ダンガンロンパ ~超高校級の凡人とコロシアイ強化合宿~ 作:相川葵
・男子
《平並 凡一/ヒラナミ ボンイチ》
肩書:【超高校級の普通】
あらゆる才能に見放される才能の持ち主。
極端に得意なことも極端に苦手なこともない。
身長、体重、その他プロフィールは全国平均と同じ。
外見:少し伸ばした黒髪、アホ毛、紺色のパーカー
好き:ざる蕎麦 嫌い:「やればできる」という言葉
詳細:本作品の主人公。自他ともに認める凡人で、何をしても平均程度。自分に自信がなくいつも周囲に対して劣等感を抱いているが、友好的で友人は多い。
「何をやったって同じだよ。だって、俺は凡人なんだから」
《スコット・ブラウニング》
肩書:【超高校級の手芸部】
器用に手先を操る才能の持ち主。
全日本手芸コンテストにて堂々の優勝。
まるで機械で織り込んだかのように精密な作品を作り上げる。
外見:金色の長髪、茶色いニット帽
好き:和菓子 嫌い:途中放棄
詳細:几帳面な性格で、スケジュールは分刻みで決めておかないと気が済まない。常に完璧を目指す完璧主義者で、これまで自分が作った作品には全く満足していない。負けず嫌いで常にリベンジに燃えている。
「オレは中途半端が嫌いなんだ。やるなら、徹底的にやるぞ」
《根岸 章/ネギシ アキラ》
肩書:【超高校級の化学者】
自在に薬品を調合し、様々な物質を研究する才能の持ち主。
粗末な備品、設備にもかかわらず新たな物質を発見。
既存の薬品の調合や、毒の成分が分かれば解毒剤の作成も出来る。
外見:緑の長髪、白衣
好き:探求 嫌い:大声
詳細:いつも誰かに責められてると感じてしまい被害妄想が止まらない。常に様々なものに対して怯えている臆病者だが、それ以上に好奇心を抑えきれない知りたがりでもある。
「ぼ、ぼくは知りたいだけなんだ……だ、だから研究するんだよ……」
《遠城 冬真/エンジョウ トウマ》
肩書:【超高校級の発明家】
突飛なアイデアとそれを形にする才能の持ち主。
人気雑貨メーカー『ティアラ』の社長。
そのジャンルは、アナログ製品から電子機器、油圧機器など多岐にわたる。
外見:青色の短髪、ススで汚れた白衣
好き:試行錯誤 嫌い:二番煎じ
詳細:実は元来の技術力はあまり高くなく、努力でカバーした努力家である。笑い出すと止まらない笑い上戸。悩んでいる時間があったらとにかくやってみる行動派である。
「吾輩の真髄はアイデアなのである! む、また一つひらめいたぞ! わっはっは!」
《杉野 悠輔/スギノ ユウスケ》
肩書:【超高校級の声優】
七色の声色と歌声を操る才能の持ち主。
養成所に入ってまだ日は浅いが、準主役級の役をもらい声優デビュー。
主役のみならず、出せる声の幅の広さから脇役の声を演じることも多い。
外見:茶色の短髪、黒いジャケット
好き:歌 嫌い:いがみ合い
詳細:老若男女の声を出すことができるが、ほとんど練習することもなく身に着けていた技術。常に笑みを保っているイケメンで、歌唱力の高さからCDデビューも果たしている。人間関係のいざこざを解決する苦労人である。
「僕、いつも貧乏くじを引くんですよね……喧嘩を抑えるのも毎回僕の役回りで」
《古池 河彦/フルイケ カワヒコ》
肩書:【超高校級の帰宅部】
帰宅する才能の持ち主。
詳細は不明。
外見:黒いぼさぼさ髪、全身黒のカジュアルな服
好き:嘘 嫌い:居残り補習
詳細:嘘をつくのが好きでしょっちゅう嘘をついており、自身の肩書である【超高校級の帰宅部】について言及されるのを避けている。嘘をつくのをやめると途端にやる気をなくし無気力になってしまう。
「ボクは【超高校級の正直者】さ! ……ああ、もちろん嘘だぜ」
《火ノ宮 範太/ヒノミヤ ハンタ》
肩書:【超高校級のクレーマー】
商品の欠点を見抜く才能の持ち主。
日々様々な企業へクレームを行っているが、その指摘はすべて的を射たものである。
企業に責任のない悪質なクレームは一度としてしたことがない。
外見:とげとげしい赤髪、白いヘッドバンド、学校指定のネクタイとベスト
好き:勉強 嫌い:有言不実行
詳細:決して悪気があるわけではないが、常にけんか腰で話をする。ただし、生真面目でありルールや常識、規則は順守している。クレームをつけるための勉強は欠かしておらず、圧倒的な知識量を誇る博識である。
「ちゃんとルールは守れよ、オラァ! あァん? オレが悪いってのかァ!?」
《新家 柱/アラヤ ハシラ》
肩書:【超高校級の宮大工】
日本古来の技術を受け継いだ木造の社を建築する才能の持ち主。
金属を使わずに木材だけを用いて建築することを得意とする。
国内最大級の木造建築である希望ツリーの責任者。
外見:黄色い安全ヘルメット、濃い紫の短髪、作業服
好き:日曜大工 嫌い:火
詳細:祖父が宮大工であり、小さいころから祖父の真似をして日曜大工をしていた。存在感がなく、周りからは忘れられてしまうこともしばしばあるが、今ではあまり気にしておらず自分の建てた建造物が皆に知られていればそれでいいと考えている。語彙が貧困。
「ボクは影が薄いんだよね。さながらボクは縁の下の……えっと、なんだっけ?」
・女子
《七原 菜々香/ナナハラ ナナカ》
肩書:【超高校級の幸運】
