インフィニット・ストラトス ~力穢れなく、道険し~   作:鳳慧罵亜

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タッグマッチ End

蘇摩はふぅ……と深く息を吐いた。レーザーが当たる直前、機体がグン、と動くような感覚が起こりその瞬間半ば賭けのような思い出ブースタをフルスロットルで噴射。

したら、あっと言う間に4本のレーザーを躱しきり、そればかりか3機の『敵』の背後に回り込めた。

 

「これが……ファースト・シフトってやつか」

 

そういえば、自分の機体の状態なんて、完全に頭から抜けていたな。教科書で読んだときに形態以降のことは知ったが、その時にも特に考えることはなかったし……。

今思えば、今までずっと初期設定の状態で戦っていたのだと思うと、なんだかなあといった気持ちになる。

 

『武装ロック解除―「暗月」 :武装強化用ジェネレータ及び付与用触媒』

 

そして、ようやく解除されたこの『アビス・ウォーカー』の最後の武装。

以前より武装にロックがかかっており使用が不能だったこの装備が、今回を持って使用可能になる。どんな装備かは大体予想がつく。

 

脳裏に浮かぶのは以前セラスが使用していた装備。

 

太陽の光の剣(ソル・レイ・ブレード)

 

本来ならサンライトの方が正しい読みらしいのだが、開発段階でのコードネームが『ソル・レイ』だったらしく、そのまま流用したのだそうだ。

そして、この武装は『暗月』ならばその読みは、オリジナルを踏襲して……。

 

DARK MOON THE BLADE(暗月の光の剣)ってところかな」

 

その武装を展開して、蘇摩はそう言った。我ながらセンスは微妙だが、そんなことはどうでもいい。

とりあえず、詳細不明の装備を実践でいきなり使うのは気が進まないが、この際しのごの言ってられるかということで使用することにする。

 

「たしか……こうだったか?」

 

右手で武装強化用の触媒を持ち、左手で持つ大剣の刃の鍔元にあてがう。そして、武装起動確認。つば元から鋒へと滑らかに滑らせる。

 

ヴ……ン

 

すると、触媒のタリスマン状の武装が通過したところから、大剣の刃がまるで月明かりのような青白い光に包まれていった。

それは凄まじエネルギーの塊のようで、刃の形状が隠れてしまうほどに大きい光を放っている。

 

「さて、と……」

 

蘇摩はタリスマンを収納し、左手の大剣を広報にやや開き気味に構えた。重心を落とし、ブースタがヒィィィと風を切るような音が聞こえてくる。

『敵』は初めて見る未知の武装に警戒しているのか、うかつに仕掛けてこようとはせず、こちらの出方を伺っている。

 

「行くぞ―――」

 

『瞬時加速』展開。

その速度はさらに早くなり、一瞬で最高速度を叩き出す。最高速度自体はほぼ変わっていないがそこに至るまでの時間が短縮され、結果的に速くなっている。

そして、眼前中央の『敵』に大剣を切り上げる。

 

『敵』は咄嗟にシールドを展開する。月明かりの光を纏う大剣と、薄緑色のシールドがぶつかり合い、周囲の空気が一瞬で電離(イオン)化して激しいエネルギー特有のプラズマ

があたりを包む。

 

だが、それはほんの1秒ほどのことで、エネルギーの塊がぶつかり合う時に発するジジジジという特徴的な音が大きくなり、蘇摩の大剣が、エネルギーを問答無用例外なく無効化する

『零落白夜』という例外を除いて、鉄壁を誇っていた『敵』のシールドが、蘇摩の光を纏う大剣のエネルギーに圧倒され、粉々に砕け散った。

 

「!?!?!?!?!?!!!????!???????!」

 

甲高い電子音を響かせて、理解不能とでも叫んでいるのか『敵』はかなり大きな音を出している。そして、とっさの判断とでも言うべきか、右腕を突き出して

レーザーの砲撃を加えようとする。レーザー特有の光が砲口から覗き、凄まじい威力のレーザーが吐き出される。そこに青白い光の刃が振り下ろされた。

 

それは圧倒的な光景だった。腕から吐き出されるレーザーを、青白い光を纏う大剣の刃が、尽く切り裂いていく。それはまるで横にした包丁に水道の水を流したかのように、

エネルギーは光にあたり、拡散していっている。そして、そのエネルギーを切り裂きながら、大剣はその歩を止めることなく、『敵』に迫る。

 

ジュン!

