艦隊の咆哮 〜戦場を彷徨う鋼鉄の漂流者〜   作:正海苔

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今回は、ある小説に登場する空母と未完成艦を出します

訂正、一部記載ミスがありましたので訂正します



2-8 会議だよ総員集合、並行世界の来訪者

横浜基地へ出向に行って帰って来てから、次の日東京にある軍令部の会議に出席する為に提督と護衛の艦娘3名と出雲の計5人で向かっていた。

 

軍令部到着後、会議まで時間があるので軍令部内にある喫茶店でお茶をしていたが…ちょうどお茶している最中に声を掛けられた。

 

「おはようございます、萩沼さんに出雲さん前回の横浜出向助かりました」

声をかけて来たのは柴崎提督だった、何せ装備が欲しいと駄々こねた本人だから……

「柴崎提督、開発した装備彼女達が装備して問題とか無かったですか?」

「いえいえ問題ありませんでしたよ。みんな大喜びでした」

 

「分かりました。柴崎提督そちらの方は?」

 

そう言って柴崎提督は一緒にいた艦娘達に出雲へ挨拶するように言った。

 

「私は軽巡「五十鈴」よ、よろしくね」

「陽炎型駆逐艦2番艦の「不知火」です、装備開発ありがとうございます」

「私は横須賀基地の提督、萩沼よ二人ともよろしくね」

 

あれやこれとそう言っているうちに、大湊の深沢提督や今は軍属の滝谷が来た。

 

「滝谷あれから舞鶴基地の提督を辞めてからどうしているの?」

 

「いまは、横須賀で飲食店を開いている。施設の子達やあの時いた艦娘達はみんな解体され人間として生活しているよ、今は陸奥や何人かの艦娘達と一緒に過ごしているさ。」

 

世間話と話しているうちに…間も無く会議が始まると檜垣が迎えに来た

先に提督や艦娘達を中に入れてから自分も入ろうとすると、檜垣が元帥から呼ばれるまでここにいろと言われ待機していた。

 

そして会議が半ば頃を迎えた時に元帥から呼ばれ、中に入ると中にいた各地の提督や艦娘は一斉にこちらに向けた。

 

提督達は皆、男かなら大丈夫だな……と安心していたり、艦娘達はみんな興味と好意のどちらかだった。

 

「ではこれよりここにいる出雲君から超兵器と今回出現した播磨の説明をしてもらう、出雲に頼むよ」

 

「分かりました、元帥」

 

超兵器に関して、説明し現存の艦娘達の装備では相手どころか視認する前に沈むだろうと話した。

 

「これが私どもで今まで相手してきた超兵器です」

 

超巨大高速戦艦「インテゲルタイラント」

超巨大ホバー戦艦「改アルティメットストーム」

超高速巡洋戦艦 「改シュトルムウィンド」

超巨大高速空母 アルウス

超巨大二段空母 ペーター・シュトラッサー

超巨大潜水艦 ドレッドノート

超巨大高速潜水艦 ノーチラス

超巨大艤装戦艦 超ストレインジ・デルタ

超巨大要塞戦艦 ストレインジ・デルタ

超巨大高速潜水艦 アームドウィング

超巨大光学迷彩戦艦 改リフレクト・ブラッタ

超巨大光学迷彩戦艦 シャドウ・ブラッタ

超巨大爆撃機 アルケオプテリクス

超巨大爆撃機 ジュラーブリク

超巨大双胴戦艦 播磨・駿河

超巨大双胴航空戦艦 近江・甲斐

超巨大ドリル戦艦 荒覇吐

超巨大強襲揚陸艦 デュアルクレイター

超巨大氷山空母 ハボクック

超巨大レーザー戦艦 グロースシュトラール

超巨大航空戦艦 ムスペルヘイム

超巨大戦艦 リヴァイアサン

超巨大戦艦 改ルフトシュピーゲルング・ツヴァイ

超巨大戦艦 改ヴォルケンクラッツァー・ツヴァイ

超巨大戦艦 超ヴォルケンクラッツァー・ツヴァイ

 

「以上が今迄相手してきた超兵器です何か質問ありますか?なければ今回相手する播磨の情報で『はん、そんな連中呉鎮守府だけで相手に出来るわ』」

 

「ではあなたは、今回相手する播磨の情報無しでも勝てる自信があると?因みに奴には航空機の奇襲は無意味ですから、それでもあなたは艦娘達に自分はのうのうと生きているから死んで来いと」ギロッ

 

「いや、それは…」

 

