幻影のエトランゼ   作:宵月颯

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白き魔星の脅威は去った。

だが、闇に蠢く者達の姿が消え去った訳ではない。

流れは新たな災厄を呼び込む。


二章予告

世界の流れは時として新たな流れを呼び込む。

 

 

 

=血のバレンタイン=

 

 

 

「何者かが連合軍のタカ派を先導しプラントに核攻撃を開始したのです。」

「何だと?」

「我々ホルトゥスもその妨害の為、行動を開始します…どうか鏡に映る影にお気を付けて。」

 

 

 

地球を揺るがす惑星規模の異常気象。

 

 

=惑星断裂現象=

 

 

「地球との交信が途絶しました!」

「あれは一体!?」

「…(あれこそが太古の地球の姿か。」

 

 

 

新たな次元からの転移者達。

 

 

 

=アストラギウス銀河=

 

 

「俺が危険視している奴らの名は御使い…」

「御使い?」

「天使の名を語ったエゴイストの象徴とも言える。」

 

 

 

=惑星アースト=

 

 

「僕らがここに転移した理由がまだ何かありそうな気がするんだ。」

「そう…」

「元の世界に戻れる保証がないかもしれないけど、いつか帰れる日の為にやってみるよ。」

 

 

=惑星セフィーロ=

 

 

 

「人々の混乱と恐怖の意思により闇の女王が産まれました。」

「…(恐れていた事が現実になるなんて。」

「その者の名は…」

 

 

 

地球に浸透する百鬼夜行の存在。

 

 

=魔族襲来=

 

 

「あらあら随分と躍起になってるわね?」

「さっさと御退場願おうか、このオカマ野郎!!」

「声が似ている分、どうもややこしいのでございますです。」

 

 

=純粋なる存在=

 

 

「私達は扉を開きたいのです。」

「扉?」

「そう、彼の者を呼び寄せる為にでしてよ?」

 

 

 

新たなる異星人の侵攻。

 

 

 

=監査官到来=

 

 

「貴様ら下等生物の墓場と知れ!」

「それはこちらのセリフだ!」

「はいはい、坊主さんは引っ込んでなさいってね!」

 

 

 

=ゾンダー出現=

 

 

 

「屈するがいい、心弱き者どもよ。」

「俺達は屈しない、勇気ある限り!!」

「炎より蘇った不死鳥を甘く見るな!」

 

 

 

各地で蜂起するそれぞれの正義と悪意の意思。

 

 

 

「これもまた一つの戦いか…」

 

 

 

「私達の出番だね。」

 

 

 

「もうあんな悲劇は繰り返させない。」

 

 

 

「不本意であるが我らBF団は貴様達との共闘を望んでいる。」

 

 

 

「ザ・クラッシャーって言いやがったのは誰だ!」

 

 

 

「光、私の声が聞こえる?」

 

 

 

 

「ラダム、お前達の好きにはさせん!」

 

 

 

「敗者と化した私が仮面を被る時が来るとは…」

 

 

 

「オーガン、貴方の意思はオレが継ぐ!」

 

 

 

「地球を守護する為に僕らバラルも人肌脱ごうかな?」

 

 

 

「新たなDG細胞だと…!?」

 

 

 

「キョウスケお迎えに来ましたの。」

 

 

 

「抗う、そしてこの先の未来を勝ち取る為に!!」

 

 

 

「お目覚めですか?アシュラヤー様。」

 

 

 

「戦い合う運命はここで断ち切る!!」

 

 

次回、幻影のエトランゼ・第二章『異界ノ詩篇』。

 

 

 




新たなるシナリオと事象は更なる混乱と悲劇を招く。

抗う為の希望は前世の記憶と己の力量のみ。


「これがお前達の仕組んだゲームか、無限力っ!!」


次回、幻影のエトランゼ・第一五話 『波乱《ハラン》』


新たなる戦いの幕開けは血染めの日より始まる。

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