 

それはまるで太陽でも通過したのかのような綺麗に溶解した赤い奇跡を残して『敵』は両断された。

その青白い光のエネルギー総量は多くてセラスの使用していた『太陽の光の剣』と同等かそれ以上程度のものだろうが、瀬酢の物以上に圧縮率が高く、それゆえに

エネルギーの密度が高いため、あのような圧倒的熱量と破壊力を生み出したのだ。

 

「!?!?!?」

 

『敵』の椀部が切り裂かれる。さらに蘇摩は右腕にアサルトライフルを展開し、『敵』を蹴り飛ばした。

『敵』はかなりの距離を飛んでいったが、すんでのところで体制を立て直す。そこにアサルトライフルの斉射がかけられた。

雨のように飛来する銃弾をシールドを展開し、防ぐ。だが、その直後にシールドは蘇摩の左手に握られる大剣に切り裂かれた。

 

「消えろ」

 

蘇摩は右腕を大きく振りかぶる。その手に握られたアサルトライフル『04-MARVE』の銃身下部のバヨネットが黒く光る。

 

バキィ

 

板が割れる音がする。『敵』のボディにアサルトライフルのバヨネットが深々と突き刺さっていた。これだけでもはやISでも致命傷になるだろう。

だが、それだけで終わる程に蘇摩は優しいはずもなかった。

 

『瞬時加速』で一気に『敵』を押し出す形で加速する。その加速力はIS一機を運んでいてもほとんど衰えた様子を見せない速度を叩き出し、アリーナの壁に接近する。

ガシャアアンという何かが盛大に破壊されたような音がする。

 

アリーナの壁は大きく凹み、その中央にいる『敵』からおびただしい程のヒビや亀裂が入っている。

『敵』のボディには、深々とアサルトライフルが突き刺さっており、そのグリップは蘇摩の右腕に握られたままだった。

 

「!?!?!?――――――――――――…………」

 

『敵』が最後まで小うるさい電子音を響かせながら、機能を停止した。蘇摩はアサルトライフルのグリップを離す。

持ち手がいなくなったにもかかわらず、その銃は『敵』の胸に突き刺さったまま動くことはない。それはバヨネットが『敵』を貫通してアリーナの壁にすら突き刺さっていることを意味している。

だらんと力なく垂れ下がる頭部に脚部。その姿は腕さえ横に伸びていたら、磔にされたイエスを思わせるような物っだったに違いない。

 

蘇摩はゆっくりと振り向く。その目には鏡写のように残った敵の姿が映っていた。

 

「!!!!!」

 

「!!!」

 

残った隻腕の2機は片方はブレードを、もう片方は腕のエネルギー砲をこちらに向け、ブレードを持った敵は突撃してくる。

蘇摩は動く素振りを全く見せずに、ただ、たっているだけである。『敵』はそれの意味を知らずに、一気に蘇摩に接近。ブレードを振り下ろす。

 

隻腕とは言えど、そのパワーアシストは健在で、通常のISからは予想だにできない速度で振り下ろされるブレード。蘇摩はそれを見ながら、口元に笑みを浮かべた。

 

「遅い」

 

ブレードが当たる寸前。蘇摩の左腕がぶれた。

 

 

 

ガアァン!!

