クトゥルフ神話TRPGログ風リプレイ 「シンデレラ」   作:竜胆オリカ

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 皆さんこんにちは竜胆オリカでございます。今回は導入のお話となっております。
 ところで皆さん、TRPG拳銃もちの人間の対処法ってGM的にどうしたらいいと思います? 実はこのリプレイを書く合間でクローズドのシナリオをプレイしたんですが、犯人をワンターン目で銃殺する(足狙いで打ったらダメージが12出た)という事故がありまして、大変GM的に面白くもとい好ましくない結果に終わったんですよ。
 ただ、拳銃50も降ってる探索者から拳銃取り上げたら俺はどうなるんだ! とも言われまして…難しい。 打開策ありましたら活動報告のほうにお願いします(感想に書かれますと規約に違反する可能性がありますので)

 また、今回からネットスラングが続出します。嫌悪感を抱く方がいましたらブラウザバックをお願いします。

 本作はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。


導入

竜胆オリカ→GM  「では、早速導入からはじめていきます。最初は誰にします?」

 

 風藍(フラン)  「俺から行きたい。TRPGやろうぜって誘ったの俺だし」

 

 GM  「全員風藍が最初でかまわない?」

 

 己等(おいら)  「異議なし」

 

 MKTM  「同じく」

 

 飛べない豚  「かまわないよ」

 

 GM  「では、深紅スタートで行きます」

 

 GM  「時刻は午前十時、深紅は何をしていますか?」

 

 風藍  「机の上で実銃のほうのデザートイーグルを整備しています」

 

 深紅  「はぁ、いつ見てもこのデザートイーグルは美しい・・・・・・」

 

 GM  「それは探偵事務所の中で?」

 

 風藍  「はい」

 

 GM  「ではそこに、来客を告げるインターフォンがなります。」

 

 風藍  「カメラつきのインターフォンのスイッチを押して来客の顔を見ます」

 

 GM  「そこには高身長で糊の効いたスーツを着ている顔がいかつめの男が経っています。

 

 ???  「私は、346プロダクションのものです。狩ノ宮探偵事務所に依頼に参りました」

 

 風藍  「んー・・・GM。心理学振れる?」

 

      心理学  1d100<=70→???

 

 GM  「では、狩ノ宮が相手の表情や声音から真理を探ろうとしますが、その後直すぐに息を切らしている男の呼気のせいで、カメラが曇ってしまい、心理を探ることが出来ませんでした。」

 

 風藍  「うっわw これぜってぇファンブルだよw」

 

 *先ほどの心理学は98でした。

 

 風藍  「・・・仕方がない。銃を片付けてから、鍵を開けドアを完全にあけて、相手の届かないような間合いに下がります」

 

 GM  「では扉を開き下がった狩ノ宮に男は家の中に入らず入り口部分で自己紹介を始めます」

 

 男  「私は346プロダクションの武内といいます。本日はあなたに依頼があって訪問させていただきました。」

 

 GM  「そういって武内は名詞を取り出します」

 

 風藍  「受け取って、読みます。  あ、名刺交換みたいに、自分も渡します」

 

 GM  「うい、では武内はこの探偵事務所のことを知っているからか、あまり名詞を見ることはせず、名詞ケースにしまいこみます。」

 

 GM  「また、名詞には。346プロダクション アイドル部門 ニュージェネレーションプロデューサー武内と、会社の名前、課と名前。また、会社と個人の電話番号が書いてあります」

 

 風藍  「・・・おk。なら招き入れる」

 

 深紅 「分かりました。詳しい話を聞きたいので中にお入りください」

 

 武内  「はい。・・・・・・失礼します」

 

 GM  「武内はきっちり礼をして、靴をそろえて探偵事務所に上がりました」

 

 GM  「そうして、オフィスに案内された武内は、持っていたかばんからホチキスでとめられた書類を、狩ノ宮に渡しました。

 

 武内  「実は明日の12時から幕張メッセで行われる私が担当のアイドル『ニュージェネレーション』のライブがあるのですが、そのアイドルを補佐するスタッフが病気で倒れてしまって・・・なので、何でも引き受けてくれると噂の狩ノ宮さんにそのスタッフをやっていただこうかと。もちろん報酬は出します」

 

 風藍  「受ける。全力で受ける」

 

 GM  「なんで報酬の話が出たとたんにPLのあなたの目が輝くんですかねぇ・・・」

 

 深紅  「ぜひ! ぜひとも受けさせていただきます!」

 

 武内  「そ、そうですか。それはよかった。 では明日の8時くらいにメッセ前にて集合とさせていただきます。よろしくお願いします」 

 

 GM  「と、武内は半ば引き気味に、首に手を当てて答えました」

 

