艦隊の咆哮 〜戦場を彷徨う鋼鉄の漂流者〜   作:正海苔

49 / 60
どうにかして10月中に間に合うように、投稿致しました。

次からは第5章が始まります。お楽しみにして下さい




4-12 追撃・撃滅!フィリピン海大海戦〜後編〜

10月14日 1300

 

横須賀・大湊艦隊が深海軍艦隊と戦闘を終え更に横須賀主力艦隊が分離した艦隊の半数を撃破した頃、出雲は現在ミンダナオ島サン・アグスティン岬東部400キロの位置から北東方向へ45ノットで航行していた。

 

何故、出雲がその場所にいたのかは実は7時間前に戻る。

 

0600に予定通り、レイテ湾に突入したブルネイ艦隊だが、26隻からなる揚陸護衛艦隊から激しい抵抗に遭い損害が大きくなりはて、一時後退をせざるを得なかった。

 

(実はこの時複数の重巡とル級éliteが4隻随伴していた為、巡洋艦と駆逐艦に被害が出た)

 

これをブルネイ艦隊からの緊急要請、レーダーと偵察機からの画像で確認した出雲が、急遽火力支援を開始、その間ブルネイ艦隊は戦力を再編成して再度突入しお陰でどうにか撃破することが出来た。だがその分、出発時間が予定より大幅に遅れた0935にはレイテ湾を離れ一度針路をミンダナオ島サン・アグスティン岬まで南下し、そこから北東方向へ針路を変え追撃戦に参加した。

 

更に夜明け前に衛星画像から常時情報収集をしていた時、深海軍機動艦隊が二手に別れて行動したと確認すると…横須賀主力艦隊に連絡を入れた。

 

ガチャ「あ〜提督、出雲です」

「何かあったの?」

 

「実は機動艦隊が二手に分離してしまいましたんで、おそらく一方はマリアナ諸島へ逃走、もう一方はグアムに引き返すと思います。俺はグアム島へ引き返す艦隊を追撃致します。それと作戦終了後の集合場所はどこになります?」

 

「軍令部が予定している場所は、シンガポールの南にあるリンガ諸島よそこに来てねみんな待っているから、必ずよ(・・・)

 

「了解です」ガチャ

 

提督との通信を終えると、副長が艦長にコーヒーを手渡して来た。

 

「モテモテですね艦長」ニヤニヤ

 

「よしてくれよ副長、こういう言葉すら言われるの初めてだからよ」

 

「まぁ私も伊勢達の休みに合わせて一泊二日の休みをもらえるのは有り難いですから」

 

この副長も出雲が陸上勤務(入渠中)している間は、数人の幹部将校達は、香取達と一緒に講師として艦娘達に教鞭をとっていた。業務的には主に香取達の補佐や艦娘や妖精達に現代兵器等の扱い方を教えている。

 

「しかしながら艦長」

「ん?どうした副長?」

「この世界では、私達前の世界(鋼鉄世界)の出身者から見れば、物資集積所が少ないですね。」

 

「前に総長に呼ばれて、その時に軍令部第4部の部長を紹介してもらい話しを聞いてみたが…日本や西太平洋諸島を外せば、台湾の高雄(カオシュン)、ブルネイ、リンガ諸島、パリクパパン(ボルネオ島)そして最後にスラバヤくらいしか無いとさ」

 

「やはりそうでしたか、私達艦内の主だったメンバーでこちらも予測してみました。国内の兵站・燃料集積所が最適な場所ですと南から大分港(大分県)、佐世保、

戸畑(福岡県)徳山港(山口県)岩国(広島県)水島港(岡山県)、神戸港、堺泉北港(大阪府)、四日市、根岸(横浜港)姉ヶ崎(千葉県)、東京港、鹿島港、最後に厚岸港(北海道)ですね」

 

「主に瀬戸内海と大阪湾に伊勢湾、東京湾か…兵站と補給路の構築と護衛が最適な(・・・)活用方法だなぁ」

 

「おそらく、超兵器はこれを(補給路遮断)知っていてワザと(・・・)我々を誘い出す真似をしてまで…とですか?」

 

「確信が得られんが、仮にトラック諸島向けの輸送艦隊を襲撃して膨大な物資の鹵獲(・・)を狙っていたとすれば、大いに不味いね、うん十分に不味いよ」

 

「ですが、艦隊がフィリピンに来る数日前(・・・)にセレベス海で戦闘があったのは救いでした」

 

「全くだよ、下手すれば臨機応変(・・・・)の臨の字を知らんカス共(提督)の尻拭いまで、しなきゃいけないからな」

「誰が輸送艦隊の護衛やるんでしょうね〜」

 

