クトゥルフ神話TRPGログ風リプレイ 「シンデレラ」   作:竜胆オリカ

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………はい、またしても遅れました。本当に申し訳ありません。
 いや、手術したとかで申し訳はあるんですが、主な理由としてはエクステラが楽しかったからです。 毎回育成のほうに熱中してしまうので、発売日に買ったにもかかわらず、いまだにネロ編ステージ5です。(なおレベルは32、絆レベル22)

 マーベラスは閃乱カグラとか含めて育成が楽しすぎるから悪い、…ルンファの5でないかな、禁忌はとりあえず全ヒロイン分周回したけど、トリーチェかわいいかった。
 ルンファシリーズではトゥーナが一番好きです。

 今回も変な終わり方な気がする…違和感なく文を分ける方法を知りたい最近。

 つらつら書いてすみません、本編スタートです。


美少女とひと時の平穏

 ???  「えと、その、わ、私、神倉蘭子って言います!」

 

 GM   「武内プロデューサーの背後から、銀髪の少女が顔だけ覗かせて言います」

 

 飛べない豚  「なにこの娘っ子。 武内さんの娘さん?」  

 

 MKTM  「行動だけ見ると本当に娘っぽいw」

 

 GM  「では、あっけに取られる探索者諸君に対して、武内さんは説明を始めます」

 

 武内  「実は、この子はアイドルの卵なのですが、見ての通り人見知りで・・・。うちの部署としても、人見知りを直してほしいと言う結論になったので、他人に慣れるという意味でも、あなた方の行動にこの子を同行させてもらえませんか?」

 

 飛べない豚  「拒否できる?」

 

 己等  「受けようぜ、さすがにGMもわざわざ用意した美少女ダシに使って・・・使って・・・・・・使いそうダナー」

 

 GM  「お前が俺をどんな風な目で見ているかはよく分かった」

 

 MKTM  「でも、連れてって損はしなさそうだよね」

 

 風藍  「んじゃ連れて行こうか」

 

 真紅  「えぇ、かまいませんよ、この子も有名になったらこんな風に誰かと街へ行くことなんてできなくなるでしょうし」

 

 武内  「ありがとうございます、では、彼女のこともよろしくお願いします」

 

 GM  「そう言って、腰を折る武内さんとともに、蘭子ちゃんもよろしくお願いします、と頭を下げます」

 

 真紅  「あぁ、よろしく頼む」

 

 石川  「あ、はい。よろしくお願いします神崎さん」

 

 ステイル  「綺麗な銀髪デスねー。よろしくお願いしマス」

 

 村上  「よろしく、神崎さん」

 

 風藍  「GM、神倉蘭子について知っていることは?」

 

 GM  「えーと、まだそこまで名前が売れてないし・・・知識マイナス20で」

 

 知識  1d100<=(100-20)→76  成功

 

 風藍  「でしょうね」

 

 GM  「だと思った。 地方から来たアイドル候補生だと言うことを頭の片隅から引っ張り出しました。また、見た目から、とても人見知りで恥ずかしがり屋であることが分かります」

 

 GM  「やはり、まだ探索者諸君に対して恥ずかしく思っているのか、蘭子は、武内さんの陰に隠れてしまいます」

 

 武内  「・・・・・・よろしくお願いします」

 

 真紅  「…任せてください、不審者やマスコミ達からも指一本触れさせませんから」

 

 スタッフA  「あ、プロデューサー。ライブでのカメラワークとかの打ち合わせしたいんですけど…」

 

 GM  「(蘭子についての依頼の趣旨が入れ替わっている・・・)では、真紅のその返事に首の後ろに手を当てながらもコクリとうなずいた武内さんは、ライブのスタッフであろう人に呼ばれて、そちらのほうに駆け寄っていきました」

 

 神倉  「あの、ところで皆さん、お腹空いてないですか? 私、近くにおいしいケーキ屋さんを知っているんですけれど、その、一緒に食べに行きませんか?」

 

 GM  「武内さんが他のところへ移動してすぐ、蘭子は探索者諸君にそう提案します」

 

