トリックスターの友たる雷   作:kokohm

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第三章 安らぎの後、かの地で神と対峙す
日本からの電話と、海外の彼女達


「ん……」

 

 こきり、と首を鳴らした後、軽く肩を回す。別にこっているというわけでもないが、何となく気分的なものだ。今回のように個人的な移動で、飛行機のビジネスクラスなりを利用したとき――個人的な用事の時まで一々面倒な対応を受けたくないが、かといってあまり窮屈なのも面白くない――特有の、ある種の癖のようなものである。

 

 

 一息ついたところで、懐から携帯電話を取り出し、電源を入れる。そうしたまさに瞬間、ディスプレイの着信の表示が現れた。何とも都合の良いタイミングだが、おそらくは飛行機に搭乗していた間から、何度となくかかってきていたのだろう。何かしらの報告か、と表示された名前に秋雅は意識を切り替える。

 

「私だ、どうした」

『三津橋です、今よろしいでしょうか?』

「ああ、問題ない」

 

 空港の出口に向かって歩きながら、秋雅は携帯から聞こえてくる声に意識を向ける。無論、周囲の人たちにぶつからないように注意しながらだ。

 

『先日報告した、委員会内の騒動の話、覚えていらっしゃいますよね?』

「何か動いたのか?」

『そこまでは。ただ、全体的にある程度方針が固まってきたようです』

 

 以前、秋雅が五月雨室長と初めて会った時に交わされた話題。それについて、三津橋は秋雅に話し始める。

 

『現状、西日本の全支部は秋雅さんにつくということを公にしました。中心は言うまでもなく、我ら福岡支部です。下はともかく、各支部の上の人間はほとんど、秋雅さんの存在と活躍を理解していますからね』

「他の地域は?」

『とりあえず、関東、特に東京支部は草薙氏側の態度を取っています。それ以外の選択を取ったら逆に驚きですが』

四年前(・・・)の一件があるからな。当事者は全て殺した(・・・・)が、当時からいた人員が私を警戒しないはずがない」

『そういうことですね』

 

 四年前。正史編纂委員会の一部の人間による独断専行。カンピオーネ(稲穂秋雅)を侮った彼らに下された王の裁き。その一件に関わった全ては秋雅の手によって既にこの世を去っているが、それ以外の、その事件を遠巻きから見ていた者たちは秋雅の事を酷く警戒している。いつかあの時の裁きが、気まぐれに自分達に降ってくるのではないかと怯えているのであろう。

 

 馬鹿馬鹿しい、と秋雅はそのように怯える者たちに対して思う。そも、彼らを秋雅が皆殺しにしたのは、彼らが秋雅にいらぬものを押し付けようとし、さらには彼にとって大切な存在たちを害そうとしたからだ。でもなければ所構わず無辜の民を殺すような真似はしない。そのことを理解できないのは、やはり他国と違ってカンピオーネという存在に慣れていないのが原因か。

 

 もっとも、そうして秋雅に対して未だに警戒を続けているというのに、新たな王(草薙護堂)に対しても半分ほど同じような事をしている(万里谷祐理をあてがう)のだから、まま呆れた話ではあるのだが。

 

『その他の地域、というか東日本の話ですが、こっちは草薙氏よりではあるものの、基本的には静観の構えと言った所のようです。つくにしても、よほどの事がない限りは向こうを選ぶでしょう。ただ、東北の一部支部と北海道は秘密裏にこちらに連絡を寄越しています。まだ決めかねてはいるが、基本的にはこちらにつくとのことです』

「何度かあちらでの依頼を受けたからな、それのおかげか」

『おそらくはそういうことかと』

 

 本拠地である九州から遠い地域であるというのに、彼らが秋雅に対して好意的なのは、やはり一度稲穂秋雅という人物に触れているからであろう。音に聞く他国の王と比べて、極めて少ない理不尽と破壊。身構えていた分もあったからこそ、秋雅のそういった点が特に強く目に付くのかもしれない。西日本の全支部が秋雅についたのも、彼と直接会った者たちが特に多いからであろう。

 

 なお、秋雅は四年前の一件以来、関東地域で起こった事件に関しては特に緊急性の高い物でもない限り関わらないと公言しているので、あれ以降関東の支部の面子とは一切顔を合わせていない。それもまた、関東での秋雅の支持率がほとんど無い理由だろう。もっとも、例え秋雅がそれを取り下げたとしても、関東から彼に依頼が来ることは――特に今は、草薙護堂もいるので――まずないだろうが。

 

「しかし……中々に面倒な事態になってきたな」

『最悪、委員会を割る(・・)ことにすらなるでしょうね。ただ、その際はおそらく、向こうが政府直轄の正式な結社となるでしょうが」

「あまり考えたくはないな』

『……やはり、我らを率いるのは気が進みませんか?』

 

