幻影のエトランゼ   作:宵月颯

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二人の騎士が語った生存の真実。

新たな可能性と脅威。

月での思惑。

月の戦場は近く遠いのか?


第九話 『月廻《ツキメグリ》前編』

漸く地球に帰還する予定だったが、私達の部隊へ月の駐留部隊の危機を知らされる。

 

それと同時に火星のマーズクレイドルより救援要請も受けていた。

 

そこで部隊を二つに分けて行動する事となった。

 

月へはUCガンダム勢、Gガンダム組、スペースナイツ、ドラグナートリオ、ハガネ、クロガネ、ゲッターチーム、国際警察機構。

 

火星へはナデシコ、マジンガーチーム、ザンボットチーム、超電磁チーム、エルシャンク、ライディーンチーム、リガ・ミリティア、ダンガイオーチーム、オーラバトラー組、EVA組、ヒリュウ改。

 

と言う配置になった。

 

月ルート組は月の駐留部隊と合流予定なので火星組の配置が多いのはこの為である。

 

マクロスとSDF部隊はアイドネウス島や地球帰還道中で保護したコロニーからの避難民の関係もあり、暫く別行動となった。

 

地球に帰還するまでに起こった小競り合いで合流したイサムさん達は別として、ちゃっかりマクロスに紛れ込んでいたヒイロ達がどう動くかは不明である。

 

取り敢えず、OZの裏工作は何とか食い止める予定だが…

 

暴走カトル君になる事が無いように祈りたい。

 

ちなみにゼントラーディのブリダイさんの所の艦隊に捕まった時に興味深いヒソヒソ話を聞く事が出来た。

 

まさか彼らも自分達の言葉を瞬時に解読可能な地球人がその場に居るとは思わなかっただろう。

 

前世のネットサーフィン癖かつ中毒マニアのアニメ言語解読サイトを閲覧しといて良かったわ。

 

ちなみにグ〇ンギ語の解説とかもあったね。

 

彼らの話から察するにザールやガルラの単語を聞くこととなった。

 

この宇宙に『古の獅子達は集う』だろうか?

 

イバリューダーは既にWシナリオフラグが経ってしまったのでいずれは太陽系へと訪れるだろう。

 

味方が増えるのは結構だが、STMCの様に敵が沸いて来るのはご遠慮願いたい。

 

寧ろ願い下げである。

 

さて本題の話を戻そう。

 

火星組は向こう側での戦況が落ち着き次第、ボソンジャンプで地球に戻る予定。

 

こちらもどうにかして月の敵戦力を叩く予定だ。

 

個人的には勇気ある子ども達に余計な負担を掛けさせたくない。

 

そう言えばBF団って月面にも基地を持っていた筈だけど、どうなる事やら。

 

まあ、鉢合わせだけはしたくないです。

 

 

******

 

 

地球、火星の近海に到達する数日前。

ここマクロス艦内のとある一室にて。

 

 

「見事に別れたな。」

 

 

クワトロの言葉を皮切りに過去の記憶を所持する者達が集結していた。

 

DG事件後に起こったいくつかの騒動により数名の記憶保持者達と再会。

 

それによって様々な情報を得る事となった。

 

彼の発言は今回の部隊編成の決定に関しての物である。

 

 

「どちらにしてもバラケた方が双方の戦いに介入しやすいと思うぞ?」

「それもそうだな。」

 

 

アムロもまた今回の部隊編成に異存はない事を話した。

 

 

「それにしてもこんなに記憶を持った人達が現れるなんて…」

「不思議と言えば不思議なんだよね。」

「あの…」

「そっか、シンジ君は昔の俺の事を知らないから慣れないよね。」

「ごめんなさい。」

「いいよ、あの時の俺は復讐に囚われていたからね。」

 

 

EVA初号機のパイロットである碇シンジとナデシコのコック兼パイロットのテンカワ・アキトの二人が話していた。

 

ちなみにシンジがアキトに違和感を持つのはMXシナリオの一件である。

 

二人が接点を持っているのはそのシナリオと遥か遠き銀河の海を航海する物語だけである。

 

 

「二人のおかげで新たな情報を得る事が出来た、感謝している。」

「いえ、ほとんどは共通している情報が多いですし…」

「だが、我々が介入していない記憶もあるだろう?」

「それもこの世界で通用するか判りません。」

「それにしてもあの二つの企業が隠れ蓑と言うのは驚いたけど…」

「僕も最初は目を疑いましたけど、あの戦いでは関係を持っていた企業でした。」

 

 

シンジの記憶に残る並行世界からの侵略者との戦い、それによる新たな管理世界の想像。

 

その言葉にアクセルはシャドウミラーと同じ思想の持つ者かと思ったが…

 

それよりもタチが悪い相手だったとシンジの話から理解した。

 

ナノマシン制御による人類統一。

 

