幻影のエトランゼ   作:宵月颯

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求めた答えと早すぎる決断。

それは何を生み出すのか?

目覚めの時は訪れた。

神の依代は何を求める?


第九十話 『双児《ソウジ》後編』

 

前回のハスミ達の日本でのやり取りの直後の事である。

 

突如、ガドライトの持つスフィアより共鳴反応が引き起こされた。

 

それは必然たる再会の兆しでもあった。

 

 

******

 

 

私ことハスミはエルーナさんへの労いを兼ねて雪谷食堂へと向かっていた。

 

勿論、私の幻影魔法で変装してでの来店である。

 

魔力感知が出来ない相手なら感づかれる事は無いだろう。

 

 

「いらっしゃい、何名様で?」

「三名で。」

「カウンター席でも大丈夫ですか?」

「大丈夫です。」

 

 

平日であるが、客足は上々らしくカウンター席を始め客足が途切れる事はなかった。

 

席に案内された後にカウンターに置かれたお品書きからメニューを選び、早速注文。

 

予定通り、一番人気のテンカワラーメンとハーフサイズのボソンチャーハン付き。

 

L5戦役で同行している時は良く食べられたが、今となっては久々のラーメンである。

 

脂肪と糖分の暴力であるが、この後の食後の運動には丁度いいエネルギー補給として置く。

 

暫くするとラーメンと半チャーハンのセットが運ばれてくる。

 

全員分揃った所で頂いた。

 

 

「頂きます。」

 

 

あの時と変わらない味。

 

懐かしい匂いと温もり。

 

私自身、少し涙腺が緩んだ。

 

 

「…(変わらないな。」

 

 

段々と食事を終えた客達が店を後にし店主とカウンター席の私達だけが残った。

 

頃合いと思った私は店主に告げた。

 

 

「ご馳走様でした。」

「お粗末様でした。」

「前より腕を上げた様ですね、アキトさん。」

「何処かであったっけ?」

「今、偽装を解きますよ。」

 

 

店の店主であるアキトの前で偽装を解いた私。

 

その様子に驚いたアキト。

 

 

「ハスミちゃん!?」

「お久しぶりですね、封印戦争以来でしょうか?」

 

 

動揺するアキトに対し淡々と告げるハスミ。

 

 

「…」

「左右の方達はお気になさらず、事情を知る知り合いですので。」

「ラーメンを食べに来ただけって訳じゃなさそうだね。」

「その通りで、既に接触している事を前提でお話しします。」

「接触?」

「ヒビキ・カミシロ…いがみ合う双子のスフィアリアクターと接触しましたね?」

「!?」

「何故解ったのか?理由はサイデリアルに所属するスフィアリアクターの共鳴によるもの、最も彼が力を顕現させる為の機体を持っていないので微弱な反応でしたけど。」

「…(ソースケの言う通り、奴らの方が一枚上手だったか。」

「今の私はサイデリアルに身を置く事で、ある程度の自由を許されています。」

「君がサイデリアルに下った理由は判らないし何か理由があるのは解る……それは今も話せない事?」

「知り過ぎれば身を滅ぼします、特に貴方はユリカ艦長やルリ少佐達を守る王子様なのでしょう?」

 

 

守るべきものがいる事を忘れてはならない。

 

貴方も頸を突っ込んで犠牲になっていけないのだから。

 

ただ、これだけは伝えて置こう。

 

 

「私は守る為にノードゥスを去った、それは真実です。」

「守る為…それは何から?」

「……バアルと堕落した無限力の一部からです。」

「バアルと堕落した無限力?」

「無限力の中でバアル側に鞍替えした一部の意思達が『相互理解』と『共存共栄』の道を阻んてしまっている。」

「相互理解に共存共栄?」

「それはシンカの道へのヒントとして留めて置いてください。」

「教えてもいいのか?」

「ドモンを始めとした格闘連合辺りが悟って気付いているので、その内に彼らの中から覚醒者が出てくるでしょう。」

「ああ、頃合いって事か。」

「ええ、銀河大戦と時獄戦役が同時期で起こる可能性が出て来てしまっている以上は…」

「ちょっ!それはどう言う事!?」

「奴らは本気で人類を殲滅する行動に出てしまっている…なりふり構わずにはいられない。」

「ハスミちゃん、その事を俺経由で皆に知らせて欲しいって事でいいのかな?」

「はい、切羽詰まってしまうでしょうが…危機的状況が差し迫っている事はご理解ください。」

「そうは言うけど、フューリーやガディソードにラマリスとダークブレイン軍団の件で皆ゴタゴタしている。」

「更にザール率いる星間連合の暗躍、バルマーの偵察部隊の潜入、ディラドやラダム本星の侵攻、負念による悪霊の出現。」

「あのTOKYO JUPITERの現象については?」

「一言で言えば、アレは時のゆりかごです。」

「時のゆりかご?」

「来るべき戦いに備えて引き起こされた現象、流石に私にもどうする事も出来ません。」

「…」

「そろそろでしょうか、特別ゲストが到着するのは?」

 

