艦隊の咆哮 〜戦場を彷徨う鋼鉄の漂流者〜   作:正海苔

35 / 60
出雲「作者貴様〜ずいぶん遅かったな〜、何してんの?」ハイライトオフ
作者「だからさ〜仕事が忙しいから書く暇無かったのわかるちみー」( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!
出雲「一遍死んでもらうか?」(怒`・(ェ)・´) 
作者「( ゚ω゚ )謹んでお断り申し上げます」
出雲「待てやコラ〜逃げんな」(#・∀・)

今回は新しく挿絵を入れ替えました。








3-8 横須賀帰還と艦娘大改装案 挿絵有り

2016年8月23日()

 

「あ〜、やっと横須賀帰って来たわ〜」

「ですねぇ」

 

出雲と副長は感慨深く言った。

 

キスカ島救援と裏仕事(・・・)を終えて、函館で艦娘達と豪遊し函館基地を出港そして、翌日に横須賀基地港外に投錨し帰って来たわけである。

 

因みに函館に在泊していた。間の艦娘達の小遣いは、出雲の自腹金(ポケットマネー)である。

 

「でも艦長、一時はキスカ島救援でどうなるかと思いましたけど、上手く大立ち回りを演じて、案外上手く行くもんですな。」

 

「副長、物事は運や兵力だけでは決まらんよ入念な用意と機動力を生かした戦いそしてあらゆる想定内外(・・・・)に対応すれば問題無いさ」

 

「その結果が今回のキスカ島救援と港湾水鬼の排除(・・)ですか」

「そういうことさ」

「確かにそう……」

 

副長が続きを言おうとしたその時、通信長が艦橋に入ってきた。

 

「基地司令より通信です。「艦娘達と共に報告しに来てください」と」

 

「分かった艦娘達にこの事は?」

「既に知らせてあります。」

 

そう言って、副長に別れを伝え艦娘達が乗った艦載機の離陸を確認後艦艇を収納し、基地へ戻っていった。

 

執務室に着くと執務席に提督がソファーには黒木そして檜垣と元帥が在席し、艦娘も秘書艦に摩耶に鳥海、飛鷹と隼鷹が待っていたのだ。

 

「出雲、連続の任務ご苦労様でした。」

「いえいえ、あの緊急依頼(・・・・)もあってかですが、元帥かなり大幅に時間稼ぎ(・・・・)出来ましたか?」

 

「はい、大幅に時間が稼げました。当面はこちらが有利に運べます」

「私からも礼を言うわ、出雲お疲れ様」

 

「提督、俺は3日程休み貰えれば大丈夫です。また他の戦場へ転戦しますか?」

 

「いえ、当分は兵器開発と新型装備に換装した艦娘達の教練を務めてもらいたいけどいいかなぁ」

「わかりました」

 

形式の報告が終わり、久しぶりに黒木達と再会した。

 

「和……いや黒木中将、お久しぶりです」

川嶋(・・)いや出雲いつも(・・・)のようにでいいよ」

 

「そうか……それにしても、(カズ)、あんた偉い出世したなぁ〜英二から聞いて驚いたぞ、」

 

「俺もさ、英二から聞いてお前が艦息になったなんて驚いたぞ困った事あったら俺や英二が手助けするよ」

 

どうやら、黒木と出雲のやり取りが変わったのに提督と元帥が驚いたそこで元帥が3人に質問した。

 

「君達3人と滝谷はまさか……」

 

「はい、オレ達4人は前の世界でお互い艦長を務めながら有らゆる世界を駆け巡った。戦友にして盟友達です」

「なるほどね、良き友を持ったね。出雲君大事にしろよ」

「それから提督お願いがありますが…」

「なんだろう?」

「ここの酒保は確か小さいですよね拡充するとかありますか?」

「拡充する予定はあるけど予算が無いからなぁ」

 

そう言って出雲と檜垣が顔を見合わせて頷くと、その前に元帥に承諾をもらってから出雲達が(前話参考)考えていた事を話した。

 