 武内  「ではまた。明日に」

 

 深紅  「はい、責任を持って引き受けさせていただきます」

 

 GM  「武内は深紅の一言にうなずくと席を立って、よろしくお願いしますと頭を下げます」

 

 深紅  「こちらこそ」

 

 風藍  「そういって、玄関まで案内します」

 

 GM  「では、武内さんはそのまま帰ります」

 

 GM  「といったところで深紅の導入終わり。みんなもだいたい今ので分かったかな?」 

 

 飛べない豚  「あらかた理解したから、次自分がやりたい」

 

 

 

 GM  「んじゃぁ次。ステイルいきます」

 

 飛べない豚  「待ってました」

 

 GM  「では時刻はちょうどお昼になったころでしょうか。ステイルは何をしていますか?」

 

 ステイル  「私は、昼の祈りをささげているところデース。(某帰国子女な艦娘の声真似しつつ)」

 

 GM  「www では、そんなあなたにコンコンと協会の扉のドアノッカーが叩かれる音がします」

 

 ステイル  「では私は、お祈りを最後まで終えてから、来客に応じます」

 

 GM  「では、あなたが祈りを終え、十字を切って、扉を開けると、そこにはやはり、糊の効いたスーツを着ている男が立っていました」

 

 飛べない豚  「え、それってさっきのプロデューサー?」

 

 GM  「うん」

 

 武内  「こちらにステイル・マグヌスさんという方は居ますでしょうか、私は武内と申します」

 

 ステイル  「ハイ? 私がステイルです」

 

 GM  「すると武内さんはパシ、とあなたの手を取ります。」

 

 武内  「お願いします。私にお力を貸していただけませんか?」

 

 飛べない豚  「なに? この人呪われてんの?w」

 

 ステイル  「? 何のことだか分かりまセン、とりあえず、奥へどうぞ」

 

 飛べない豚  「そういって、礼拝堂の裏の、居住スペースに案内します」

 

 GM  「では、そう言って案内を始めたステイルの二歩後ろを付いていくようにして、武内さんとあなたは、居住スペース内に来ました。 武内さんは、協会が珍しいようで、居住スペースに来るまでに、周りを何度か見渡しています」

 

 ステイル  「教会が珍しいですカ?」

 

 武内  「すみません・・・その、それでお話というのがですね」

 

 飛べない豚  「GM、その前に紅茶入れていい? 説得とか言いくるめとかに、補正入れてくれるとうれしい」

 

 GM  「いいよ? 補正を+・・・あんた説得99じゃないか」

 

 飛べない豚  「あ、そうだった。じゃ、雰囲気作りってことで」

 

 ステイル  「ちょっと待って下サイ、日本では急いては事を仕損じる。というそうですね? 今紅茶を入れますからリラックスしてお話ししまショウ?」

 

 GM  「では、そういってステイルはテキパキと慣れた手つきで紅茶を入れます、五分もしないうちに紅茶は完成し、部屋は紅茶のいいにおいで満たされます」

 

 武内  「・・・・・・ふぅ、紅茶、おいしいです」

 

 ステイル  「それはよかった、それデ? 私は何をすればいいのですカ?」

 

 武内  「はい。実は明日、私がプロデュースしているアイドルたちのライブがあるのですが、人手が足りなくなってしまいまして。そこで、凛さんのお知り合いのあなたに、スタッフとして、ライブを手伝ってほしいのです」

 

 ステイル  「リン? ・・・・・・あ、あのお花をここ二届けてくれる女の子デスか?」

 

 武内  「はい、その凛さんです」

 

 GM  「また、武内さんはそう言って、もって来たバッグから書類を取り出しました」

 

 飛べない豚  「うん、よく見た後に、お金は要らないから手伝うヨ。といいます」

 

 ステイル  「オカネは結構です。迷える子羊に手を差し伸べるノハ当然のことデスから」

 

 武内  「しかしそれでは!」

 

 ステイル  「ノンノン。お金を払うのが必ずしもそのお礼になるというわけではナイのですヨ? この私のように、人の笑顔がお礼になる人だっているのデス」 

 

 武内  「……すみません。…………それでは、その、よろしくお願いします」

 

 GM  「武内さんはそう言うと、集合時間を告げて帰っていきました」

 

 

 

 己等  「次、いいっすか?」

 

 MKTM  「俺は別に」

 

 GM  「では次、石川雄洋」

 

 己等  「ういうい」

 

 GM  「では、石川は何をしていますか?」

 

 己等  「えぇっと。 パソコンに小説のプロットをぱちぱち打っています」

 

 GM  「では、作業をしている石川の部屋に、来客を知らせるチャイムが鳴ります」

 