この数日前の10月6日には中規模の艦隊がセレベス海を通過して通商破壊と威力偵察を実行しようとする所を輸送護衛艦隊(セレター・ジャカルタ艦隊)が発見し、即戦闘状態になった。

 

敵艦隊を全艦撃破し、防いだものの護衛艦隊の半数以上が作戦継続不能であり、肝心な輸送作戦を行えなくなった為、現在も輸送艦隊84隻はリンガ諸島の北にあるリアウ諸島に待機している。

 

ちなみに護衛艦隊が揃え次第(・・・・)輸送艦隊は即投入出来る状態だった。

 

そして、時系列は1300に戻る。

出雲は艦橋を当直士官に任せ、主だったメンバーをCDCに隣接した統合戦術戦闘作戦室に集めて話し合っていた。

 

「はい、忙しい中すまんが…それでは各科長達、状況報告をお願い致します」

 

「現在、本艦から4個戦闘飛行隊を常時交代で100キロ圏内を戦闘空中哨戒(C A P)と無人偵察機RQ-4と電子戦闘航空隊が偵察活動を継続しています」

 

「情報科も同じです。現在複数の衛星を使って索敵をしています」

「分かった、航海長、砲術長、砲雷長もし突発的な直接戦闘に入った場合、シールドと弾薬は持つか?」

 

航海長と砲術長、砲雷長の3人は顔を見合わせて頷くと、砲術長がこう言い放った。

 

「問題無しです。充分に間に合いました」

「よし、後は偵察隊の吉報を待つだけかな?その間に軍令部(英二)と提督に連絡して来るわ、向こうで何か収穫あったかもしれないからな」

「了解です。」

 

艦長執務室

 

部屋に戻ると海図台(チャートテーブル)から海図を取り出して更に航海距離計算表を取り出して、自分なりに予測を立てていた。

 

「フィリピンからテニアン島まで直線距離で2200k(1188海里)、グアム島なら2000k(1080海里)か果たしてどちらに針路を取るかだな、果ては負けた腹いせに目標を変更して、パラオ諸島(850k=460海里)を空襲するかだな…取り敢えず電話入れるか」

 

 

「英二、俺だ出雲だ」

電話をした相手は檜垣中将だった、軍令部側で仕入れた情報の交換を行っていたのである。

 

「お、おぉー出雲、無事か!報告頼む」

 

「現時点までに超兵器3隻撃沈、深海軍艦隊の戦力7割を撃破しました現在、逃走中の機動艦隊を追撃中です。」

 

「分かったありがとう、こちらで仕入れた情報は近い内に再度(・・)トラック諸島向けの輸送艦隊護衛を横須賀基地でやってもらいたいという内定(・・)が既に上がっている」

 

「分かった情報ありがとう、元を辿れば兵器派が関与(・・)しているかな?」

 

「うん当たり、更に深海棲艦へ裏切り者が出たからこちらで始末(皆殺し)したが……察してもらえるかな?」

 

「うん十分に理解したよ」

 

「輸送艦隊派遣、時期はまだ未定だがその時は俺がそっちに行く予定になってるから」

「分かった、情報ありがとう」ガチャ

「よし、提督達はどうしてるんだろ……(ジリリリン)噂をすれば影がさす、か…はいもしもし」

「出雲、今通信大丈夫?」

「はい問題無しです。何かありました?」

 

「こちらで捕捉した、機動艦隊約半数180隻を叩いたよ〜残り見つかった?」

 

「いえ、まだですもう間も無く……「艦長こちらCDC、偵察機から報告あり、敵機動艦隊を発見したと」分かったすぐ向かう……だそうです、提督」

 

「分かったよ出雲、気を付けてね」ガチャ

 

すぐさま艦長執務室からダッシュでCDCに戻り副長から知らせを聞いた。出雲の顔つきはそれを(・・・)待っていたかのように……

 

「状況報告頼む」

先程の連絡から幹部のほとんどは、CDC脇の作戦室に集まっており艦長を待っていた。

 

そんな中で航空師団長が先程の内容を話した。

 

「はい、5分程前にシルフィード3(56電戦航1電戦飛)が敵機動艦隊を発見したと」

 

「位置は?」

「本艦から700キロ北東、カロリン諸島ヤップ島北西300キロの地点で、そこから北東へ20ノットで移動しています」

 

「やはり勢力圏のグアムへ逃げ込む構えか……今から航空隊を出撃すれば……」

 

出雲は艦橋に備え付けてある時計を見た、時刻は1520(・・・・)で「帰ってくるのは夜になるな」だが…悠長はしていられなかった。

 

だが、艦長が時計を見て何かしらの意図を妖精達は悟った。パイロット妖精達はみんな、口揃えて艦長に進言した。

 

「艦長、俺たちは艦長に異議はありません御命令を……」

 