 

長々と話を終えた後、ハスミは店内の時計を見て来訪者の出現を告げた。

 

 

「特別ゲスト?」

 

 

アキトはその言葉に?マークを浮かべたが、すぐに理解する事になった。

 

店のドアをスライドさせて入ってくる二人の学生。

 

それは宗介とヒビキの二人である。

 

 

「SNSで流したヒントを無事に解読出来た様ね?」

「ハスミ・クジョウ、俺達を呼び出した理由は何だ?」

「ウルズ7、私はヒビキ・カミシロに用がある…それだけよ?」

「貴方が…」

「初めまして、もう一人のいがみ合う双子のスフィアリアクターさん。」

「…(何だろう、不思議な感じがする人だ。」

 

 

ヒビキは初対面であるハスミの姿を見て、自身の感覚で雰囲気を感じ取った。

 

そんな彼の呆気にとられた姿を見た後、ハスミは答えた。

 

 

「貴方にあの方からの言葉を伝えるわ。」

「あの方?」

「アウストラリスの言葉よ、『我らの同志と成れ』と。」

「!?」

「勿論、その言葉に貴方は振り回されないでしょうけど。」

「…」

「返答は?」

「答えは決まっている、NOだ。」

「…(ま、回答は変わらずね。」

 

 

既に決まっている返答に対してハスミは静聴。

 

逆にヒビキはある質問を返した。

 

 

「ハスミさん、俺も貴方に聞きたい事がある。」

「聞きたい事?」

「貴方は……山羊座のスフィアリアクターですか?」

「何故、そうだと?」

「ソースケ達から貴方のこれまでの行動を聞いて俺なりに考えた結論です。」

「そうね、アカシックレコードを読めると言う点は合っているけど…それが私をスフィアリアクターと確定させるには材料が足りないわよ?」

「いえ、貴方がリアクターで間違いないです。」

「その自信あり気な根拠は?」

「貴方が転生者と言う点です、貴方は俺やソースケ達とは異なる転生者である以上は俺達とは異なる記憶や知識も持っている筈です。」

「…」

「それが深淵に飲まれたと言う山羊座の神話に当てはまります、スフィアも元となった神話に綱なる要因を持つ以上は該当者が貴方以外に在り得ないんです。」

 

 

ハスミはその考察を静聴し結論を告げたヒビキに対して辛口の助言を告げた。

 

 

「…駆け引き上手なのは認めるけど、その軽薄さは身を滅ぼすわよ?」

「では、認めるんですね?」

「なら、聞くけど…それでYESと答えた後に貴方はどうするの?」

「それは…」

 

 

意地悪を言うつもりはないが、君の決意はまだ希薄。

 

ハッキリして貰わなければ、君の求める答えは得られない。

 

 

「かつての記憶を持ち、新たな未来を描くのならもう少し周りを見てから答えなさい。」

「周りを?」

「言葉で伝えても解らないなら感じる事で理解は出来る筈よ?」

 

 

そう答えるとハスミはカウンター席から離れてヒビキの前に移動し彼の手に触れる。

 

 

「…(これが君の選択が選んだ答えよ?」

「!?」

 

 

ハスミからヒビキに流れた記憶、記録、記述、その果ての結末。

 

彼が今選択した行動が軽薄だった事、その結果に辿った道を示した。

 

早すぎる回答。

 

それによる混乱。

 

仲間同士の不和。

 

御使いの横槍。

 

そして希望の全てが全滅すると言う破滅。

 

可能性の一つの未来への道を示したのだ。

 

 

「判ったかしら?」

「…ああ。」

 

 

口は禍の元と言うのは理解して貰えた様子だ。

 

後は話を続けよう。

 

 

「あの方から今回も『力で示せ』と貴方に伝えよと言われているわ。」

「力で?」

「そ、志は言葉で伝えられるけど…あの方はひ弱な相手の下には就けないと遠回しに言っているのよ。」

「それがアウストラリスの意思?」

「不器用である事は確かよ、それでも鋼龍戦隊いえノードゥスと一戦交えたい戦いたいと願っている。」

「…」

「それがサイデリアルの総意、私達は天使達のグランギニョルではない。」

「ハスミさん。」

「伝える事は伝えたわ……後は貴方次第よ。」

 

 

ヒビキの問いに対して明確な答えを出さないままハスミは話を切り終えた。

 

 

「ハスミ、少し意地悪しすぎじゃない?」

「そうでしょうか、危機感がなさすぎるので忠告しただけですよ?」

「アンタがそれでいいならアタシは構わないけど?」

「俺もノーコメントだ。」

 

