艦隊の咆哮 〜戦場を彷徨う鋼鉄の漂流者〜   作:正海苔

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久しぶりに艦これアーケードやって、
編成を摩耶、加古、那智、陸奥、伊勢、日向でやって採算度外視したやり方やったら弾薬と燃料底ついてしもうた。
どうしましょう?

とりあえず暇を見つけてちょくちょく書いていきました。
それではどうぞ


2-11 横須賀の帰路と艦娘達の改装案そして宴会

超兵器『播磨』を撃沈した、出雲は横須賀に向けて航行していたが…

なぜか怪我した本人は医務室では無く艦長室で報告書を作成してた。

 

横須賀入港前日 1635 出雲艦内 艦長室

 

出雲は艦長執務席のパソコンで戦闘詳報を作成していた。

 

「良し、後はこれをコピーすればおわりだな

あぁー、そろそろ医務室に戻らないとやばいかな?」

 

「こんな所にいたのかデスカ?医務室に戻らないとダメデス」

 

「あぁー、金剛さん悪いけど見なかった事にしてくれない?お願いよ〜」必死のお願い

 

「No〜デス、戻らないと艦娘達に代わってお仕置きネ〜」

 

こんな感じで、艦娘達から文句を言われている既に船体の修理、補給、肉体の治癒を終えているにもかかわらずもう五回くらい繰り返している

 

1回目は満潮ら駆逐艦達、2回目は伊勢や日向、扶桑達航空戦艦組、3回目は天龍・龍田が帯刀完全武装、4回目は高雄型がそして今が5回目である。

 

様子見を兼ねて迎えに来たが、それでも出雲本人は、懲りちゃいなかった。

 

「後ちょっとで報告書書き終わるから駄目?」

 

「分かりまシタ、ここで待ちます。余り無理しないでくださいネ」

 

「すまんな、そうだダージリンという紅茶あるけど飲むかい?」

 

「はい、いただきマス」

現金な奴、まぁいっか久しぶりに俺も飲みたいし。

 

「あ、紅茶ならこの金剛に任せてくださイ」

 

そう言って艦長室脇にある給湯室に入っていき、紅茶が有る場所を教えたらテキパキとあっと言う間に出来上がった。

 

「出雲さん、私のシスターズも呼んでもいいデスカ?」

 

「あぁー、いいよそこの艦内電話を使いなさいな」

 

「その必要ありまセーン何故なら〜」指パッチン

 

ウィーン 急にドアが開き

 

「「「金剛型姉妹参上」」」ハバァーン

 

「おいおい、いつからいたのあんたら?(苦笑)」

 

「こんな事もあろうかと」ドャ〜

 

「扉の前に」ドーン

 

「待機してました」ズーン

 

「ふーん、そっかまぁそこのソファーに座りなさいな丁度見てもらいたい改装案があるからね」

 

「そんな資料あるんですか?」クィ←メガネ

 

「はい、金剛型でも三系統用意してあります主に重対艦装備型、対空型、高機動防御型以上です、それぞれ最優先で機動力、防御力を上げてあります」

 

出雲が金剛型四姉妹に見せたのは不在時でも対応できるようにと、それぞれの艦種いわゆる近代化改修とはまた別の改良強化案であった

金剛達に見せたのは以下の通り。

 

1.重対艦装備型

41.0cm60口径3連装 5基、

127ミリ速射砲 8基、

57ミリバルカン砲 6基、40ミリ2連装機関砲16基、

速力42ノット、装甲36cm防御

 

2. 対空型

38.1cm60口径連装 4基、127ミリ速射砲 8基、

57ミリバルカン砲 6基、20cm12連装噴進砲 8基、

20ミリCIWS 10基 速力45ノット 装甲38cm防御

 

3.高機動防御型

35.6cm75口径連装 4基、

127ミリ速射砲 8基、

40ミリ2連装機関砲 18基、20ミリCIWS 12基、

速力48ノット、装甲38cm防御

 

「とまぁ一様提督に見せる前にあんた達に見せたんだけどどうかな?何か質問ある?」

「ふーん、出雲さん」

 