 石川  「ん? 誰だろう、編集の荒川さんかな?」

 

 荒川  「石川先生、進捗はどうですか? 締め切りに間に合いそうですか?」

 

 己等  「ありゃ。よくある原稿終わってない的な感じ?」

 

 GM  「はい、と言っても、今のところは順調に作業が進んでいるので、そこまで焦って書き上げる必要もありません」

 

 石川  「えぇ、それなりに順調ですよ。この調子で進めば十分締め切りに間に合います」

 

 荒川  「だめですよ先生! そうして油断して、前回も締め切りぎりっぎりだったじゃないですか」

 

 GM  「と、荒川はまくし立てます」

 

 石川  「えぇ・・・。少しぐらい休日がほしいですよ荒川さん」

 

 荒川  「だめです」

 

 GM  「二人がそんな言い合いをしていると、またもや来客をしらせるチャイムが鳴りました」

 

 己等  「いい機会だとばかりに応対します」

 

 GM  「では、真紅と同じようなカメラつきインターフォンを見ると、そこにはやはり武内が立っています」

 

 石川  「はい、どちら様でしょうか」

 

 武内  「私、バイト情報サイト○○にて募集を出していました担当責任者の武内と申します。今日は、バイトの当選とバイトの要項について、お知らせに参りました」

 

 石川  「あぁ、上がってください。散らかっていますが」

 

 己等  「そういってドアを開けます」

 

 GM  「武内は失礼しますと一声かけて、靴をそろえて部屋に上がります」

 

 荒川  「ちょっと先生! 何ですかバイトって! 僕聞かされてないですよ!?」

 

 GM  「荒川は、半ば切れ気味で突っかかります」

 

 己等  「GM、説得でふりたい。バイトを納得させる形で」

 

   説得 1d100<=60→20 成功

 

 GM 「えっと、では、荒川は石川の今までとは異なる言い訳にすっかり騙され、もとい説得され、石川の言い分を認めました」

 

 石川  「いや荒川君、これはかくかくしかじかでね」

 

 荒川  「まるまるうまうま。なるほど、それなら仕方がないですね」

 

 MKTM 「でたよ魔法の言葉かくしかじか」

 

 GM  「では、話が終わったのを見計らって、武内が口を開きます」

 

 武内  「お話をしてもよろしいでしょうか」

 

 石川&荒川  「えぇ、お願いします」

 

 武内  「サイトのほうでも書いていましたが、今回あなたにお願いしたい仕事は、明日、幕張メッセで行われる、ニュージェネレーションズのステージスタッフです」

 

 GM  「そう言いながら、書類を手渡します」

 

 石川  「ふむふむ、なるほど。分かりました」

 

 武内  「ライブの成功がかかる大切な仕事です。一緒にがんばりましょう」

 

 石川  「ハイ」

 

 GM  「では、その返事を聞いた武内は、失礼します。と一声かけて、アトリエを出て行きました」

 

 GM  「これで石川の導入終了」

 

GM  「では、最後の導入です。村上卓弥」

 

 GM  「あなたは、マクド○ルドのバイト帰りに、友人からLINEにて、家に帰ったらスカイプを開いてくれと頼まれます」

 

 MKTM  「友人はどんな人?」

 

 GM  「名前は歌唄井 圭。あなたの大学の同級生で、アイドルグループニュージェネレーションズの追っかけをしています」

 

 MKTM  「はぁ、あいつが連絡ねぇ・・・まぁ話ぐらいは聞いてみるか」

 

 MKTM  「そうつぶやいて帰宅します。PCつけます」

 

 GM  「では、スカイプを開いたとたん、ノンタイムで着信が着ます。名前は歌唄井。

 

 村上  「おう、どした? なんか急用か?」

 

 歌唄井  「急用も急用だって! 実は明日おれニュージェネの証明スタッフのバイトやんだけどさ、実はアイドル補佐のスタッフに欠員が出て、お偉いさんから、仕事できる人を見つけてきてくれって要望があってさ! お前どうせ明日は暇だろう? バイトに出る気はないか?」

 

村上 「バイト代は?」

 

 歌唄井 「いい感じの値段」

 

 MKTM  「あぁ、値切り使って、バイト代上げたり出来る?」

 

 GM  「無理。こいつお偉いさんじゃないから絶対に無理」

 

 MKTM  「デスヨネー」

 

 村上  「了解。その話引き受けた」

 

 歌唄井  「んじゃぁ、明日の十時にメッセで」

 

 村上  「はいよ」

 

 GM  「てな形で導入が終了したわけだけれども、キャラの今後の行動を教えてほしいな」

 

 風藍  「とりあえず、以来の詳細をお父様に報告」

 