 

先程、ハスミが座っていたカウンター席の二人が声を掛けた。

 

どちらも見覚えがなく、初対面の筈である。

 

しかし、ヒビキはどことなく感じる懐かしい雰囲気で驚きの顔を見せた。

 

 

「そこの二人は…まさか?」

「お二人共、偽装解きますけど…いいですか?」

「異議なしw」

「ややこしいから早く頼むわ。」

 

 

ハスミは偽装の魔法を解くと二人の真の姿が現れた。

 

 

「ガドライト・メオンサムにエルーナルーナ・バーンストラウス!?」

「よう、相変わらずだな?」

「やっほー久しぶり?だね、ヒビキ。」

 

 

開いた口が塞がらないとはこの事である。

 

ヒビキは思考停止、アキトはある意味で絶望、宗介はさり気無くフォローしていた。

 

 

「…」

「俺の店が敵さんホイホイになってるのか?」

「そこは否定すべきと思う。」

 

 

アキトに関しては自身の店に敵対中の相手が来ているので気が気でない状況でもある。

 

 

「俺の事を覚えているって事は…二人も?」

「まあ、そう言う事になる。」

「アタシはヒビキの驚いた顔が見れたからいいけど。」

「…」

 

 

ハスミは気が緩んだヒビキに対して告げた。

 

 

「ヒビキ君、貴方が思っている以上に世界の状況は悪くなりつつある。」

「なら、何故サイデリアルを…」

「奴らに裏切りを悟らせない為よ、今ここで反旗を見せれば…判っているでしょ?」

「ある意味で人質を取られていると?」

「そうね、世界と言う人質を取られている以上は下手な行動は取れない。」

 

 

その気になれば、御使い達はこちら側の世界に干渉し銀河を滅ぼす事位は可能だ。

 

世界を守護する守りを確固たるものにする為にも…

 

次元力を行使するシンカの力を手に入れて貰わなければならない。

 

 

「気になるのは、アドヴェント達にも同じ様に記憶があるんじゃ…」

「それは不明だけど在り得ないとだけ伝えて置くわ。」

「?」

「理由の一つとしてガドライトさんは故郷を、エルーナさんは父親を、私は母を御使いの干渉で失った。」

「…それが結論ですか?」

「記憶が戻ったとしても長年身に沁みついた性格が直るとは思わない。」

 

 

サイデリアルのメンバーは前回と同じく大切なモノを失っている。

 

先程のヒビキの記憶を覗き見た時も彼にも『血塗られた眼』の発症と『母親の死』が起こっている。

 

 

「もう一つ忠告、今世ではバアル側に鞍替えした人間達が政府や軍に存在する。」

「えっ!?」

「奴らは自分達がバアルと化せば世界を意のままに出来ると騙されている…要は愚か者の集まりね。」

「そんな連中が…」

「戦うべき敵が多い以上は周囲の状況を理解し良く見て行動する事をお勧めするわ。」

 

 

状況を見誤れば自身の頸を絞める。

 

彼には少し緊張感を持って貰った方がいい。

 

 

「ウルズ7、ヒビキ君…カナメとスズネ先生に危機が迫っているけどいいの?」

 

 

「「!?」」

 

 

「ボランティア部だったかしら、その活動で他校や近くの中学に小学の子達と外部活動中なのでしょ?」

「ハスミさん、何が起こっているんですか?」

「…簡単に言えば、勇者がらみの一件よ。」

「まさか、防衛軍に何か起こったのか!?」

「正確にはその子供達を狙った絶望の化身の暗躍……元グランダークの幹部の一人だったセルツ・バッハが動き出した。」

 

 

奴の気配は忘れはしない。

 

L5戦役で奴を仕留める筈だったのに無限力の横槍で仕留め損ねたのだから。

 

 

「彼女達の活動している場所へ急いだ方がいいわよ…手遅れにならない内に。」

 

 

ハスミの忠告を受けた後、二人は店を飛び出していった。

 

 

「アキトさん、北辰がアマルガムと共に動き始めている…黒の王子様に戻る日は近いかもしれません。」

「…そうかもしれないね。」

「勘定はここに置いて置きます、ご馳走様でした。」

「毎度あり。」

 

 

ハスミはカウンターへ戻ると支払いを置いてからガドライトらと共に店を後にした。

 

アキトも情報を得た事を対価にその跡を追う事はしなかった。

 

彼女達もまた別の意味で戦い続けている事を知ったから…

 

 

>>>>>>

 

 

それからしばらくしてからの事。

 

ハスミの予告通り、郊外でボランティア活動を行っていたカナメ達と防衛軍に協力している子供達が謎の異空間に囚われていた。

 

スズネに関しては場所が良かったのか、ただ一人巻き込まれなかった様だ。

 

