アイドルマスターシンデレラガールズ 〜自称天使の存在証明〜   作:ドラソードP

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色々あってエピローグ遅れましたサーセン。
仕事が忙しかったんです許して


エピローグ  カワイイボクといつもの日々

エピローグ 

カワイイボクといつもの日々

 

 

 あの後幸子達の出番が終わると、まず最初に乃々が生気を失った顔をしながら早歩きで戻ってきて、それに続く様にその他のアイドルや飛鳥、そして満面のドヤ顔をした幸子が帰ってきた。

 その舞台裏に戻ってきた彼女達の心底喜び、そして安堵している姿を見た限りは、今回のデビューライブは彼女達にとって良い経験になったと言い切れるだろう。

 

 こうして演目は全て終わり、流石に満員で大盛況とまでは行かなかったが、それでも多くの人々に暖かい目で見守られながら無事、ライブは閉幕した。

 因みに今回のライブが成功か否かは、あえて語るまでもないだろう。

 アンケートは軒並み高評価、お偉いさんからもかなり好評、世間の反響も上々、そして何よりもその会場を後にするお客さんの表情が全てを物語っていた。

 文字通り笑顔の魔法、それは確かに存在した。

 

 

 

 

 

 さて、それからというものの特に変わった動きや出来事は無く、俺たちはまたいつもの日常に戻っていた。

 いくらデビューライブを終えたとは言え、別に何かがいきなり目に見えて変わるようなことはなく、結局あれからはまた暇を持て余している状態だ。

 そんな状態でも日付は放っておけばあれよあれよで変わっていき、気が付けば八月ももう終わりが近い。あれだけ鳴いていたアブラゼミの声も前より少なくなり、時たま聞こえてくるツクツクボウシの声が長かった夏の終わりを感じさせてくる。

 

 そして、そんなライブから数日後のとある日。

 

「おはようございま〜す、プロデューサーさん!」

 

「よっ、おはよう幸子」

 

 いつも通り他愛のない挨拶から始まる朝。別にデビューしたからといって何も変わることがない、一日の始まりだ。

 

「フフーン! 今日はなんだか、気持ちが良い朝ですねえ!」

 

「そうか? 俺はいつもと変わらないと思うけど」

 

 別に、幸子が言うほど清々しい様な朝では無かった。というかむしろ、そのじめじめといつまでも鬱陶しい残暑の暑さと、夏の終わりを前にいつも以上に必死に鳴いているセミのせいで、体調に異常をきたしてもおかしくない様な状態だ。

 

「それはプロデューサーさんの感性が鈍ってきているからですよ。フフーン! ほら見てください、このボクの溢れるカワイさを! こんなにもボクがカワイイなんて、こんなにもカワイイボクを朝から見れるなんて、それこそ絶好調以外の何物でもないじゃないですか、プロデューサーさん!!」

 

 そう言うと幸子は、その場で楽しそうにくるりと回った。スカートが揺らめき、いつもは隠れたそのしなやかで綺麗な脚が露になる。

 

「……俺にとって、お前がそうやって元気で楽しそうにいてくれるなら、いつでも絶好調だよ」

 

「その言葉、素直に受け取っておきますね、プロデューサーさん!」

 

 幸子は満足気に微笑んでくる。そうだ、俺はお前のその顔が見たかくて毎日働いているんだ。これで、今日もまた一日頑張れるな。

 

「まあとりあえず、そんな朝からテンションの高い幸子にこの話を言ったら、果たしてどういう反応をしてくれるのかな……」

 

「この話……? 何かあったんですか?」

 

 幸子は俺の言葉に興味を示す。俺はその幸子の反応に、待ってましたと言わんばかりのオーバーリアクションで答えた。

 

「あー……ゴホン、そのー……実はだな、色々突然の話になるんだが……」

 

「はい」

 

「いよいよ……」

 

「いよいよ……?」

 

「お前に……!」

 

「カワイイボクに……!」

 

「仕事が来たぞ、幸子。日付は来週の月曜日、バラエティ番組への出演だ」

 

「仕事……? バラエティ番組……?」

 

 幸子は一瞬言葉の意味を理解できなかったのか、キョトンとした表情で聞き返してきた。

 

「ま、まさかプロデューサーさん、どうせ今回もまたその番組のお手伝いとかそういうオチなんじゃ……」

 

「いや、断じて違う。今回のオファーはお前を名指しで、しかもその番組への出演だ!!」

 

 状況を理解できないのか、幸子は独り言をブツブツと言いながら固まってしまう。だがそれから寸分の間を置くと途端に幸子の目は輝き、その顔は満面の笑みとなった。

 

「出演……テレビの番組に? 本当になんですか?」

 