あるべき感情を失った人間と徹底管理された希望も絶望もない世界。

 

それは人間が求める世界ではない。

 

その管理者ともいえるセントラルと三つ巴戦の相手がGreAT社である。

 

GreAT社とJUDAコーポレーション。

 

表向きは複合企業と最先端治療を受け持つ医療メーカー。

 

しかしその裏では双方共に高性能の機動兵器を所有する組織だった。

 

地球圏で『加藤機関』と名乗っている義勇組織もJUDAコーポレーションと接点を持っている。

 

そしてGreAT社は現時点で機動兵器の保有をしていないもののいずれは何かの形で姿を見せるだろうと彼らも危険視していた。

 

 

「…(それでもあの人は最後に間違った正義を押し付けた自分の行いを悔やんでいた。」

 

 

シンジは結局は戦う事でしか解り合えなかったあの人の事を思い出した。

 

 

「…(だから、僕はもう間違った選択はしないよ…カヲル君。」

 

 

そしていずれ出会うであろう彼との和解を望んでいた。

 

 

「…(ガイ達も無事に助け出す事が出来た、今度こそ俺も間違った選択はするつもりはない。」

 

 

いずれ黒衣の亡霊として動く未来が待っているアキトもまた別の未来を模索していた。

 

 

「…」

「どうした、シンヤ?」

「何て言うか、兄さんの仲間って不思議な人達が多いなって。」

「半分以上は俺も初対面だ、ドモン達が信頼出来ると話すのなら信頼してもいいだろう?」

「そうだね、ラダムに寄生された僕らをこうも受け入れてくれたのだからね。」

 

 

二つの記憶でラダムに寄生され機動部隊とノイ・ヴェルターに敵対していたシンヤことテッカマンエビル。

 

今回は異なる方法で早期にラダムより脱した為に本来迎えるべき未来が変わってしまったのである。

 

これからはラダムの操り人形ではなく本当の正義の味方と言う位置で戦う事となったのだ。

 

 

「Dボゥイ、お前達がラダムから脱した話を詳しく聞きたい。」

「俺も気になっていたんだ。」

「そうだな、俺も正直…今回の事には驚いている。」

 

 

Dボゥイはドモン達顔見知りからの提案を受け入れ、自分達の救出された経緯を詳しく語った。

 

 

******

 

 

Dボゥイ達がホルトゥスの実働部隊『庭師』達によって救出された後。

 

寄生されたラダム摘出とその後の治療は困難を極めた。

 

地球側で成長したラダム樹と違い、原生型のラダム樹は扱いを間違えると寄生された生命体を死に追いやる可能性があるからである。

 

地球で成長したラダム樹は地球に存在する生命体に合わせてその生体構造も変化している。

 

その為、このラダム樹に取り込まれた地球人は何の障害もなくテッカマンの素体である素体テッカマンに変異する事が可能なのである。

 

しかし、Dボゥイ達アルゴス号の乗組員の場合は違う。

 

アルゴス号が接触したラダム樹は原生型の為、生命体への安全性が極めて低い。

 

その為、取り込まれた生命体が素体テッカマンとして完成するのはほんの一握りなのだ。

 

原生型は言わば寄生する生命体の安全性が欠けたテッカマン製造機である。

 

彼らが寄生した生物と同じ生命体を発見した場合の言わば研究室のモルモットと同じ扱いだったのだ。

 

成功しようが失敗しようがラダムにとっては関係ない。

 

自分達にとって優秀な鎧が出来上がればいい。

 

そんな考えを持った連中なのだ。

 

つまりアルゴス号の乗組員はラダムの生存の為の人体実験に巻き込まれた最初の被害者なのだ。

 

そこを留意しておきたい。

 

話を戻そう。

 

以上の点からDボゥイ達を原生型ラダム樹から切り離す事は危険と判断したホルトゥスの研究部隊『園芸家』達は彼らが完全なテッカマンとして完成されるまで見守るしかなかったのだ。

 

彼らの生命維持を第一に取り込まれていたDボゥイ達の了承を得て行われた。

 

そしてラダム樹から排出された後、彼らからラダム獣の摘出手術が行われた。

 

しかし、ラダム樹から解放された彼らは予定通り暴走。

 

実働部隊『庭師』の『地獄』と『聖女』達の尽力により休眠状態に持ち込んだ。

 

その後、脳幹に寄生されたラダムは破棄。

 

完全型テッカマンと化した彼らの生体治療へと切り替えられた。

 

その為、過去のDボゥイが抱えていた欠点である変身後の理性を保てる30分までのタイムリミットが無くなった。

 

この30分タイムリミットの関係でテッカマンブレードは不完全なテッカマンとなっていた。

 

こうして『園芸家』達の治療もあって無事に生還する事が出来た。

 

