IS 〈インフィニット・ストラトス〉 -造られた双子-   作:ark.knight

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いろんな作品の武器・技をだそうかなと考えています


第6話

白の悲鳴(第4話の出来事)が聞こえるが気にしないことにしよう

そんなことよりも部屋に入ってみたはいいもの広すぎる件について・・・

 

「クロエ、広くないかこの部屋」

 

「研究所にいたときの部屋よりも広いですね・・・」

 

「そうだな、少し休みながら話でもするか」

 

「はい、紅茶をいれてまいります」

 

「助かる、クロエの淹れる紅茶は美味いからな」

 

「黒様に教えていただいたので」

 

「それにしてもだよ、料理も期待してるからね」

 

「はい、わかりました。それと紅茶です」

 

「ありがとう」

 

「いえいえ」

 

「少し早いと思うがこの部屋でのルールを決めますか」

 

「この部屋でのルールですか?」

 

「そうだ、シャワーの時間だとか起床時間、そんなことだ」

 

「規則正しい生活をですね」

 

「そういうこと、基本的にクロエが優先でいいからな」

 

「そ、そうですか・・・」

 

「あと朝、昼、晩のご飯はここで作るか?それとも、食堂にするか?」

 

「つくります!!(ふたりっきりのご飯!!)」

 

「なら後で食材を買いにいくか」

 

「はい!!」

 

「・・・話は変わるが、ここに来てどうだ?」

 

「どうとは?」

 

「あっちに居た時よりも口数が少ないから、不安なのかなと思って」

 

「そうですね、黒様に白様が多大なる注目を浴びて私たちから離れていくのではと・・・」

 

「クロエ、それはないから」

 

「え?」

 

「え?じゃないよ、俺ら兄弟はクロエ、束さんの騎士なのでな」

 

「///」

 

「さてと、休憩したから買い物に行くか・・・おい、クロエ大丈夫か?」

 

「は、はい!!大丈夫です!!」

 

「なら行きますよ、今日は何食べたい?」

 

「パスタで!!」

 

「元気があってよろしい、行こうか」

 

部屋から出ていき1025室の手前まで来ると急に一夏が飛び出してきた

 

「ごめん箒!!、た、助けてくれ黒!!」

 

「どうしました一夏」

 

「部屋に入ったらぁ!!」

 

扉から木刀が突き出てきてクロエに迫り・・・

 

「クロエ!!危ない!!」

 

「え?きゃあ!!」

 

クロエを弾き飛ばし、かわりに黒が木刀に当たり・・・

 

「は!?、すまない一夏、当てるつもりは・・・」

 

「い、いや当たったの俺じゃないぞ・・・」

 

「だが、今当たった感触が・・・」

 

「大丈夫ですか黒様!!」

 

「え!?」

 

「ガハッ・・・もろに鳩尾に入った・・・」

 

箒が部屋から出てきて

 

「す、すまない!!」

 

「すまないで済むと思っているのですか箒様!!」

 

「そう・・・だぞ・・・箒」

 

「大丈夫か黒?」

 

「鳩尾に・・・入った・・・」

 

「箒様!!木刀だって生身の人間からしたら立派な凶器になるんですよ!!」

 

「う、そ、それは・・・」

 

「もういい、クロエ回復したしな」

 

「ですが!!」

 

「箒さん、一夏あなたたちの部屋でことの発端を聞かせてもらいます」

 

「「な!?」」

 

「それとも織斑先生に報告してきますか?」

 

「「部屋にお入りください」」

 

「よろしい入るよ、クロエ」

 

「はい・・・」

 

「クロエ、少し肩貸してくれないか?歩くのが少し辛い」

 

「わ、わかりました!!」

 

「ならおれm「部屋に入りなさい」・・・はい」

 

こうして1025室に入った黒とクロエは一夏、箒に対し説教をしていた

 

「それで事の発端は?」

 

「い、一夏が私が着替えてるにも関わらずノックもせずに入ってきたのだ!!」

 

「それは本当ですか?」

 

「・・・はい」

 

「この学園には3人しか男子生徒がいないのですから、大抵の場合女性と一緒の部屋になるんですよ?それなのにノックもせずに入ったのですか?一夏、あなたは常識知らずなのですか?」

 

「うぐ・・・」

 

なぜかこの部屋にいる全員が一夏に矢が刺さるような効果音が聞こえた

 

「それで着替えを見られて怒り、木刀を振り回し挙句の果てに私に当たってしまったと」

 

「違う!!一夏に説教を!!」

 

「結局おなじですよね?」

 

「はい・・・」

 

「まずあなたは扉に「ただいま、着替え中」と張り紙をしておけばこんなことになりませんでしたよね?」

 

「・・・」

 

また矢が刺さる効果音が・・・

 

「それにあなたは殺人をしかけたんですよ?それを理解できてます?」

 

「んな!?あれは男である黒に・・・」

 