「ああ。一語一句言葉の通り、全て本当のことだ」

 

「ついに……ですか。そうですか。仕事……ボクを名指しで……やった……やりました、やりましたよ! やったんですね!! プロデューサーさんっ!!」

 

 幸子はまるで今まで見せたことがないくらい、とびきりの笑顔をして喜んでいた。そのあまりにも喜ぶ幸子の様子に、反応を見ていた俺も思わず口角が緩む。

 

「ついに、ついになんですね!!」

 

「おめでとう幸子。遂に念願の初、アイドル活動だ。これで今日からお前も、晴れて見習いアイドル卒業だな!」

 

 部屋には俺と幸子の歓喜の声が響き渡る。俺は朝この話を聞かされた時から、幸子の反応がどうなるのか本当に待ちくたびれていた。それ故に、彼女のこの反応を見ていると、俺の方まで彼女と同じくらい嬉しくなってくる。

 

「これは夢じゃないんですよね!? 本当の本当に現実なんですよね!?」

 

「勿論だ。今朝上司から呼び出されて、直々に言われたからな。これは夢じゃない、紛れもない現実だ。なんなら、頬をつねってみれば良いさ」

 

「それじゃ遠慮なく……」

 

 すると幸子は俺の方に来ると顔に手を伸ばし、頬を掴むと遠慮なく思いっきりつねってきた。その予想外の幸子の動きと力に、俺は情けない声を上げる。

 

「いでッ!? いででッ!! いでえよいきなり何すんだ幸子ッ!?」

 

「このプロデューサーさんの感触……確かに、これは紛れもなく現実ですねぇ……」

 

「いででででッ!! 離せ幸子!? つねれってのは自分自身の頬のことで俺の事じゃって、いでででででッ!!」

 

 どうやら言葉の意味を勘違いしたのか、幸子は俺の頬をつねってきた。俺は痛みに声を上げるが、幸子は完全に自分の世界に入ってしまっており、その苦痛の声は彼女の耳には届いていない。

 

「カワイイボクの初仕事……カワイイボクのテレビ出演……カワイイボクの……フフッ……フフフッ……フフーン……!!」

 

「戻って来い幸子!! 話はそれだけじゃねぇんだ!!」

 

 俺は幸子の肩を軽く揺する。すると幸子はようやく我に返り、返事をする。

 

「はい?」

 

「ああ幸子。喜んでいる所に悪いが、実を言うと話はもう一つある」

 

「へ……? これだけじゃ……ない?」

 

「ああ、驚くなよ?」

 

 俺は幸子並のドヤ顔をすると、一瞬の溜めを作りそれを言う。

 

「なんとな……」

 

「なんと……?」

 

「他の346プロのアイドル達と一緒にCDデビュー、そしてPVの作成をすることが決まったぞ!!」

 

「……へ?」

 

 幸子は腑抜けた様な声を上げ、再び固まってしまう。

 そしてそれから数秒の間を空けた後、幸子は先程以上の勢いで驚きの声をあげる。

 

「えっ……えええええ!? ちょっとプロデューサーさん、なんだか話がとんとん拍子で進み過ぎじゃないですか!?」

 

「……俺が一番驚いてんだよちきしょう!! あーもうカワイすぎかお前!!」

 

「カワイイのは元からですよ!!」

 

「ああそうだったな!! ありがとう!!」

 

「どういたしまして!!」

 

 こうしてその朗報に喜び、叫び、舞い踊る俺たちだったが、ふと我に返った所で幸子は不思議そうな顔をする。

 

「しかし、なんで急にデビューしたてのボクがいきなりCDデビューやPVに出演させて貰えるんですかね? 仕事が貰えたのについてはまあまだ分からなくもないですか、少し気になります」

 

「いやさ、それがなんでもあのデビューライブの時に、346プロのアイドル部門のお偉いさんが見に来ていたんだとよ。で、幸子達のカワイさに惹かれたとか、未来に可能性を感じたとかなんとかで、色々段階をすっ飛ばしてあの場で決めてしまったんだとか。俺も今日の朝、いきなり説明されたから本当にびっくりだよ」

 

「流石カワイイボク! カワイさでお偉いさんを一目惚れさせてしまうとは、色々罪ですねぇ……」

 

「まったく、今回ばかりは本当にお前の可愛さのお陰なのかもな」

 

「フフーン! もっと褒めてください……」

 

「あー、よーしよしよしよし……」

 

「ちょっ……プロデューサーさん! 褒めてとは言いましたが、そんな動物と触れ合う時みたいに撫でてと……は……あっ……でもやっぱりこれ……心地よくなってく……」

 

 幸子は頭を撫でられると目をつぶり、一切の抵抗なくその可愛らしい頭を差し出してきた。まるで撫でられている時のその表情は、気持ち良くて喉を鳴らしている飼い猫の表情そのものだ。