 三津橋からの、やや弱気な風にも聞こえる問いかけ。それに対し、秋雅は少し悩んだ後、

 

「……ああ。私はあまり、人を率いるのには向かないだろうからな」

『そのようなことは……ない、と思いますが』

 

 言いよどむ三津橋に対し、秋雅は口を開く。

 

「……正直なところを言えば、な」

 

 一呼吸を置き、秋雅は小さく呟く。

 

「自分のものになってしまえば、失わせたくないと思ってしまうのさ」

 

 一度、自分の傘下に入れてしまえば、もはやそれは自分のものであり、それを失うのを耐え難いと思ってしまう。それは組織としてではなく、個人、それこそ一番下の人間ですら失いたくないと思ってしまう。何もかもを失わせない為にするには、結局秋雅が一から十までやる以上の確実性はない。

 

 しかしそうなれば、秋雅の負担は限界まで増えてしまうし、何よりそんな組織は、もはや組織とは言えるわけもない。ただの、秋雅の庇護下にある人間の集まりだ。それでは何の意味もない。

 

 だから、秋雅はあまり傘下の結社を持つということに積極的でない。それどころか、特定の組織とも必要以上に親しくなり過ぎないようにもしている。もし際限なく付き合いを続けていけば、自分がどうとも動けなくなってしまうと理解しているからだ。

 

「愚かだろう?」

 

 まったく、馬鹿なことだ。つい漏らした弱音に秋雅が自嘲すると、しばしの沈黙の後に、

 

『――いえ、いいえ』

 

 三津橋の、力強い否定の声が返ってきた。そうして、彼はそのまま続ける。

 

『愚かなどと、言えるはずもありません。貴方はただ、王としての責務を果たそうと努力されているだけなのでしょう。王が部下を、民を、国を守ろうとするように、貴方も配下となったものを大事にしたいと思われているだけなのだと、私はそう考えます』

 

 真剣な声でそう語った後、

 

『――ようするに、責任感が強いんですよ、秋雅さんは』

 

 ふと、少しばかりおどけたようにして三津橋が言う。

 

『あまり深く考えすぎるのが、秋雅さんの悪い癖です。たまにはもう少し、軽く考えてもいいんじゃないですか?』

 

 その言葉に、秋雅はしばし沈黙を返す。

 

 そして、

 

「ふっ、くくっ……!」

 

 小さく、手で口元を押さえながら秋雅は笑った。王として振舞っている時には見せないはずの、素のそれに近い笑みだ。沈みかけていた表情を明るくさせながら、どこか軽い調子で秋雅は電話口の友人に笑う。

 

「……いや、まったく、そうなんだろうな。どうにも、私は色々と考えすぎるのだろう」

『真面目なんですよ、貴方は。生真面目で、他にない責任感がある。まあ、だからこそ私達は貴方についていくと決めたんですがね』

「ふっ、そうだな。先のことはともかくとして、今はそれだけでいいか」

 

 何となく、肩の荷が下りたような気分であった。いつの間にか止まっていた足を再び動かし始めながら、秋雅は小さく呟く。

 

「感謝する、三津橋。最初に委員会が寄越した遣いが君で、本当に良かった」

『…………そういうのは、ヒロイン的な立場の人に言うべき台詞だと思うんですがねえ。私みたいなおっさんには些か眩しい言葉です』

 

 秋雅の言葉を、酷く胡乱げな口調で三津橋が返す。あるいは照れているのかもしれないが、それは彼にしか分からないことだ。

 

『ああ、そうそう。ヒロインで思い出しました』

「うん?」

『五月雨室長のことで、ちょっとお耳に入れたいことがありまして』

「……何で思い出しているだ、君は」

『まあまあ……真面目な話、どうも彼女に面倒な指示が出されそうな気配がありまして』

「何だと?」

 

 どういう意味だ、と秋雅が問いただすと、三津橋は少し声を潜めるようにして言う。

 

『……彼女、実は沙耶宮の縁者なんですよ』

「沙耶宮の?」

 

 沙耶宮と言えば、日本で強い力を持つ四家と呼ばれる一族の一つだ。特に沙耶宮は正史編纂委員会のトップを勤めており、確か東京分室のトップも沙耶宮のものであったはずだと秋雅は何となしに思い出す。

 

「縁者というが、どの程度のものだ?」

『彼女の父親が沙耶宮の直系、というか現頭首の兄弟だそうです。ただ、呪力がほとんどなく、ついでに言えば組織経営の才もそれほどなかったようで。色々あって家を離れた後、紆余曲折を経て五月雨家に婿入りしたとか。その娘が室長、五月雨恵さんということです。東京分室のトップでもある、沙耶宮の次期頭首さんとは従兄弟に当たると聞いています』