朗報として彼らの研究と治療の結果により更なる変化であるブラスター化が生命危機の危険性もなく発現可能となったのだ。

 

現在ブレード、エビルの双方のブラスター化が解除されていないが、後々可能となる日は近いだろう。

 

 

「そう言う訳だ。」

「暴走状態のお前達を抑え込むとは中々のやり手だな。」

「ドモンと似た様な戦闘力を持った人達も居たんだ…」

「ドモンさん…確か、たった三人で科学要塞島を無力化してましたよね?」

「ガンダムファイターなら、あんなものモノの数に入らないだろう?」

 

 

その場に居たUCガンダム組は遠い眼をしながらドモンの発言をスルーしていた。

 

ちなみに科学要塞島の件を知らないDボゥイ達は顔を合わせて?を浮かべている次第である。

 

 

「ドモン…自分を基準に話すな、Dボゥイ達がカルチャーショックを起こしているぞ。」

「キョウスケ、寧ろ現実逃避しているアムロ大尉達の方が心配だぜ?」

「こりゃ完全にショック状態だな…」

 

 

キョウスケの発言に続き、マサキとジョウが感想を述べていた。

 

話はさておき。

 

 

「キョウスケ、リュウセイ達の謹慎はまだ解けないのか?」

「ああ、しばらくはあのままだ。」

「今回はかなり謹慎措置が長いんですね。」

「俺達の居た世界もそうだったがSRXの件でかなり上が騒いでいたからな。」

「ま、リュウセイがこの場に居たらDボゥイ達がオタク被害を被っていただろうし今はいいんじゃないか?」

 

 

マサキの発言にキョウスケはその時の状況を想像すると頭を抱えてしまった。

 

 

「所でマサキ、ハスミの事だが…」

「それなんだけどさ、ギリアム少佐に制止されちまった。」

「どういう事だ?」

「多分、念動力の事と誤解されちまったと思う。」

「要は判らず仕舞いか?」

「悪い、何とか話を聞こうと思ったけどさ…親父さんの事もあったしあんまり聞ける様な状態じゃなかった。」

「接触したガルインが彼女の前の義父親だった事か…」

「俺達は兎も角、アイツは知っていたのか判らないけどよ…あの驚き様は芝居って訳じゃなさそうだった。」

「つまりハスミは『記憶所持者』ではなくシャイン王女と同じ『未来予知』、もしくは『念による高度な危険察知能力』の類だったのか?」

「リュウセイ曹長が居れば彼女の念動力の力量を確認出来たのだが…」

「シュバルツ、貴方の方はどうだっただろうか?」

「こちらも探りを入れたがその様な素振りはなかった、寧ろ我々の動きを察知しているかの様に尻尾を掴ませていない。」

「彼女は教導隊と言うサラブレット達の中で成長した仔馬だ、それなりに事を動かす才覚を持っているのかもしれん。」

「シュバルツ程の忍を欺くとなると十傑集クラスの猛者と認識せざる負えないが…」

「いずれにしろ、彼女の行動は今後も調べる必要はあるだろう。」

 

 

進展のないまま、彼らは次の月での戦闘の作戦会議を始めた。

 

 

♱ ♱ ♱ ♱ ♱ ♱

 

 

火星ルートへ向かう部隊と別れ、私達の部隊は無事に月面都市フォン・ブラウンへと入港。

 

艦長達は月司令部と今後の作戦についての会合へと向かい、私達は待機となった。

 

だが、必ず連絡が付くことを条件に月面都市内部に行く事を許可された。

 

戦闘前の息抜きと言った所だろう。

 

ウラキ少尉とガトー少佐が二人で隠れるようにダウンタウン方面へと出て行ったのを見かけた。

 

失われた世界から宜しくの某グラサン&モヒカンネタで某木○洋画劇場な展開でもする気だろうか?

 

おまけに何でも商品として売り出す移動式店舗を所持する某セクシーな店長を思い出したわ。

 

うん、思い出すとキリが無いから止めよう。

 

私はティアリー博士に例の機能のバージョンアップと武装の解凍をお願いしたので、そのお礼に月面都市限定のコスメを購入していた。

 

意外とね、化粧品ってお金も掛かりますし減りも激しいものなのです。

 

リョウト達はマオ社へ出向。

 

恐らくヒュッケバイン系とグルンガスト系の話だろう。

 

SRXチームの一件もあったので念入りに調査と整備が必要と思われる。

 

例のR-GUNは回収されマオ社にて封印される事となったし。

 

現在もT-LINKシステム搭載機は集中メンテを行っており、次の戦闘で使用できる様に整備を進めている。

 

そろそろ追加武装でも欲しい位だ。

 

αシナリオでは計都瞬獄剣とGインパクトキャノンが追加装備として後付けされていたが、前回も話した通り技術関連で動きがあった為にあの幕張事件の最初から既に装備されていた。

 

となると、この戦いでの後継機オチは打ち止めだろうか?