 オマケに彼女のその特徴的な跳ねっ毛のせいで、余計にシルエットまで猫や小動物みたいに見えて仕方がない。

 やっぱりお前、猫だろ。

 

「ニャ、ニャフーン……」

 

「あ、お前今一瞬ニャって言っただろ」

 

「……ハッ!? なっ、ななな何を言ってんですか!?」

 

 幸子はそう言い我に帰ると、今度は警戒状態の猫よろしく跳ねるように後ろに下がる。

 もはや幸子のその反応を見ている限り、本当に猫そのものだ。

 

「お前もしかして、本当は化け猫か何かが美少女に化けているんじゃないのか……?」

 

「そ、そんなわけ!! ボクはれっきとした人間です!!」

 

「……まあそうだな。こんなにカワイイ猫なんかが居たら、アイドルになる以前に全国の猫愛好家がたまったもんじゃない」

 

「分かってるじゃないですか、その通りです!」

 

 幸子は満足気なドヤ顔をする。しかし、とは言ったが彼女の気分屋な辺りとかも猫っぽいんだけどな。可愛いことに変わりはないが。

 

「……しかし、バラエティ番組の出演にCDデビュー、挙句にPVの撮影ですか」

 

「ああ。まあ俺も突然のこと過ぎて、実際は何が何だかな……」

 

「……正直話の現実味が無さすぎて、なんだかあのライブの時からずっと夢でも見ているような気分です」

 

「夢でも見ている、か」

 

 そう言って俺達は窓の外を見る。

 雲一つ無い快晴、こうして涼しい室内から外を見てみると、確かに幸子が気分の良い朝と言ったのも分からなくない。

 

「……あの日、あのステージで見た景色、本当に忘れられません。実はまだ、一週間近く経った今でもあの光景が頭から離れないんですよね」

 

 そう言うと幸子は話を続けて行く。

 

「またあのステージに立ちたい、またお客さんの前でパフォーマンスをしたい、なぜだか知らないんですが頭がそう勝手に思うんです。そして何より、これからもプロデューサーさんと一緒に、もっと色々な場所の景色を見てみたいって……」

 

 その瞳が見るはあの日の景色か、それとも未来の自分自身か。幸子はどこか楽しそうな表情で空を眺める。

 ただどちらにしろ、そんな空を眺める彼女の瞳はまるで煌びやかな宝石の様に、未来(あす)への希望に輝いていた。

 

「……プロデューサーさん」

 

 と、幸子は視線を空から外すと、突然俺の方を向き、呼ぶ。

 

「ん? なんだ?」

 

「……ありがとうございました! カワイイボクに、更にカワイくなれる最高の魔法をかけてくれて!」

 

 最近たまに見せるようになったその笑顔。別になんてことのない普通の笑顔なのだろうが、俺から見るとそんな幸子の笑顔は人一倍に可愛い。

 

「……フッ、なに言ってんだ幸子。そんなの当たり前だろ?」

 

 だから、そんな世界一『カワイイ』彼女の為に俺は今日も頑張れる。

 

 

 

 

 

 

 

『なんたって、俺はお前の魔法使い(プロデューサー)なんだからさ』

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあプロデューサーさん、気を取り直してそろそろ今日の予定を教えてください!」

 

「ああ、そうだな幸子。今日はまず十時から……」

 

 城の階段は険しく、終わりが見えない程果てしなく長い。俺達は言わば、まだ城の門をくぐり抜けただけだ。マラソンで例えれば、ようやくスタート地点に立てただけに過ぎない。

 少なくともこれから先、俺たちには様々な苦難がのしかかるだろう。それこそ今まで以上に大変な思いをするのは恐らく確実だ。

 挫折するかもしれない。悔し涙を流すかもしれない。時には対立や、決別もあるかもしれない。もしかしたらアイドルの華やかな日常なんてそこには無くて、泥で泥を塗る様なアイドル同士の激しい戦いの日々なのかもしれない。

 全てが未知数の世界、そんな広大で、先の見えぬ場所に俺たちはもう飛び出した。

 

 

 

 

 

 

 

 つまり、ここからが本当の『アイドルマスター』への長き道だ。

 

 

 

 

 

 

 

 だが俺達は決して歩みを止めない。そして止まらない。日本が、世界が、例え一人でもアイドルに笑顔を求め続ける限りは。

 俺達は今日もこの346プロの、このちょっとだけ狭い部屋から一日が始まる。別になんてことの無い日々。どこにでも居るアイドルとプロデューサーの恐らく普通の日常。

 でも、俺はそんな幸子との毎日が大好きだ。そして、そんな世界にたった一人のカワイイ担当や、みんなが大好きだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「さて、いよいよシンデレラ達とそのシンデレラを導く魔法使いの物語は動き始めました」