「思ったよりも近しいな」

『ええ。その所為で色々、まあ面倒な指示を出されるかとも』

「……読めたぞ。私を篭絡しろとか、その類のものだろう?」

『正解です……沙耶宮って賢い人たちの集まりだって聞いていたんですけどねえ』

 

 また繰り返すつもりか。そんな感想が、三津橋の言葉からひしひしと感じられる。まったくだな、と内心で同意しつつ、秋雅は会話を続ける。

 

「しかし、そうなると彼女があの若さで室長になったのも、つまりはそういうことなのか?」

『まあ、それもあるでしょうね。確かに彼女は実力のある若手ですが、流石にあの歳と経歴で室長任命は不自然です。ついでに言えば、私達が離反した場合に組織を纏める立場になるであろう人間に、有能な人物をあてたくなかったんでしょう』

「成る程、それもありえるか」

 

 確かに、言われてみれば彼女が室長となったのは草薙護堂がカンピオーネだと発覚してからすぐのことだ。任命から配属までのタイムラグを考えると、そういったことも踏まえた上で彼女が選ばれたもかもしれない。

 

『とはいえ、これはあくまで予想です。出来れば彼女の耳には入れないようにお願いします』

「言われずとも、わざわざ私からは言わんさ。そもそも、彼女と私が話すこともそうないだろう」

『あ、いえ。現在五月雨室長は出張中なんですが、それが終わったら秋雅さんに色々報告をしたいと言っていまして』

「君を通さず、直にか?」

『はい。責任感が強いんですよ、貴方と一緒で』

「……そう言われると、否とは言えないな」

 

 思わず苦笑をこぼしつつ、秋雅は承諾の意を返す。

 

 

 

 そのように会話をしながら秋雅が歩いていると、とうとう空港の外にまで出た。秋雅はそのままざっと周囲を見渡した後、ある方向に向かって歩き出す。

 

『……しかし秋雅さん、何処にいらっしゃるんです? 今何か、飛行機の音らしき物が聞こえましたが』

「デリーの空港だ」

『デリー? デリーと言うと、インドの? ……ああ、そういうことですか』

 

 納得がいったと、頷きを返している気配が電話の向こうに感じられる。同時、何となくにやけているような気配も感じられた。秋雅が何を目的としてインドの地を踏んだのか、それを察したからであろう。特に秋雅が三津橋に話したことはないが、しかしそうでなくとも察せられる程度には、稲穂秋雅の恋人の話は有名であった。

 

 

 稲穂秋雅が女性、細かく言えば魔術師の女性を囲っている。それは秋雅のことについて、多少本腰を入れて調査すればすぐに分かる情報だ。流石に面と向かってではないが、それとなく訊かれた際には秋雅も肯定していることなので、そこは真実なのだろうと関係者も理解している。

 

 加えて、複数の女性を手篭めにしているという噂もあるが、基本的に秋雅が紳士的で、特に色を好む様を見せないところから、そちらに関してはそれほど信じられていない。あっても、精々が他の結社からあてがわれたりせぬようにするためにカモフラージュではないか。そんな風にも言われていたりする。

 

 もっとも、その噂に関しては、秋雅も少々返答に困る事実があったりするのだが、そこまでを知っている人間はほとんどいない。

 

『そういうことならまあ、ごゆっくりと言うべきでしょうかね』

「そう言ってもらえると助かるな、私としても」

 

 秋雅の目的を察しても、特に言及をしてこなかったところを見ると、もしかしたらそれは無粋だとでも思ったのかもしれない。そのことに面倒がなくて良いと秋雅は思う。

 

「ともかくそういうわけだから、少しの間こちらに滞在するつもりだ。緊急時でもないかぎり呼び戻してくれるなよ」

『そりゃもう、ごゆっくりと私からも言っておきます。あ、でも連絡自体はとれるようにしてくださると幸いです』

「そのつもりだ。五月雨室長からの報告もあるだろうからな」

『ええ……では、私はこれで』

「ああ、またな」

 

 電話を切り、懐に収めなおす。気付けばもう、いつもの場所近くまで来ていた。

 

「さて、もういるかどうか」

 

 こちらに来る予定時間は伝えてあったが、しかし交通事情というものがあるから時間通りに来られるとは限らない。まあ待たせるよりは待つ方が気は楽だから、あるいはそのほうがいいだろうか。などということをつらつらと思いながらいつもの、待ち合わせ場所として決めている辺りまで来ると、遠くに見覚えのある車と、同じく見覚えのある金髪の、互いに話し込んでいるらしい三人の女性の姿があった。

 

「――ああ、いるか」

 

 呟き、そちらに向かって歩く。心なしかその歩調は先ほどまでよりも速くなっているような気がする。

 

 ふと秋雅が口元に手をやってみれば、それが弧を描いているということに気付いた。いつも通りだな、そう思いながら秋雅は歩く。

 

 