「こう言う無能なボンクラ、彼女達を兵器としか見てない提督がいるのでここにいる全ての提督達に敢えて言います。もし自分達の戦力だけで超兵器を相手するならまず俺を演習での勝利ではなく!直接艦隊の最前列から指揮を執り実弾を使って、確実に殺す気で来い。それに勝ったなら私は何も言いません。陣頭指揮は貴方方、日本軍の十八番ではないでしょうか、違いますか?まぁ俺にとってあんたら無能にして穀潰しの提督が1人死のうが、1兆人死のうが関係ないのでね」

 

これ以上出雲が言うと、事情を知る元帥達はともかく呉に佐世保、舞鶴に室蘭の総司令や提督達の面子丸潰れになるからであった。

 

「出雲、そのくらいにしてやれそれから播磨の説明を頼む」

 

出雲自身は、何か反論があるのかと期待をしていたが…元帥の立場もあるので渋々引いた。

「了解しました」

 

それでも…それぞれの擁護派提督に付き添いしていた艦娘達ぬ少人数はお怒り気味だったが、出雲は本題の内容を話し始めた。

 

「では播磨の説明します。全長が806m、幅が225m、速力が40ノット、武装56cm90口径5連装が12基、88ミリ連装バルカン砲が8基、20.3センチ80口径3連装が4基、20センチ12連装噴進砲及び30ミリCIWSに多弾頭ミサイルVLS3が多数他には拡散対潜ロケット砲も多数配備しています」

 

それから出雲は間を置いて敢えてこういった。

 

「これが播磨の性能です何の情報収集を行わないでただ闇雲に攻めるのは愚の骨頂です……ですが、あんたらカス共はそれをやろうとした違いないか?反論があるなら聞きますよ、ん?呉の提督がたもさっきまでの威勢はどこなんでしょうか?元帥私からは超兵器と播磨の性能説明は以上です」

 

その後、元帥の口から通達を出されたのは3つだけだった。

 

1.超兵器を発見した場合、交戦せず相手の形式・武装を横須賀基地に秘匿通信にて報告すること

 

2.万が一接敵した場合は、全速力にて振り切ること

 

3.最悪の場合、超兵器に対し武装解除、投降(・・)すること

 

その後、会議が終わり横須賀基地に戻ると明石から間も無く建造が終わると知らせがあり提督達と共に工廠に赴いた。

 

「いったいどんな子が来るのでしょうか?」

 

「さぁね、会ってみないとわからないかもよ」

 

建造が終わり、ドライドックから船体が姿を見せた

 

その後二人の女性がやって来て申告をした、内一隻は鋼鉄の世界で見かけたフォレスタル級空母で、もう一隻は大淀型だった。

 

「初めまして、魁鳳型戦略航空母艦「魁鳳」です。よろしくお願いします」ペコッ

 

「初めまして、大淀型2番艦「仁淀」です。よろしくお願いします」ペコッ

 

「俺は出雲だ。よろしくお願いするよ。」ニコッ

 

「私はここ横須賀基地提督の萩沼 薫よよろしく、それと明石さん大淀さん呼んできてもらえないでしょうか?」

 

「はい、分かりました」

その後すぐ明石が大淀を連れてきて、戻ってきた。

 

「もしかしたて、仁淀?」

 

「そうだよ、お姉ちゃん」

 

「うっ…グスッ、会いたかったよう仁淀〜」ブワッ

 

「うん、私もだよお姉ちゃん、これからも一緒だね」ニコッ

 

「うん、ありがとう出雲さん。一生会えないと思っていた妹に合わしてもらえて。」グズッ

 

「いやいや、これぐらいどうってことないですよ」

 

「そうなると仁淀さんは、大淀さんと一緒に通信と事務関係をお願いできないかしら」

「はい分かりました」

 

「魁鳳さんは、これから先は大鳳さんと組んでもらえないでしょうか?」

「分かりました。これからもよろしくお願いします」

こうして、新たに2隻の存在するはずがない船が竣工した。

 

超兵器「播磨」との決闘まで、残りあと1週間。




魁鳳型戦略空母は、小説巨大戦略航空母艦「魁鳳」に出て来る空母です
顔付きは大鳳と同じだか、身長体型は翔鶴と一緒なので識別しやすい
改になるとキティーホーク級並みの空母になる

大淀型2番艦仁淀はマル4計画で巡洋艦丙として建造予定ですが開戦直前に取りやめになりました、詳細はウィキペディアでご覧ください
外見は大淀と同じだがメガネはなし、髪はショートにしてある

超兵器に改や超が付いていますが外見と性能が完全に強化されています

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