総統が鎮守府に着任しました!   作:ジョニー一等陸佐

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ヒトラー「読者の皆様、今回の話は下ネタ回です。見ていて不快な気分になると思うんで、見たくないと思った人は今すぐブラウザバックをしてください」
クレープス「まぁ、ぶっちゃけて言えば今回の話は総統閣下がお守りとして女性の陰毛を求めてソウトウカッカする話です。どうぞ楽しんでください」
ヒトラー「いや、だからそれを言うなよ!読者がどんどん減っていくじゃねぇか!!どうすんだ!!」 
フェーゲライン「そもそもこんなクソ二次創作読む奴いねぇだろww」
ヒトラー「KO☆RO☆SU」
フェーゲライン「はい死んだ!」ズダダダダダダダピロリーン♪
青葉「なんで青葉もおおおお!?」ズダダダダダダダピロリーン♪
曙「ちょ、デイリーは二人の任務でってぎゃあああ!?」ズダダダダダダダピロリーン♪
カイテル「すげえ、久しぶりのデイリー任務だ・・・」
ヒトラー「ふう・・・久しぶりにデイリー消化だ。まぁ、というわけで今回は下ネタ回なんで見たくないという人はブラウザバックしてください。あとついでにもう少しデイリーしとくか」
フェーゲライン「え」
青葉「え」
曙「え」
この後滅茶苦茶デイリーした。


68話 お守り~フェーゲの叫び~

 9月中旬に差し掛かったゲルマニア鎮守府は南方への一大攻勢作戦『バルバロッサ』を目前にしていることもあって全ての艦娘や兵士、将校が準備に追われていた。

 それはこの鎮守府の司令を務めるドイツ第三帝国総統アドルフ・ヒトラーも同じことだった。

 この日、総統執務室においてヒトラーは作戦準備についてクレープスから説明を受けていた。

 「資源、装備、人員全て必要数揃い後は現地へ移送するのみとなりました。すでに部隊及び艦隊は編成が完了、輸送船も手配が完了し二日後にはフィリピンへと派遣される予定です。フィリピン北部、パルガンイイゾー泊地に建設されている総統大本営『ヴォルフスシャンツェ』も既に工事が完了し後は点検を行うのみ、作戦準備に関しては今週中以内に全て完了するでしょう」

 クレープスが報告書を見せながらヒトラーに説明する。

 「総統閣下には艦隊とともに現地へ赴いていただきそこで作戦の指揮を執ってもらいたいと思います」

 ヒトラーが頷く。

 「分かっている。総統たるもの、指導者というものは常に最前線にいるものだ。ナポレオンのようにな。それにしても最前線に向かうのは久しぶりだな・・・」

 この世界に蘇って以来、ヒトラーは鎮守府に籠りきりだった。

 最後に前線へ視察しに行ったのはいつだろうか。そして第一次大戦に従軍して何年の月日がたっているのだろうか・・・

 「・・・いかん、久しぶりに最前線に行くとなると、少し不安になってきたな。お守りが欲しいな・・・」

 「はぁ・・・お守り・・・ですか」

 少し戸惑うクレープスにゲッベルスが言った。

 「まぁ、兵士というものは意外とジンクスとか演技を気にするものですからな。勇猛果敢な兵士も人間であることに変わりはないのです。最高司令官である総統も多少は気にするでしょう・・・して総統、お守りと言っても何をどうするんです?」

 そうだな・・・と考え込むヒトラーにクレープスが提案する。

 「別にお守りくらいそこらで売ってるのでいいでしょう。なんなら千人針でも持たせてもらいますか?艦娘たちや兵士に協力してもらいましょう」

 「・・・いや、それよりいいものがある」

 「なんです?」

 「陰毛だ」

 突然出てきたとんでもない言葉にクレープスは一瞬言葉に詰まった。

 「・・・今、なんと?」

 「陰毛をお守りにしたいと言ったんだ。ほらお前ら聞いたことないのか?昔から女の陰毛は弾除けのお守りとして兵士が珍重してきたんだ。そこらの安いお守りよりはるかに効果があるはずだ。というわけでお前ら、早速艦娘達に頼んで陰毛調達してもらえないか?兵士たちにも配ることにしよう」