「分かった攻撃隊発進準備、但し攻撃は一回切り(・・・・・・)のみだ」

「分かりました総員、攻撃隊発進準備繰り返す攻撃隊発進準備」

 

乗組員とパイロット達が出撃用意している半ばで、副長が艦長に話しかけて来た。

 

「艦長、一回切りの攻撃で生き残れた艦艇に生き証人(・・・・)になってもらうという訳ですね」

 

「なんだ、気付いていたか(・・・・・・・)……」

「伊達に長年、貴方の副長を務めていましたからね〜」

「かつて武田軍が徳川領へ侵攻し、城攻めをしてワザと(・・・)数人の兵を逃した。結果的には抵抗すれば皆殺しされるか早々に明け渡したほうがいいか、とね」

「なるほど、飴と鞭(・・・)ですか」

「そういうことだ」

 

そして、1545には事前に出撃準備を教えていた。攻撃隊の発進準備が完了すると航空管制官からマイクを借りて、パイロット達に激励した。

 

「パイロット達に命ずる、敵艦隊を排撃して我らの存在意義を奴らに焼きつかせよ!行けっ‼︎」

 

それを合図にリニア(電磁)カタパルトに載せていたCFA-44が続々と射出されそして、最後に出雲が保有する最大の艦載機Tu-22M3と空中警戒管制機P-1AWACSが大型カタパルトから射出し敵艦隊に向けて行った。

 

この敵機動艦隊へ攻撃隊を派遣した戦力は、以下の通り。

 

8個戦闘飛行隊 (制空権に4個飛行隊)160機

2個戦闘攻撃飛行隊 24機

1個海洋爆撃連隊 24機

1個早期空中警戒管制班 1機

 

合計209機の攻撃隊が発進して、敵機動艦隊に向かわせた。

 

だが…薄暮攻撃隊が発進してから1700頃になって、航空管制官が慌てて艦橋にやって来た。

 

「艦長‼︎た、大変、です」

「どうした?敵がこっちに向かって来たか?」

「そうではありません!訂正です。先程の敵機動艦隊の現在地の700キロの情報は誤りで、実際は900キロ先にいます‼︎」

「な!なんだって‼︎」

 

出雲の艦載機の戦闘行動半径は800キロ、往復1600キロになり、仮にそれが真実なら往復1800キロになるこの点厄介なのが、戦闘飛行隊所属の艦載機である。

 

「攻撃隊を呼び戻しますか?」

「いや、攻撃隊はそのまま向かうようにして、こちらの方から迎えに行こう、そうすれば彼らの往復する距離が稼げる……航海長‼︎」

 

「分かりました。今から最大戦速で向かえば片道半の距離が稼げるので間に合います」

 

「分かった、航海長、特殊推進機動装置(謎の推進装置Ⅱ)の起動準備を頼む」

 

「了解です」

 

「今から全速で行けば、今晩2000頃には部隊を拾いに行けるだろう」

 

そう言い放つと、艦は真っ直ぐ航空隊の針路を辿るように最大戦速(128kt)で航行した。

 

同じ頃、1900前に出雲航空隊は敵機動艦隊を捉えて一回切りの攻撃を開始した。

 

当然、敵機動艦隊の8割強を撃破し更に追撃をかけ止めを刺そうとするが…いきなり女性の通信が直接、出雲に話しかけて来たのだ‼︎

 

「私は機動艦隊の旗艦、空母水鬼です」

 

出雲が水鬼と話しかけている間に航空隊は戦闘中止命令を出した。

 

「それで一体、空母水鬼とやらが何の御用だ?」

 

「私と防空棲姫、軽巡棲姫、駆逐古姫がそちらへ人質となります。代わりに残存艦艇に対する攻撃を中止して、見逃してもらえないでしょうか?」

 

出雲は右手を顔に当てて考えた。

 

確かに渡りに船だが…いきなり人質になりますなんてことは虫の良い話だと、だがこれ以上の戦闘をすれば虐殺もいい所だった。

 

そして…

 

「分かりました。こちらの条件は3つあります、1つ目は艦内に於いての緊急艤装(・・・・)展開並び使用は許可できない、2つ目は艦内の行動を制限させてもらうが…3つ目は君達は人質としでは無く客人として迎え入れる、解放条件は現時刻から24時間又は残存艦艇が無事グアム島(・・・・)に帰還するまでだ……以上だ。」

 

「分かりました。投降兵に対する厚き配慮に感謝します」

 

そして、出雲艦載機を格納終えてから彼女達(空母水鬼達)を引き取りに行くと伝えた。

 

「副長、サーチライトを飛行甲板に照らし照明弾を上げろ、哨戒ヘリは不時着水に備えて上空待機してちょうだい」

 

「え?」

 

