艦隊の咆哮 〜戦場を彷徨う鋼鉄の漂流者〜   作:正海苔

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とりあえず、この大演習も4つに分けてから、超兵器戦に持っていきたいと思います
戦闘に入るどころか長引いてしまってすいませんでした


2-4 遠州灘沖大演習〜勧誘とそれぞれの欲望〜

横須賀基地を出航して、翌日の朝に名古屋沖に投錨した。

 

そこで演習本部がある施設に向かい開会式を行い、13時から指定された演習海域で演習を行うことになる。

 

ただし、横須賀第二から出雲のみ対するは各鎮守府各基地から選抜した最精鋭7個艦隊が同時に相手をすることになった。これは先の海戦と艦型情報を踏まえて、軍令部、国防総省が決めたらしい

 

以下の選抜戦力は以下の通り(空母は軽空母混み)

横須賀鎮守府第三海上機動隊横浜基地 柴崎 龍提督

戦艦8、空母10、重巡6、軽巡4、駆逐16、潜水3

 

舞鶴鎮守府第一海上機動隊舞鶴基地 滝谷 栄作提督

戦艦12、空母16、重巡12、軽巡10、駆逐26

 

舞鶴鎮守府第三海上機動隊和歌山基地 中島 渉提督

戦艦8、空母6、重巡10、軽巡4、雷巡3、駆逐38

 

呉鎮守府第一海上機動隊呉基地 沖田 和人提督

戦艦8、空母10、重巡6、軽巡4、雷巡3、駆逐16、潜水7

 

大湊鎮守府第一海上機動隊大湊基地 深沢 由美提督

戦艦4、航戦2、空母4、重巡6、軽巡4、駆逐12

 

佐世保鎮守府第一海上機動隊佐世保基地

後藤田 和也提督

戦艦8、空母10、重巡6、軽巡6、駆逐16、潜水5

 

佐世保鎮守府第三海上機動隊大分基地

渋澤 勇次郎提督

戦艦8、空母17、重巡6、軽巡4、駆逐40

 

開会式が始まる前に檜垣からスマホに秘匿回線で頼まれた情報が来た、開封した電子メールにはこう記載されてた。

 

「横浜第三、大湊第一を除くすべて、ブラック鎮守府及び艦娘兵器派所属うち舞鶴第一提督は例の施設管理者、最重要捕縛要請ありすでに憲兵隊が逮捕状作製済み。出雲拿捕が目的の模様であり、なお目的の為なら手段選ばず注意せよ」

 

(アッハッハ、最初からブラックのみなさんは殺す気で来るなこりゃまぁ)

出雲に搭載している無人偵察機を常時張り付かせて警戒に当たろう、すぐ様出雲副長に連絡入れた。

 

「副長どう思う?この内容」

「これ、演習開始と同時に先手打たないと不味いですね」

「だな、おっとそろそろ開会式だ通信切るよ」

「了解です」

 

それから連絡を終えると、萩沼提督たちのいるところに行こうとしたら

いきなり声をかけられた、よりにも寄って最悪の連中に…

 

「君、出雲だねどうだいあんな売女どもより佐世保に来なよ面白くしてやるからさ」

「おー佐世保の七光りじゃないか、そんな奴より大分に来い、美人の姿をした兵器をやらせるからよ」

「これはこれは、親の七光りに老害じゃないかそんなカスどもより呉に来なよ、勧誘するよ」

「いやいや、この兵器は我が舞鶴が最優先で抑え、我らの兵器たちの進歩に役立てようじゃないか、そう思わないか」

 

「(さっきから、黙って聞いてれば冗談じゃない‼︎それだったら最初からあんたらクズを殺った方が兆倍マシだわ‼︎)」

 

売り言葉に買い言葉じゃあれなので、一計を話してみた。

 

「あんたら、もし俺の事を取りたければ各々ら手持ちの艦隊を直接現場で指揮して俺のことを轟沈判定に持って行かせてみろ‼︎そうすればいいだろう、自分らの基地が最強だということをさ」

 

「いいだろうその条件乗った」「俺もだ」「儂もだ」「仮に君が勝ったらどうする?」「滝谷提督あんたが持つ施設をこの目でじかで見てみたい、構わないか?」「いいだろうその条件でOKだ」

 

その後直ぐ、檜垣中将が来て「耳打ち」で話した。

 

「おい、出雲大丈夫か?あんな挑発して?まぁいいか、奴らがボロ出してくればあとはこちらでなんとかする」

 

「檜垣、直ぐ奴らを逮捕して即座に施設を抑えろ!奴らは自分の保身の為なら平気で艦娘を廃人になるまでヤるぞ」

 

「わかっている、だからだ施設の近くに部隊を待機している、任せておけ」

 

その後檜垣と入れ替わりに萩沼提督と一緒に来た艦娘達が心配して見に来た。

 

「出雲大丈夫?」

「あんな奴らに負けるなよ」

 

「さっき私達と同名の子が来たのそしたら(私達を助けて)と伝えにね直さまそこの提督らに連れて行かれたみたい身体中にはアザがあったみたいよ。出雲私達からお願いがあるの彼女達を助けて」

 

「分かった、俺から見たらお前らはれっきとした女性だ、それを兵器とみて殴り、犯し、捨て艦にするそんなことをするのは男として最低のクズだあいつらに自分がやって来た事をそのまんま返してから地獄に送ってやるわ」

 

「出雲、これは提督としての命令よ、無理しないでね」

「それじゃ、みんなも提督の事頼むよ」

艦娘達「はい」

 

出発直前に総長と秘書艦がやって来た。

 

「出雲、海軍軍令部総長ではなく、1人の男として言わせてほしい彼女達を助けてやってくれ」

 

「これには柴崎提督も深沢提督もこれに協力するよう話をつけてある彼らも我々側の人間だ、すでに彼らを先陣として出し早々に下がらせるよう手配もした後は、艦娘達を利用する国賊共に天誅を下せ、頼むぞ」

 

「了解しました、これよりこの仕組まれた演習に勝ち彼女らに仇なす国賊に天誅を下します」

 

そして、予定の時刻になり放送が入った。

「これより、遠州灘沖特別大演習を始めます」

 




ブラック鎮守府側の提督を言葉に書くのはなんか嫌気がでます

まぁ企業も国家も一緒ですけどね

なるべく自分でも見て誤字脱字を調整します
それではまた次の話まで、バイバーイ

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