インフィニット・ストラトス ~力穢れなく、道険し~   作:鳳慧罵亜

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今回、キャラクターの紹介を2つにわけさせていただきました。
まあ、それ以上遠くに変化りませんが。

理由については自分が編集するときに面倒だからです。
見づらくなるかもしれませんがご了承ください。

多少のネタバレが含まれている可能性もございますので、読むときにはご注意ください。


キャラクター紹介 2

イツァム・ナー

本作のオリジナルキャラクター。RAVENS ARKに所属。現在ランクはA-1。年齢は29歳。

現オーストラリア国家代表。

結構サバサバとした性格で、ノリが軽く積極的な性格。それと同時に少々ふざけたような言動が見える。Aランカーではトップの身長を誇る192cm。

その身長の高さが少々コンプレックスだったりするが、最近は「もうどうにでもなれ」なことになってきているらしい。

がISでの戦闘力は国家代表クラスでも頭一つ分抜き出ている。

彼女の戦闘能力の高さには、『基本』が誰よりもしっかりしているということにある。

動く、狙う、撃つ。こういった極々基本的な事が、誰よりも高いレベルで行なえ、だからこそ難易度の高い動きやモジュールを簡単にこなせ、高いレベルで行えるからこそミスがない。

生身での戦闘力のそれに反映されており、それこそが彼女を頂点たらしめる所以でもある。

第3回モンド・クロッソでは一番の優勝候補とされている。

 

 

プロトエグゾス

オーストラリア製第1世代

紅色に紫のサブカラーのツートンカラーのIS。非常に直線的な外見で、その機動力は第3世代に引けを取ることはない。

装備は右肩の多連装ミサイルポッドに左肩の大型チェーンガン。

左手のプラズマブレードに拡張領域の各種武器である。

オーストラリアといえば、実践的な装備が売りのクレスト社がISのシェアを占めており、武装も同社のものが多い。

イツァムは連射型の武器を好みその系統の装備が多い。

 

・CR-WH79M2

基本的に右手に展開するガトリングマシンガン。

クレストが作ったマシンガンの中で、最高の装弾数と時間帯火力がある。

が、反動が大きく重いため本来おいそれと扱える装備ではない。

特筆すべきはそれを片手で扱うイツァムの技量の高さか。

 

・CR-WR76RA

使用頻度は少ないが、クレストの作るライフルでは傑作と呼ばれるもの。

前オーストラリア代表だったジノーヴィーが愛用したライフルとしても知られている。

ライフル系統の武器の中では弾速が群を抜いて速い。

 

・CR-YWR98GP

イツァムが扱う武装の中で最も高い火力を誇る武器。グレネード弾を撃つワン部脱着式武装。

装弾数10発と非常に少ないが、腕部脱着式の中では小型で、その軽量さで有澤のキャノンに匹敵する破壊力を持つ。

 

・CR-WH01HP

イツァムが使う武装のなかでは、最も使用頻度の少ない物。

最後の奥の手であるこのハンドガンは、ハンドガンとは思えないほどの射撃反動と威力、衝撃力を持ち、段数が6発と非常に少ないが、衝撃で中量級のISですら固め倒すことができる程の代物である。イツァムは両手用に2丁装備させている。

通称リボハン(リボルバー型ハンドガンの略称)

 

・WH10M-SILKY

イツァムが扱う中で2つのみのクレストのライバル会社『ミラージュ』のレーザーマシンガン。

高い単発火力に加え、マシンガンの連射力を持つゆえの時間帯火力でマシンガンという枠組みの中では文句なしに最高火力を誇る武装。

彼女は基本的に左手に展開する。

 

・CR-WL88LB3

プロトエグゾスの左手に内蔵させているレーザーブレード。

レイレナードのブレードと同じように密度を高め、レンジを短くすることで威力の向上を図っている。攻撃力自体はレイレナードのものに及ばなかったが、代わりにブレードを光波にして撃ちだす機構があり、近距離の奇襲として役立つ。あとレイレナードのブレードより少し長い。