 

鈍く、大きい音が『敵』の後方で響き渡り、『敵』はその腕を空振りする。その腕は、既に肘関節からわずかに伸びている部分しか残されてはいなかった。

『敵』の目の前にはいつの間にか右上に大剣を振り上げている蘇摩の姿が。

 

無間流剣術『瞬撃』それはいつかやった時よりも、さらに早く、重い斬撃だった。

 

そして、『敵』後ろを振り返ると、そこには『敵』が装備していたブレードが突き刺さっている。力なく垂れ下がっているグリップを握る腕は、その断面が赤色化し溶断したように

綺麗に溶けていた。

 

「ありがとよ……お前らのおかげで『戦争』の感覚が戻ってきた……」

 

蘇摩は口元に笑みを浮かべた状態で、右上に振り上げていた大剣を左上に持っていく。その姿は、雄々しい騎士の英雄がごとき風貌にはおよそ似合わないほどに

殺伐とし、戦慄的だった。

 

『敵』は無人機。感情のないAIが動かす「無人」の機体。そのはずなのに、その『敵』はまるで目の前の少年に恐怖するかのように、一歩後ずさった。

少年が一歩進み、『敵』が一歩後退する。それをいくら続けたところで、『敵』が蘇摩の大剣の殺傷範囲から抜けることはなかった。

 

「じゃあな」

 

振り下ろされる大剣。それは無残に、残酷に、無慈悲に、『敵』の体を2つに切り分けた。

 

「――――」

 

最後に残った『敵』は、状況が不利だと判断したのか、辺りを見回す。脱出用の経路を探っているようだが、自分たちが自ら閉じたのだ。見つかるわけもない。

数秒後、諦めたのか、覚悟を決めたのか、それは分からないが『敵』は蘇摩を見据えるようにして、隻腕を向ける。

すでにチャージが完了した腕部。その砲口からはレーザー特有の粒子が漏れている。

 

「!!!」

 

電子音とともに発射されたレーザー。それは今までにないほどに大きな光の柱となって蘇摩に牙をむく。

だが、それを前にしてなお蘇摩は笑いを止めることはなかった。

 

蘇摩はそのまま上に飛び上がる。本の一瞬でレーザーの範囲外から抜けて、そのまま『瞬時加速』し『敵』に突撃する。

『敵』は斬撃に備えシールドを張る。だが、蘇摩はそれを見て再び笑った。

 

「フン」

 

蘇摩は『敵』に攻撃することないまま、『敵』の傍を抜け、背後を取る。『敵』がそれにたいして旋回しようとした瞬間。

 

「!?!?!?!?」

 

敵の片腕と両足はバラバラに解体された。支えを失い、地面に堕ちる『敵』その乙女のような形状のボディはもはや同たいと頭だけの惨めなものに成り下がった。

そして、その地面に仰向けに倒れこんだ『敵』に影が射す。

 

見上げると、やはりと言うべきか、蘇摩が立っていた。その左腕に、青白い輝きを放つ大剣を握ったまま。

 

「恨むなら、お前らを差し向けた飼い主様を恨めよ?」

 

蘇摩はそう言うと、大剣を先ほどと同じように振り上げる。倒れたまま身動きのできない『敵』は未だに小煩く電子音を響かせている。

 

「じゃあな。鉄屑」

 

最後の一太刀は『敵』の首と胴を両断して終わった。

 

蘇摩は振り下ろされた大剣を楽な位置に戻す。同時に刃を覆っていた青白い輝きはまるで夢のように散乱し消えていった。

 

――――

 

「蘇摩!!」

 

最後のシールドを『零落白夜』で叩き切り、蘇摩のいる現場へ駆けつけた一夏。隣には箒とラウラが居た。

彼女たちはフレームだけとなった骸骨のような『敵』に苦戦していた。

 

『敵』は2基のビットのようなものを利用し、エネルギー系武装を吸収して撃ち返す攻撃を行ってきて、エネルギー武装を中心とした箒はもちろん、ラウラも箒のあとう的出力のレーザー