「敵中のど真ん中で、探照灯を灯りをつけるのは危険です⁉︎」

 

「それでもだよ、かつて小沢中将は索敵機1機の帰りを待つ為に敵前で全艦隊に探照灯を照らし、またミッチャー中将は命懸けで薄暮攻撃をして帰って来た航空隊を迎え入れる為に、敵のど真ん中で探照灯を照らした男なんだよ……俺もその2人に見習おう‼︎」

 

その頃の時刻は2025時、攻撃隊は一路、暗い夜空の中を飛行していた。

 

無事母艦に帰還できるかどうかと……

 

「メデューサ1から各戦闘機隊へ、各機燃料は持つか?」

 

戦闘機隊は燃料以外は全て投棄出来るものは投棄した、だがそれでもそれぞれ燃料残量表示は2割を切った。

 

「こちらアサシン1、出来る限りのことはしたよ」

「クソッ」

 

それぞれが覚悟を決めようとした中で、空中管制機メデューサ1から通信が入った。

 

「攻撃隊全機!みんな母艦()に戻れるぞ!今、艦長から通信が入っている繋ぐよ」

 

「攻撃隊全機パイロットに告ぐ、敵機動艦隊への薄暮攻撃ご苦労様でした。現在本艦は攻撃隊全機の受け入れにサーチライト照射と照明弾使って、お前達が帰って来るのを待っている。1機でも未帰還を出す事は俺は承知出来ない、攻撃隊全機が無事母艦に着艦し帰還することがこの戦いの最大の勝利だ‼︎総員!生きて帰って来い‼︎」ガチャ

 

この艦長の通信にみんなが歓喜した。

 

「聞いたか野郎共、艦長と乗組員が総出で我々が帰還するの待ってくれているんだ‼︎いいか〜‼︎」

「「「「「おぉー」」」」」

 

その後、攻撃隊は全機未帰還を出す事なく2130時、無事に母艦に帰還しその取って返しで予定していた客人4名を乗せて戦闘海域から離れていった。

 

そして偶然にもかかわらず、そこから西へ800キロに艦娘を収容しリンガ諸島へ向かおうとした八雲のレーダー管制官が偶然、飛行中の出雲航空隊を発見し八雲艦長へと急いだ。

 

それを聞いた八雲はすぐ萩沼提督に話したのだ。

 

食堂で艦娘達(・・・)が全員いる目の前で……

 

「提督よ、今すぐ出雲に合流しょう今ならまだ間に合うかもしれない」

 

なんとあろう事か、武蔵から提督にお願いをしたのだ。

「アタシも、出雲の兄貴に合流したいぞ!」

「司令官さん、お願い致します」

「提督、俺からもお願いします」

「私からもお願いします」

 

摩耶に鳥海、八雲そして加賀、食堂にいた全員が同じことを口にし全員が頭を下げた。それは提督自身も同じだった。

 

何故なら、彼はいきなりこの世界(・・)に現れて、見ず知らずの私たちを助けくれて、共に一緒にこの世界を守る為に闘って欲しいと、恥を承知して提督自身彼に頭を下げた……だが彼は(出雲)何の見返りも求めずただ一言話した。

 

「君達が涙を流しながら地に頭を下げているのを見て見ぬ振りをするのは艦息(・・)にとって……いや()にとって最低の事だ‼︎目の前の綺麗な女性の涙が地に(したた)る音を聞いて何が艦息()だ……」

 

「分かったわ、みんなのお願いを聞いたよ、八雲すぐ出雲に合流に連絡を取って合流するようにしてちょうだい」

「アイ、マム」

 

八雲は出雲へ連絡を取り、即合流後すぐに出雲へ移動できるかどうか話していた。

 

だが…時刻は既に2230なので明日の早朝0800に合流するように手配をしてもらう事にして出雲は彼女達4名を部屋に案内した後、副長に交代で当直を取るようにと話してから艦長執務室に戻り、15日0105迄の戦闘詳報をまとめると私室のベットに潜り込み早朝迄、深い眠りに就いた。

 

そして、15日0800に提督を乗せた八雲と合流しすぐさま艦娘達が乗り込んで来た。

 

提督と八雲に空母水鬼達4人のことを話して、今晩2000時には彼女達(空母水鬼達)を解放するとの約定を設けてある為か、異論をすること無く合意に至った。

 

そして提督の口から、10月15日2000時を持ってフィリピン全域の作戦行動を終了すると宣言し軍令部に報告後、海兵隊の収容と伊勢や飛鷹達との合流する為、出雲は針路をリンガ諸島に舵を切った。




一部の台詞はアニメ「決断!」マリアナ沖海戦でミッチャー提督が話した言葉を少しアレンジしました。


もし、指摘や評価、感想・質問ありましたらお願い致します

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。