通称ダガブレ(ダガーブレードの略称)

 

・WB06M-SPARTOI

イツァムが使用する唯2つのミラージュ製武装。右肩に装備されているデュアルミサイルポッド。

一発に2つ同時発射され、最大3連射が可能。

同時に回り込むように襲いかかるミサイルを避けるのは高い技術を要する。

 

・CR-WB03CGH

クレストの大型チェインガン。

非常に高い火力を誇る。それはマシンガン系統の武装を大幅に上回る。

が、重量もありプロトエグゾスの重心はスタビライザーで調整してもなお左に傾いている。

が、先述のとおり重量を差し引いてなお余りある火力をもつ。

 

 

――――

 

レイ・ベルリオーズ

本作に登場するオリジナルキャラクター。亡国企業に所属。年齢は15歳。

首を覆う程度の長さの金髪で、エメラルドブルーの瞳が特徴的。基本的に柔らかい物腰で優しい印象を受ける。だが、目的のためならばある程度手段は選ばないやや非情な面も見受けられる。

その出生は旧ナチスの研究者達によって作られた「ISを動かせる男性」である。だが、本来ブラックボックスであるISを動かすためには相当の技術とISの解析が必要であったにもかかわらず「最終成功体」の1人である理由は現在不明である。

何らかの理由で施設から抜け出し、アイルランドの代表候補生であったカノン・メンフィスに拾われ、共に過ごしていくうちに人としての感情が芽生えていく。

が、何者かによってカノンを失い、彼はその復讐を誓う。そして、以前より「設定」されていた高い頭脳によって亡国企業に接触、当時試作段階だったアイルランドの第3世代機を強奪し亡国に入る。

レイとカノンは当時強い信頼関係と友情により結ばれていたが彼自身はカノンに対して恋愛感情を抱いたことはなかった。

そして、当時同じ「最終成功体」であったマドカと再開。共に戦っていき、ある作戦で互いの感覚や思考が統合(クロッシング現象)を発現させ、後に恋仲となる。

イギリスの国家代表ロスヴァイセとは面識がある。

 

 

ランブリング・メガセリオン

アイルランド製第3世代

細身で流線的な外見をしており、アンバランスなまでに巨大な右腕と、背部の刺々しい多数の大型ブースタ、小型のポッド状の物体が特徴。

第3世代でも、かなりの高性能を持ち機動力とパワーアシストの能力は互いにハイレベルなスペックを持つ。

元は試験段階だった機体を強奪し調整したので装備のほとんどはその当時の改良型に過ぎない。

だが、それでも現在稼働しているISの中でも最高のの火力を誇り、高い安定性を持つ。

 

・リアルタイムアビリティチェンジ・レーザーキャノン『シヴァ』

メガセリオンの代名詞とも言える右腕のキャノン砲。第3世代特殊武装。

このレーザーキャノンは内部に専用ジェネレータが存在し期待のエネルギーを損なうことなく、

単純計算でIS2機を落とせる出力のキャノンを短いサイクルで連射が可能。

さらにイメージ・インターフェースの機能でリアルタイムでの出力、射程、収束率の変更が可能という、ややチートじみた武装である。

 

・高周波クロー

大型右腕の指に相当する部分で大型の高周波クローが5本存在する。格闘戦では主にこの武装を扱う。

 

・ブレードアンカー

試験武装の一つで、肘部に装備されている。格闘部外しても扱え、アンカーとして射出することもできるのだが、如何せん場所が場所なだけに使用頻度は低い。

 

・大型プラズマライフル『KARASAWA』

オーストラリアのクレストに次ぐ企業である『ミラージュ』から、「拝借」したライフル。

かなりの重量があるが、その威力、弾速、連射能力、どれをとってもレーザーライフル系の武装では

傑作と評される逸品だが、重すぎるのが欠点。

メガセリオンでは、左手に装備させることで重量バランスが上手く取れるようになっている。

 

 




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