やはり俺がチート部隊の隊長をするのは間違っている   作:サラリーマン

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お久しぶりです。約2週間ぶりの投稿になりますね
とりあえず…
申し訳ございませんでした!(土下座。きっと読者の皆さんにはパソコンの前できれいな土下座をしているサラリーマンの姿が見えていることでしょう)最後の投稿から修学旅行の感想文だのレポートだのレポートだのレポートだの文化祭の準備だのいろんなことがありまして投稿することができませんでした。
これからは失踪せずに投稿したいと思いますのでこれからもよろしくお願いします。


千葉村2

ボランティアの車だと思われる車から降りてきたのは雪ノ下、由比ヶ浜、平塚先生の奉仕部のメンツと戸塚だった。

 

楓子 「皆さんは小学生のキャンプのボランティアで?」

平塚 「あ、ああ」

楓子 「ほら、ハチさん」

八幡 「ボーダー側の代表者の比企谷です。これからよろしくお願いします」

 

いつの間にか沢村さんに俺はこのバイトの責任者にされていたのだ。

 

平塚 「比企谷が責任者だと」

楓子 「何か問題でも?」

平塚 「いや、よろしく頼む」

八幡 「ボランティアはそれで全員ですか?」

平塚 「いやまだいる。それより比企谷は何でそんなにかしこまっているんだ?」

八幡 「最初だけですよ。まあ形式上でも一応はボーダーの代表者ってことになってますので」

平塚 「そうか」

 

先生に挨拶をするとさっきまで由比ヶ浜としゃべっていた雪ノ下がこちらにやって来た

 

雪ノ下 「あら誰かと思ったら偉そう谷君じゃない。後ろの人たちを脅してまで代表者になってそんなに嬉しいのかしら」

八幡 「やりたくてやってる訳じゃないが、まあ少なくとも奉仕部という一人しか部員がいない部活のお山の大将よりは嬉しいぞ」

 

俺がそう言うと雪ノ下がキッとにらんでくる。ほんと言い返せなくなるとにらむとか子供のすることだろ。それに比べて戸塚は

 

戸塚 「八幡!代表者って大変そうだね!なんか僕に手伝えることがあったら言ってね!」

 

これだぞ!どっかの毒しか吐かない女とは大違いだな。いやあいつと戸塚と比べる事さえも烏滸がましいな

 

八幡 「なんかあったら頼んだぞ」

戸塚 「うん!」

 

癒される…やっぱり世界中に戸塚が行って笑えば世界から戦争がなくなって世界が平和になるまである。いやほんとまじで。けどなぁ…戸塚を危険なとこに行かせる訳にもいかないしな…結論!戸塚はかわいい!」

 

戸塚 「もう八幡!かわいいとか言わないで!」

 

戸塚が俺の胸をぽかぽかなぐってくる。なにこれちょーかわええ。

 

出水 「おいハッチ!そのかわいい娘たちは誰だよ!俺に紹介しろ!」

八幡 「黒髪が雪ノ下。ピンクが由比ヶ浜。かわいいのが戸塚彩加だ。ちなみに戸塚は男な」

出水 「ハッチ、小南じゃねえんだからさすがに騙されねーよ」

謡 「戸塚さんは男ですよ」

楓子 「ういういまで。戸塚さんに失礼ですよ」

戸塚 「あの、僕男です」

「「「……」」」

 

俺と謡と楓子さんを除くボーダー組全員が静かになった。そこにまた車がやってきて少し離れたところに止まった。さっき平塚先生が言ってたもう一つのボランティアグループなのだろう。その車から降りてきたのは…

 

葉山 「比企谷…!」

 

なんと葉山君とゆかいな仲間たち(縦ロール、っべーさん、メガネ女子)と養護教諭の鶴見先生でした!ちゃんちゃん!おわり!

 

謡・楓子 「「まだ終わらせません!!」」

 

………

 

八幡 「あの心読まないでください」

楓子 「顔に出てましたので」

謡 「ハチ兄は分かりやすいのです!」

平塚 「比企谷彼らもボランティアの参加者だ。向こうの代表にもボーダーの代表としてあいさつしておきたまえ。」

八幡 「え、いやなんですけど」

楓子 「ハチさんこれも仕事ですよ」

八幡 「…はい」

 

俺はあからさまな作り笑いを浮かべて葉山たちに近づく

 

八幡 「ドーモドーモ。お久しぶりデス、みなサン

楓子 「ハチさんその口調やめなさい」

 

少しふざけたら楓子さんに怒られてしまった。

 

八幡 「…このボランティアでのボーダー側の代表の比企谷です。こっちの代表は鶴見先生ってことでいいですか?」

鶴見 「?こっちの代表も何も総武高からのボランティアってことで代表は平塚先生のはずだけど」

 

八幡 「平塚先生ェ…とりあえず俺がボーダーの代表ってことなんでなんかあったら俺か楓子さんまでお願いします」

鶴見 「わかったわ。これからお願いね、比企谷君、倉崎さん。向こうではもう自己紹介をしているみたいだし、私たちも行きましょう」

 

鶴見先生に言われて平塚先生たちの方を見ると確かに自己紹介をしているぽかった。そっちに合流するとちょうど自己紹介が終わったところだった。

 

平塚 「すまないが小学校の先生との打ち合わせの時間までもうあまりないから、今来た人たちの自己紹介は歩きながらにしてくれ」

 

***

 

八幡 「えー、今日から三日間皆さんのキャンプのお手伝いをするボーダー隊員の比企谷です。そして今皆さんから見て右にいるのがボーダーからのお手伝いで

左にいるのが総武高校からのお手伝いです。三日間という短い間ですがよろしくお願いします」

 

俺は、小学生の前でメガネをかけて挨拶をさせられていた。なぜこうなったかというと…

 

~~~打ち合わせ中~~~

 

小学校教師 「あの、ボーダーの代表者さんに開会式の時に挨拶をしていただきたいのですが」

八幡 「楓子さんお願いします。俺の目じゃ小学生を怖がらせるだけなんで」

楓子 「その点は大丈夫ですよ。ういういアレを」

謡 「はい!」

 

謡が持ってきたカバンから取り出したのは前に川崎のバイトしていたバーに行ったときにかけていたメガネだった。

 

謡 「念のため持ってきていてよかったのです!」

 

謡がメガネを差し出してくる。俺はそれを受け取らずに

 

八幡 「アレがアレでアレなんで無理です」

楓子 「ハチさん、やりなさい」

八幡 「…はい」

 

楓子スマイルには勝てなかったぜ…

 

~~~

 

こんなことがあって俺は挨拶をする羽目になった。やはりボーダーは小学生たちのあこがれの的のようで俺がボーダーだというと「すげー」など歓声が上がった。

 

小学校教師 「ありがとうございました!それでは、オリエンテーリングスタート!」

 

小学生たちがあらかじめ決められていたであろう班に分かれて次々といなくなっていった。俺たちは平塚先生に呼ばれて集まる。

 

平塚 「君たちは歩いてゴール地点に向かってくれ。ゴール地点で昼食の用意をしてもらうから、くれぐれも小学生よりも遅い到着にはならないでくれよ」

鶴見 「私と平塚先生は車で先に行って材料運んだり準備しておくから」

八幡 「それじゃあ俺たちは行きます」

 




なんか平塚先生が普通の先生になってきた?

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