが──

 

 

『敵の力量を見誤っていたのは私だ、お前たちに責任はない』

 

 

「隊長!?」

 突然の愛里寿からの通信にルミは二つの意味で驚いた。ひとつは三人で周波数を絞って交わしていた会話に、彼女が自然に入ってきたような発言をしてきた事。ふたつはこの場面で愛里寿が自身の責任について口にした事だ。

『西住姉妹は私が撃破する。それを契機としてお前たちは反撃に移れ。メグミもアズミ、ルミと合流を。トウコは北部の戦力に加わり、敵を中央に押し込め。そこを決着の場とする』

 愛里寿はあくまで淡々と指示を出す。まるで“高校戦車道最強”の異名を持つ西住姉妹を撃破する事が何事でもないかのように。

『足止めに向かわせた三両は、私が直接指示を出す』

 

 

 

 遊園地南部・メインストリート。

 整然と建物が並ぶ広い通りを二両のティーガーが走る。

 

「……見えた! お姉ちゃん、前方にパーシング」

「遮蔽物が無いな。みほ、角度をつけて迎撃態勢を」

  

 前方を走る方のティーガーに搭乗する西住みほの言葉に、後方のティーガーの砲塔から周囲を伺う西住まほは指示を出すと速度を落とした。

 彼女ら西住姉妹は正門での攻防戦を終えて散開した後、敵の再襲来が来ない事を確認してからメインストリートを北上していた。敵味方が大きく分散して動く中、中央広場周辺で戦う僚機への援護に向かうためである。

 

「……?」

 

 まほはふと気配を感じ、後方を振り返った。後ろからもパーシングが二両。

「後方からもパーシング二両、挟み撃ちにするつもりか」

「どうしよう?」

「後方のパーシングは私が相手をする。その間にお前は前方の一両を」

「分かった!」

 3対2という状況ながら、二人の交わす言葉には焦りも動揺も無い。この程度の状況であれば、西住流の過酷な戦車道の鍛錬の中で幾らでも相手をしてきた。

 まほは車体を停めると後方への砲撃に対しての角度をつくり、砲身を二両のパーシングへ向けた。

「こちら西住まほ。みほと共にメインストリートを北上中、敵パーシング三両と遭遇した。これより迎撃に移る」

 通信機で周辺の僚機への報告を行い、まほは後方を見据えた。

 

「砲弾装填、一撃で仕留めます、建物ぎりぎりまで車体を寄せて、できるだけ側面を狙います」

 一方のみほは砲手に指示を出すと、ティーガーを前方のパーシングに向けて走らせ始めた。

 確かにパーシングは優秀な戦車ではあるが、決して堅牢な戦車という訳ではない。ティーガーの88mm砲ならば相手をするには十分だ。

 みほ達の動きを確認したのか、前方のパーシングも動きを変えた。こちらに向かっていた足を止め、砲身を傾ける。

 

「……え?」

 

 しかし、その砲口はみほのティーガーには向けられていなかった。仰角が高い。一見、明後日の砲口に向けられただけに見える。

「ッ!?」

 そのまま、パーシングは自身の近くの建物に榴弾を撃ち込んだ。プレハブ紛いも混じる遊園地の建設物だが、メインストリートだけにしっかりした造りの建物が多いようだ。爆発した榴弾によってストリートに瓦礫が降りかかる。

「まずい……お姉ちゃん、前方のパーシング、通りを塞ごうとしてる!」

 更にパーシングは建物へと砲撃を放つ。あと少し距離を詰めてから確実に狙うつもりだったが、どうやらその時間は無いようだ。

「躍進射撃を行います、停車!」

 急停止によってみほの身体が前に持って行かれそうになる。キューポラに手を置いて体を支えつつ、完全に停止した瞬間に正面に視線を向けたままみほは指示を出した。

 

「撃て!」

 

 今度はティーガーの砲撃の反動で体が後方に持って行かれる。みほは体のぶれを最小限に抑えつつ着弾を確認した。

 パーシングへの着弾と、パーシングの三発目の砲弾が建物に放たれたのはほぼ同時だった。大きく車体を揺らし、白旗を上げるパーシング。

 しかし、それは僅かに遅かった。三発目の砲撃を受けた建物がうつ伏せになるように倒壊し、土煙を上げつつ前方を塞ぐ。

「こちら西住みほ、パーシング一両を撃破するもメインストリートを倒壊した建物で塞がれました!」

 即座にみほは喉頭マイクに指を伸ばし、周辺の僚機への報告を行った。前進していたティーガーは停止し、後方へと車体を向ける。

「お姉ちゃん!」

『ああ、どうやら相手の狙いは、私たちをここで立ち往生させるつもりのようだ』

 距離の離れたまほのティーガーを振り返る。

 果たして後方のパーシングも同様に、周辺の建物を破壊しようとしていた。

 

「だが……」

 まほはその戦法に不可解なものを感じていた。

 確かに現在の大洗の戦力の中で自分たちのティーガーは警戒すべき存在だろう。だから足止めし、その間にアンチョビのCV38やエリカのⅣ号戦車を狙う。話としては分からなくはない。

 しかし──既に大学側が数で負けている現状で、そのような悠長な策を取ってくるだろうか。

 

「……来るか」

 

 その時、片方のパーシングがこちらに向かって前進してきた。急激に速度を上げ、まっしぐらにまほのティーガーに向かって走ってくる。

「迎撃する。敵前方パーシング」

 封鎖役のパーシングを狙わせないための盾役か。島田愛里寿の狙いが何にせよ、まずはこの場を切り抜けてからだ。

「……?」

 まほの眉が怪訝に動く。

 通常、戦車が砲撃する場合はどこかで必ず止まる。聖グロリアーナが主要戦術とする移動しながら撃つ行進間射撃というやり方もあるが、これは命中精度が大幅に下がる。そして、前方のパーシングは止まる気配もなく、全速力で蛇行しつつこちらに向かってくる。