の攻撃を浴びる形となっていたため、苦戦を強いられてきたが一夏が来たことによって、その状況は一変した。

 

一夏にとっても絢爛舞踏が使えればすぐにエネルギーが補給できるために、消費を気にせずに『零落白夜』を使用し、そのまま『敵』を切り倒したのだ。

 

そして、すぐに体勢を整えたあとで、蘇摩の援護に向かったのだが、その時にはすでに決着がついていた。

 

上半身と下半身が真っ二つになった1機。アリーナの壁にまるで磔にされたような1機。そして、蘇摩の足元に転がる首と胴が離れ離れになった1機。

そして、悠然とそこに立つ蘇摩。よく見るとISの形状が若干変わっている。

 

多分『2次以降(セカンド・シフト)』を起こしたのか。そう思いながらも蘇摩に近寄っていく。蘇摩はこちらに気付いた様子で振り向いた。

 

「ジャスト30分。よく遅れずに来たな」

 

「ああ、……つってもなんだよこの状態は」

 

「言ったろ?『持って』30分だって」

 

(なんか蘇摩がこいつらを仕留めるのを待ってたような形になってるぞ……)

 

一夏はそう思いつつも口には出さなかった。言ったところで勝てるとは思えない。そう思って蘇摩のISを見ながらまた口を開く。

 

「蘇摩のIS。形態移行したんだな」

 

「む……言われてみれば形状が変わっているな。嫁と同じく『2次以降』を起こしたというのか」

 

ラウラの言葉に蘇摩は軽く頭を降った。

 

「いんや、ようやく起こしたのは『1次以降』だったよ」

 

瞬間、蘇摩以外3名は石像のように固まった。まるで時間でも止めたのかのようにピクリとも表情すらも固まってしまい、蘇摩は少しあれ?、的な表情になる。

 

「いや、そんな急に固まられても困るんだが……」

 

「い、いや……だって」

 

「わ、私と最初に模擬戦した時が初期設定だっただと……馬鹿な」

 

「ぬう……生身での戦闘力がチートならばISでもチートになれるのか……」

 

「いやいやおかしいだろ。生身でチートなのは……心当たりが多いので否定はしないけどさ」

 

悔しそうな顔をする3人に困ったような顔で苦笑する蘇摩。後に楯無やセシリア、シャルロットたちも合流し、この戦闘は表向きの終結を迎えたのだった。

 

――――

 

学園内にいた最後の1機。指揮官タイプの機体は、自分を除く全機体の反応消滅を確認し、自分はどうすればいいのかを『飼い主』に指示を仰いだ。

 

「――――」

 

『必要なデータは得られました。帰還してくださいR-7』

 

「――――」

 

奇妙な電子音を鳴らすと、全シールドが一斉にロックが解除される。

そして、その最後の『敵』がその場から離脱しようとしたとき、ピタリと行動を停止した。

 

頭部を上に向け、その方向を見やる。その先には純白の翼を持った真紅の『天使』が空中をふわりと浮遊していた。

その姿は機械仕掛けだが、見るものすべてを魅了するかのような美しいフォルムと真紅のカラーに金色のサブカラーで統一されており、

純白の翼がボディカラーと互いに引き立て合っている。

 

「…………」

 

『天使』と『敵』が対峙する。

 

硬直があたりの空気を包む。互いにお互いの能力を推し量るかのようにピクリとも動かない。

 

その硬直を破ったのが、『天使』の方だった。

 

右腕を向ける。その腕部の一部がせり出して、小型の砲口を作る。そこからはプラズマの青白い閃光がバチバチ、と砲口周りを包んだ。

 

 

瞬間

 

 

 

その腕部から発射されたプラズマ弾は凄まじい速度で発射される。その大きさ自体はそれほど大きわけではない。『敵』はシールドを展開し、それを防ぐ―――

 

ジュン!