 声をかけようか。そう思う程度には近くまで歩いたところで、どうやら向こうも秋雅の存在に気付いたらしい。三人のうちの一人、その見事な金色の髪を後ろで纏めた少女が、その整った顔に快活そうな表情を浮かべながらこちらへと走ってくる。

 

「秋雅!」

 

 歓喜の声を上げながら、少女が秋雅に飛びつく。その身体を秋雅は受け止めて、くるりと一度身体を回して勢いを和らげる。

 

「――っと。相変わらず元気だな、ヴェルナ」

「当たり前でしょ、私はいつでも元気だもの」

 

 そう言って、秋雅がヴェルナと呼んだ少女は、満面の笑みを浮かべながら、キラキラとした青い目を秋雅に向ける。その笑みに、秋雅も柔らかい笑みを浮かべて返す。

 

「やれやれ、俺も元気になりそうだ」

「あら? 今日の秋雅はお疲れ気味?」

「そうでもないけど、な」

 

 言いながら、秋雅は待っている二人の元へと歩く。ヴェルナが秋雅の首に手を回して離れないので、彼女を抱きかかえながらの移動だ。随分と人目につく行動だろうが、ここはあまり人通りがないので特に奇異の視線を向けられることもない。

 

「ねえ、秋雅」

「ん?」

「キスしていい?」

「頬なら返してやるよ」

「じゃ、それで」

 

 言ってすぐ、ヴェルナが秋雅の頬に唇をそっと当てる。それに対し、秋雅もまた首を動かして、ヴェルナの白い肌に唇をつける。

 

「ふふ、良い気分」

「――ヴェルナ、何時までくっついているのよ」

 

 そんな二人の耳に、僅かだが棘が感じられる声が聞こえてくる。言われ、二人が正面に視線を向ければ、車に一人残しこちらへと歩いてくる一人の少女の姿がある。

 

「スクラ、久しぶり」

「ええ、久しぶり、秋雅」

 

 そう言って、スクラはふっと目元を緩めて微笑む。パッと見の表情こそ違うが、よくよく見ればその顔立ちはヴェルナと瓜二つだ。それもそのはずで、ヴェルナとスクラは一卵性双生児の双子であるのだ。ただ、髪の長さだけが違う。ヴェルナが括った髪を背に垂らしているのに対し、スクラの髪は襟元で短く切りそろえられている。

 

 挨拶の後、スクラは秋雅から視線を外し、今度はその近くにあるヴェルナの顔を見る。緩められていた視線はまた鋭くなり、いまだ秋雅に抱きついているヴェルナに苦言を呈した。

 

「で、ヴェルナ。いい加減秋雅の手の中から降りなさい」

「えー? いいじゃない、もう少しくらい。スクラも秋雅にくっつきたいのは分かるけど」

「それはそうだけど、問題はそこじゃなくて、姉さんが秋雅に抱きつけないって言っているのよ。ほら、早く」

「あー、うん。そう言われると弱いなあ、本当」

 

 スクラの説得に仕方ないなあと言いたげな表情を浮かべた後、ヴェルナは秋雅の首から手を外す。それに対応して秋雅も抱えていた手を離すと、ヴェルナは軽やかに秋雅の身体から離れた。そのしなやかな動作に、猫のようだと秋雅は目を細めながら思う。

 

「それじゃ、真打登場って感じで」

「私達はそもそも同じ土俵にすら上がれていないと思うけれど」

「うるさいよ、スクラ」

「抜け駆けしたヴェルナに言われたくはないわよ」

 

 わあきゃあと、和やかな姉妹喧嘩を繰り広げている二人に苦笑をこぼしながら、秋雅は残っている一人の元に近づいていく。

 

 二人より数歳上、おそらくは秋雅とそう歳は変わらないであろう女性。長い金髪を背に流し、その容姿は極めて整っている。よく見れば、ヴェルナとスクラと似通った、しかしそれ以上の美貌であると分かるだろう。絶世の美女、そう評してもまず差し支えないであろう女性だ。

 

「――シュウ」

 

 女性が一歩踏み出て、秋雅に軽く右手を伸ばす。

 

「ウル」

 

 その手を取り、秋雅はぐっとその身体を引き寄せて、そっと口付けを交わす。

 

「ん…………」

 

 数秒の後、そっと秋雅が下がると女性の口から名残惜しそうな声が漏れる。そんな彼女の頬に手を当てながら、秋雅は柔らかく微笑んで言う。

 

「会いに来たよ、ウル」

 

 その秋雅の言葉に、ウルもまた同じような笑みを浮かべる。

 

「待っていたわ、シュウ」

 

 再び手を取って、今度はぎゅっと抱きしめあう。そしてそのまま、除け者にされたことに飽きたヴェルナたちが秋雅に飛びつき始めるまで、秋雅はウルの体温をその身で感じ続けるのであった。

 

 

 

 








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