幸運の女神に愛される才能の持ち主。
自分にとって幸せだと思う偶然がよく起こっていた。
自分が起こした行動は常に自分にとって大きな幸福となって返ってくる。
外見:黄緑色のはねっ毛、緑のパーカー
好き:サイコロ 嫌い:毛虫
詳細:自身の幸運を信じて疑わないため、非常にポジティブでどんなときでも前向き思考である。自分が幸福を願えばそれをかなえる偶然が引き起こされると考えている。マイペースで何事にも縛られないが、若干ドジをすることが多い。
「偶然なんかじゃないよ。だって、私は幸運だから」
《明日川 棗/アスガワ ナツメ》
肩書:【超高校級の図書委員】
書籍を読み解く力とすべてを記憶する才能の持ち主。
超巨大図書館を学校施設に持つ仁科高校の図書委員長だった。
図書委員としては司書代理としてその責務を果たしている。
外見:オレンジ色ショート、ブレザーの制服
好き:妄想 嫌い:運動
詳細:完全記憶能力を持っており、一度読んだ本の内容はおろか染み一つに至るまで鮮明に思い出すことができる。いつも片手に大辞典を携えているが、この能力のおかげですべて覚えている。例文から物語を考えるのが趣味。痛々しい発言をするが、出来事を一つの物語として捉えているためである。成人向け図書の影響をモロに受けており、そういった方面の知識が豊富。
「
《東雲 瑞希/シノノメ ミズキ》
肩書:【超高校級のダイバー】
潜水の技術と海を愛する才能の持ち主。
一人で始めた海の美化運動が次第に賛同者を増やしてき、最終的には海が完全に復活するまでに至った。
潜水技術も卓越しており、10分以上息を止めることもできる。
外見:水色の短髪、黄色いブラウス、白いスカート
好き:潜水 嫌い:海を汚す行為
詳細:とにかく海が好きで、特に潜って海の中を泳ぐことが大好き。ダイバーとしての功績はないが、潜水中の身のこなしは随一であり、その実力は確かである。基本的にどんなことでも楽しもうという姿勢でいる。
「ダイビングは楽しいわよ! アタシは、海で死ねたら本望ね!」
《蒼神 紫苑/アオガミ シオン》
肩書:【超高校級の生徒会長】
人心を掌握し、人材を活用する才能の持ち主。
不良校をたった一年で更生させた。
人々の真価を見極めて適材適所に配置することができる。
外見:紺色のロング髪、セーラー服
好き:他人を率いること 嫌い:建前
詳細:人をまとめ上げるのに向いているリーダー気質で、人望が高い。他人の能力を生かす方法を知っており、的確なアドバイスを出すことができる。野心家で成り上がることを目指しているが、そのためには周囲からの人望を集めることが一番と考えている。
「皆さん全員の夢がかなう事が、結果的にわたくしの名を上げることになるのですわ」
《岩国 琴刃/イワクニ コトハ》
肩書:【超高校級の弁論部】
言葉と証拠を操り論理をくみ上げる才能の持ち主。
一年生の時にディベート大会最優秀賞を獲得。
高圧的な話し方に反して、そのロジックは明瞭である。
外見:学生服、濃い赤髪の短髪
好き:一人でいること 嫌い:「仲間」という言葉
詳細:非常に敏く理解力があり、一を聞いて十を知ることができる。他人と馴れあうことを嫌っており、交流を拒もうとする。容姿や口調は男性の物だが、れっきとした女性である。
「俺を説得したいなら、明確な根拠を用意するんだな」
《城咲 かなた/シロサキ かなた》
肩書:【超高校級のメイド】
最上級のもてなしを提供する才能の持ち主。
十神財閥に仕えるメイド長。
些細なことにまで心配りができている。
外見:銀髪ショート、メイド服
好き:掃除 嫌い:埃
詳細:きれい好きで、いつも片付けや掃除をしている。『常に完璧であれ』が旦那様の座右の銘であり、その意識が身についている。感情をあまり表に出さない。背は低く、見た目は幼い。少し舌足らずな話し方をする。
「わたしは『めいど』の名に懸けて、一流のさあびすを提供致します」
《大天 翔/オオゾラ カケル》
肩書:【超高校級の運び屋】
あらゆる手段を用いて物を届ける才能の持ち主。
運送屋をたった一人で運営している。
通常は運送できないものを持ち前の身体能力などを用いて運送する。
外見:薄い黄色のポニーテール、短パン、半袖
好き:パルクール 嫌い:スカート
詳細:元気でとても明るい。運送料は若干割高だが、運ぶ品に制限はほとんどない。お金に厳しく、些細な頼み事でも見返りを要求する。ケチ。噂好きで、仕事で多くの人と関わる際、様々な噂を耳にしている。
「ねえねえ! 君、こんな噂を知ってる?」
《露草 翡翠/ツユクサ ヒスイ》
肩書:【超高校級の腹話術師】
人形に心が宿っているように見せる才能の持ち主。
人形と本人の軽妙な兼ね合いを売りとしている腹話術師。
メディア露出は嫌っているが、高い腹話術の技能を持ち、業界では知名度が高い。
外見:桃色の髪のロング、ワンピース、左手に黒い人形
好き:会話 嫌い:沈黙
詳細:非常に饒舌で、放っておくと左手の人形の
「琥珀ちゃんは琥珀ちゃんだよ。翡翠とは別人だから」
『まったく、よく言うぜ! いっつも翡翠が一人二役で話してるってのによ!』
16人のプロフィールです。
詳細は、主人公が何度か話して分かったこと、くらいの認識でいいと思います。