 真紅 「へぇ、ちょうど良いね、私も少しお腹が空いていたんだ。ご一緒させてもらうよ」

 

 風藍  「と言って、蘭子ちゃんの提案に乗ります」

 

 村上  「最近、甘いものと言えばマッ○のソフトクリームしか食べてないな・・・僕も行くよ」

 

 MKTM  「といって、自分も付いていきます」

 

 ステイル  「oh! 日本のケーキですネ!? 私も食べたいデス!」

 

 飛べない豚  「と言って私も付いていきます」

 

 石川  「あ、ではみんなが行くなら私も」

 

 己等  「的な感じで以下略」

 

 神倉  「はい! ではみんなでいきましょう!」

 

 GM  「では、蘭子は皆を先導する形でケーキ屋へ向かいました」

 

 神倉  「ここです! 346カフェ! ここのケーキがおいしいんですよ!」

 

 真紅  「346カフェ・・・へぇ、こんなお店が」

 

 GM  「346カフェはテラスのある喫茶店で、ゆったりとしたBGMが昼下がりの和やかさとマッチしたいいお店です」

 

 GM  「来店し席に案内されると、手馴れた様子で、蘭子ちゃんがメニューを手に取ります」

 

 村上  「あれ、神倉さんはここによく来るんですか?」

 

 神倉  「えと、はい、恥ずかしながら一人でよく・・・」

 

 GM  「そう言って蘭子ちゃんはメニューで顔を隠すように顔の前まで持っていきました」

 

 神倉  「ところで皆さん何を頼むか決まりました?」

 

 GM  「顔を赤らめたまま蘭子ちゃんは探索諸君に尋ねます」

 

 真紅  「財布のことは心配せずとも僕が持つ、何でも選びたまえ」

 

 風藍  「と、手元にあるブランドの財布を掲げて言いますw」

 

 GM  「(コイツ・・・・・・まぁいいか)」

 

 村上  「(ウゼェ)一番高いやつのセットでもしましょうか」

 

 石川  「・・・はぁ、ショートケーキと紅茶・・・アッサムで」

 

 ステイル  「私は紅茶だけにしマース!」

 

 神倉  「えっと・・・ありがとうございます?」

 

 ???  「お客様ご注文はお決まりですかー?」

 

 GM  「と、各々が注文を決めたところでウサ耳をつけた女の子が注文を聞きに来ました」

 

 ???  「って! 蘭子ちゃんじゃないですか! お久しぶり! そちらにいるのは・・・・・・まさか!? だ、だめですよ蘭子ちゃん! あなたみたいな若い子が男の子四人と遊ぶなんて!!」

 

 神倉  「ナナさん! ちゃ、ちょっと、違いますよ! こちらの方々は今日のライブのお手伝いさんです! それにナナさんだってまだ高校生じゃないですか!」

 

 ナナ  「うっ・・・ぁ、あぁ、そうだったんですか。ついつい私ったら勘違いを・・・すみません。で、ご注文はなんにしましょう」

 

 神倉  「わたしはいつもので」

 ナナ  「ホイップ多めですね?」

 神倉  「はい」

 

 真紅  「じゃあ僕はガトーショコラとブルマン」

 

 石川  「ショートケーキとアッサムを」

 

 ステイル  「ダージリンのおいしいのをお願いしマース!」

 

 村上  「えっと、このCセット? を」

 

 ナナ  「ハイよろ・・・分かりましたー! しばらくお待ちください!」

 

 GM  「そう言ってナナはパタパタと店の奥に引っ込んでいきました」

 

 GM  「十分もかからず、ナナさんが注文したケーキと紅茶を持ってきます」

 

 ナナ  「お待たせしました! ごゆっくりお寛ぎください!」

 

 神倉  「そういえば、村上さん方ってお仕事は何をしているんですか?」

 

 真紅  「僕は探偵を少し、ほら、ここの少し言ったところに狩ノ宮探偵事務所ってあるだろう?」

 

 石川  「僕は本を書いています」

 

 村上  「自分はマックでバイトを、あと拳法の師範代助手を」

 

 神倉  「へぇ・・・皆さんすごいんですね!」

 

 GM  「と、ナナさんが下がって少しして、蘭子ちゃんの他愛無い質問とともに、探索者諸君は蘭子ちゃんがちらちらとこちらに視線を向けていることに気が付きます」

 

 己等  「んー、なんだろ、心理学振ってみていっすか?」

 

 GM  「オーケイ」

 

 心理学  1d100<=70→???