 「・・・」

 さらさらととんでもないことを、変態的な発言をするヒトラーに一同は何も言えなかった。

 気まずい空気が執務室に流れる。

 今この場に秘書艦である大淀含め艦娘が一人もいなくて正解だったと誰もが思った。

 ブルクドルフがちらりとクレープスを見た。

 クレープスが口を開いた。

 「・・・おい、アホルフ・・・あんた・・・」

 何も言えないクレープスの言葉をヨードルが引き継いだ。

 「真顔で何さらっととんでもない事言ってんだ変態総統。陰毛くらい自分の引っこ抜けよ。ていうかお前キン○マ一つしかないって噂だけど陰毛ちゃんと生えてんのかww」

 「・・・」

 執務室に再び沈黙が流れる・・・

 沈黙・・・沈黙・・・

 やがてヒトラーはプルプルと震える左手でメガネをはずし口を開いた。

 「・・・陰毛をお守りにしたことないやつと、私が片玉と本気で信じてるやつ、ここに残れアンポンタン」

 ヒトラーの言葉と動作にこれから起こることを察した部下たちはドアを開け執務室から続々と出て行った。

 部屋に残ったのはカイテル、ヨードル、クレープス、ブルクドルフ、ゲッベルス、ボルマンといういつもの連中だった。

 ドアがバタンと閉まると同時にヒトラーの怒りがさく裂した。

 「・・・陰毛が欲しいんだよ私は!ていうか片玉の話は関係ないだろ!」

 ヒトラーの怒声が執務室の外に響く。

 「第一にだ!ただのそこらで売ってる安いお守りより愛する女の陰毛の方が心がこもってるわ!それに興奮するしいいじゃないか!!あと私が片玉だってのはただの都市伝説だ!!女の陰毛の魅力がわからん奴と人を片玉だといじる奴なんか大っ嫌いだ!!」

 ブルクドルフが反論する。

 「え、お前片玉じゃなかったの?マジじゃなかったの?」

 ヒトラーの怒りがさらに爆発する。

 「馬鹿野郎、大っ嫌いだ!!そんなもん都市伝説に決まってんだろバーカ!!」

 「でもカルテかなんかにしっかり記録されていたんじゃ」

 「とにかくお前らはお守りとしての陰毛を全く理解していない!!」

 そう言ってヒトラーは鉛筆を机にたたきつけた。

 「畜生めぇ!!!」

 ヒトラーの怒りはまだまだ続く。

 「別にエロい意味や変態的な意味はないんだ。愛する人の体の一部を持って前線に向かう兵士の気持ちを想像してみろ・・・まるで愛する人がそこにいるかのようで、分身がいるかのようで心強いじゃないか・・・お前らはそこら辺の判断力が足らんかった~~きっとスターリンも昔は女の陰毛持って活動していたに違いないんだ!!」

 さすがに疲れてきたのか息切れしながらゆっくりと椅子に座るヒトラー。しかし彼の話は終わらない。

 「女の陰毛がお守りになるっていうのはちゃんとしたジンクスなんだ。しかも髪の毛ではなくあえて陰毛・・・興奮して魅力的じゃないか・・・愛する人との人時を思い出しあんな事やこんな事を想像しどれだけ前線の兵士たちの慰めになったことだろう・・・私も陰毛を見たら思い出すんだろうな・・・加賀や武蔵やグラ子の!目に刺さるような!おっぱいぷるーんぷるん!!ああ、もう駄目だ私にはもうおっぱいしか救いがない・・・この会議が終わったら私は柴田さんに頼んで特注のおっぱいマウスパッドを注文するぞ!!」

 「柴田って誰よ?」「いやだから知らんて」

 クレープスとブルクドルフが顔を見合わせる。

 執務室の外ではゲルダがうっうっと泣いていた。

 すぐに秘書のユンゲが慰める。

 「もう駄目ねこの鎮守府・・・変態しかいないわ・・・」

 執務室ではヒトラーはすっかり項垂れていた。

 「とにかくだ・・・無理は言わないよ・・・艦娘達が嫌だというなら私は無理強いはしない、普通のお守りか千人針でいい・・・でも私はお守りとしての陰毛の魅力をただ知ってもらいたかっただけなんだ。あと何度も言いますが私のキン○マが片玉だというのは都市伝説です。本気にしないでください。・・・以上だ・・・」

 こうしてヒトラーの怒りは収まり会議は終了した。

 

 

 

 

 

 執務室前の廊下ではブルクドルフ達が仲間と酒を飲んでいた。

 ヨードルが文句を言う。

 「まったく・・・陰毛を艦娘に提供してもらう、だと?そんなことできるかというんだ・・・そういうジンクスは私も知っているがそんな変態親父のやるようなことできるわけないだろう。第一総統閣下にはエヴァ様が居られるというのに・・・」