 

 誰も居ない噴水広場、その噴水にはドレスを着た一人の女性が腰掛けていた。

 

「美しき城への門は開かれ、いずれ来る時へと時計の秒針はまた一つ、二つと歩みを進めていく行く」

 

 女性は手に持った絵本のページをめくっていく。

 

「動き出した時はもう止まりません。運命の針が再び十二時を指した時、果たして少女達にかかった魔法は解けてしまうのでしょうか。それとも、魔法は解けずに少女達は本物のシンデレラになれるのでしょうか」

 

 彼女、その高垣楓の姿をした誰かは絵本を閉じると笑みを浮かべ、立ち上がる。

 

「城を目指す彼女達と、そのプロデューサーの明日に祝福を。そして、これからまた門を開ける14人の少女達に……ちょっとした勇気を……ふふっ」

 

 346プロの屋上、そのオッドアイの自称女神は微笑みを浮かべた。

 

 

 

 

 

 

 

   〜エピソード2、カワイイボクと14人のシンデレラへ続く〜




これにてこのお話は『プロローグ』終了となります。本当に、本当にありがとうございました。
何を言ってんだお前? という方。



まあ一旦座り給え。スタドリでも飲みながら落ち着いて話そうじゃないか。



まず第一に楓さん? の伏線です。あんな登場してなんの説明もしないで終わったら、まるで自分のことを高垣楓だと思っている精神異常者じゃないですか。
エピローグにも出てきた通り、これからの展開に大きく関わってきます。

次に作中の時間はまだ二週間しか経ってないです。二週間なんて本家アイマスなら、早ければ五分で終わる程度の話ですからね?

そして最後に誕生日特別編や一向に更新される気配の無い

『お 気 に 入 り 1 0 0 記 念 話』

はい、今後の展開を作者はバカなので何故か既に今後の展開をある程度公開してしまっています。シンデレラプロジェクトのメンツや志希達の存在、そして幸子達がユニットを組むこと、何を思ったか作者は今後の展開を公開してしまっていたのです!(うーん、まさにアホソード)

まあつまりどういうことかというと、なんとこのお話は『ここからが本番』です。
幸子をやたら可愛がる拓海や乃々といちゃこらする雪美。新たに結成されるシンデレラプロジェクトと幸子達の絡みや、それに伴う武内Pの登場。スカイダイビング回に、サバゲー回に、遊園地デート、挙句は再来のお泊まり会!?

そして幸子達三人に待ち受ける新たなる試練とは……?




こんな感じで現在作者の脳内はネタで飽和状態なので、多分話の完結まで、ざっと150話はかかる予定です(長過ぎィ!)
というか多分モチベがある限りこの話は多分延々と書き続けます。みんなが可愛すぎるのが悪い。執筆で指を過労死させる気か。



さて、本編の話に戻りますがついに幸子や飛鳥達は無事、初ライブを経験しました。
今までは無名の新人アイドルとして活動してきた彼女達もようやくこれで、世間一般的に知られる『普通レベルのアイドル』へと成長していきます。
そこには有名になっていき仕事が増えていくという嬉しさと共に、様々な問題や課題が。そして勿論新たなシンデレラ達との出会いも。

実を言うと当初の計画ではメインキャラは幸子達三人しか出さない予定だったのですが、話を書いているうちに色々他のアイドル達も好きになってきてしまい、結局あれよあれよで主要キャラが増えていきました。
また、それだけでなく、ストーリー自体の方も数十話で終わらせるつもりがアイドル数に比例して収集がつかないことに。
SSを書くと担当が増える、はっきりわかんだね。さあ画面の向こう側のあなたも書きなさい、アイマス小説。人生楽しくなるから。



ということですぐさまエピソード2開始、と行きたい所ですが、作者は暫くオリジナル小説の作成に専念します。
そのためこのお話の投稿は暫く無いかもしれませぬ(とか言ってまたどうせすぐに書く)

さあ、そんな時こそ皆さん、デレマスですよ! デレマス! 課金して、幸子の、いや皆さんが気に入った娘のSRやSSRを引き当てるのです! こんな辺境のクソ小説を読んでるより、よっぽど動いてる最高に可愛いアイドル達を拝んでいた方が癒されるはずですから……

という訳で皆さん、ここまで丁度一年間(最終回投稿時点)幸子達のお話を読んでくれて本当にありがとうございました。
これからも体力が続く限りまだまだお話の方はじゃんじゃん考えていくのでどうぞ、幸子共々よろしくお願いします。



彼女達とプロデューサーの軌跡は、まだまだ終わらない……!!

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