 

 GM  「(ふむ・・・94か、どうするかな)」

 

 GM  「では石川は蘭子ちゃんは料理の味ではなく、あなた方の身なりや髪型、またこの店の窓から見える外が気になっていると感じました」

 

 石川  「つまり何か分からなかったと」

 

 飛べない豚  「説得99有るけど何か聞き出せない?」

 

 GM  「説得・・・・・・どんな風に?」

 

 飛べない豚  「いや、思ったことは口に出したほうが良いよって」

 

 GM  「ふむ、許可しよう」

 

 説得  1d100<=99→92  成功

 

 ステイル  「神崎サン、なにか思うことがあるならば、口に出して相手に伝えることガ、大切なのデスよ?」

 

 神倉  「ステイルさん・・・・・・そうですよね、その、村上さん、そのCセットのレアチーズケーキ一口もらって良いですか?」

 

 GM  「と、蘭子ちゃんは恥ずかしそうにしながらも村上にそう言いました」

 

 村上  「かまいませんよ? ハイ」

 

 MKTM  「といって皿をそっと神崎サンのほうに近づけます」

 

 神倉  「あ、ありがとうございます! んー! おいしいです! お返しに私のも一口どうぞ!」

 

 村上  「では遠慮なく・・・お、うまい」

 

 神倉  「それは良かったです!」

 

 己等  「ラブコメの波動を感じる…」

 

 飛べない豚  「妬ましい、うらやましいぞ村上ェ…」

 

 GM  「お前らモテないからってキャラを妬むなよ…」

 

 神崎  「でも、真紅さんって、あの○○財閥の息子さんだったんですか!」

 

 真紅  「でも財閥の息子も楽じゃないのさ、いろいろと堅苦しくてね」

 

 神倉  「でも、アニメや漫画みたいですね」

 

 真紅  「アニメみたい・・・か」

 

 風藍  「と、意味深風に返しますw」

 

 GM  「では蘭子ちゃんはどこか遠くを見るような目をしている真紅を見て、へにょリ、と悲しそうな顔をします」

 

 神倉  「あ、・・・そのすみません。なにか不味いことでも・・・?」

 

 真紅  「いやいや、特に気にすることではないよ」

 

 GM  「しかし、蘭子ちゃんは顔を曇らせたままです」

 

 真紅  「ほら、そんなに君が頭を悩ませるものでもない」

 

 神崎  「え、あ、いや、そうじゃなくてですね?」

 

 風藍  「はい?」

 

 GM  「先ほどの会話が原因で謝っているわけではなさそうです」

 

 風藍  「心理学プリーズ」

 

 心理学  1d100<=70→???

 

 GM  「では、蘭子ちゃんは今後のアイドル人生に対して困っていると察します」

 

 真紅  「ズバリ言おう。君はアイドル人生について困っているね?」

 

 神倉  「ッ!! さすが探偵さんですね・・・」

 

 GM  「そう言って、彼女は次の三つのことを挙げます」

 

 神倉  「私、これからニュージェネレーションズの方々との顔合わせがあるのですが、そのときに何か意地悪されないかとか、そもそも歌が上手いというだけの理由で本当にアイドルとしてやっていけるのかとか、そんなことを考えていたら喉がつっかえて、ボイストレーニングも調子が悪くて・・・」

 

 飛べない豚  「説得で」

 

 風藍  「心配ないデース! みたいな?(帰国子女の戦艦の声真似しつつ)」

 

 己等  「百パーセントダイジョウブデース」

 