「男だ女だじゃないですよ、木刀は護身にも使えれば凶器としても使えるんですよ?」

 

「だが・・・」

 

「自分の行為の意味を知りなさい、最初は一夏に次は外部の人間に危害を加えてしまった、ましては私が庇ったからいいものの本当であればクロエに当たっていましたよ。その事実は一夏も見ています」

 

「申し訳ない!!」

 

土下座してるよ

 

「これでいいか、クロエ?」

 

「黒様がいいなら・・・」

 

完全にクロエが怒っちゃっいましたか

 

「ならこれで終わる、だが次も似たようなことがあったら容赦しませんよ」

 

「「は、はい!!」」

 

「それと箒さん、木刀を下さい」

 

「あ、ああ・・・」

 

「クロエ、これを横になるように持って」

 

「かしこまりました」

 

「どうするつもりだ黒!?」

 

「どうするもなにもこうするんだよ!!」

 

バキィ!!

 

「「んなぁ!?」」

 

「貴様!!どいうつもりだ!!」

 

今度は竹刀を持ち振り下ろすが・・・

 

「んなぁ!?」

 

「そんな攻撃遅すぎますよ」

 

「だまれぇ!!」

 

当然みたいに右手で竹刀を掴み、竹刀に向けて左手を振り下ろした。その瞬間竹刀が切れた

 

「なんだと!?」

 

右手に掴んでいた竹刀を180度反転させ突きを放ち、箒の首元で停止させた

 

「面倒なんでこれ以上怒らせないでくれないかな」

 

「き、貴様、何者だ!?」

 

「二十歳の自由人ですよ、いくよクロエ」

 

「・・・・・・は、はい」

 

こうして黒とクロエが部屋を出て行った

その後、箒と一夏は仲直りをしたそうな・・・

 

 

 

 

 

時間を少し遡る、この頃白は・・・

 

「!!・・・今、兄貴が怒っている気がする・・・」

 

「しろぽん~どうしたの~?」

 

「もういやだ、もういやだもういやだもういやだ・・・・・」

 

「ど、どうしたのしろぽん!?」

 

「兄貴を怒らせてはいけない・・・」

 

「え?」

 

「地獄なんて生温い、生きたまま延々と矢を突き立てられる感覚・・・」

 

「え!?なにそれこわい・・・」

 

「その刺さる効果音さえ聞こえるし・・・・・・」

 

「お、怒らせないようにしよう・・・」

 

黒の怒りに対する恐怖感を覚えた本音と再確認させられた白であった

 

 

 

1025室を退出した白とクロエは買い物をしていた。この学園は食事に関しては自炊か自分で作るのどちらからしい

 

「ごめんね、クロエ」

 

「なにがでしょうか?」

 

「さっき、怖がらせて」

 

「・・・いえ、大丈夫です」

 

1025室を退出した後すぐに頭を撫でて機嫌を取ってあげたのだ。その際顔を赤らめたのは言うまでもない

 

「さて、材料はカゴに入れたしレジに行きますよ」

 

「はい」

 

「今日は和風パスタで決定かな」

 

などと軽い会話をしつつ1049室に戻ると

 

「やあ、みんなのアイドル束さんだよ~」

 

おもいっきりドアを閉めてやった。なんでいるんですかねー

 

「ひっどーい、ってあれ?はーくんは?」

 

「違う部屋ですよ」

 

「てことはくー君とクーちゃんの部屋なんだ~」

 

「悪い顔になってますよ、束様」

 

「ぐっへっへー」

 

「これから、夕飯を作るので」

 

「束さんも食べた~い」

 

「クロエいいか?」

 

「・・・・・・はい」

 

落ち込んでしまったではないか・・・

 

「ごめんね、クーちゃん」

 

「・・・・・・大丈夫です」

 

クロエの頭を撫でてながら

 

「束さん何か御用でしたか?」

 

「んー、そうだった!!専用機できたよ」

 

「とりあえず白にも連絡してきます、クロエすぐ戻るから」

 

といい部屋をでると

 

「連絡していただけたらお迎えに上がりましたのに」

 

「いや~、それだとばれる可能性があったからね」

 

「無断で来たのですか!?」

 

「そうだよ~」

 

軽い雑談をしてると黒が戻ってきた

 

「戻ってまいりました」

 

「おかえりー」

 

「黒様、束様が無断で来たそうです」

 

「そうですか、今日の夕飯は抜きでいいですか?」

 

「やめてください死んでしまいます」

 

「冗談です」

 

「冗談がきついよ~」

 

「とりあえず夕飯を食べたら第1アリーナでいいですよね?」

 

「いいよ~」

 

「それでは作るので待っててください、クロエ手伝いよろしく」

 

「かしこまりました」

 

この後3人で夕飯を食べるのであった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回も読んでいただきありがとうございます

次回で遂に黒、白のISが登場します
性能に関しましてはとあるゲームのキャラを多少改変し採用しています

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