 GM  「では、父親はがんばれ的な事を言って電話を終えます」

 

 風藍  「んじゃぁ・・・・・・これでおw

 

 GM  「言っておくが探索者諸君はニュージェネのことについて、詳しいことは知らないからね?」

 

 風藍  「あ、そうか。なら仕事の合間に調べる。技能は図書館?」

 

 GM  「だね」

 

図書館  1d100<=60→29  成功

 

 深紅  「そういえば、名前だけでニュージェネについて詳しい話は知らないな。サクッと調べてみるか」

 

 GM  「では真紅はニュージェネについて以下のことが分かります。

  ニュージェネは略称で、正式な名前はニュージェネレーションズ。

メンバー三人で、キュートで可愛い 島村兎

          クールで綺麗な 渋川凛

          元気で明るい 三ツ星みお

  また、明日のライブに関しても、アイドル板ではチケットが買えた買えなかったで白熱している」

 

 GM  「以上、ニュージェネで調べて出てくるのはこんなもの」

 

 風藍  「じゃぁ次はメンバーで調べてみる」

 

図書館  1d100<=60→67  失敗

 

 GM  「では、真紅はメンバーに調べようとしたときに、サイトのモデルガンのバナーに釣られて、そっちを見てしまった」

 

 深紅  「おぉ、このベレッタクオリティが高いな・・・」

 

 風藍  「うがぁぁぁ、俺のうっかりがぁぁぁ」

 

     * うっかりで叫んでいる風藍の理由を知りたい方は狩宮 深紅様の「デート ア ライブ~転生したら遠坂家!?~を読んでみてね!

 

 一同  「wwwwww」

 

 風藍  「もう良いわ、何もしないで、たまっていた依頼を終えて、寝る」

 

 GM  「うい、じゃあ時系列的に、次はステイルなわけだが」

 

 飛べない豚  「んにゃら、同じく。図書館」

 

 GM  「うーい、(聖職者ってPCって持って良いんだろうか・・・)」

 

図書館  1d100<=71→18  成功

 

 ステイル  「さて、アイドルの補助をするからニハ、アイドルのことを知っていなければいけませんネ」

 

 GM  「つっても、内容はさっき真紅に話したことと大体おんなじ」

 

 飛べない豚  「なら、武内さんからもらった書類を確認します」

 

 GM  「一見すると普通の契約書です。何か可笑しいところを調べるならば目星かな」

 

 飛べない豚  「初期値なんだよなぁ」

 

目星  1d100<=25→71 失敗。

 

 GM  「ステイルは違和感を見つけることは出来なかったが、しかし何か変なことがあるということを感じることはなかった」

 

 ステイル  「んー・・・致す? 御社? 難しい漢字ばかりで分からないデス・・・」

 

 GM  「うん、そんな感じw」

 

 飛べない豚  「なら、普通に過ごして寝ます」

 

 GM  「おk んじゃ次、石川」

 

 己等  「みんなとおんなじで、」

 

 GM  「うい」

 

     図書館  1d100<=80→94  失敗

 

 己等  「あっぶねぇw」

 

 風藍  「まじで危ないなお前w」

 

 GM  「えーと。では石川は調べられませんでした。」

 

 石川  「あれ、PCも携帯もなんか調子悪い・・・」

 

 石川  「ならせめて書類に目を通すぐらいしようかな」

 

 己等  「目星で」

 

目星  1d100<=60→64

 

 己等  「うっそだろw もう寝ます」

 

 GM  「お、おう。おうぅ。 うん、次村上」

 

 MKTM  「図書館、・・・コンピューターってアリ?」

 

 GM  「PCだし・・・・・・二分の一で良いんじゃない?」

 

 コンピューター(図書館の代用) 1d100<=(70/2)→72

 

 MKTM  「ぐぅ」

 

 一同  「なんかダイスあらぶり始めてないかw」

 

 MKTM  「みんな書類しくじってるしなぁ。・・・・・・もう寝ます」

 

 GM  「はいはい。では当日に時計を進めるとします」

 

 

 

 続く

 

 




 どうだったでしょうか。まだ導入なんですが約6000字でございました。(作者の昔の作品なんて一話3000だったのに)

 それから、訂正がふたつございます。

 導入前の話において、深紅のDEXを6と書いておりましたが正しくは8でした。
 そして、タイトル、リプレイ風ログをログ風リプレイに変更いたしました。
 本作はリプレイ風、ではなくリプレイです。混乱させてしまって申し訳ありませんでした(といえども混乱する人がいるほど、読者がいるわけではございませんが)

 こんな未熟者の作品を見ていただける方に感謝を。 次回もお楽しみに。 

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