「なんだ?」

 

「パーフェクトでーす、ありがとうゴサイマス」

 

「ありがとうございます。これでル級改fsや戦艦凄鬼にも勝てます」

 

「そいつは何よりだ、一様基地所属の艦娘達艦種ごとだか幾つか改装案が出来上がっているよ」

 

「いつの間に改装案作ったんですか?」

 

「最初の横須賀に向かう頃かな?ちょくちょくやっていたからねいざと…」トン、トン

「はい、どなた?」

 

「秋月です。食事の準備が出来たので食堂に来てくださいと」

 

「分かった。今行くよ」

 

そう、出雲は最後の言葉を口にするのを止めた。扉の前には秋月達が食事ですと知らせに来たみたいだ。

 

どうやら司厨長が宴会用と艦娘達がいるので腕によりをかけて準備したのがいいが肝心な主役がいないとなって呼びに来たという。

 

1900 大食堂(宴会場)

 

「はい、それじゃあ皆んなお疲(カンパーイ)おい、またかよ」

食事という名の宴会になったが、やはり皆んな仲の良いメンバーと食事を摂っていた。

 

伊勢や日向は副長と食事していたし、隼鷹と千歳や何人かは酔っ払い始め軍医長の世話になっていたが。

 

他の艦娘達も乗組員妖精達と食事しながら楽しくやってたので

その後出雲は副長に言付けをし、酒とコップ二つ持って姿を消した。

「さてと、俺なりだかお前の供養させてもらうよ播磨あんたが化けてこられたら寝られやしないからね」

 

そう言って、コップ二つに酒を注いだ。

 

「これは俺がいつも飲んでいる大分の麦焼酎「白水」だあんたにあげるよ」

その後酒を飲み、残り半分は海に注いだふと後ろを振り返ると…

 

「私達にも貰えないかしら」

 

なんとそこにいたのは翔鶴に瑞鶴そして大淀と仁淀、第8・17駆逐隊の12人だった。

 

「珍しい組み合わせだなぁ、何かあったのか?」

 

彼女達の代表して翔鶴が喋り始めた。

 

「いいえ、出雲さんが何か悲しい顔でふらりと行ってしまったのでついて来ちゃいました。いけませんでしたか?」

 

「そうだともいざとなったらこの磯風の料理で「磯風辞めるんじゃけ〜出雲はんまた医務室に逆戻りじゃけん」グゥ」解せぬ

 

「そうですよ磯風、出雲さんが倒れたらまた大騒動になりますからね」

 

「出雲さん、私たちは貴方の力になりたいと皆んなが言っているんですだから御自分を下卑するのは止めて下さい」

 

「分かった、すまなかった迷惑かけて」

 

「いいんです、その代わり一献貰えないかしら」

 

「あぁーいいけどコップは?」

 

そう言って、皆んなコップを出したどうやら副長達が協力してくれたみたいだ。

 

「分かったちょっとだけだよ、酔っ払ったら危ないからね」

 

「大丈夫よ、いざとなったら出雲さんがあたしと翔鶴姉のこと看護してもらうからさ、ね〜翔鶴姉」ルンルン

 

「瑞鶴ったら、すいません瑞鶴が我が儘を言って」フカブカ

 

「アッハッハ〜大丈夫だよ、その時はなんとかしよう」

 

「わ〜い、やった〜」瑞鶴

 

そう言ってコップの四分の一くらいに注いで、全員に行き渡ったとき敢えてこう言った

 

「まぁ、これから先どうなるかわからないけど、宜しく頼む今回の戦闘で沈んだ播磨に対し哀悼の意を表する」

 

そう言って皆んな同時に飲んだ…が。

 

「覚悟してたから、仕方ないな」

 

だか結局5人酔っ払いが出たので無事だった何人と協力して部屋に運んだ。

 

こうして、播磨との戦いが終わり次の戦がある事をこの時はまだ知らなかった。

 

 

 

 




これから先、仕事で更新が遅れがちになりますが宜しくお願いします

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