「いいよ、許可するわ」

「ありがとうございます」

「元艦娘達の働き場所に給与そして居住地か……考えもしなかったなぁ」

「その新しい酒保の管理を今横須賀に住んでいる滝谷達にも手伝って貰おうかと考えていますが、よろしいでしょうか?」

「分かったわ」

 

後日、滝谷にもこの事話し本人から承諾を得て大型酒保の建設、妖精達のおかげで一週間で完成した。この酒保は民間人でも利用出来る様に配慮しているのでその点は大いに助かった。

滝谷や陸奥に元艦娘で営む飲食店もそこに移転し、居住地もそこに引っ越した。滝谷が一時施設にいて市井に散らばったもらった艦娘46名もそこの居住地に住んでもらいながら酒保で働いてもらったのだ。

 

「出雲さん、ありがとうございます。」

「いえいえ陸奥さ……いや今は滝谷 真衣さんでしたね」

「あらあら、陸奥って呼ばれたのは久しぶりたわ〜ではまた」

 

そう言って基地に戻り午後一時から艦娘達全員との今後の船体と兵器換装の話しをした。

 

「任務や夜間哨戒明けで疲れているのに本当にすまない」

「いいさ、出雲がみんなの為にいろいろ開発してくれているからな」

 

そう言ってみんな出雲に感謝していた。実の所艦艇事の改装案が出来上がりを楽しみにしていた。

 

「まずみんな手元にある資料を一度拝見してくれ、それからでもいいか。」

 

艦娘艦艇改装並び新型艦載機案

 

・扶桑型・伊勢型航空戦艦

船体は日本型航空戦艦Ⅲをベース

水上機から艦上機に切り替えカタパルト二基搭載、

【挿絵表示】

 

 

・金剛型戦艦大改装案

日本型Ⅴ型を原形に武装・機関を一新

舷側・甲板装甲を41センチに対応

 

【挿絵表示】

 

 

・長門型戦艦改装案

日本型Ⅶ型を原形に機関を換装、

舷側・甲板装甲を46センチに交換

【挿絵表示】

 

 

・大和型大改装案

日本型戦艦Ⅷ型をベース

機関を新型に換装、舷側・甲板装甲を51センチに交換

【挿絵表示】

 

 

・5500t型軽巡洋艦改装案(天龍型含む)

【挿絵表示】

 

 

【挿絵表示】

 

 

・阿賀野型軽巡洋艦改装案(大淀型含む)

【挿絵表示】

 

 

・各種駆逐艦改装案

機関を換装、武装は各型の任意判断によるとする

【挿絵表示】

 

睦月型は現在開発中

秋月型のみ(以外の駆逐艦でも変更可能)

【挿絵表示】

 

 

・雷巡は5500t型軽巡洋艦と同様機関改装、装甲強化更に4連装酸素魚雷10基を誘導魚雷に8基、対潜魚雷を2基に交換、他にも魚雷発射管の上に機銃を20基増設

【挿絵表示】

 

 

・重巡洋艦は全艦艇、機関・装甲・武装改装強化

改装案複数有り、一部記載

高雄型

 

【挿絵表示】

 

 

古鷹・青葉型

 

【挿絵表示】

 

 

・軽空母は本人(・・)の承諾あり次第船体事完全に作り変える

以下の艦娘はこれに該当する。

 

鳳翔、竜驤 ユニコーン級軽空母

 

祥鳳型、龍鳳型、千歳型 コロッサス級軽艦隊型空母

又は

【挿絵表示】

 

 

飛鷹型は本人(・・)の承諾あり次第完全に作り変える。

 

【挿絵表示】

 

 

・正規空母は軽空母と同様に作り変える。

 

飛龍、蒼龍、雲龍型 セントー級軽艦隊型空母へ作り変える。

 

赤城、加賀 ミッドウェイ級空母90年代型に作り変える。

 