 

「!!」

 

ことはなくプラズマの砲弾はたやすく『敵』のシールドを貫通し、ボディに風穴をあけた。だが、この『敵』指揮官機故か、ほかの機体よりもかなりうまく作りこまれており、

ボディに穴があいた程度では、動きを止めることはない。

 

すぐに大型ブレードを展開し、突撃する。対する『天使』は右腕のパーツを展開させ、プラズマブレードを発生させる。

それは『シュヴァルツェア・レーゲン』と同じような形状のものだった。

 

『敵』の大型ブレードと、『天使』のプラズマブレードが交差する。

互いに拮抗し、つばぜり合いになる。パワーアシストの能力がほとんど同じなのか、互いに剣が微妙に動くが、それ以上の変化はない。

 

「!!」

 

『敵』は空いた腕を『天使』に向ける。既にエネルギー砲の準備が終わっているのか、それは砲口かから粒子を漏らしていた。

間髪いれずの砲撃。そのエネルギーの柱は『天使』を包み込む。

 

光の柱が徐々に細くなり、消滅する。そこには、全くの無傷でその神々しい姿を見せる『天使』があった。

天使の周りには僅かに粒子の煌きが舞っている。

 

「!?!」

 

「……」

 

今度はこちらの番だというように、『天使』はプラズマブレードを再展開し、斬りかかる。

無駄のない動作で、短く切りおろし防御の構えを取った『敵』のブレードを持つ手を切り、そのまま小さく切り上げてその逆の方の腕を切り落とす。

 

「!?!?!?」

 

「……」

 

最後に胸部を深々と貫いた。その流れるような動きはフェンシングなどの西洋の県議の動きに通じるものが多くある。非常に流れるような繊細で流麗な動きであった。

 

「……」

 

『天使』はブレードを抜く。そして、その首を切り裂き、腕を突っ込んだ。何かをまさぐるように何度か腕を動かす。その度に、『敵』のボディがビクン、ビクン、とはねる。それでも

お構いなしに、何かを探すかのように腕を動かした。

 

 

ゆっくりと腕を引き抜く。その時に、ひときわ大きく『敵』の体はビクン!と跳ね上がった。引き抜いたその手には、水晶のようなパーツ。ISのコアが握られていた。

駆動中枢を担うコアが抜き去られた『敵』は力なく地に落ちる。

 

「……」

 

『天使』の羽が突然、3つに別れた。

別れた翼の付け根には、非常に小さく、細い砲口のようなものが見える。それらはオレンジ色の粒子を漏らしながら、輝きを強めていった。

 

翼は地に落ちた『敵』に向けられる。そして、その砲口から、その一撃は放たれたのだった。

 

それはまるで神の雷が如くの凄まじい6条の光の槍となって、『敵』に降り注ぐ。それは『敵』のボディを貫通し、地面に着弾する。

着弾した光は小さい爆発を起こし、地面に小さいながらも6つのクレーターを残す。

 

その威力は、破片一つ残らなかった。『敵』のいた場所を見ればわかるだろう。

そう、本当に破片の一つさえ残すことなく消え去ったのだ。

 

「……『コア』の回収を確認。帰還する」

 

『天使』がその沈黙を破り、言葉を口にする。その透き通るような女性の声は未だ若く、20歳行っていないかもしれない。

 

『天使』は最後に下を見下ろした。その目線お先には、一夏たちISの専用機持ちが集まっていた。『天使』の目に止まった1人の人物。

 

「……フッ」

 

『天使』はその人物を見て、初めて笑を漏らした。

だが、『天使』はすぐに背を向けると、その場を飛び去った。凄まじい速度を叩き出し、圧倒言う間に飛び去ったあと、その姿は光学迷彩で姿を消す。

 

だが、その姿を完全に消すまで、『天使』は空に向かって飛んでいった。本当の神話に出てくる、天上から降りてくる天使のように……。




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最近俺Tueeeeeが目立ってきたかな……(^_^;)
ちょっと自重しなければ。

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