 ヨードルはソファーを見た。

 いつもはここら辺で何か答えるフェーゲラインの姿は無かった。

 彼は懲罰部隊に編成させられいまフィリピンで激戦を戦っているはずなのだ。

 「フェーゲライン・・・あいつ今どうしているかな・・・」

 グラスの酒を飲み干しながらブルクドルフが言った。

 「さすがにくたばってはいないと思うが・・・心配だな。いっその事俺の陰毛でも送ってやるか。束にしてな」

 「やめとけ、逆に戦死するのがオチだ」

 「そういや噂で聞いたんだがゲッベルスは夜な夜な入渠場に忍び込んでは駆逐艦娘の陰毛拾い集めてるって聞いたぞ。本当か?」

 「マジか、本当ならそろそろゲッベルスもゲシュタポに捕まって懲罰部隊に送られるかもな。この鎮守府もいよいよ終わりだ・・・」

 「どうしてここには変態しかいないんだか・・・」

 ヨードルはため息をついた。

 

 

 

 

 その頃フィリピン北部のとあるジャングルでは・・・

 「ぶえっくし!!」

 「フェーゲさん、どうしたんですか?風邪でも引いたんですか?」

 ジャングルを行軍する途中いきなり大きなくしゃみをするフェーゲラインに重巡艦娘の青葉が驚いた。

 「いや・・・なんか誰かが俺の噂をしているような気がして・・・しかもとんでもないこと言ってたような気が」

 「ベタですね~」

 「ははは、ベタだな・・・ぐえっ!?」

 青葉と話しながら行軍するフェーゲラインであったが突然何者かに足を思いっきり蹴られた。

 「何ブツブツ喋ってんのよ、さっさと歩きなさいこのカス!!」

 フェーゲラインを蹴ったのは駆逐艦娘霞だった。

 駆逐艦とはいえ艦娘の蹴りなのでかなり痛い。

 思わず足を抱えるフェーゲライン。

 「いてえ!!何すんだ!!」

 痛みに悶えるフェーゲラインに霞は容赦なく言葉の暴力を浴びせる。

 「何?まさかこの程度で足が折れたなんて言うんじゃないでしょうね、この軟弱者!だらしがないったら!あんた最後尾なのよ、さっさと歩けこのカス!クズ!」

 「畜生、俺はSS中将なんだぞ・・・なんでこんな目に・・・」

 「へぇ、艦娘2人を酔っぱらわせて襲う人間が中将だなんて世も末ね、さっさと歩けフェーゲェ!!」

 さらに容赦なくパンチと蹴りを食らわせる霞。

 「ちくしょ~う!!いつか殺してやる!!」

 ジャングルにフェーゲラインの叫びがむなしく響いた・・・

 今日もゲルマニア鎮守府と黒騎士中隊は平和であった。 




ルーク「ルークと~」
ヤン「ヤンの~」
ルーク&ヤン「人情紙芝居あとがき~」
ヤン「いや~俺たち登場するの久しぶりだね兄ちゃ~ん」
ルーク「いやあ、ほんとお久しぶりのブリブリでございますよお久しぶりのウンコ」
ヤン「俺たちのこと覚えている奴いんのか~?自己紹介した方がいいんじゃね?」
ルーク「というわけで改めて自己紹介!こんにちは!お久しぶりです!私はルークです!ところで私は食べられました。ワンちゃんに」
ヤン「ヤンです!ところで私は燃やされました」
ルーク「ところで今回の話ですが陰毛がお守りになるっていうのは本当だったみたいですよ。冗談じゃなくて」
ヤン「マジか~後それから作者からお知らせ。新キャラをそろそろ登場させるってさ」
ルーク「近々東亜総統特務隊から佐藤と中村を登場させるんだってさ。え?何?知らない?小林源文知らない?じゃあ今すぐアマゾンで買って読め」
ヤン「やべぇよ・・・絶対あいつら最期深海棲艦に向かって原爆投下するって」
中村「と、いうわけで我々佐藤中村コンビが近々登場する予定です!!二次創作に登場させてもうことが出来るなんて・・・この世に産んでくれた父母に感謝であります!!我々の活躍にどうぞご期待を!!」
佐藤「ヘェ~そんなこと言えるようになるなんて、中村クン、偉くなったんですネェ~? ・・・このボケ!カス!中村ァ!オメェは学も教養もねぇくせに、何言ってやがんだ偉そうに!このボケ!カス!」
BLAM!BLAM!
中村「ちくしょう!!いつか殺してやる!!」
 つづく

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