翔鶴型、大鳳型 イーグル級(Ⅱ)艦隊型空母に作り変える又は

 

【挿絵表示】

 

 

尚、空母艦娘達は全て新型艦載機並び誘導弾使用を前提にし、機関を新型へ更に装甲並び火器兵装を換装、他にもアングルドデッキ、新型カタパルト搭載(天城型・魁鳳型も同様)

 

・潜水艦は全て機関並び魚雷を強化新型装備に換装

 

【挿絵表示】

 

 

・補助艦艇も同様に改装を施す。

・横須賀基地所属する全艦艇(・・・)は、従来のボイラー機関からディーゼル機関への換装と通常配置(・・・・)からシフト配置(・・・・・)への移行、並びに対空火器・装甲を換装または強化したうえで最終的には艦隊速力35ノットの高速機動部隊が編成可能になり。更にモジュール方式になっている為、素早い武器系統交換が可能になる。

 

・新型艦載機

赤城・加賀・天城型・魁鳳型以外は以下の新型艦上戦闘機に交換

 

新型艦上戦闘機「迅風」

外見は17試艦上戦闘機「烈風」だが拡大発展型として運用

 

【挿絵表示】

 

最大搭載量(ペイロード)が1800キロ、5連装ロケット弾が4基搭載可能

それ以外は専属として、艦載機2種類を搭載する予定。

 

新型艦上戦闘機「天弓」

外見は18試局地戦闘機「震電」だか艦上戦闘機として運用

 

【挿絵表示】

 

最大搭載量(ペイロード)が1500キロ、5連装ロケット弾が2基搭載可能

 

新型双発艦上攻撃機「鴻星」

外見は陸上攻撃機「銀河」だか艦上攻撃機として運用

 

【挿絵表示】

 

最大搭載量(ペイロード)が3500キロ、5連装ロケット弾が6基又は2000キロ噴式誘導爆弾1発搭載可能

 

・水上機

カタパルト搭載艦艇に使用

新型水上偵察機「皇雲(こううん)

外見は零式水上偵察機だが拡大発展として運用

 

【挿絵表示】

 

MAD及び新型対潜爆弾4発搭載

 

「以上が、俺が考えた改装並び新型艦載機案だか質問又は不満のあるもの手を挙げて下さい…ね……」

「どうしました?出雲さん?」

「秋月さん連装砲全員が文句言いたいような目で俺を睨んでいるよ」

 

何しろ出雲と艦娘達の間に連装砲達が座れるように席を用意したが…以外な角度から睨んできた。

「長10㎝砲ちゃんどうしたの?何か不満な所あるの?」

 

秋月達が連装砲達に聞くと自分達は用済みなのかという質問らしい。

「出雲さんどうなるんでしょうか?」

 

照月や初月それに島風や天津風も同じ考えだった。

 

秋、照、初(秋月・照月・初月)それに島風に天津風、その点に関しては問題ないよ、すでに砲身と給弾・揚弾に射撃管制装置の改修キットを用意済みだから大丈夫だ。主砲を外すのは2番と3番砲塔だけどいいかい?」

 

その答えに連装砲達は大喜びした。そして……

 

「よし、みんなすぐには決められないから明日もう一回集まってもらえるかな?」

艦娘達も一斉に返事を返した。

 

「はーい、わかりました」

 

こうして、艦娘達改装案の話し合いが終わり解散した。

結果翌日には全員満場一致で決定し、後日戦隊・駆逐隊ごとに改装を行った。この大改装案で今後の戦闘に各基地の艦娘達の生存率を左右するとはまだ出雲や艦娘達全員誰も知らない……




評価・感想・質問などありましたらお願いします

空母に関しては全て実在する艦艇です。艦艇パーフェクトBOOK又はウィキペディアをご覧ください

その他の艦艇はFRAM(艦隊再生・近代化)計画の発展版として、行いました。

新たに挿絵載せましたのは提督の決断4PKから載せました

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。