IS 〈インフィニット・ストラトス〉 -造られた双子- 作:ark.knight
白「・・・うぷ主、ロリコン?」
うぷ主「ちげぇよ!!」
黒「担当アイドルは?」
うぷ主「白○ほたる&でしてー」
白、黒「どっちもいろんな意味で危ない気がする・・・」
うぷ主「なん・・・だと・・・!!」
どうも双葉黒です
今回で最終戦なので本気でいくつもりです
ただ最終戦を普通に行うのもつまらないのでエンタメチックに行かせていただきます
その交渉に只今、管制室に向かっております
「失礼します、織斑先生はいらっしゃいますでしょうか?」
「どうした」
「1つ交渉をしに来ました」
「なんだ?」
「この後の最終戦ですけれどショットガン無しでクリーンヒット1発で終了の円周機動戦にしたいのですがよろしいでしょうか?」
「ほう、なぜだ?」
「そっちの方が楽しめると思いましたので」
「そうか、好きにやってかまわんぞ」
「ありがとうございます」
「なあ、双葉兄」
「なんでしょうか?」
「お前ら兄弟は何者だ?」
「どういう意味でしょうか?」
「さっきの試合で双葉弟が通常ではありえない速度の居合をしていたから気になった」
「・・・そうですか、あいも変わらず二十歳に自由人ですよ」
「そうか、あれはなんだ?」
「居合のことですか?」
「ああ」
「零閃です」
「なんだそれは」
「ただの居合ですよ、速度が異常なだけで」
「なら、あの音はなんだ?」
「モニターから見てたぶん察しているでしょうけれどもあれは納刀の音です」
「やはりか」
「それと山田先生、アドバイスありがとうございました」
「なんのことですか?」
「何って偏向制御射撃ですよ?」
「あぁ!!あれは本当に驚きましたよ!!」
「そういえばしてたな」
「こちらはこのISのスタイル次第で可能みたいですね」
「スタイル?」
「説明してませんでしたね」
黒はシュヴァルツの機能を説明した・・・
「これによりGS限定で発動ができたみたいです」
「へぇ~、凄いですね!!」
「とりあえず織斑先生最終戦は先ほどのでよろしいですか?」
「ああいいぞ、白にはこっちから連絡しておく」
「ありがとうございます」
「そのかわり、楽しませろよ?」
「あまり期待
しないでくださいね」
そういい黒は退室した
「・・・あいつらはどれだけ強いのやら」
「え?あれが本気なのでは?」
「たぶんだが、いままでの試合はどれも本気じゃない」
「それって・・・」
「たぶんこの最終戦でその片鱗を見せるだろうな、とりあえず双葉弟に連絡してくる」
「はい、わかりました」
少し時間が経ち、ピットにて待機していた双葉兄弟が同時に出撃してきた
「なあ兄貴」
「なんだ弟よ」
「あの話本当か?」
「当たり前だ、ここで本気を出すようならこのアリーナが壊れるだろうが」
「それもそうか」
「それでは円周機動戦を開始する!!」
黒はGSでエボニー&アイボリー、白はスカボロゥ・フェアを展開し円周機動を開始する
「いくぞ兄貴ぃ!!」
「来なさい!!」
両者が撃ちあいを開始すると円周の中点でお互いの弾丸が相殺されていく
「やるなぁ兄貴!!」
「銃撃戦で弟に負けるわけにはいきませんのでねぇ!!」
「ならこれでどうだ!!」
白は蹴りのモーションを加え弾幕の量を増やし、黒の顔面の横を通過してくる
「おっと危ない」
「チィ!!」
「ならばこちらも行きますよ、ラピッドショット!!」
黒も白に対抗して弾幕の量を増やしていく
「そうこなくっちゃなぁ!!」
「これだから弟の相手は疲れるんですよ!!」
「そうかよ」
「これでも食らいなさい、Jack Pot!!」
黒はセシリアとの試合で使った技を使用するも回避される
「そんなの怖くないぜ!!」
「それは本当ですか?こんな風に来られてもですか」
「なにぃ!?」
観客席にいたセシリアは戦慄していた
なぜならセシリアの目標としていた偏向制御射撃をいともたやすく行っていたからである
「う、嘘ですわ・・・これは夢ですの?」
セシリアは自分の頬を抓るも
「痛いですわ・・・」
「どうしたのせっしー?頬なんて抓って?」
「あ、あら本音さん」
「なにかあったの~?」
「いや、ただ黒さんと白さんの試合を見て落ち込んでいるだけですわ・・・」
「そうなのかー、よしよし~」
「あ、あの頭を撫でるのはやめてくださいませんか?」
「なんで~?」
「は、恥ずかしいからですわ///」
「わかった~、でも元気でた~?」
「そうですわね、ありがとうございますわ本音さん」
この時一夏は・・・
「なんだよこれ・・・」
「どうしたの一夏君?」
「ん?あぁ鷹月さん」
「静寐でいいよ」
「わかった」
「それでどうしたの?」
「あの2人を見てると実力差にありすぎるように見えてな・・・」
「そうなのね、それでどうしたいの?」
「どうって・・・」
「あの2人を見てどうしたい、こうしたいってことがあるんじゃないの?」
「そりゃあるさ・・・よし決めた!!目標としてあの2人を倒す!!」
「随分と大きくでたね」
「目標が大きいほど燃えるんでな!!」
「なら頑張んなくっちゃね」
「ありがとうな静寐」
「どういたしまして」
静寐といい雰囲気になっている一夏だが
(幼馴染を前にしてイチャつくとはいい度胸だな一夏!!)