 

OGシナリオの介入ならインスペクター事件で参式やmk-Ⅲが参入していた。

 

私が現在搭乗しているガーリオンCもINシナリオのガーバインに乗り換えになる可能性も捨てきれない。

 

それに更なる敵勢力も侵攻を開始しているので戦力増強もかねて参式やmk-Ⅲ辺りは参入を果たして貰いたい。

 

超機人達はBF団や早期に目覚めてしまったバラルの追撃もあるので下手に手を出す事は出来ない。

 

寧ろ、さっさと手に入れた方がよくない?と言う言葉が脳裏に浮かんだ。

 

そうしたいのは山々だがリュウセイ達の一件でクスハ達の念が安定しない事もある。

 

今の状況で接触をさせるのは危険すぎるので却下。

 

まあ…αシナリオなら八人の誰かが操者に選ばれるだろうが、この先は彼ら次第なので余り口出しをするつもりはない。

 

私はクスハ達を信じたいから手を貸さずに事を構えるのだ。

 

結末を知る一人として必然シナリオを覆す事は出来ない。

 

出来るとすれば災厄の結末から少し道を逸らす程度だ。

 

 

♱ ♱ ♱ ♱ ♱ ♱

 

 

艦長達が会合から戻り、そのまま作戦会議に移行。

 

月の駐留艦隊司令より月における絶対防衛戦線の奪還と敵の戦力を削減する作戦が決定した。

 

本来ならばここで敵本拠地を叩きたい所であるが地球と火星の防衛にも戦力を割っている為にそこまでに持っていく事は出来ない状況だ。

 

戦略バランスを崩せばどうなるか解っているからこその判断だろう。

 

タカ派共の動きを鈍らせると本当にやりやすいものである。

 

そしてこの展開も予想はしていました。

 

 

「久しぶりだな、ケーン・ワカバ。」

「アンタはマイヨ・プラート…!」

 

 

ジオン・ギガノスの混成軍から投降して来たマイヨ・プラートと彼の部下達。

 

連邦軍は彼らからギルドール暗殺の一報を受ける事となった。

 

そしてその主犯として汚名を着せられてしまったマイヨはギルドール派の士官達を集めて亡命してきたのである。

 

以前、京都で行われた和平会談の際も木連の工作員によって阻まれてしまい和平の道は閉ざされてしまった。

 

この時、蒼い睡蓮が動かなかったのは訳がある。

 

和平に応じてもその内部に残る腐敗の膿を取り除かなければ意味がないと…

 

その為、犠牲者を最小限にしつつ和平会談を失敗させていたのだ。

 

傍から見ればいい迷惑であるが、後々にこれが不幸な結果を招く。

 

だからこそ蒼い睡蓮は『滅亡』を意味するのだ。

 

『滅亡』には『滅亡』を。

 

和平の時期が早すぎたものや遅すぎたものを見定め、行使する。

 

既にこちら側に転移したシャドウミラーが後々行動を起こす際に接触する可能性のある組織を徐々に壊滅させていた。

 

地球内の小競り合いを早々に終わらせる為に。

 

そしていずれ戦うべき相手との接触に備えての事だった。

 

 

「アンタのして来た事を許すつもりもねえが、今はアテにさせて貰うぜ。」

「よろしく頼む。」

 

 

とりあえずは上々かな。

 

 

♱ ♱ ♱ ♱ ♱ ♱

 

 

月の半分を侵略された為、連邦軍は月の絶対防衛戦線を敷く。

 

その絶対防衛戦線の奪還と均衡を保つのが今回の目的である。

 

既に月機動艦隊、月面基地からの勇士達、月に点在する企業からのバックアップにより準備が進められている。

 

その中で興味深い名前を聞く事となった。

 

 

「栄光の星の乙女、月の女神が愛した鷹、白き山猫か…」

 

 

地球連邦軍戦技研究班グローリー・スター。

 

エンデュミオンの鷹。

 

ホワイト・リンクス。

 

 

「シナリオは変異し新たな物語を刻む、それは世界が求めた事かな?」

 

 

ハスミは出撃直前のガーリオンC・タイプTの中で呟く。

 

 

「ケイロン、ようやく『悲しみの乙女』と出会えそうだよ。」

 

 

そう、神に抗う為のシナリオが刻み始めた瞬間だった。

 

 

=続=

 

 




月の戦域。

そして現れる機械仕掛けの道化達。

竜の騎士よ、星の騎士よ、二対の鷹よ、乙女よ、山猫よ、睡蓮よ、妖精よ、踊れ、踊れ。

黒き物語を語れ。


次回、幻影のエトランゼ・第九話 『月廻《ツキメグリ》中編』

踊れ機械仕掛けの道化よ、己の所業を悔い改めよ。

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