「(特攻か?)……装填完了次第、発砲しろ」

 数秒後、まほのティーガーの88mm砲が火を吹いた。パーシングの装甲に火花が散る。

 しかし、この一撃はパーシングの装甲を大きく削ったものの決定打にはならなかった。側面に深い弾痕を残しつつもなお前進してくる。やはり攻撃の気配はなく、回避に専念しているようだ。

「次弾装填。敵は体当たりを狙ってきている。通信手と操縦手は衝撃に備えろ」

 既に両車の距離は500mを切っていた。装填までの十数秒がやけに長く感じる。次第に大きさを増してゆくパーシングから視線を逸らす事無く、まほは待った。

 

「装填完了!」

「撃て!」

 

 装填手からの声に即座にまほは指示を出した。再度の砲撃が、今度はパーシングの正面に撃ち込まれる。

 流石に至近距離からでは厚い防盾も意味を成さない。着弾したパーシングの車体から白旗が吹き上がった。

 しかし、相手の操縦手は撃破判定の瞬間までアクセルを踏み続けていたようだ。エンジンこそ停止したが、時速50㎞近くを出していたパーシングの車体が滑るようにティーガーに叩き付けられる。まほは衝撃に耐えつつ、損害状況を確認した。

 

「くっ!? 車内、大丈夫か!?」

「搭乗員に怪我等なし! しかし、履帯に損傷を受けた模様!」

 

 操縦手からの声。確かに、後退しようとするティーガーの足回りから嫌な音がする。

 それと同時に前方から大きな破砕音が響いた。幾多の瓦礫が通りを塞いでいる。

「……蓋をされたか」

 落ち着いた口調でまほは呟いた。後方を振り返ると、みほのティーガーがこちらに向かっている。

 損害は受けたが、これで相手は残り9両。天秤は大きく大洗側に傾いている。

「お姉ちゃん、大丈夫?」

「ああ、履帯を痛めたが、敵一両を撃破した。一旦通りの中央まで後退し、履帯の修理を……」

 特攻してきた一両の意味を測りかねつつ、まほは答えた。

 

 

 直後、まほのティーガーに徹甲弾が撃ち込まれた。

 

 

「え」

「っ!?」

 みほの口から声が漏れる。

 突然の衝撃に身体を大きく揺らしつつ、まほはこの衝撃の正体を探った。

 衝撃がパーシングの90mmのそれより強い。おそらくは100mm以上の長砲身。

 大学側で残っている戦力で、その攻撃が可能な車両は──

 

「お姉ちゃん!?」

「下がれみほ! そこは“射程内”だ!」

 

 まほのティーガーから白旗が上がる。

 動揺するみほに対し、まほは必死に叫んだ。

 

 

 

 通常、戦車同士での戦闘の相対距離は遠くて2㎞程度。しかしこれは、大砲の最大射程を示すものではない。

 例えばティーガーに装備されている88mm砲は、もともとは高高度で飛ぶ敵爆撃機を打ち落とすために造られた高射砲を元にしている。その有効射程は上空に撃ち上げる場合でも約7600m、地上においては実に約15000mとされ、陸戦に転用された事で英戦車の装甲厚に悩まされていたドイツ軍の大きな助けとなった。

 ただ、これはあくまでカタログスペック上での話である。重さ数kgの砲弾を飛ばす以上、遠くなれば遠くなるほど着弾地点の予測は困難になるし、装甲貫通力も低下する。

 また近代戦のように電子機器が発展していない戦車道レギュレーション範囲内の戦車の多くは、基本的に肉眼での照準による砲撃である。1500m程度ですら戦車が豆粒のような小ささになってしまう中、その豆粒に向けて真っ直ぐに飛ばない弾を当てるのだ。おまけに互いに動いているとなればその困難さは尋常ではない。

 

 しかし──不可能ではない。

 

 仮に相手が“高校戦車道最強”の異名を持つ西住姉妹だろうと、相手から視認できないような超長距離から、足を殺した状態にすれば、不可能ではないのだ。

 ただ“天才”でない限りは不可能に近いというだけで。

 

 

「……西住まほを撃破した。次弾装填、次は西住みほを狙う」

 

 遊園地を見下ろす、まほが撃破された位置から3600mほど離れた位置の丘。

 T-28の砲塔から身を出し、島田愛里寿は双眼鏡を最大倍率にしてなお小さく映るまほのティーガーを見つつ言った。その傍らには彼女のセンチュリオンが控えている。

 ふと、その視線が前方からやや下に向けられる。

「……来たか」

 

 

『……間に合わなかった、かな?』

「いいえ、間に合いましたわ」

 

 T-28とセンチュリオンを見上げる位置、丘の下。そこに辿り着いた二両の戦車。

 ポルシェティーガーのナカジマの声に、ブラックプリンス車内のダージリンは静かに答えた。カップ内の揺れる紅茶をひと口飲み、言葉を続ける。

「島田愛里寿はセンチュリオンでなくT-28に居る。ここで、彼女には退場していただきましょう。ペコ」

「はい、ダージリン様」

 穏やかな返事と共に、ペコは力強く砲弾を薬室に叩き込んだ。

 

 

劇場版カタクチイワシは虎と踊る 第三十四話 終わり

次回「アリスと紅茶と豹獅子と」に続く




いつも拙作をお読み頂き、誠にありがとうございます。
申し訳ありません、6月上旬に資格試験を控えており、次の更新は3週間~4週間ほど先となりそうです。
完結までの流れは組めていますので、何とか二周年を迎える7月あたりには完結させたいと考えています。あと少し、お付き合いください。

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