後ろで般若のような表情をしながら一夏と静寐を見ていた箒がいた
「さてそろそろ終いにしますよ」
「そうだな兄貴」
「いきますよ、Jack Pot!!」
「これでも食らえ!!」
白はスレイドを構え回避する
「残念だ弟よ」
黒は既に対物ライフル<スパイラル>を構えていた
「んな!?だがそっちも終わりだ!!」
同時に弾丸とグレネードを射出しグレネードに弾丸が当たり跳弾していった
「これでも終いk「終いです」え!?」
曲がってきたレーザーとさきほど跳弾した弾丸が前後に迫りヒットしてしまう
「白クリーンヒット、勝者、双葉黒!!」
大歓声が沸き上がり白、黒が地上に降り立つ
「今回も負けか~」
「だがこちらもヒヤヒヤしましたよ?」
「ならいいや最初で決めれなかったのがアダとなったか」
「そうですね、あれが当たってたらこちらの負けでしたね」
「まあいいや、退場しようや」
「そうですね」
2人は大歓声の中アリーナの中退場していく
アリーナを退場した2人を出迎えてくれたのはクロエ、セシリア、箒、山田先生、織斑先生であった
「お疲れ様です黒様、白様」
「おう、疲れたぜ」
「出迎えありがとう、クロエ」
「いえいえ」
「黒さん少しよろしくて?」
「なんでしょうかセシリア嬢?」
「セシリア嬢だなんて///」
こらこら通路でトリップしないのセシリア
「ご苦労だった双葉兄弟」
「そうっすね、そういえば他の生徒はどうしたんすか?」
「アリーナの使用時間を越えているので帰らせましたよ」
「そうですか、お疲れ様です」
「これくらい大丈夫です」
山田先生、胸を張らないでください男子3人には目に毒ですので・・・
「どうしましたクロエにセシリア嬢?」
「「なんでもないです(わ)!!」」
2人とも凄い剣幕で睨まないでください、かるく山田先生がびびってますよ
「そうでしたわ、黒さん」
「なんでしょうかセシリア嬢」
「数々の非礼お詫び申し上げます」
「私は気にしてませんので、それよりも一夏と弟にもしてください」
「あなたは優しいのですね、わかりましたわ」
セシリアが2人にも謝罪をしている間、クロエの頭を撫でてあげた
「ど、どうしましたか黒様///」
「なんとなくしているだけだよ」
「そ、そうですか///」
「なんだ貴様ら、そういう関係なのか?」
「あぁ!!ずるいですわよクロエさん!!」
「「黙秘権を行使させていただきます」」
「なあ黒、白」
「「なんでしょうか(なんだ?)」」
「お前らはどうしてそこまで強いんだ?」
「どうといわれてもな兄貴」
「そうだな弟よ」
「「守りたいものがあるから」」
「それだけかよ!?」
「「理由なんてそれだけで十分だ」」
「かっこいいな、お前ら」
「一夏、1つ言っておきますよ」
「俺と兄貴はほぼ1か月前にISを動かし訓練していたぞ」
「「「「え!?」」」」
「私と弟、どちらもそのことには一切何も言ってないですし」
「聞かれてもいないからな」
「そ、そういえばそうでしたわね・・・」
「それに雇い主からの命令でこの学園に来たのもあります」
「お前と箒のサポートをしろってな」
「誰だよ、その雇い主は?」
「篠ノ之束、箒、貴様の姉だ」
「姉さんが!?本当ですか織斑先生!!」
「ああ本当だ」
「なぜお前らが姉さんを知っている!?」
「ここに来るまでいろいろあったんすよ」
「詳細を言え!!」
「断る」
「なぜだ!!」
「「最終的に自分たちのことを全て話さなくてはいけないから(っすよ)」」
「くそっ!!」
箒は怒りを見せながら帰っていく
「さて俺らも帰りますか」
「そうですね・・・そうだ織斑先生」
「なんだ、双葉兄」
「クラス代表辞退します」
「はぁ!?なんd「黙ってろ織斑」・・・はい」
「どうしてだ?」
「私たち兄弟は一夏をサポート及び強化する目的でここに来ました」
「それなのにクラス代表になって、目的を厳かにするわけにもいかないっすからね」
「「なんで勝手ながら辞退します」」
「わかった、それでは一夏をクラス代表とする」
「なんでだよ!?セシリアだって「わたくしも辞退させていただきました」・・・わかりました」
こうしてクラス代表は一夏となった
今回もお読みいただきありがとうございます
戦闘描写って大変ですね
これから少し日常編になる予定です