 GM  「おいばかやめろ、能力地が二段階ぐらい下がりかねんぞ」

 

 GM  「さてと、まぁ、説得されて、自信を持ったらしい蘭子ちゃんを交えながら、探索者諸君は飲食を終えます。代金は真紅が払いました」

 

 神倉  「ご馳走様でした。 で、その、実は・・・今からそのニュージェネレーションズに挨拶に行くんです」

 

 真紅  「そういえば神倉、君はアイドル業を始めて日が浅いと言うがいったいどのくらいやってるんだ?」

 

 神倉  「私はニュージェネブレイク後のオーディションに合格して入ったので・・・・・・えと、半年くらいですかね」

 

 GM  「と、蘭子は指を折りながら答えます」

 

 真紅  「そうか・・・大物の人物と面会するときは誰だって緊張するものだ、私のお父様も始めはそんな緊張の連続だったと聞いている。チャレンジあるのみだ、頑張れ」

 

 風藍  「と、励まします」

 

 一同  「おおおお、初めてコイツがまともなこと言った」

 

 風藍  「うるさいやい!w」

 

 GM  「では、そんな真紅のまじめな一言に一瞬あっけに取られた蘭子ちゃんでしたが、ありがとうございます! 頑張ります! とガッツポーズ交じりに答えます。が、やはり表情は少しですが暗いままです」

 

 風藍  「心理学だ! 全力で心理学を振れィ!」

 

 己等  「じゃぁ、俺も振ろうか」

 

 風藍  「あ、いや、別々にしてもらったほうが正解にたどり着きやすくね?」

 

 GM  「ふむ・・・んじゃ真紅から解決するで」

 

 心理学  1d100<=70→???

 

 GM  「では、蘭子ちゃんは探索者に何か期待をしているように、また今後に不安に感じているように感じます」

 

 風藍  「よし、MKTMよ、お前蘭子ちゃんと一緒に挨拶言って来い。武道家なら女の子を守んないと」

 

 風藍  「んじゃぁ、村上の肩をつかんで引き寄せ、蘭子ちゃんに聞こえないぐらいの声量で話します」

 

 真紅  「おい武道家、お前は八極拳を嗜んでいるとかいったな、神崎さんのボディガードになれ」

 

 村上  「・・・了解です、行ってきます」

 

 飛べない豚  「聞き耳振るわ、その内緒話に」

 

 GM  「・・・ファッ!? えと、おう。マイナス二十な」

 

 聞き耳  1d100<=(50-20)→17 成功

 

 飛べない豚  「やったぜ」

 

 GM  「では二人の相談事はすべてステイルには聞かれました」

 

 ステイル  「二人で話し合いなんて水臭いデース、その仕事、私も引き受けマース!」

 

 石川  「何の話でしょう・・・」

 

 己等  「これ俺っていけないよね?」

 

 GM  「いけないね、つか、何wぽはなしているかすら聞こえてない」

 

 己等  「オウ・・・」

 

 GM  「で? 結局どうするので?」

 

 MKTM  「おれとステイルが付いて行って」

 

 風藍  「おれと石川はなにかしてるわ」

 

 村上  「じゃぁ、僕とステイルが君と一緒にニュージェネの挨拶に付き添おうと思ってるんだけど・・・いいかな?」

 

 ステイル  「よろしくデース」

 

 神倉  「本当ですか!? ありがとうございます」

 

   「うむ、村上よ、神崎さんのことは任せた、こっちは私に任せろ」

 

 飛べない豚  「なにをするつもりなんだw」

 

 風藍  「なにかって何かだよ」

 

 己等  「そうだよ(便乗)」

 

 GM  「www」

 

 GM  「ではケーキ屋の前で二人ずつのチームに分かれると言うことで、ココからは別々に処理をしていきたいと思います」

 

 

 続く




 感想や批判、誤字報告などありましたらどしどしお願いします。

 次回の更新は未定です。

 書いてて気がついたけど、石川の心理学の内容を深紅が使っちゃってますね…

 読了ありがとうございました

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