それを発見したヒビキらと合流し発生した異空間にカナメ達が巻き込まれた事をスズネは説明した。

 

 

「くそっ、千鳥!」

「…スズネ先生。」

「…ヒビキ君。」

 

 

絶望の中でも諦めない強い意思。

 

それがトリガーとなったらしい。

 

 

「これって…」

「ヒビキ君、もしかしたら!」

「はい、来い!ジェニオン!!」

 

 

ヒビキの呼び掛けに答えて出現したジェニオン。

 

ヒビキの中に潜んでいたスフィアが別の空間で停止していたジェニオンと反応し無理やり呼び寄せたらしい。

 

理由として元々スフィアを奪取し搭載する事を目的とした機体だった為に無防備なスフィアに反応したと思われる。

 

そんな事情はさて置き、ヒビキとスズネの両名は出現したジェニオンに搭乗。

 

宗介もアルとの通信を終えて光学迷彩で移動して来たアーバレストへ搭乗し共に行動を開始した。

 

 

「機体に搭乗したとはいえ、この異空間をどうすれば…」

「手ならありますよ?」

 

 

ジェニオンとアーバレストの前に転移して来たエクスガーバイン・クリンゲとジェミニア。

 

エルーナに関しては、アウストラリスの指示で先に月のターミナルベースへ戻っている。

 

 

「よう、手こずっている様だな?」

「ガドライトと…そっちの機体は?」

「あれはエクスガーバイン・クリンゲ、ハスミ・クジョウの機体だ。」

「あの…手があるってどう言う?」

「いがみ合う双子のスフィアで異空間を安定させている現象に干渉するのです。」

「干渉?」

「つまり、俺らのスフィアで異空間の安定を崩す。」

「ねえ、ヒビキ君…一体何が?」

「説明は後で、今は異空間を。」

 

 

目処前にサイデリアルの出現。

 

何故が親しげに話し合うヒビキに対して疑問の表情を見せるスズネ。

 

ヒビキは今の状況を解決してから説明するとスズネを論した。

 

 

「双子座のスフィア同士で異空間を崩すぞ?」

「ああ。」

 

 

スフィア同士の同調と共にいがみ合う力…異空間を安定させている力に干渉し均衡を崩した。

 

それにより異空間はその現象を保てずに崩壊し異空間に囚われていたカナメ達の姿を発見し無事である事を確認する。

 

だが、彼女らは気絶し動ける状態ではなかったので危機的状況は続いていた。

 

 

「ソースケ、救助を頼めるか?」

「ああ、任せてくれ。」

「それには及ばないわ。」

「えっ?」

 

 

ハスミは念動力で気絶したカナメ達を安全な場所へ転移させ、戦場から引き離した。

 

 

「あの…」

「巻き込むつもりはない、倒すべき相手は目処前に居る。」

 

 

ハスミの声通りに異空間崩壊と共に現れたセルツと乗機デスマレフィック。

 

 

「ふ、聖勇者共を誘き寄せるつもりが別物が群がったか…」

「随分と早い復活の様ですね。」

「この気配、貴様は…ガンエデンか?」

「ご想像にお任せします、バラオに続いて貴様も復活した…バアルはとことん悪食の様で?」

「あの存在を知っているのか…興味深い。」

「話はさて置き、子供達を巻き込んだお礼はさせて貰うわよ?」

 

 

三対一の構図。

 

三機とも臨戦態勢だったが、セルツは別の目的の為に撤退の意思を見せた。

 

 

「貴様達を滅ぼすのに少々手間が掛かる、私の目的は勇者の抹殺…それだけだ。」

 

 

そう答えるとセルツのデスマレフィックは何処かへと転移し行方を眩ませた。

 

 

「ちっ、逃げやがったか。」

「…追跡は不可能、負念の気配が強すぎて感じ取れない。」

「無理はすんなよ?さっきの転移で力を使い過ぎているんだからよ。」

「ご配慮ありがとうございます。」

 

 

ガドライトとハスミのやり取りの後。

 

ハスミはヒビキらに答えた。

 

 

「ヒビキ・カミシロ…貴方が彼らと共に戦うにはまだ早い。」

「っ!」

「貴方は戦いの中で目覚めなければならない。」

「目覚め?」

「第四のステージ、それが世界を転臨させる為の鍵。」

 

 

ハスミはそれだけを告げるとガドライトと共に空間転移で去って行った。

 

 

「ヒビキ君。」

「スズネ先生、俺達はまだ知らない事が多そうです。」

「そうね。」

「…(その時まで俺達は強くなる。」

 

 

全てを指し示し目指す場所は同じなのだから。

 

 

=続=

 





得体の知れない何か?


次回、幻影のエトランゼ・第九十一話『警告《ケイコク》』



言葉は狂いだす。

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